お知らせ

中央小学校からのお知らせ

9月26日

野田市役所市民生活課より先生をお招きして、4年生で消費者教育特別授業を開催しました。
今日のテーマは「限りあるお金を大事に使おう」でした。

まず、お金はどこから来るのか考えました。
お小遣いやお年玉としてもらったお金も、それは大人が働いて得たものと確認しました。

そして、お金を大事に使う方法を考えました。
サービスの受ける人は「消費者」で、小学生であっても「消費者」であると説明がありました。
さらに、クイズをとおして「契約」についても話し合いました。
お金を払うものや物を買ったりサービスを受けたりするものは契約で、簡単にはやめられないとのことでした。

お金を使うときのコツを4つ教えていただきました。①今、必要なものか ②今、ほしいものか ③将来のために貯金 ④誰のために使うか という視点です。
特に、自分のためだけではなく、他の人のために使う(募金・プレゼント)という④の視点は、子どもたちにとって新たな気づきとなったようです。

4年生全員に、お小遣い帳のプレゼントもありました。
お小遣い帳を活用することで、お金の使い方を見直すことができ、自分のお金の管理ができるようになってくるそうです。

今回子どもたちの指導に当たってくださった先生方は、消費生活相談員として、各地区の消費生活センターで相談業務をされているとのことです。
大人になって、無理にお金を借りてまで次々とほしいものを買ってしまう人、お金を返せなくなってしまう人がいるというお話もありました。
また、最近普及しているカードや電子マネーは、お金を使った実感を得られにくく、使いすぎてしまう人もいるとのことでした。


実社会を生きていく上で大切なことを学ぶことができました。
今週の4年生は、さまざまな分野について、専門家と学習を進めることができました。
市民生活課の皆様、ありがとうございました。

9月25日

4年生が社会科の学習をより深めるため、リサイクルセンター見学に行きました。
はじめに、職員の方から施設について説明を聞きました。
映像を観て、ごみがリサイクルされる過程についても具体的に学ぶことができました。

続いて、施設内を見学しました。
ごみが搬入される様子やごみを分別する様子など、集められたごみがどのように処理されているのか知ることができました。
子どもたちは、1つ1つの作業を目にする度にとても驚いていました。
離れたところからでも、職員の皆さんが私たちの生活を支えるために、日々努力されていることを実感することができました。

職員の方は、「汚れているとリサイクルができないので、洗ってごみを出してほしいです。」と繰り返しお話しされていました。
リサイクルをさらに進めるためにも、職員の皆さんが作業しやすくするためにも、とても大切なことだと思います。

今日は、これからの学習はもちろんのこと、日常生活にも大いに役立つ機会となりました。
リサイクルセンターの皆様、ありがとうございました。

9月24日

4年生では、総合的な学習の時間の一環として「リサイクル」をテーマに学習を進めています。
活動の中で、衣服のリサイクルが進んでいないことに気づき、染め物をすることでリユースができないか考えています。
今日は、草木染のクリエーターとして活躍する関さんご夫妻をお招きして特別授業を行っていただきました。

前半は、関さんが製作する様子を映像で説明していただきました。
農家さんから出る廃材を活用して、衣服を染色していました。
タマネギ、クリ、ブルーベリー、ピーマン、トマト、キクなど、さまざまな地元の農産物を素材にしているそうです。
それぞれ異なった風合いの色に仕上がっていました。

後半は、タマネギから抽出した染料を使って実演していただきました。
染料の作り方から、下準備、模様づけ、仕上げ、取扱いまで、具体的な方法はもちろんのこと、より美しく仕上げるための工夫も教えていただきました。
児童は、聞き逃さないよう懸命にノートに記録していました。
鮮やかな色合いには、「わあ!」「きれい!」「すごい!」など大きな歓声があがっていました。

関さんは、元々洋服を作る仕事に携わっていたそうですが、「オリジナルの色で衣服を作りたい」という思いから、
現在は茨城県の豊かな農作物(の廃材)を活用した草木染に取り組んでいるそうです。
また、染料を抽出した後の廃材のさらなる活用にも取り組んでいるとのことです。
今日は、染色の技術だけではなく、仕事に対する夢や希望なども学ぶことができました。

4年生校外学習⑧

無事に学校へ到着しました。

 今日一日で、たくさんのことを学びましたね。これからの学習に活かしてほしいと思います。お疲れ様でした。

保護者の皆様のご協力にも感謝いたします。ありがとうございました。