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2025年11月の記事一覧

11月28日(金)

「豚肉とじゃこの塩焼きそば、鶏団子の中華スープ、さつま芋スティック、牛乳」

 

 今日は「カミカミメニュー」です。ちりめんじゃこやにら、えのき茸、カリッと揚げたさつま芋など、かみごたえのある食材を使用しました。

「豚肉とじゃこの塩焼きそば」の麺は120㎏使用しました。量が多く、炒めただけでは中心まで温度が上がらないので、麺はオーブンで中心温度が85℃以上になるまで焼いてから、炒めて味付けした具材に混ぜ合わせました。キャベツなどの野菜もたくさん使用しているので、釜で混ぜ合わせるのもとても力がいります。

「鶏団子の中華スープ」は、鶏肉団子や白菜、にんじん、えのき茸など、具だくさんのスープです。最後に流山産の小松菜としょうがのすりおろしを入れて、香りよく仕上げました。

「さつま芋スティック」は、千葉県産のさつま芋を70㎏使用しました。皮ごとスライサーで千切りにして水にさらしてから、油でカリッと揚げました。砂糖、水、はちみつを煮立てて作ったみつと黒ごまをからめました。子どもたちには好評で、おかわりの行列ができていました。

11月27日(木)

「ごはん、イカフライのレモン煮、りっちゃんのサラダ、赤だしみそ汁、牛乳」

 今日は「愛知県民の日」ということで、愛知県の給食によく出る料理を取り入れました。愛知県出身の先生に、子どもの頃よく出ていた給食を教えていただきました。

「イカフライのレモン煮」は、うすくちしょう油、三温糖、みりん、レモン汁を加熱したものを、油で揚げたイカフライにからめました。フライに液体をからめるのは初めてでしたが、酸味のあるさわやかな味がイカによく合い、子どもたちにも好評でした。

「りっちゃんのサラダ」は、八木北小でも昨年の「おはなし給食」で出ましたが、絵本に出てくる料理です。ハムや細切り昆布、かつお節のうま味が野菜によく合い、子どもたちもよく食べていました。

「赤だしみそ汁」は、愛知県でよく使われる「八丁みそ」を使用しました。色の濃い豆みそです。子どもたちも食べやすいように、豆みそと赤みそを合わせて使用しました。「なすのみそ汁がよく出ました」と聞いたので、なすも入れました。だしで溶いたみそを釜に入れると、八丁みその香りが広がりました。

給食時間の放送では、愛知県出身の先生に、愛知県の料理や方言についてお話しいただきました。方言で「体がえらい」とは、どんな意味でしょうか?というクイズに、子どもたちも一生懸命考えていました。(答えは、体が疲れたという意味です)

11月26日(水)

「キムタクごはん、野菜たっぷり卵スープ、杏仁豆腐、牛乳」

今日は「キムタクごはん」です。豚肉、にんじん、たくあん、キムチを炒めて味付けし、炊いたごはんに混ぜ合わせました。一度に約50㎏のごはんと具材を混ぜるので、2人で息を合わせ、丁寧に混ぜ合わせました。子どもたちには好評で、よく食べていました。

「野菜たっぷり卵スープ」には、30㎏(450コ)の卵を使用しました。1コずつお椀に割り、殻や血液が混ざっていないか確認しました。野菜が煮えたところで、溶いた卵を少しずつ流し入れました。野菜の甘味と、卵がフワッとしたやさしい味のスープに仕上がりました。

「杏仁豆腐」は、人気のデザートです。みかん、パイン、黄桃の缶詰は、1缶ずつバットに開けて、種や異物がないか確認してから、全体を混ぜ合わせました。ある3年生は「毎日出して~」と声をかけてくれました。食べ残しは、ほとんどありませんでした。

11月25日(火)

「わかめごはん、カレー肉じゃが、ちゃんぽんみそ汁、みかん、牛乳」

 今日は「わかめごはん」です。炊いたごはんに、わかめごはんの素、煎ったごまを、塊がないよう丁寧に混ぜ合わせました。子どもたちには大好評で、よく食べていました。

「カレー肉じゃが」には、80㎏のじゃが芋を使用しました。豚肉、玉ねぎ、にんじん、しらたきを炒め、だし汁、調味料を入れてから、じゃが芋を入れて煮ました。じゃが芋は、煮崩れしないように、少し固めのタイミングで一度火を止めて約10分置いて味を染み込ませ、再度火を付けて、青みのいんげんを入れて仕上げました。いつもと違うカレー風味の肉じゃがは、子どもたちにも好評でした。

「ちゃんぽんみそ汁」は、鶏肉、いか、かまぼこ、野菜が入ったみそ汁です。いかは硬くならないように、酒をふって軽く蒸してから入れました。最後に、流山産の小松菜を入れて仕上げました。

11月21日(金)

「ごはん、鮭の南部焼き、磯香あえ、具だくさんみそ汁、牛乳」

 11月24日は「和食の日」です。24日は振替休日なので、今日は和食の献立にしました。和食は、多様で新鮮な食材を使用し、栄養バランスのとれた食事として「ユネスコ無形文化遺産」に登録され、世界にも認められました。

「鮭の南部焼き」は、鮭にしょう油、酒、みりんで下味を付け、白ごまをふりかけてオーブンで焼きました。鮭の切身は冷凍の状態で納品されて下味がつきにくいので、鮭を鉄板に並べる時にバットに残った調味料もふりかけて焼きました。白ごはんによく合い、子どもたちも食べやすかったようです。

「磯香あえ」は、にんじん、もやし、流山産の小松菜をゆでて冷却し、調味料の一部をかけて、野菜から出てくる水分をよく切ってから、蒸して冷却した糸かまぼこ、オーブンで焼いたきざみのり、残りの調味料を混ぜ合わせました。のりの香りが良く、子どもたちにも好評でした。

「具だくさんみそ汁」は、豚肉、じゃが芋、野菜、干ししいたけなどが入った具だくさんのみそ汁です。干ししいたけの戻し汁も使用し、いろいろな具材からうま味が出ていました。

 

11月20日(木)

「ほうとう、じゃが芋とひじきの煮物、安倍川もち、牛乳」

 

 今日は、「山梨県民の日」ということで、山梨県の郷土料理を取り入れました。山梨県出身の先生から教えていただきました。

「ほうとう」は、山梨県を代表する郷土料理で、かぼちゃや里芋などが入ったみそ味の煮込みうどんです。かぼちゃは煮崩れないように、他の具材が煮えてから最後の方で入れました。幅広で太めのうどんは、おいしい汁を吸って食べごたえがありました。ある教室では、「体が温まるね~」と言いながら、うれしそうに食べていました。

「じゃが芋とひじきの煮物」は、富士山の山開きの時に食べるそうです。じゃが芋やひじき、油揚げに味がよく染みていました。ひじきは、食べ慣れていない子も多いですが、山盛りのおかわりをしている1年生もいました。

「安倍川もち」は、きな粉がかかったおもちです。きな粉と砂糖をザルでこして、塊がないように混ぜ合わせ、白玉もちにかけました。子どもたちには大人気で、おかわりの行列ができていました。

 

 

11月19日(水)

「チキンカレーライス、ツナとわかめのサラダ、牛乳」

 今日は「チキンカレーライス」です。米は、6㎏ずつ14釜炊きます。米と水に加え釜の重さもあるので、炊飯器の一番上の段に入れるのも2人掛かりです。カレールウは、バターと小麦粉各8㎏を色づくまで炒め、カレー粉を入れて更に炒めました。玉ねぎの半量は、茶色くなるまで30分以上炒め、甘味とうま味を引き出しました。釜いっぱいにあった玉ねぎの嵩は、1/4位に減ります。また、カレールウとは別に、ガラムマサラとカレー粉を油で軽く炒めたものを最後に入れ、香りを引き立たせました。いつも通り子どもたちにも大好評で、よく食べていました。

「ツナとわかめのサラダ」は、野菜と茎わかめはゆでて冷却し、蒸して冷却したツナ、ごま、調味料と混ぜ合わせました。野菜や茎わかめのシャキシャキとした歯ごたえとツナのうま味で、子どもたちも食べやすく、食べ残しの少ないサラダです。

11月18日(火)

「カミカミ丼、大根サラダ、厚揚げのみそ汁、りんご、牛乳」

 今日は「カミカミメニュー」です。茎わかめ、ごぼう、こんにゃく、えのき茸、りんごなど、かみごたえのある食材を使用しました。

「カミカミ丼」は、豚肉、玉ねぎ、にんじん、ごぼう、糸こんにゃく、茎わかめを炒めて味付けし、サッと下ゆでしたピーマン、ごま油を入れて仕上げました。味付けには、トウバンジャンやみそ、砂糖、しょうゆなどを使用しました。

「大根サラダ」は、大根、きゅうり、キャベツ、にんじん、糸かまぼこをゆでて冷却し、調味料、ごまと和えました。糸かまぼこは、丁寧にほぐしました。野菜は、ゆでてから手早く冷却し、歯ごたえを残しました。

「厚揚げのみそ汁」は、切った厚揚げを湯通しして、油抜きをしてから入れました。最後に、流山産の小松菜を入れて仕上げました。みそは、赤みそと白みそを合わせて使用したので、味に深みが出ました。

1年生の教室で、「よくかんで食べましょう」と声をかけると、「歯がグラグラしてるから、うまくかめないんだぁ」と歯をよく見せてくれました。

11月17日(月)

「ココア揚げパン、炒り卵と野菜のソテー、レンズ豆とトマトのスープ、牛乳」

 今日は「ココア揚げパン」です。1年1組、1年6組のリクエスト給食です。9月に給食委員会が実施した「はし忘れゼロキャンペーン」で、はしを忘れた人がいなかったクラスのリクエストです。ココア、スキムミルク、砂糖をよく混ぜ、高温の油でカリッと揚げたコッペパンに丁寧にまぶしました。コッペパンは、揚げ時間が長くなると油っぽくなってしまうので、両手にすくい網を持って、短時間で揚げてくださいました。子どもたちには大好評で、パン箱に落ちたココアの粉もきれいに食べているクラスもありました。

「炒り卵と野菜のソテー」は、ウインナー、にんじん、もやし、キャベツを炒めて味付けし、下ゆでしたピーマン、炒り卵を入れて仕上げました。もやしやキャベツからは水分がどんどん出てくるので、強火で手早く炒めました。

「レンズ豆とトマトのスープ」は、トマトの酸味があるので、玉ねぎなどの野菜をよく炒め、野菜の甘味を引き出しました。レンズ豆は、崩れやすいので、野菜が煮えて味付けしたところに入れ、最後に流山産の小松菜を入れて仕上げました。

11月14日(金)

「いわしのかば焼き丼、梅おかかあえ、チーバくん豚汁、牛乳」

 今月11月は「千産千消月間」です。今日は、千葉県や流山市でとれた食材を使用した「千産千消献立」です。

「いわしのかば焼き丼」は、澱粉を付けたいわしを油で揚げて、しょう油、砂糖、酒、みりん、しょうがで作ったたれをからめ、ごまをかけました。「いわし」は、千葉県銚子港にたくさん水揚げされる魚です。カリッと揚がったいわしに、甘辛いたれがよくからみ、白ごはんによく合いました。

「梅おかかあえ」は、ゆでて冷却した野菜と、梅肉、調味料、低温のオーブンで焼いたかつお節、ごまを混ぜ合わせました。かぶは柏市産で、葉の部分も使用しました。梅の酸味とかつお節のうま味で子どもたちもよく食べていました。

「チーバくん豚汁」は、チーバくんの型抜きで抜いたチーバくんにんじんを蒸して、各クラス3コずつ豚汁に入れて配缶しました。全部で120枚型抜きしました。にんじん、さつま芋、大根は千葉県産、わけねぎ、小松菜は流山産です。チーバくんにんじんが入っていた子は「チーバくん入ってたよ!」と見せてくれました。

給食時間には、給食委員会の食育TVを放送しました。千産千消月間ということで、いつも給食に野菜を納品してくださる流山市内の農家の大作さんにインタビューした様子を流しました。畑で作っている野菜や苗、カラスよけについてのクイズも出題してくださいました。今年の夏はとても暑かったので、野菜の苗を育てるのが難しかったことや、おいしい野菜を育てるための土作りについてもお話ししてくださいました。「野菜を育てることは、子どもを育てるのと同じ」というお話しが、とても印象的でした。子どもたちが農家の方々への感謝の気持ちを持ち、野菜が苦手な子も少しずつ食べられるようになるきっかけとなればと思いました。