2025年6月の記事一覧
6月27日(金)
「マーボーなす丼、トマトと卵のワンタンスープ、フルーツあえ、牛乳」
今日は「マーボーなす丼」です。半月切りにしたなすは、油で揚げる代わりに、サラダ油をまぶして高温のオーブンで焼きました。豚挽肉やみじん切りにした野菜、大豆はよく炒めて味付けし、とろみをつけたところに焼いたなすを混ぜ合わせました。なすはオーブンで焼いたことで水分が飛び、崩れずにきれいに仕上がりましたが、なすは苦手という子が多かったようです。
「トマトと卵のワンタンスープ」に使用したトマトは、今が旬です。湯むきをしてから角切りにしました。卵は、1個ずつお椀に割り、血や殻が入っていないか確認します。8等分に切ったワンタンの皮をよくほぐしながら入れ、溶きほぐした卵を流し入れました。ワンタンと卵でトロッとしたスープは、子どもたちにも好評でした。
給食時間には、給食委員会の食育TVを放送しました。今回は、「カレーライス」と「ししゃも春巻き」が出来る様子を動画で放送しました。「何を作っているのでしょうか?」とクイズ形式にしました。じゃが芋をぐるぐる回る機械に入れて皮をむき、ひとつずつ芽を取るところでは、ビックリしている子もいました。また、じゃが芋が映ったところで「カレーでしょ?」という声も聞かれました。バターと小麦粉を炒めるところから作るカレールウや、玉ねぎも時間をかけて茶色くなるまで炒めるところを見て、時間と手間をかけておいしい給食を作ってくれる調理員さんへの感謝の気持ちが持てればと思います。また、最後に給食委員会から、苦手なものでも食べられるように、「少ない量から挑戦する」「友達と楽しい話をしながら食べる」といった工夫について呼びかけました。
6月26日(木)
「ごはん、あじの梅じそ揚げ、切り干し大根のごま酢あえ、こぼれ梅のみそ汁、枝豆(流山産)、牛乳」
今日は「あじの梅じそ揚げ」です。旬のあじに、千切りにした青じそ、乾燥梅を混ぜた衣を付けて、油で揚げました。あじの切り身が冷凍なので、揚げているときに衣が剥がれやすかったり、衣同士がくっついてしまったりというアクシデントに丁寧に対応して下さり、時間内に揚げ終わることができました。
「切り干し大根のごま酢あえ」は、ゆでて冷却した切り干し大根や、オーブンで焼いたすりごまに調味料がよくからみ、ごはんにもよく合いました。
「こぼれ梅のみそ汁」には、流山市で誕生した「白みりん」と、しぼり粕の「こぼれ梅」を使用しました。ほんのり甘味のあるみそ汁に仕上がりました。3年生は午前中、社会科の学習で、市内巡りをしました。給食の時間に、3年生の教室で、実物のみりんとこぼれ梅を子どもたちに見てもらい、約200年前に流山市で誕生した白みりんについて話をしました。「ポップコーンみたい!」と言う子や、「どんな匂い?」と鼻を近づける子もいました。「どうしてこぼれ梅と言うのでしょうか?」と子どもたちに聞くと、「みりんミュージアムに行ったから知ってる~」という子が数名いましたが、「アサガオの花はしぼむ、桜は散ると表現します。梅の花が散ることをこぼれると表現します。その梅の花に似ていることから、こぼれ梅と言います。」と説明すると、そう表現すること事態が難しかったようでした。
「枝豆」は、流山産です。農家の大作さんが、枝からもぎ取って、50㎏納品して下さいました。納品の時に、調理員さんが大作さんにゆで方のコツを聞いたところ、「ゆでたらすぐ水に取ったり、氷を入れたりして冷ますこと」と教えて下さいました。今までは、ゆでたら自然に冷ましていましたが、今日は、ゆでたらすぐに真空冷却器に入れて温度を下げました。塩もゆでるときには入れず、冷却後にふりました。色もきれいで、固さも丁度よく仕上がり、3~4粒しっかり実が入った甘い枝豆は、子どもたちにも大好評でした。
6月25日(水)
「しらすねぎチーズトースト、ウインナーとポテトのカレー炒め、麦のリゾットスープ、国産オレンジ、牛乳」
今日は「しらすねぎチーズトースト」です。流山市でたくさんとれる長ねぎとしらす、とけるチーズを合わせ、食パンにのせてオーブンで焼きました。しらすとチーズの塩味、長ねぎの甘味が食パンにマッチしていました。今日は6年生が校外学習でいませんでしたが、全部で1,190枚焼きました。ある1年生は、「明日もこのパンがいい!」とおいしそうに食べていました。
「ウインナーとポテトのカレー炒め」は、78㎏のじゃが芋を使用しました。ピーラーという機械で皮をむき、ひとつずつ芽を取っていちょう切りにします。ウインナーや玉ねぎなどを炒めて味付けしたところに、ゆでたじゃが芋を混ぜ合わせました。カレーの味付けで、子どもたちもよく食べていました。
「麦のリゾットスープ」は、玉ねぎやセロリなど、野菜の甘味が出るようによく炒めました。もち麦は、約5分下ゆでし、最後に入れて歯ごたえを残しました。
「国産オレンジ」は、和歌山県産です。すっきりとした甘さで、皮もむきやすく、子どもたちも食べやすかったようです。
6月24日(火)
「ごはん、かつおの角煮、カラフルきんぴらごぼう、豆腐とわかめのみそ汁、牛乳」
今日は「かつおの角煮」です。旬のかつおは、サッと湯通しして臭みを取り、調味料としょうが、ねぎの青い部分を入れて、約45分落とし蓋をしてコトコト煮ました。途中で混ぜると煮崩れてしまうので、釜を前後に動かし、焦げないように煮ました。火を止めて、そのまま20分置き、さらに味を染み込ませました。臭みもなく、程よい固さで食べやすく、子どもたちにも好評でした。
「カラフルきんぴらごぼう」は、豚肉、ごぼう、にんじん、たけのこ、大豆をよく炒めて味を染み込ませ、最後にサッと湯通しした枝豆とパプリカを入れて、色よく仕上げました。
「豆腐とわかめのみそ汁」は、さば節でだしを取りました。乾燥わかめは、しっかり戻してから入れるとやわらかくなってしまうので、入れる時にサッと水を通して入れました。最後に流山産の小松菜を入れて仕上げました。
6月23日(月)
「クファジューシー、もずくスープ、サーターアンダギー、牛乳」
今日6月23日は「沖縄慰霊の日」です。沖縄戦犠牲者の霊を慰め世界の恒久平和を願う日です。沖縄戦は、太平洋戦争の末期である1945年に、日本軍と、沖縄諸島に上陸したアメリカ軍を主体とする連合国軍との間で行われた戦いです。沖縄戦では、連合国軍と日本軍を合わせて20万人以上の犠牲者が出たといわれています。そのうち、一般の犠牲者は推計で約10万人です。沖縄県民の4人に1人が命を落とした壮絶な戦いで、甚大な被害がありました。
「クファジューシー」は沖縄の炊き込みごはんです。今日は、米にだし汁を入れて炊き、豚肉やにんじん、干ししいたけ、昆布、流山産のわけねぎを炒めて味付けした具材をごはんに混ぜ合わせました。炊飯釜を開けたときには、だしのいい香りが広がりました。
「もずくスープ」には、沖縄県産のもずくを使用しました。「もずく」の生産量は、沖縄県が全国1位です。さば節でとっただしやかまぼこのうま味に、クファジューシーに使用した干ししいたけの戻し汁も使用したので、うま味が増しておいしいスープに仕上がりました
「サーターアンダギー」は沖縄風のドーナツです。今日は、卵の代わりに豆腐を使用し、小麦粉、ベーキングパウダー、沖縄産の黒糖、サラダ油をよく練り、1,350個丸めて、油で揚げました。生地が柔らかいと丸めづらく、揚げたときの食感も違ってくるので、粉っぽさがなくなり全体がまとまるまで、時間をかけて練ってくださいました。カリッと揚がったサーターアンダギーは子どもたちに大好評で、おかわりジャンケンが盛り上がっていました。
給食時間には、沖縄の民謡を放送し、沖縄県出身の先生から、「沖縄慰霊の日」や沖縄の料理についてお話ししていただきました。最後に、沖縄の方言で、「いただきます」は「くわっちーさびら」、「ごちそうさま」は「くわっちーさびたん」と紹介してくださいました。
6月20日(金)
「ハヤシライス、ツナとわかめのサラダ、青梅ゼリー、牛乳」
今日は「ハヤシライス」です。玉ねぎは全体の半量(42㎏)を茶色くなるまで45分炒め、甘味とうま味を引き出しました。炒めた後の量は、最初の半分以下になりました。パセリは、フードプロセッサーでみじん切りにしますが、残ってしまった軸の部分は取り除きました。じゃが芋は煮崩れないように入れるタイミングを見計らい、調味料を入れてから弱火でよく煮込んで、トマトの酸味をやわらげました。子どもたちには好評で、よく食べていました。
「ツナとわかめのサラダ」は、ゆでて冷却した野菜に、調味料の一部を混ぜて野菜から出てきた水分をよく切ってから、歯ごたえのある茎わかめ、蒸して冷却したツナ、残りの調味料、ごまを混ぜ合わせました。
よく冷えた「青梅ゼリー」は、暑い日にピッタリで、おかわりジャンケンが盛り上がっていました。
6月19日(木)
「肉みそ焼きそば、じゃが芋のピリ辛煮、杏仁豆腐、牛乳」
今日は「肉みそ焼きそば」です。にんにく、しょうが、豚挽肉をよく炒め、みじん切りにした玉ねぎ、にんじん、たけのこ、干ししいたけも炒めて、みそなどで味付けし、ピーマンやごま、オーブンで焼いた焼きそばの麺を混ぜ合わせました。麺は、全部で120㎏使用しました。量が多く、炒めただけでは中心まで火が通らないので、オーブンで焼いて、しっかり火を通してから混ぜ合わせました。いつものソース味とは違った味付けでしたが、子どもたちにも好評でした。
「じゃが芋のピリ辛煮」は、鶏肉やじゃが芋、野菜を煮て、コチジャンやトウバンジャンなどで味付けしました。澱粉でとろみをつけて、下ゆでしたチンゲンサイを入れて仕上げました。トウバンジャンは控えめにしましたが、ほんのりピリ辛の味付けが暑い日にピッタリで、よく食べていました。
「杏仁豆腐」は、人気のデザートです。昨日から冷蔵庫で冷やしておいたみかん、パイン、黄桃缶と杏仁豆腐を和えて配缶し、時間ギリギリまで冷蔵庫に入れておきました。今日もおかわりの行列ができていました。
6月18日(水)
「玄米入りごはん、ししゃも春巻き、こんにゃくサラダ、具だくさんみそ汁、牛乳」
今日は「カミカミメニュー」です。かみごたえのある食材を使用した献立にしました。
「玄米入りごはん」は、いつもの米に玄米を混ぜて炊き、かみごたえをアップしました。
「ししゃも春巻き」は、ししゃもにカレー粉をまぶし、春巻きの皮で巻いて、油で揚げました。春巻きの皮は、半分にカットして1枚ずつはがし、約1,340尾のししゃもを巻き終えるのに1時間半かかりました。春巻きの皮がパリッと揚がっていて、ししゃもの頭もかくれているので、苦手な子も食べやすかったようです。ある1年生は、「これ、ごはんに合う~!」と言いながら、おいしそうに食べていました。
「こんにゃくサラダ」は、透明のサラダ用こんにゃくを使用しました。こんにゃくは最初に調味料と和えて、味をよくからませました。見た目も涼しげで、よく食べていました。
「具だくさんみそ汁」は、さば節でだしをとりました。干ししいたけの戻し汁も使用し、いろいろな具材のうま味が出ていました。
6月17日(火)
「抹茶揚げパン、鶏肉と野菜のトマト煮、キャベツとウインナーのスープ、牛乳」
今日は「抹茶揚げパン」です。抹茶、きな粉、砂糖をよく混ぜ合わせ、高温の油で揚げたコッペパンにまぶしました。コッペパンは、油に入れるとプカプカ浮いているので、2本の揚げ網でクルクルと返しながら、カリッと揚げました。粉は、揚げたてのパンじゃないと付きが悪いので、粉を付ける調理員さんが釜の近くにスタンバイして、流れよく仕上げていきました。いつもの揚げパンとは違って、抹茶の苦みがほんのり残った揚げパンもよく食べていました。
「鶏肉と野菜のトマト煮」は、今が旬のトマトを42㎏使用しました。湯むきしたトマトは角切りにして、鶏肉や他の野菜が煮えたところに入れて、あまり煮すぎないようにしました。水で溶いた米粉で軽くとろみをつけ、ピーマンとパプリカを入れて仕上げました。トマトの甘みがよく出ていて、酸味がなく、まろやかな味に仕上がりました。
「キャベツとウインナーのスープ」は、野菜がたっぷり入った具だくさんのスープです。
6月16日(月)
「豚肉どんぶり、梅おかかあえ、野菜のごま汁、牛乳」
今日は「豚肉どんぶり」です。豚肉、にんじん、玉ねぎ、しらたき、干ししいたけを調味料で煮て、最後に下ゆでしたいんげんを入れて仕上げました。教室で配膳の時に、ごはんにかけました。子どもたちもよく食べていました。ある1年生が、「どうしてこんなにおいしいの?」とうれしい言葉をかけてくれました。
「梅おかかあえ」は、ゆでて冷却した野菜に調味料の一部をかけて、出てくる野菜の水分をよく切ってから、残りの調味料と、低温のオーブンで焼いたかつお節を和えました。今日は暑かったので、梅の酸味とかつお節のうま味で食べやすかったようです。
「野菜のごま汁」は、具だくさんのみそ汁で、最後にすりごまを入れて、香りよく仕上げました。ある1年生から、「今日は何のみそを使っているの?」と聞かれたので、「白みそだよ。」と答えると、「うちは、いつも赤みそを使っているから、白みそは初めてなんだぁ。」と教えてくれました。「白みそもおいしい!」と食べていました。自分の家で使っているみそを把握している1年生にとても感心してしまいました。