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2025年9月の記事一覧

9月29日(月)

「ごはん、白身魚のみそマヨネーズ焼き、ごまあえ、沢煮椀、牛乳」

 今日は「白身魚のみそマヨネーズ焼き」です。たらをカップに入れ、みそ、ノンエッグマヨネーズ、みじん切りの玉ねぎ、しめじを混ぜ合わせたものをかけ、チーズをのせてオーブンで焼きました。たらは、水分が多い魚なので、なるべく水っぽくならないように、高めの180℃で約15分焼きました。魚や玉ねぎから出た水分は、マヨネーズやチーズと程よく混ざり合い、おいしいソースになりました。配膳の時に減らしたのに、食べたらおいしかったのでおかわりをしたという子もいたようです。

「ごまあえ」は、にんじん、もやし、キャベツ、流山産の小松菜をゆでて冷却し、加熱した調味料、オーブンで焼いたすりごまを混ぜ合わせ、香りよく仕上げました。

「沢煮椀」は、千切り野菜のすまし汁です。だしは、昆布とさば節でとりました。豚肉や野菜から出てくるアクも丁寧にとりました。だしや豚肉のうま味と、千切り野菜の程よい食感で、子どもたちも食べやすかったようです。

 

9月26日(金)

「ポークカレーライス、ツナとわかめのサラダ、みかん、牛乳」

 今日は、人気メニューの「ポークカレーライス」です。豚肉の角切りは、赤ワインを入れて約1時間コトコト煮込んで柔らかくしました。途中でアクも丁寧に取り除きました。カレールウは、バターと小麦粉を弱火で約45分炒め、茶色く色づいたらカレー粉を入れて更に炒めました。薄切りにした玉ねぎは、茶色く色づくまで約30分炒め、甘味とコクを出しました。最後に、カレー粉とガラムマサラを油で軽く炒めたものを入れ、香りを引き立て、おいしいカレーに仕上げました。

「ツナとわかめのサラダ」には、茎わかめを使用し、歯ごたえをアップしました。

みかんは、3回洗って半分に切り、クラスごとに配缶しました。

今日は、保護者の方を対象に試食会を実施しました。参加者は60名で、校庭の除草作業後、オープンスペースでカレーが出来る様子を動画で視聴していただいてから試食となりました。ポークカレーライスもサラダも好評で、「おいしかった」「作っている様子を動画で見られて良かった」などの感想をいただきました。また、給食に出た「ゴーヤの揚げ煮」や「白みりんトースト」がおいしかったと子どもから聞いたので、作り方を教えてほしいなどの質問もいただき、ご家庭でも給食が話題になっていることがよくわかりました。いただいたご感想につきましては、10月の給食だよりに掲載させていただきます。ご参加いただき、ありがとうございました。

 

9月25日(木)

「こぎつねごはん、冬瓜のくず煮、豚汁、牛乳」

 今日は「冬瓜のくず煮」です。流山産の冬瓜を72㎏使用しました。1個あたり1.5㎏前後の大きさで、全部で45個ありました。冬瓜を8等分して種を取り、皮をそぎ落としてからいちょう切りにしました。冬瓜の皮はとても固いので、切るのも大変でした。鶏ひき肉やにんじん、玉ねぎ、えのき茸と一緒に煮て、一度火を止めて10分位置いて味を馴染ませ、再度火をつけてとろみをつけてから、青みの枝豆を入れて仕上げました。冬瓜にトロッとあんが絡んで、子どもたちも食べやすかったようです。

「こぎつねごはん」は、湯通しをした油揚げとにんじんを調味料で煮て、炊いたごはんに混ぜ合わせました。食缶にごはん粒が一粒も残らずきれいになって返ってきたクラスもあり、調理員さんがとても喜んでいました。

「豚汁」は、具だくさんのみそ汁です。さば節のだしや、豚肉、野菜のうま味がよく出ていて、子どもたちにも好評でした。

9月24日(水)

「ココア揚げパン、きのことポテトのソテー、ミートボールと野菜のスープ、牛乳」

 今日は人気メニューの「ココア揚げパン」です。コッペパンは、高温の油でカリッと揚げて、ココア、砂糖、スキムミルクを混ぜ合わせたものを1コずつ丁寧にまぶしました。1回に20コずつ短時間で揚げるので、揚げる人とまぶす人が声をかけ合い、流れ作業で仕上げました。子どもたちには大好評で、1年生の教室では「おいしい!」「この揚げパン最高!」などの声が聞かれ、よく食べていました。

「きのことポテトのソテー」は、にんにく、ベーコン、玉ねぎ、えのき茸、しめじ、エリンギ、コーンを炒めて味付けし、スチームコンベクションオーブンで蒸したじゃが芋を混ぜ合わせました。しめじは大きかったので、苦手な子も食べやすいようにほぐしました。

「ミートボールと野菜のスープ」は、ミートボールもしっかり加熱されているか中心温度計で確認し、最後に流山産の小松菜を入れて仕上げました。

 

9月22日(月)

「ナポリタン、卵と野菜のコンソメスープ、フルーツカクテル、牛乳」

 今日は「ナポリタン」です。玉ねぎ、にんじん、ウインナーなどの食材を炒めたら、トマトピューレやケチャップ、調味料も入れてさらに炒め、トマトの酸味をやわらげました。60㎏のスパゲティは、3回に分けて、約5分固めにゆで、炒めた具材に混ぜ合わせました。スパゲティと具材を均一にムラ無く混ぜ合わせるには、とても力のいる作業です。子どもたちには好評で、よく食べていました。

「卵と野菜のコンソメスープ」には、29㎏(約400コ)の鶏卵を使用しました。1コずつお椀に割り入れ、血液や殻が入っていないか確認しました。よく溶きほぐした卵は、再度殻などが入っていないか確認しながら、スープに少しずつ流し入れました。鶏肉や野菜に卵がフワッとからみ、やさしい味のスープに仕上がりました。

スープや煮物など、温かい料理を温かく提供するために、保温食缶を使用しています。蓋に付いているパッキンは、毎日はずして洗浄、消毒し、毎朝取り付けています。

「フルーツカクテル」は、約40缶の果物の缶詰と角切りのゼリーを混ぜ合わせました。缶詰は1缶ずつ中身を広げてみかんの種や異物が入っていないか確認してから混ぜ合わせました。教室では、おかわりの行列が出来ていました。

 

 

9月19日(金)

「さんまのひつまぶしごはん、切り干し大根のごま酢あえ、豆乳みそ汁、牛乳」

 今日は「さんまのひつまぶしごはん」です。さんまは、秋が旬です。昨年は不漁でしたが、今年はすでに昨年の2倍のさんまが獲れているそうです。短冊切りのさんまに澱粉をまぶしたものを油で揚げて、甘辛のたれをからめてごはんに混ぜ合わせました。たれは、砂糖、しょう油、酒、みりんを煮立たせて、流山産のわけねぎを入れました。さんまに甘辛い味がよくからみ、ごはんにも馴染んでとても食べやすく、子どもたちもよく食べていました。

「切り干し大根のごま酢あえ」は、ゆでて冷却した切り干し大根に調味料をからませ味をつけてから、他の野菜やハム、ごま、残りの調味料と混ぜ合わせました。切り干し大根のシャキシャキした歯ごたえが残り、さっぱりした和えものに仕上がりました。ある1年生は、「おうちの切り干し大根より、給食の切り干し大根の方がおいしいよ!」と声をかけてくれました。

「豆乳みそ汁」は、さば節でだしをとりました。豆乳は、煮すぎると分離してしまうので、具材が煮えて、みそを入れたら、豆乳、小松菜を入れてサッと仕上げました。とてもなめらかな豆乳みそ汁は、子どもたちにも好評でした。

9月18日(木)

「白みりんきなこトースト、豆のスパイシー炒め、麦のリゾットスープ、牛乳」

 今日は「カミカミメニュー」です。トーストの耳や豆、麦など、かみごたえのある食材を使用しました。

「白みりんきなこトースト」は、流山市で誕生した「白みりん」を使用しました。まず13㎏のみりんを30分位火にかけて約2/3の量まで煮詰め、みりんシロップを作ります。そこへバターを入れて煮溶かし、きなことごまを混ぜ合わせました。1,320枚の食パンに丁寧に塗り、オーブンで焼きました。砂糖は使用していないので、みりんのすっきりとした甘味と、きなことごまの香りがするトーストに仕上がりました。子どもたちには好評で、「いつものきなこトーストより、白みりんきなこトーストの方がきなこの香りがするね!」と言ってくれた子もいました。

「豆のスパイシー炒め」は、大豆、白いんげん豆、赤いんげん豆、枝豆の4種類の豆を使用しました。にんにく、ベーコン、玉ねぎをよく炒めてうま味を引き出し、味付けにはカレー粉を使用して、子どもたちが苦手な豆も食べやすい味付けにしました。ホイールマカロニは、仕上げの直前にゆでて混ぜ合わせました。

「麦のリゾットスープ」は、サッと下ゆでした麦を最後の方に入れ、プチッとした食感を残しました。セロリは、葉の部分も細かく刻み、にんにくと一緒によく炒め、独特の香りをやわらげました。煮ている途中に、鶏肉や野菜から出てくるアクは丁寧に取り除き、おいしいスープに仕上げました。子どもたちもよく食べていました。

 

9月17日(水)

「シナガック、チキンアドボ、ポークシニガン、タホ、牛乳」

 今日は「フィリピン料理」です。男子 バレーボール世界選手権 が、9月 12日 からフィリピンで行 われています。「シナガック」は、にんにく、長ねぎのみじん切りを油で炒めて、といだ米と一緒に炊きました。

「チキンアドボ」は、鶏肉 をにんにくや玉ねぎ、しょう油 、黒砂糖、酢 などで煮込 んだ、フィリピンでも人気の料理 です。今日は、鶏肉をにんにく、玉ねぎ、調味料に漬け込み、スチームコンベクションオーブンで蒸し焼きにし、クラスごとに数えた鶏肉に煮汁もかけました。子どもたちにも大好評で、おかわりジャンケンが盛り上がっていました。鶏肉の煮汁をシナガックにかけて、「おいしいよ~!」と食べている子もいました。

「ポークシニガン」は、豚肉 や野菜 が入 った酸味のあるスープです。大根、里芋、トマト、なす、オクラなど、日本でもおなじみの野菜もたくさん使用しました。最後に、レモン汁を入れて仕上げました。酸味が苦手な子もいましたが、「フィリピンのおばあちゃんが作ってくれるから、よく食べるよ!」と言っている子もいました。

「タホ」は、豆腐 にタピオカと黒蜜 をかけたデザートです。今日は、黒砂糖を煮溶かした黒蜜でタピオカを煮て冷まし、角切りの豆乳デザートと混ぜ合わせました。子どもたちにも好評でした。

9月16日(火)

「梅ちりめんごはん、肉じゃが、具だくさんみそ汁、牛乳」

 今日は「梅ちりめんごはん」です。ちりめんじゃこはオーブンで焼いて、乾燥梅、ごまと一緒にごはんに混ぜ合わせました。お米は6㎏ずつ全部で14釜炊飯器で炊きます。熱々に炊き上がった重たい炊飯釜から、大きな釜に開けるのは、とても力がいる作業です。子どもたちには人気があるごはんで、今日もよく食べていました。

「肉じゃが」は、80㎏のじゃが芋を使用しました。じゃが芋が煮崩れずに味が染み込むように、まだ固さが残る段階で一度火を止め、約15分置いてから再度火をつけ、青みのいんげんを入れて仕上げました。子どもたちからは「おいしい!」という声がたくさん聞かれました。ある1年生は、「もっと大きなお皿で5杯位食べたい!」と言っていました。

「具だくさんみそ汁」は、さば節でだしをとりました。干ししいたけの戻し汁も使用したので、うま味がよく出ていました。最後に流山産の小松菜を入れて仕上げました。

9月12日(金)

「ごはん、鮭のごま焼き、和風和え、芋煮、牛乳」

 今日は、山形県の郷土料理「芋煮」です。「芋煮」は、里芋や牛肉(豚肉)、野菜が入った汁物です。地域によって、具材や味付け(しょう油味、みそ味)に違いがあります。山形の秋と言えば、河原で家族や友人たちと鍋を囲んでわいわい芋煮を食べるのが、恒例行事となっています。今年は、9月14日(日)に「日本一の芋煮会」が行われます。直径6.5メートルの大鍋で、約30,000食の芋煮が調理され、参加者に振る舞われます。今日は、昆布とさば節でだしをとりました。相乗効果でうま味がよく出ただしと、里芋などの具材がたくさん入った芋煮は、子どもたちもよく食べていました。

「鮭のごま焼き」は、鮭にしょう油、酒、みりんで下味をつけ、ごまをふってオーブンで焼きました。下味をつけるときには、少量の米粉もいっしょに混ぜ合わせました。米粉を使用することで、下味がよくからみ、ごまもはがれにくくきれいに焼き上がりました。山形県の最上川やその支流では鮭が遡上し、古くから鮭の産地としても知られています。

「和風合え」は、ゆでて冷却した野菜に調味料の一部を混ぜ、野菜から出てくる水分をよく切ってから、ゆでて下味をつけた油揚げと混ぜ合わせました。