9月12日(金)
「ごはん、鮭のごま焼き、和風和え、芋煮、牛乳」
今日は、山形県の郷土料理「芋煮」です。「芋煮」は、里芋や牛肉(豚肉)、野菜が入った汁物です。地域によって、具材や味付け(しょう油味、みそ味)に違いがあります。山形の秋と言えば、河原で家族や友人たちと鍋を囲んでわいわい芋煮を食べるのが、恒例行事となっています。今年は、9月14日(日)に「日本一の芋煮会」が行われます。直径6.5メートルの大鍋で、約30,000食の芋煮が調理され、参加者に振る舞われます。今日は、昆布とさば節でだしをとりました。相乗効果でうま味がよく出ただしと、里芋などの具材がたくさん入った芋煮は、子どもたちもよく食べていました。
「鮭のごま焼き」は、鮭にしょう油、酒、みりんで下味をつけ、ごまをふってオーブンで焼きました。下味をつけるときには、少量の米粉もいっしょに混ぜ合わせました。米粉を使用することで、下味がよくからみ、ごまもはがれにくくきれいに焼き上がりました。山形県の最上川やその支流では鮭が遡上し、古くから鮭の産地としても知られています。
「和風合え」は、ゆでて冷却した野菜に調味料の一部を混ぜ、野菜から出てくる水分をよく切ってから、ゆでて下味をつけた油揚げと混ぜ合わせました。