5月1日(木)
「お茶の香りごはん、ちくわの新緑揚げ、梅おかかあえ、茶汁、牛乳」
今日は「八十八夜」です。八十八夜とは、立春から数えて88日目のことをいいます。今年は5月1日です。新茶の香り高い季節になります。その年に初めて摘んだ茶(新茶)を飲むと、その1年は無病息災でいられるといわれています。
「茶の香りごはん」は、煎茶を沸かした湯に入れて茶葉をこし、粗熱をとって研いだお米に入れて炊きました。きれいな緑色には炊けませんでしたが、お茶の香りがするごはんに炊けました。
「ちくわの新緑揚げ」は、小麦粉と米粉、抹茶を水で溶き、ごはんに使用した茶殻も入れた衣をちくわに付けて揚げました。米粉を使用しているので、カラッと揚がりました。
「梅おかかあえ」は、ゆでて冷却した野菜に調味料の一部を和えて水分をよく切り、残りの調味料と、鶏肉の水煮、オーブンで焼いたごまと削り節を和えました。ほのかな梅の酸味と削り節のうま味で子どもたちも食べやすかったようです。
「茶汁」は、京都府の郷土料理です。宇治茶の生産地である宇治田原町では、農作業の合間に屋外でも手軽にできる汁物「茶汁」を食べていました。お椀に味噌、身欠きニシンや乾燥たら、畑でとれた青菜を入れ、そこに熱いほうじ茶を注いで完成です。文化庁で推進している100年続く食文化「100年フード」にも選ばれています。今日は、だし汁で具材を煮てみそで味付けし、ほうじ茶を入れました。いつものみそ汁よりは色が濃く、ほんのりほうじ茶の香りがしました。教室で「みそ汁にもお茶が入ってます。」と話すと、子どもたちはビックリしていました。