学校長から

令和6年度(3年度より継続)

音楽部を励ます会 校長の話

音楽部の皆さん、素晴らしい演奏を聴くことができて校長先生は感動しました。きっと本番でこの演奏をやり終えた時には、どの児童も精いっぱい演奏できたという爽やかな表情が顔に満ちあふれていることと思います。

全校児童の皆さんは、音楽部の発表を聞いてどのような感想を持ちましたか。高学年の児童の皆さんは、同じクラスの音楽部の人に直接感想を言ってあげられるといいと思います。低学年の児童の皆さんは、高学年になったら音楽部に入りたいなと思った人もいるのではないでしょうか。

最後になりましたが、練習が大変なときにもあきらめずに部活を頑張っている音楽部の皆さんの素晴らしい発表にもう一度感謝したいと思います。ありがとうございました。

10月 全校朝会校長挨拶

皆さんこんにちは。

今月は、校長先生が小学校2年生だった時の話をします。3才年下の弟が交通事故に遭ってしまった話です。

校長先生と弟といとこの子たち何人かで荒川河川敷に「がまの穂」を取りに行こうとした時のことです。最初に校長先生が道を渡った後、その後についてきていた弟は車にひかれてしまいました。1mぐらい飛ばされてしまったそうです。その時の記憶はもう残っていないのですが、何日か経ってから見た弟の姿は、病院の透明なビニールみたいなもので囲まれたベッドの中でした。お父さんとお母さんはずっと家にいなくて親戚のおばさんに「あなたが一番年上なんだから自分だけ先に道路を渡るんじゃなくて後ろのみんなのことも見なきゃダメなんだよ。」と言われました。

なぜこの話をしたかというと新川小の皆さんに交通事故に遭ってほしくないからですが、それだけではありません。親戚のおばさんの言葉が、校長先生にとってはつらい言葉だったけど、交通事故だけではなくて、どんなことにも通じる言葉だと思ったからです。

「自分のことだけではなくてみんなのことも考えなくてはいけないんだよ。」

賢い新川小の皆さんなら、みんなのことも考えなくてはいけない場面がたくさん思いつくと思います。

(間を空けて終わる)

 それでは、今月も図書の紹介をします。

避難訓練を終えて

避難訓練を終えて校長先生からお話があります。

今日の避難訓練は地震の後に火事が起きて校庭に避難するという内容でした。

火事というと火に焼かれて死んでしまうと思う人もいるかもしれませんが、火より怖いものは煙、ガスです。火事が起きると真っ黒い煙があっという間に広がってしまい、1m先でさえもよく見えなくなります。

そんな時に頼りになるのが避難経路を示す誘導灯です。煙の広がるスピードは人が歩くのとほぼ同じスピードです。ですから、走らずに落ち着いて誘導灯を見つけ、避難するようにしましょう。

誘導灯は、学校にもあるのでわかると思います。皆さんが旅行などで初めて泊まるホテルでは、もしもの時のために誘導灯がどこにあるのか必ず確認しておくようにしましょう。

これで校長先生のお話を終わりにします。

令和4年度2学期始業式の話

おはようございます。42日間の長い夏休み、新川小の皆さんは元気に過ごすことができましたか。皆さんは、1学期の終業式で校長先生から長い夏休みを充実して過ごすコツを2つ話したのを覚えていますか。

そうです。一つ目は、

① 「自分でやりたいことを計画する」   でした。

例として「自分で料理をしてみたらどうでしょう」なんて言いましたが、皆さんは何か自分で計画して取り組んでみましたか。やってみた人はこの後、担任の先生に「こんなことをしたよ」と伝えてみてください。校長先生は、皆さんが夏休みにどんなことを考えて過ごしてきたのかぜひ知りたいです。

二つ目は、

② 「命を大切に過ごす」    でした。

これは、こうして今日皆さんが登校してきてくれているので、守れたのだと思います。でも災害はいつやってくるかわかりません。また、交通事故に注意することも含めて今後もぜひ頑張ってほしいと思っています。

 

次は、2学期に向けて皆さんに取り組んでもらいたいことです。

2学期は1年間で一番長い学期です。新川小の皆さんが活躍できる授業や学校行事もたくさん予定しています。新型コロナウイルスの影響も考えながらやり方を工夫してできるだけ予定通り進めていきます。もし、皆さんが楽しい小学校生活を送りたいと願うなら、「自分たちでできること」を「自分たちで考えて」行動していくことが大切だと思います。

1学期の途中で、計画委員の皆さんが自分たちから正門で朝のあいさつ運動をしたいと言ってきてくれました。また、生活のきまりをクイズにして掲示物にし、低学年の人たちに伝えたいと自分たちからアイディアを出してくれました。どちらも「自分たちから」というところが素晴らしいと思います。

もちろん、皆さんの考えたことのすべてができるとは限りません。でも、いろいろなことを考えてチャレンジしていくことで小学校生活が充実して楽しくなると思います。ぜひ、みなさんの力で2学期を充実させていってほしいと校長先生は思っています。

終業式の話

新川小学校の皆さんこんにちは。

今日で1学期が終わりになりますね。校長先生は、毎日皆さんが元気に学校に来てお勉強を頑張っている姿を見ていてとてもうれしいです。

1学期のはじめに「ふわふわ こつこつ わくわく」のお話をしたのを覚えていますか。

ふわふわ…自分から進んであいさつができ、ふわふわ言葉で気持ちを伝えられる子

こつこつ…友達と協力して勉強や運動をこつこつできる子

わくわく…わくわく進んで学び人の話もよく聴ける子

このことについて、1学期どうだったか、校長先生からみた皆さんの成績をつけたいと思います。

まず、「ふわふわ」。

新川小の皆さんは朝のあいさつがとても上手ですね。また、帰りには「さようなら」と笑顔であいさつしてくれます。校長先生がお客さんと一緒に廊下を歩いていると「こんにちは」とあいさつしてくれます。本当にうれしくて校長先生もお客さんもみんな笑顔になりました。だから、これは「2重〇」です。

つぎに、「こつこつ」。

どの学年の児童もこつこつ学習に取り組むことができましたが、特に、6年生が頑張っていました。1年生のお世話や委員会、掃除など、学校のお手本としても頑張っていました。素晴らしいと思います。6年生は「2重○」だけど他の学年はまだ「1重〇」かな。

最後に「わくわく」。

授業では、先生からの問いかけに一生懸命考えて発表している人たちをよく見ることができました。しかし、自分から「どうして」「なんで」と疑問をもって取り組む場面はまだ少なかったように思います。だから、これは期待を込めて「1重○」かな。

1学期はこのような結果になりました。2学期は、さらに〇がつくように頑張ってほしいと思っています。

さて、明日から夏休みですね。

そこで、校長先生から、長い夏休みを充実して過ごすコツをお伝えします。

まず1つ目は、「自分でやりたいことを計画する」です。

どんな楽しそうなことでも、人から与えられたことはすぐ忘れてしまうし、達成感がありません。そこで、この夏はぜひ「自分でチャレンジ」することを考えてみてほしいと思います。

例えば「お料理」なんてどうでしょう。作ってみたことのない料理を自分で作れたら素晴らしいと思います。誰かと比べて行うのではありません。自分で興味のあることを自分で計画を立てて取り組むことで、忘れられない夏休みにすることができると思います。

2つ目は「命を大切に過ごす」です。

これについては、この後担当の先生からくわしく話していただくので、よく聞いてくださいね。

この2つを守って過ごせば、きっと素晴らしい夏休みなると思います。2学期に、元気に登校する皆さんとお会いするのを楽しみにしています。