学校長から

令和6年度(3年度より継続)

11月の避難訓練校長講話

避難訓練を終えて校長先生からお話があります。

避難訓練のめあてについてです。

1学期にやった避難訓練のめあては何でしたか?

(思い出す時間)

そうです、よく覚えていましたね。避難経路の確認です。新しくなった教室からの避難経路を確認しました。

さて、それでは今回の避難訓練のめあては何ですか?

(思い出す時間)

そうです。今回のめあては、素早く、しかも安全に避難することです。素早くというと他の人を押しのけてしまう悪いイメージがありますが、今日の皆さんの避難の仕方は安全でしかも素早く避難できていて、校長先生は大変感心しました。

ここ数日、中規模の地震が多いですね。今朝も震度3の地震がありました。グラッと揺れたり、スマホのブザー音が鳴ったりするとドキドキします。

皆さんは「備えあれば憂いなし」という言葉を知っていますか。地震などのいざという時の準備をしておけばもし本当に地震などの災害が起きても校長先生のようにドキドキすることはない、という意味の言葉です。

これは避難訓練だけではなく、勉強や生活、大会や発表会など準備が必要となるさまざまなことにあてはまる言葉ですね。

これで校長先生のお話を終わりにします。

運動会校長挨拶

運動会 開会式 校長挨拶

おはようございます。

今、皆さんのこの運動会への思いが、ひしひしと伝わってきます。

今年の運動会のテーマは、「新小魂 心に灯せ 優勝目指して 赤白共に最後までやりきろう!!」です。

このテーマは、代表委員会で決められたテーマですが、このテーマの中には校長先生の願いが見事に込められています。

まず、1つ目はテーマにもありますが、「新小魂心に灯せ」です。今年度のメンバーでしか作れない運動会を「新小魂」を込めてみんなで作り上げましょう。2つ目は「優勝目指して」ということです。自分の組の勝利を目指して全力を尽くしてほしいと思っています。そして3つ目。「最後までやりきろう」です。勝負事ですから勝ち負けもあると思います。そんな時でも途中であきらめてしまうのではなく、最後まで全力を尽くしてやりきってほしいです。

本日、ご参観いただく予定の保護者の皆様に申し上げます。

本日は、令和3年度新川小学校秋季大運動会にご来校いただき、まことにありがとうございます。コロナ禍のために実施自体が危ぶまれた運動会を子ども達と職員の工夫で作り上げました。ご支援・御協力の程、よろしくお願いいたします。

さて、いよいよ運動会の始まりです。全力でがんばる皆さんの姿を校長先生は全力で応援しています。

がんばってください。

 

(運動会実施)

 

運動会 閉会式 校長挨拶

皆さん本当にお疲れ様でした。どの子も汗を流し、精いっぱいやりとげたという爽やかな表情が顔に満ちあふれていることと思います。

開会式の時に話した3つのことをおぼえていますか。

「新小魂」「優勝目指して」「最後までやりきろう」です。

今日は勝ったのは白組でしたが、負けてしまった赤組も正々堂々と頑張っていました。

高学年の児童の皆さんが係として頑張っていました。音楽部の演奏も見事でした。PTAの方にも陰ながらお手伝いいただきました。みんなの力で作り上げた運動会になりました。

最後になりましたが,本日温かく見守り応援してくださいました、ご家族の皆様に心から感謝申し上げます。これからも新川小学校への温かい御支援・御協力をよろしくお願いいたします。

児童358名のみんながベストを尽くした令和3年度運動会の成功に感謝申し上げ,閉式の挨拶といたします。

10月 全校朝会校長挨拶

10月 全校朝会校長挨拶

今日は、校長先生から2つのことを話します。一つは「運動会と校外学習」について、もう一つは「新型コロナウイルス」についてです。最後までよく聞いていてください。

今月は、低学年と中学年の校外学習が15日と21日にあり、25日には延期になった運動会がありますね。今日の業間休みには代表委員が集まって運動会のテーマを決めてくれました。そこで、校長先生から皆さんに1つだけお願いしたいことがあります。それは、みんなの力で運動会も校外学習も成功させてほしいということです。先生たちの力ではなく、みんなの力でです。そのためには、皆さん1人1人が、運動会では私はこれを頑張った、校外学習ではボクはこれを協力した、と言えるものを残してほしいです。

2つ目は、新型コロナウイルスの話です。皆さんも知っていると思いますが、今、新型コロナウイルスの感染者数はとても少なくなっていますね。とてもうれしいことなのですが、なぜかわかりますか?

(考える時間をとる)

実は、答えはいろいろ理由が考えられてハッキリとはわからないのだそうです。皆さんが大きくなったら研究して原因を解明して下さい。きっと、ノーベル生理学・医学賞がもらえますよ。さて、新型コロナウイルスの感染者数が減ったので、私たちはもうマスクや手洗いをする必要はないのでしょうか。

(少し間をとる) 

そんなことはありませんね。新川小の皆さんは、これまで通りに毎日体温を測って健康観察を続けて下さい。そして、3密を避けてソーシャルディスタンスをとる、できれば不織布のマスクをする、手洗いをするという予防をこれからも続けて下さい。校長先生は、新川小の皆さんが毎日続けてくれている、その予防も新型コロナウイルスの感染者数を少なくしている理由の一つだと思っています。ですから、校長先生自身もこれからも予防を続けていこうと考えています。

それでは、今月も校長先生からおすすめの本を紹介してお話を終わります。

2学期始業式校長あいさつ

2学期始業式 校長挨拶

おはようございます。42日間の長い夏休み、新川小の皆さんは元気に過ごすことができましたか。9月1日の始業式から分散登校になり、新型コロナウイルスの猛威に皆さんも驚いていると思います。

校長先生からは2つお話をします。

1つ目は新型コロナウイルスの話です。

1学期の終業式の日には校長先生自身がお休みすることになり、心配をかけてしまい、申し訳ありませんでした。実は、一緒に住んでいる28歳の娘が新型コロナウイルス陽性になってしまったのです。家族がコロナにかかってしまうとどんなことが大変になるか想像できますか。ちょっと考えてみてください。

(考える時間を少しとる)

①娘は39度8分の高熱が出て苦しみました。部屋からは出られません。

トイレは別々。お風呂は入れません。食事は部屋の外に置いてそれをとって食べます。1日2回保健所に電話で健康状態を報告します。

②毎日暑い中、校長先生と奥さんは大汗をかいて家の中をアルコール消毒する日が一週間続きました。

③娘は成田のホテルがやっと空いてそこで治療することになりました。家族は離れ離れです。

④校長先生と奥さんは「濃厚接触者」なのでPCR検査をしました。陰性でした。

⑤陰性でも2週間は外に出られません。許されるのは奥さんの買い物の時だけです。

⑥校長先生も奥さんも娘も2週間であっという間に仕事がたまってしまいました。

今お話したように新型コロナウイルスの感染力は強力で怖いです。新川小の皆さんは、これまで通りに毎日体温を測って健康観察を続けてください。そして、3密を避けてソーシャルディスタンスをとる、できれば不織布のマスクをする(実物を見せる)、活動の後には洗剤を使って手洗いをするという予防をしっかりと行ってください。

2つ目は2学期の話です。

2学期は1年間で一番長い学期です。新川小の皆さんが活躍できる授業や学校行事がたくさん予定されています。新型コロナウイルスの影響も考えながらやり方を工夫してできるだけ予定通り進めていきます。これからワクチンの効き目が少しずつ出て感染者数は減っていくでしょう。皆さんが楽しい小学校生活を送りたいと願うなら、「どうせコロナだから」とあきらめず、「自分たちでできること」を「自分たちで考えて」行動していくことが大切だと思います。もちろん、考えたことのすべてができるとは限りません。でも、いろいろなことを考えてチャレンジしていくことで可能性が見つかっていくと思います。これまで学んできたすべてのことを生かし、皆さんの力で2学期を充実させていってほしいと校長先生は思っています。

1学期終業式の話

おはようございます。

4月5日月曜日にスタートした1学期も今日で終了します。これまで学校に通った日数は、1年生は、69日、2年生から6年生までは71日になります。みなさんの1学期はどうでしたか。みなさんは今日、通知票をもらいます。1学期の学習について成績という形で書いてあります。でも通知票には表せない、みなさん一人ひとりの頑張りもあったと思います。そこで、今日は校長先生から「こころの通知票」についてお話をします。

「こころの通知票」が、もしあったとしたら、その通知票は誰がつけると思いますか。それは、先生でも友達でも親でもない。そう!それは自分自身です。なぜなら「こころ」は人には見えないからです。そこで、まず、1学期の自分を振り返ってみてください。

(時間を少しとる)

では、「こころ」の通知票の付け方を言いますね。

1つ目は、自分ができる精一杯のことを一生懸命やって、自分に恥ずかしくない毎日を送ることができたかどうかということです。授業は集中して受けることができましたか。そうじや給食の準備は協力してできましたか。係の仕事に責任を持って取り組みましたか。身だしなみはきちんとしていましたか。時間を守ることができましたか。

2つ目は、仲間を大切にして人の気持ちを考えることができたかどうかということです。自分だけ楽しければいい、人の気持ちなんて関係ないなんて思っていませんでしたか。不満があった時に友達や先生にとげのある言葉をぶつけたりしませんでしたか。困っている人を見ても知らんぷりをしたり、反対にうまくできない人をはやしたてたりしていませんでしたか。

もし「こころの通知票」があったら、みなさんは自分の1学期に「よくできた」をつけますか。それとも「できた」ですか。「もう少し」がついてしまう人はいませんか。

授業や勉強を頑張って成績を上げることができるように、ちょっと心がけを変えて自分に厳しく、人に優しくするだけで、「こころの成績」は良くなってくると思います。

明日から42日間の長い夏休みに入ります。その間、授業はありませんが、みなさんの心と体と頭の成長は止まるわけではありません。勉強を頑張って頭を鍛える、適度な運動をして体を鍛える。でもそれだけではなく、夏休みにしかできないことや体験をたくさんして心も鍛えてください。

1学期の「こころの通知票」が2学期に向けて「できた」が増えるように、準備を整えて9月1日水曜日に全員が元気に登校することを期待しています。