学校長から

令和6年度(3年度より継続)

1学期終業式から

全校児童のみなさん、おはようございます。

1学期が終わります。学校は楽しかったですか。

4カ月を振り返って、3つのことを聞きます。4択で答えてください。

1 進んであいさつできましたか?

 (とても) (だいたい) (あまり) (全く)

2 友達と協力してそうじや運動に取り組めましたか?

(とても) (だいたい) (あまり) (全く)

 3  人の話をよく聞けましたか?

 (とても) (だいたい)(あまり)(全く)

これを学校評価といいます。

お家の人にも先生方にも、言葉は違いますが、同じ内容で聞いて

よりよい新小をつくっていくのです。

だから、2学期にこれらの評価をあげるにはどうすればよいのか、夏休みに自分で考えてみてください。

2学期の始業式で聞くかもしれませんよ。また、この先のこともお話する予定です。

 次に、今日のオクリンクでこんなカードを送っていますので、

それを読みます。

 次(つぎ)の文章(ぶんしょう)は、6月30日の朝日小学生新聞(あさひしょうがくせいしんぶん)の記事  (きじ)です。 読(よ)んで、自分(じぶん)に生(い)かせることを中心(ちゅうしん)に、感想(かんそう)をまとめて、オクリンクで提出(ていしゅつ)してください。なお、この新聞記事(しんぶんきじ)の配信(はいしん)は、なつやすみの平日(へいじつ)に毎日(まいにち)行(おこな)っていますので、学校教育目標(がっこうきょういくもくひょう)のわくわく学(まな)びのお手伝(てつだ)いになれば幸(さいわ)いです。  提出(ていしゅつ)は 宿題(しゅくだい)ではありませんが、優秀作品(ゆうしゅうさくひん)は、職員室前(しょくいんしつまえ)に掲示(けいじ)したり、オクリンクで送ったりします。(許可(きょか)をとって無記名(むきめい)で)積極的(せっきょくてき)な取組(とりくみ)を期待(きたい)します。

 最後に、夏休みをむかえるにあたって、みんなにはしおりで、お家の人には学校だよりで、先生方には職員会議で、

言葉は違いますが、同じことをお願いしました。そのなかで、特に心に刻んでほしいことを話して終わりにします。

 それは命を大切にしてほしいということです

 その具体的なこととして、県の教育委員会から配られている、「いじめをなくすためのリーフレット」により話を   します。このリーフレットには、「いじめをみんなでなくそう」「いじめるつもりはなくても相手がいやだなと感じることはいじめです」「話す勇気」「やめる勇気」「とめる勇気」そして「認める勇気」を持とう。さらに、「その子らしさや自分のよさも」とありますので、新川小の全校児童のみなさんが、夏休みにやさしい気持ちに磨きをかけて、9月2日に元気に会えることを願って校長先生の話を終わりにします。

6月の全校集会から

全校児童のみなさん、こんにちは!

まずは、表彰のみなさんをたたえます。

おめでとう!

さて、校長先生は、新川小のみんなと過ごすようになっての2か月で、

驚いたことがあります。

それは、小学生はよく挨拶できるなということです。

校長先生は、35年間中学校の先生として、部活動を一生懸命教えてきました。

目標は勝負も礼儀も県でいちばんでした。

なぜなら、勝負で負けても、きびきびとした挨拶やかけ声が身についていれば、

将来をたくましく生きていけるからです。

(勝負はだいたいがベスト4で、決勝に進んだのは1度だけですが)

だから、みんなのこの姿は、新川の伝統としても、先生方の教えとしても、立派に感じるのです。

ところで、校長先生の部活指導では、他に大切にしていることが2つありました。

ひとつめは、

清掃&ボランティアです。

すみずみまできれいにすること、また、練習中に他の先生がハードな作業をしていたら、お手伝いをすること。

それで気づく目が身につくのです。

ふたつめは、

いかなる先生の話も自分なりのメモをとりながら話を聞くことです。

授業のノートは黒板を写しているだけではNGと、中学生には教えていました。

これで、自分で考える力が身につくのです。

ところで、

新川小には前から、

進んで挨拶ができていきいきと活動ができる

そうじにこつこつと取り組める

わくわしながら人の話を聞ける

という目標がありました。

校長先生は今年ここに、

まいにちをはげみと付け加えました

さらに学校教育目標を続けます。

じぶんの得意をのばせるですね。

では、ここで、課題を出します。

この3つに毎日全部励むとして、

この中からひとつの得意をつくってほしいのです。

今日のオクリンクのその他1に、全校集会の番組をつくりましたので、

開いてカードを提出してください。

いつやるかは担任の先生と相談してください。

それでは、これで、全校集会の話を終わりにします。

運動会開閉会式から

運動会開会式

会場のみなさん、おはようございます。

昨日、1年生から4年生が帰った後、

5年生と6年生が、この会場をつくってくれました。

まずはそれをたたえます。

ありがとう。

さて、全校児童のみなさん、

ゆうべはしっかり眠れましたか?

朝ごはんをしっかり食べてきましたか?

今日は楽しみですか?

練習よりも、より元気に、よりはやくを目指してくださいね。

 

保護者のみなさまへ。

これまでのさっき子どもたちに聞いた体調管理面でのサポートに感謝します。

来賓のみなさま、

本日はご来校ありがとうございます。

保護者の方々とともに、これからの競技では、

学校教育目標のまいにちをはげみの成果をご覧ください。

PTAのみなさまにも、本日はお世話になります。

 

近隣のみなさまへ、

休日、子どもたちの歓声や放送の音などが、校外にも響くこととなりますが、

ご理解ご協力くださいますようお願いします。

 

最後に、全校児童のみなさん。

今、校長先生が話したように、

今日の運動会は、多くの方々の期待のもとにも行いますので、

全力を期待して、開会式のことばとします。

 

運動会閉会式のことば

 

全校児童のみなさん、

今日は楽しかったですか?

自分の記録を伸ばせましたか?

そのうえで、

総合優勝の白組のみなさん、

赤白対抗リレーの赤チームのみなさん、

おめでとう。

おしくも賞に及ばなかったみなさん、個人走や学団での取組の全力にも、

感動しました。

レク走もほほえましく、係活動や演奏も、運動会に花を添えました。

 

保護者のみなさん、

今日のお子様の姿はいかがでしたか?

学校教育目標の運動にこつこつと取り組めていたでしょうか?

1か月後には授業を公開しますので、

後日お示しする学校評価項目とあわせて、御参観ください。

 

来賓のみなさま、

本日はありがとうございました。

子どもたちの心を、より優しく、より豊かに、より貢献的に育むには、

みなさんとの情報共有及連携が鍵となりますので、

今後ともよろしくお願いします。

 

PTAのみなさまのサポートにも感謝します。

 

最後に、

全校児童のみなさん、

今日 明日 明後日は ゆっくり休んで、火曜日に元気に登校できることを願って、

閉会式のことばとします

避難訓練から

みなさん、

学校教育目標を覚えましたか?

まいにちをはげみ じぶんの得意をのばせる子 ですね。

今日の避難訓練も、このように、目標があります。

それは、自分の命は自分で守ってほしいということです。

そのために、覚えてほしいことが、2つあります。

ひとつめは、

地震がきたら、

まず低く、頭を守って 動かない を

実行してください。

今日は教室でしたが、

どこでくるかわかりませんよ。

ふたつめは、

避難をするときは、

おはしもで。

おさない

はしらない

しゃべらない

もどらない

以上の頭文字です。

元日には、

能登半島で大きな地震がおきていますね。

今日の訓練の振り返りや

個人や学級でしっかり行ってください。

 

 

1年生を祝う会から

今日の会の仲間集めゲームのときに、

校長先生のところに、1年生を連れて、

挨拶にきてくれたグループがありました。

このように、今日はとてもあたたかい会となりました 

1年生のみなさん、

今日のよびかけはとてもよくできました。

計画委員のみなさん、

そして、

各学年のみなさんからの準備も、

今日の会に花をそえてくれました。

ありがとうございしました。

今日はもっと話をしたかったのですが、

時間がありませんので、

校長先生から、

タブレットのオクリンクに続きのお話を

送ります。

開いてみてください。

(以下、続きの話)

校長先生から、覚えてやってほしいことを

3ついいますね。

ひとつめ。

気温が高くなってきたら、

しっかり水分をとりましょう。

しっかり睡眠をとりましょう。

しっかり食事をとりましょう。

しっかり帽子をかぶりましょう。

ふたつめ。

しっかり手洗いしましょう。

しっかりうがいしましょう。

ひとつめもふたつめも、

具合が悪いときは、

我慢をしないで、しっかり休みましょう。

みっつめ。

昇降口を出るときは、

しっかり扉を閉めましょう。

令和6年度1学期始業式から

まず、みなさんに

進級おめでとうとたたえます。

どうしてか?

みなさんは、先生方、  おうちの人、地域の人たちにとって 宝だからです。

いい社会をいっしょにつくるためにね。

ちばけんでは、

そんなみなさんをちばっ子とよんでいます。

流山市立新川小学校では、

いきいき こつこつ わくわくを合言葉に

学校生活を大切にして

今日 晴れて

ひとつ学年があがった 、おめでたい日なのです

そこで、校長先生から

全校児童のみなさんに プレゼントを贈ります。

それは 学校目標です。

いいますよ。

おぼえてくださいね。

まいにちをはげみ  じぶんの得意をのばせる子

もう1回いいますよ。

まいにちをはげみ じぶんの得意をのばせる子

まいにちをはげむとは、

たとえば、

まいにち じぶんから あいさつにはげむ。

まいにち すみずみまで そうじにはげむ。

まいにち友達と協力して勉強にはげむ。

まいにちタブレットの腕前をあげられるようはげむ。

まいにち自分もとなりの人も大切にするようはげむ。

まいにちじぶんの身は自分で守れるようはげむ。

得意をのばせるとは、

たとえば、

あなたは授業では何の教科がいちばん得意ですか?

得意と言えなくても好きでもいいので、聞きます。

1回だけ、手をあげてください。

国語の子

社会の子

算数の子

理科の子

生活の子

音楽の子

図画工作の子

家庭の子

体育の子

英語の子

道徳の子

 ありがとう。

1人ひとりちゃんと知りたいので、

このあと、

タブレットのミライシードの今日の6時間目の下のその他のところに、

これを答えられる番組をつくりますので、

やってみたい子は提出してください。

今日学校では時間ないからね、家でやってみてください。

でも、宿題ではありません。

最後に、

もうひとつお願いがあります。

明後日は1年生を迎えます。

今日の先生方のように

あたたかくでお願いします。

修了式校長の話

全校児童の皆さん、こんにちは。

今日はまず、はじめに先週3/15(金)に6年生のお兄さん・お姉さんが新川小学校第150代卒業生として立派な態度で卒業していったことを参加してくれた5年生とともに報告します。

(5年生の言葉)

今日で令和5年度の教育活動はすべて修了しますが、皆さんは4月に校長先生がお話ししたことを覚えていますか。

次の3つのことをがんばってください、とお話ししました。

1つ目は、「いきいき」です。

校長先生が朝校門であいさつしていると、いきいきとした笑顔であいさつをしてくれる人が何人もいました。

2つ目は、「こつこつ」です。

音読や毎日の宿題などのお勉強、マラソンや縄跳びなどの運動、途中であきらめることなく頑張っている人がたくさんいました。

3つ目は、「わくわく」です。

今年は新小発表会があったので、授業や普段の生活の中で疑問に思ったことをそのままにせずに調べてみんなの前で発表している人がたくさんいました。

そう考えると、この1年間の皆さんの成績は、校長先生から見ると99点です!

100点にならなかった理由はなぜでしょう?

(近くの人と考えて下さい)

 答えは…、

そう!今の皆さんのように自分の頭で一生懸命考えること。これができれば100点です!

それでは、皆さん!

来年度は、それぞれ1つ上の学年になります。新たなクラス、新たな友達、新たな先生と、さらに成長してくれることを期待しています。

これで校長先生のお話を終わります。

6年生の卒業を祝う会 校長挨拶

全校児童の皆さん、こんにちは。

今、計画委員の皆さんが「新小の鍵」を引き継ぐのを全校児童の皆さんは見たことと思います。この鍵に誓って、新しい新川小のリーダーたちとともに来年度151年目の新川小を盛り上げていってください。

さて、6年生と一緒に生活できるのもあと2週間、日にちにすると8日間となりました。下級生の皆さんは、6年生の皆さんにどんなことでお世話になったか覚えていますか。今日の「卒業を祝う会」は卒業式本番には出られない1~4年生の皆さんにとっては「これまでどうもありがとう」という感謝の気持ちを込めて6年生に発表できる最後のチャンスでした。一生懸命できましたか。皆さんの気持ちはきちんと伝えることはできましたか。逆に、6年生の皆さんは「卒業を前にして、今、下級生のみんなにどんなことを伝えて卒業したいですか。」

校長先生は自分自身が小学校を卒業する時、風邪をひいて「謝恩会」という会をお休みしたことがあります。卒業式当日には治って出られたのですが、同じクラスの友達に「謝恩会は、先生たちがいつもの先生たちより優しくて楽しかったよ。」と言われ、とても残念でした。よく「健康管理をしっかりとしてください」と言いますが、自分が元気で健康にいられるって大事なことなんだなと思ったことはありませんでした。卒業式を控えた6年生はもちろん、下級生の皆さんも健康管理には十分気をつけてください。そして、6年生は残り少ない新川小での1日1日を大切にしてください。

これで、校長先生のお話を終わりにします。

2月 全校集会校長挨拶

皆さんこんにちは。

今日は2月7日水曜日。日本では受験シーズン真っ最中ですね。皆さんのお兄さん・お姉さん、場合によっては皆さん自身の中にも、「受験」をする人がいると思います。

校長先生は若い頃に北部中学校に勤めていて中学3年生の担任をしたことが何度かあります。なので、「受験」の大変さはよくわかっているつもりです。第一志望の学校に合格できればそれまでの苦労も吹っ飛んで「ばんざーい」と気持ち良くなり、担任にも「ありがとうございました!」と言ってくれるのですが、不合格になってしまうとショックで言葉が出なくなってしまう生徒がほとんどでした。

しかし、ある年担任していた生徒の一人に不合格になったのに、ショックな気持ちを乗り越えて「ありがとうございました。」と言ってくれた生徒がいました。

私は、「不合格だったのにどうしてありがとうございますと言ってくれたの?」と素朴な疑問をその子にしました。すると、「だって先生にはお世話になったから。」と返事をしてくれました。ただそれだけでしたが、とても感動しました。自分がその生徒の立場だったらいろいろな物や人に当たり散らしてしまうぐらいショックなことなのに、その子はまだ15歳なのに自分の悲しみを乗り越えて「感謝」の気持ちを伝えたのです。すごいなと思いました。

 なぜこの話をしたかというと、この2月から3月の生活の中で皆さん一人一人が「感謝」の気持ちを表現する場面がたくさん出てくると思うからです。賢い新川小の皆さんなら、それがどんな場面か思いつきますよね。

(少し時間を取る)

皆さんの考えたそれぞれの場面で、一人一人が「感謝」を表現できるように頑張ってください。期待しています。

新入生入学説明会 校長挨拶

こんにちは。 

この4月から本校1年生として入学されるお子様の保護者の皆様におかれましては、ご卒園及びご入学の準備で大変お忙しいことと思います。

現在、学校はインフルエンザB型・新型コロナウイルス感染症が流行しております。幼稚園・保育所の方はいかがでしょうか。

さて、毎年この場でお伺いしていますが、初めて小学校に入学のお子様をお持ちの保護者の方はどのぐらいいらっしゃいますでしょうか。挙手いただけますでしょうか。

(挙手、確認。約半数。)

初めての保護者の皆様も不安でしょうが、小学校に入学するお子さんからすると、新たな環境に身を置くことは、どの子にとっても楽しみであると同時に、大なり小なりストレスも感じることと思います。本日は、まず保護者の方に、本校の学校教育について各担当よりご説明申し上げ、入学までの準備を円滑に進めていただくためのよい機会としていただきたいです。また、本日の説明会以後、実際に準備される際に疑問が出てくることもあるかと思います。その際には、遠慮なく学校におたずねください。

最後に、私から1点だけお願いがあります。本校では集団登校を行っていますが、下校時には一人ずつ帰ることとなります。お子様が安全に登下校できるように、今から横断歩道や信号の渡り方、信号のない交差点の渡り方などを教えていただけるとありがたいです。

なお、来年度の本校の学級数ですが、1年生2学級を含めて、通常級12学級に加え、知的特別支援学級である「あおぞら学級」2学級、情緒学級である「かがき学級」1学級の合計15学級でスタートする予定です。子供達の健やかな成長に必要な教育活動を保護者の方や地域の方の御支援も得ながら、進めてまいりたいと考えております。4月からのお子様方の入学を心よりお待ちしております。

私からは以上です。

避難訓練 校長講話

皆さんも知ってると思いますが、元旦の能登半島の震災の翌日、2日の日には飛行機同士の衝突事故がありました。その事故では、海上保安庁の航空機で死者が出てしまいましたが、日本航空の旅客機の乗客は誰一人犠牲者が出ませんでした。

これは、「90秒ルール」のお陰なのだそうです。「90秒ルール」は普段から機長さんやCAさんたちが90秒で乗客全員を安全に脱出させるために訓練する時の合言葉です。

皆さんの避難訓練の際にも「90秒ルール」を守るための3つのポイントが生かせそうなので紹介します。

1つ目は「パニックコントロール」。

とにかく慌てている乗客一人一人を落ち着かせることだそうです。

2つ目は「状況判断」。

今回の場合は非常扉が8つのうち3つしか開かなくなってしまったそうですが、CAさんが自主的に判断して乗客を開く方の扉に誘導したそうです。

3つ目は「荷物は不要」。

どんなに大切な物があっても自分の命以上に大切な物はありません。1人1人の乗客が自分の荷物をあきらめることに協力してくれたから全員の命が救えたのだそうです。

「90秒ルール」を守るための3つのポイントはわかりましたか。災害はいつやってくるかわかりません。学校にいる時だけではなく、家にいる時やお買い物の時、映画館などの娯楽施設にいる時など、いつどこでどんな時に起きるかわかりません。

「落ち着く」「状況判断」「荷物をあきらめる」の3つのポイントを守って自分の命を守ってください。

これで校長先生のお話を終わります。

3学期始業式の話

あけましておめでとうございます。

皆さんも知ってると思いますが、元旦に大変な震災が流山市の姉妹都市である能登半島で起きてしまいました。ここで、今回の犠牲者の方々に対して黙祷をささげたいと思います。賛成してくれる人は校長先生が時間を測るので1分間目を閉じて祈ってください。

では、始めます。

(1分間)

止めてください。

さて、皆さん、冬休みの間、元気で過ごせましたか。今年は令和6年。いよいよ令和の時代も6年目を迎えることとなりました。でも、皆さんも知ってる通り、学校はまだ令和5年度の150周年year、3学期です。

 児童の皆さんが考えてくれた150周年プロジェクトは運動会プロジェクトから始まり12月のいとひばライトアッププロジェクトまでとても素晴らしいものばかりでどれも大成功でした!ありがとうございました。

校長先生は3学期の新川小学校のテーマは「感謝」だと思っているのですが、考えてみれば、こうして能登で大震災が起きてみると、皆さんが毎日元気に学校に来て勉強したり、生活したりできること。それは当たり前のことのようだけど当たり前のことではないことに気づかされますね。校長先生は皆さんにその当たり前の幸せに気づき、「感謝」できるような人になってほしいです。当たり前すぎて口に出せなかったり、恥ずかしがったり、するかもしれませんが、素直に「感謝」を表現してほしいです。

もうすぐ6年生は卒業式があったり、他の学年の皆さんも学年が一つ上がったりする時が来て、3学期は「感謝」を表現するにはとても良い時期ですから。

「ありがとうございます」「お世話になりました」そんな言葉が3学期にたくさん聞かれるとうれしいです。話すのが苦手な人は手紙でもいいです。

それでは、3学期。「感謝」の気持ちを持って頑張りましょう。

これで校長先生のお話を終わりにします。

2学期終業式の話

おはようございます。さて、2学期も今日で最後の日となりますね。

皆さんは2学期の中でどんなことが一番心に残っていますか。

今年は150周年yearだったので、校長先生は「新小発表会」と「いとひばイルミネーション」が一番心に残っています。それは、どちらも児童の皆さんが考えて児童の皆さんが中心になって頑張った行事だからです。特に、「新小発表会」は発表会当日にもたくさんの保護者・地域の方から誉めていただきましたが、先日12/9に「新川ふれあいフェスタ2023」に来てくださった井崎市長さんや斎藤国会議員さんが、小学生の皆さんの学習ぶりを掲示物でご覧になってたくさん誉めてくださいました。

さて、明日から冬休みですが、校長先生から短く、1つの宿題と3つの注意をします。よく聞いてください。宿題は簡単です。来年の自分の目標を立てることです。自分で目標を立てることで1年間そのことを頑張ろうとすることができて成長できるからです。注意する3つは、交通事故、不審者、インフル・コロナ予防です。3つとも気をつけてほしいのですが、特にインフル・コロナ予防については、毎年冬休み明けに一気に流行るので気をつけてほしいです。年末年始は人が集まることが多くなる時期です。健康管理は特に頑張ってください。

では、令和6年1月9日に、いつも通り、校長先生は正門でみなさんと元気に会えるのを楽しみに待っています。

これで校長先生のお話を終わりにします。良いお年をお迎えください。

11月 全校集会校長の話

秋になり、読書にも勉強にも運動にも、そして校長先生が大好きな食べるのにもぴったりな季節となりました。さて、今日お話しするのは、「今までよりも強い自分になる」ということです。皆さんには、いろんなことにチャレンジすることで、自分自身を高めていってほしいと思っています。

 

今、ふれあい遊びや委員会活動、音楽部の部活などで高学年の子ども達が頑張っているのを知っていますか。そろそろ布団から出るのがつらくなる季節。きっと「もっと寝ていたい」とか「ゆっくり休みたい」とか、いろいろ思っているだろうに「自分自身の成長のために」「学校のために」と、頑張ってくれている高学年の子ども達の姿は、本当に素晴らしいなぁと思っています。こうした頑張りは必ず自分の心を強くします。つらいことがあっても負けないでやり抜く強い心が育っていきます。全校児童の皆さんもぜひ高学年の人たちのように頑張ってほしいと思っています。

 

たとえば、持久走の練習です。「どうせ自分はこれしか走れない」「つらいから走りたくない」と決めつけるのでなく、前の日よりも一歩でも前へ進むことを考えてください。そういう練習の積み重ねが「今までよりも強い自分」になっていくと思います。

 

また、今月は新小発表会があります。保護者や地域の皆さんの前で発表することはとても緊張するし大変なことだと思っています。でも、このこともきっと今より強い自分になっていく可能性を開くチャンスなのだと思っています。

 

大事なのは、人と競うことではないです。自分自身に負けないことです。11月は皆さん心の中で「今までの自分より強くなる」と言い聞かせて頑張ってほしいと思っています。皆さんだったらきっとできると校長先生は信じています。

避難訓練 校長講話

皆さんは「関東大震災」という地震が今からちょうど100年前の1923年大正12年9月1日に起きたのを知っていますか。起きた場所は墨田区。今の東京スカイツリーの立っているところです。校長先生は小学6年生まで墨田区に住んでいたのでこの関東大震災のことを担任の先生にたくさん教えていただきました。

今日の避難訓練は地震の後に火事が起きて校庭に避難するという内容でしたが、地震が起きたら「まず火を消す」というのもこの関東大震災の教訓の一つです。約10万人亡くなったうちの9万人が火災で亡くなったそうです。車のない時代だったので「大八車」という今のリヤカーのようなものにたくさん荷物を載せて避難しようとして道路が渋滞してそこに火が飛び火して被害が拡大してしまったそうです。もともと高い建物はない時代でしたが一面焼け野原になってしまって隅田川や東京湾が見えるようになってしまったと校長先生のお婆ちゃんが言ってました。

また、「避難の時によけいなことはしゃべらない」というのも関東大震災の教訓の一つです。残念なことですが、大震災のパニックの中で私たち日本人の誰かが、朝鮮や中国の人が「井戸に毒を入れた」というありもしない嘘のうわさを流して、それを信じてしまった愚かな人が罪もない朝鮮人や中国人を殺してしまったのだそうです。

この関東大震災で亡くなった人とその後の太平洋戦争で亡くなった人の霊を祀るために「東京都慰霊堂」という施設が墨田区横網町にあります。校長先生も小学生の時に社会科見学で行きました。「両国」という駅から歩いて3分です。キリスト教や仏教などの宗教の壁を越えてすべての犠牲者が祀られていますので、皆さんもお家の人と一緒に訪れてお祈りをしてきてあげて下さい。 これで校長先生のお話を終わりにします。

2学期始業式 校長挨拶

おはようございます。42日間の長い夏休み、新川小の皆さんは元気に過ごすことができましたか。今年の夏はとっても暑かったですね。皆さんは暑さに負けず、元気に過ごすことができましたか。ところで、皆さんは、1学期の終業式で校長先生がお話した2つのことを覚えていますか。

一つ目は、

① 「自分でやりたいことを計画する」

二つ目は、

② 「命を大切に過ごす」    

でした。

二つ目の「命を大切に過ごす」ことは、こうして皆さんが登校してきてくれているので守れたとして、一つ目の「自分でやりたいことを計画」してやってみたことは、この後に担任の先生やクラスの皆さんに話してみて下さい。

さて、次は、2学期に皆さんに取り組んでもらいたいことです。

2学期は1年間で一番長い学期です。今年は150周年記念プロジェクトとして、新川小の皆さんが活躍できる授業「新小発表会」というものが企画されています。

150歳を迎えた新川小のことや地域のことについて「自分たちで考えて」、「自分たちでできること」を見つけて、「自分たちで行動して」発表していってください。

1学期には、運動会の団長さんが自分たちで考えて全校の皆さんにメッセージを動画で伝えたり、計画委員の皆さんが自分たちで考えて「150周年記念新川新聞」を発行したりしてくれました。

どちらも「自分たちから」というところが大変素晴らしいと思います。2学期は、6年生や高学年だけではなく、低学年や中学年の皆さんの「自分たちから」考えた活動も見られるのを期待しています。

1学期終業式の話

新川小学校の皆さんこんにちは。

今日で1学期が終わりになりますね。校長先生は、皆さんが毎日元気に学校に来てお勉強を頑張っている姿を見ていてとてもうれしいです。

さて、今年は記念すべき150周年yearで、早速1学期には「運動会プロジェクト」として地域の方と一緒に「ダンシング玉入れ」を企画して成功させることができました。また、6月には「航空写真プロジェクト」として全校みんなで協力してクラス写真や航空写真を撮影し、これも大成功でした。

また、6年生は国会・科学技術館の校外学習、5年生は手賀の丘青少年自然の家に行って林間学園を成功させました。そして、今年から水泳学習は教育委員会のご配慮で天気を気にせずにスポーツクラブの施設でできるようになりました。

しかし、良いことばかりではありませんでした。途中、画鋲事件やトイレ事件がありました。どちらの事件も今は収まっていますが、悩まされている時には、新川小の子でもこんな悪いことをする子もいるのかと悲しくなりました。でも、ポスターを作って呼びかけてくれた子がいたり、正しいトイレの使い方を保健委員会が教えてくれたりしたおかげで、今は解決しているのでもう二度と起きてほしくありません。そして、この事件を乗り越えて平和な生活を取り戻した新川小の皆さんの力は本当に素晴らしいなと思いました。ただ、2学期からは、このような学校生活のマイナス面が話題の中心になるのではなく、150周年プロジェクトのことなど、プラスの出来事が学校の話題の中心になることを期待しています。

さて、明日から夏休みですね。

そこで、校長先生から、長い夏休みを充実して過ごすコツをお伝えします。

まず1つ目は、「自分でやりたいことを計画する」です。

どんな楽しそうなことでも、人から与えられたことはすぐ忘れてしまうし、達成感がありません。そこで、この夏はぜひ「自分でチャレンジ」することを考えてみてほしいと思います。

2つ目は「命を大切に過ごす」です。

これについては、この後担当の先生からくわしく話していただくので、よく聞いてくださいね。

この2つを守って過ごせば、きっと素晴らしい夏休みなると思います。それでは、2学期に、元気に登校する皆さんとお会いするのを楽しみにしています。

6月 全校朝会校長挨拶

全校児童の皆さんこんにちは。皆さんは、不登校の子どもたちのために新川小学校の中に「フレンドステーションしんかわ」という施設があるのを知っていると思います。去年の4月からスタートしてもう一年が経ちました。校長先生からのお願いを聞いて、5,6年生の皆さんは音楽室に行くのにわざわざ2階に下りてから移動することに協力してくれています。そして、今まで誰一人として不平不満を言ってきた人はいません。 

「フレンドしんかわ」に来ている子は、自分の学校には行けないけど「フレンドしんかわ」には来ることができるのだそうです。新川小の皆さんによる、その子には見えていない協力のおかげで救われている子がいるのです。これは本当に素晴らしいことだと思います。皆さんの優しい気持ちが不登校の子を救っているのです。

 さて、ここで校長先生から皆さんにお知らせして、お願いしたいことがあります。今度から「フレンドしんかわ」の子たちも、皆さんが業間休みや昼休みの時間に外で遊んでる時に一緒に外に出てみることになりました。でも、皆さんから無理に声をかけてあげたりしなくて大丈夫です。逆に、声をかけちゃいけないわけでもありません。自然に接してくれればいいです。でも、相手は不登校の子たちだということはわかっていてください。人と人とが自然に接することができるようになることが、「フレンドしんかわ」の子たちの勉強だし、皆さんの勉強にもなります。その結果、一言もしゃべらないで、ただ同じ場所でただ別の遊びをしていただけということもあるでしょう。それなら、それでもいいのです。

校長先生は新川小学校の皆さんを信じています。皆さんが「フレンドしんかわ」の子たちにとって自然な形で人として接することができる子たちだと思っています。ですから、今日、校長先生はこのことをどうしても皆さんに伝えてお願いしたかったのです。そして、改めて音楽室への移動のお礼を言います。これまでありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。

運動会校長の言葉

運動会 開会式 校長挨拶

おはようございます。

素晴らしいですね。皆さんのこの運動会にかける思いが、ひしひしと伝わってきます。特に、1年生はまだ今日で登校日数が31日目ですが大変立派な態度です。

今年の運動会は、新川小学校150回目の運動会となります。今年の運動会のテーマは「歴史ある運動会を勝利で飾れ、勇み立て新小魂」です。紅組も白組も歴史ある150回目の運動会の勝利を目指して頑張ってください!

さて、本日ご参観の保護者・地域の皆様に申し上げます。本日は、令和5年度新川小学校春季大運動会にご来校いただき、まことにありがとうございます。また、近隣の皆様には大音量でご迷惑をおかけします。ご案内の通り、本年度は創立150周年記念の運動会となります。児童が主体となって創立150周年記念の種目を考え、ダンシング玉入れを企画しました。ご支援・ご協力の上、どうぞお楽しみください。

さて、児童の皆さん!いよいよ運動会の始まりです。全力でがんばる皆さんの姿を校長先生は全力で応援しています。

がんばってください。

 

 

運動会 閉会式 校長挨拶

全校児童の皆さん、今日は本当にお疲れ様でした。新川小のどの子も汗を流し、精いっぱいやりとげたという爽やかな表情が顔に満ちあふれています。

今日勝ったのは赤組でしたが、負けてしまった白組も最後まであきらめず正々堂々と頑張っていました。

そして、高学年の児童の皆さんがお兄さんお姉さんとして運動会の係の活動をとても頑張っていました。また、音楽部の演奏も大変見事でした。保護者・地域の皆さんにも運動会が成功するようにたくさんお手伝いいただきました。新川小学校に関係する人みんなの力で作り上げた150回目の運動会になりました。

最後になりましたが,本日大音量でご迷惑をおかけした近隣の皆様には心から感謝申し上げます。これからも新川小学校への温かい御支援・御協力をよろしくお願いいたします。

全校児童341名が作り上げた150回目の運動会の成功に感謝申し上げ,閉式の挨拶といたします。

避難訓練校長の話

避難訓練を終えて校長先生から新川小の皆さんにお話があります。

皆さんは4月から新しい教室で生活していると思いますが、もう新しい教室や新しいお友だちには慣れましたか。学校では、新しい環境での生活が始まったら、なるべく早く避難経路の確認をするために避難訓練をするようにしています。雨でなかなか避難訓練ができなかったので今日できて良かったです。最近、地震が多く起きていますね。皆さんは今日の避難訓練のめあてを心に刻んで、避難訓練に参加できましたか。校長先生は外に出て皆さんの教室の様子を耳をそばだてて聞いていましたが、今日の皆さんの避難の様子は大変真面目で真剣でした。机の下にもぐるときも避難の途中もしゃべっている人は一人もいませんでした。避難訓練としては100点満点でした。でも、一つだけ気になることがあました。それは何でしょうか。

(少し待つ)

それは、訓練を終えて帰る時の皆さんの様子です。本当に地震が起きておうちの人が引き取りに来てくれる時に子どもたちがざわざわおしゃべりをし続けていたらどうでしょうか。もし皆さんに余裕があれば余計なおしゃべりをしない方がいいです。

これで校長先生のお話を終わりにします。

陸上部をはげます会校長の話

5月になって暖かくなり、体を動かすのにもよい季節になりましたね。今月は27日に運動会があります。その前に23日には流山市内の陸上大会があります。

陸上部の皆さん今日はそれぞれの種目で見事な演技ありがとうございました。まだ、大会本番までには少し時間がありますのでさらに磨きをかけてください。

さて、コロナ禍になってから声に出して大きな声で応援することを自粛するようになりましたね。でも、校長先生は「応援する気持ちは必ずその人に伝わる」と思っています。そして、応援の力というのは、持っている力以上に力を発揮することができるものだと思っています。

選手の皆さん、新川小の子ども達は、来週5月23日の大会の時も心の中で精一杯皆さんを応援しています。皆さんを応援しているのは、子ども達だけではありません。今まで体調管理をはじめとする様々な支援をして下さったご家族や地域の方々、指導をして下さった先生、声をかけて下さった先生方などたくさんの方が皆さんを応援しています。皆さんは1人ではありません。大会では思い切って頑張ってきて下さい。

実は、選手の人に負けないくらい頑張っている人たちがいます。それは選手になれなかったけど練習に頑張って参加し続けた人たちです。校長先生はこの人達も本当に偉いと思っています。仲間と支え合いながら成長していくことは、どんなときにもとても大切です。

それでは、全校の皆さん、23日は心の中で一生懸命応援しましょう。きっとその思いは伝わるはずです。校長先生も応援しています。

1年生の入学を祝う会 校長あいさつ

53名の1年生の皆さん、今日は、全校のお兄さん、お姉さんがみんなのために入学を祝う会をしてくれてうれしかったですね。

皆さんが入学して7日が過ぎました。学校には慣れてきましたか。

校長先生は、毎日1年生の教室に行っていますが、皆さんが毎日毎日、どんどん学校に慣れていくのがわかります。このあと、来年皆さんが2年生になった時は、今年の2年生のように来年の1年生にも親切にしてあげて下さいね。

今日は久しぶりに全校児童がこの体育館に集まることができました。今の校歌を聞いて皆さんは本当に素晴らしいなと思いました。

さて、計画委員の皆さん、6年生の皆さん、今日は「入学を祝う会」を計画し、実行してくれてありがとうございました。皆さんのおかげで、心温まる会となりました。すばらしいなあと思います。6年生のみなさん、記念すべき150周年yearとなるこれからの1年間、全校をリードし、さらに発展させ、明るく楽しい新川小学校になるように努力していきましょう。

2年生から5年生の皆さん、今日は「心のこもったプレゼント」をありがとうございました。きっと1年生の心に届いたでしょう。これから1年生をよろしくお願いします。

全校児童341名のみなさんのおかげで、令和5年度の初めの一歩が大きく踏み出せて校長先生は大変うれしいです。これから新川小学校をさらに笑顔あふれる楽しい学校にしていきましょう。

これで、校長先生のお話をおわりにします。

始業式校長講話

(始業式の話)

さて、担任の先生の発表や先生方の紹介も終わったところで、今日は記念すべき新川小学校の150周年year第1日目なので、皆さんにさらに良い子になってもらうために、校長先生からいつもの3つの合言葉についてお話しします。

3つの合言葉は去年まで「ふわふわ、こつこつ、わくわく」でしたが、今年からはこれを「いきいき、こつこつ、わくわく」と少し変えました。新川小の皆さんは、もうふわふわ言葉で伝えることが上手になったので、次は、今よりさらに「いきいき」と頑張ってほしいから変えました。

それでは、新しい3つの合言葉「いきいき こつこつ わくわく」について解説します。

まず、「いきいき」についてです。

校長先生が朝校門であいさつしていると、いきいきとした笑顔であいさつをしてくれる人が何人もいます。でも、何も言わずに黙ったまま通り過ぎる人もいます。いきいきあいさつができると、周りの人も笑顔になれるし、今日も頑張るぞという気持ちになれます。

※自分から進んであいさつができ、いきいきと活動できる子になってください。

次は、「こつこつ」です。

校長先生は小学生の頃かけっこが苦手で、6人で走るといつも4番か5番ぐらいでした。でも、大人になってから足が遅くてもあきらめずに毎朝マラソンをこつこつがんばっていたら、少し走るのが速くなりました。そして、一緒に走る仲間ができて記録の伸びるのがだんだんおもしろくなってきました。

※友達と協力してそうじや運動をこつこつできる子になってください。

最後は、「わくわく」です。

校長先生は、授業では、わくわくしながら「どうして、なぜ」そうなるのか、「本当にそれでいいのか」を友達や先生と一緒に考えていくことが大切だと思います。そして、授業では、先生のお話をよく聴くことも大切です。

※わくわくしながら学び人の話もよく聴ける子どもになってください。

これから新しい学年・学級がスタートします。ぜひ、この3つを心がけて、すばらしい1年にしてほしいと願っています。校長先生は、皆さんの頑張りをいつも応援しています。

これで校長先生のお話を終わりにします。

卒業を祝う会 校長の話

全校児童の皆さん、こんにちは。

今、計画委員の皆さんが「新小よい子の鍵」を引き継ぐのを全校児童の皆さんは見たことと思います。この鍵に誓って、新しい新川小のリーダーたちとともに来年度150周年を迎える新川小の新しい伝統の1ページを一人一人の児童の皆さんが作っていましょう。

さて、6年生と一緒に生活できるのもあと2週間、日にちにすると11日間となりました。下級生の皆さんは、6年生の皆さんにどんなことでお世話になったか覚えていますか。今日の「卒業を祝う会」は卒業式本番には出られない1~4年生の皆さんにとっては「これまでどうもありがとう」という感謝の気持ちを込めて6年生に発表できる最後のチャンスでした。一生懸命できましたか。皆さんの気持ちはきちんと伝えることはできましたか。

逆に、6年生の皆さんは「卒業を前にして、今、下級生のみんなにどんなことを伝えて卒業したいですか。」

今日は3月2日です。卒業式は3月17日です。あと15日で6年生は卒業を迎えます。校長先生は自分自身が小学校を卒業する時、風邪をひいて「謝恩会」というのをお休みしたことがあります。卒業式当日には治って出られたのですが、同じクラスの友達に「謝恩会の時は、先生たちがいつもの先生たちより優しくてとても楽しかったんだよ。」と言われ、とても残念でした。よく「健康管理をしっかりとしてください」と言いますが、この時ほど自分が元気で健康にいられるって大事なことなんだなと思ったことはありませんでした。卒業式を控えた6年生はもちろんのこと、下級生の皆さんも健康管理には十分気をつけてください。そして、6年生は残り少ない新川小での1日1日を大切にしてください。

これで、校長先生のお話を終わりにします。

新入生入学説明会 校長挨拶

こんにちは。 

この4月から本校1年生として入学されるお子様の保護者の皆様におかれましては、ご卒園及びご入学の準備で大変お忙しいことと思います。

ここ数年、学校教育活動にも大きな影響を及ぼしてきた新型コロナウイルスですが、ここのところ徐々に弱毒化し、この春には現在の2類からインフルエンザ同等の5類に引き下げられることになりそうです。これまで、感染予防のために実施自体をその都度検討してきた学校教育活動も、来年度以降は従前とは異なる方法とはいえ、ほぼ実施できそうです。引き続き感染予防は行いながら、子供達の健やかな成長に必要な教育活動を保護者の方や地域の方の御支援も得ながら、進めてまいりたいと考えております。

さて、毎年この場でお伺いしていますが、初めて小学校に入学のお子様をお持ちの保護者の方はどのぐらいいらっしゃいますでしょうか。挙手いただけますでしょうか。

(挙手、確認。約半数。)

初めての保護者の皆様も不安でしょうが、小学校に入学するお子さんからすると、新たな環境に身を置くことは、どの子にとっても楽しみであると同時に、大なり小なりストレスも感じることと思います。本日は、まず保護者の方に、本校の学校教育について各担当よりご説明申し上げ、入学までの準備を円滑に進めていただくためのよい機会としていただきたいです。また、本日の説明会以後、実際に準備される際に疑問が出てくることもあるかと思います。その際には、遠慮なく学校におたずねください。

最後に、私から1点だけお願いがあります。本校では集団登校を行っていますが、下校時には一人ずつ帰ることとなります。お子様が安全に登下校できるように、今から横断歩道や信号の渡り方、信号のない交差点の渡り方などを教えていただけるとありがたいです。

なお、来年度の本校の学級数ですが、1年生2学級を含めて、通常級12学級に加え、知的特別支援学級である「あおぞら学級」2学級、情緒学級である「かがき学級」1学級の合計15学級でスタートする予定です。

私からは以上です。4月からのお子様方の入学を心よりお待ちしております。

 

2月 全校朝会校長挨拶

皆さんこんにちは。

皆さんは「終末時計」というのを知っていますか。先週の1/24火曜日に今年の「終末時計」が発表されました。

「終末時計」は、地球の歴史を24時間として午前0時を人類滅亡の瞬間に見立て、それまでの残り時間を計算して示したものです。アメリカの科学雑誌(ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ)が毎年発表しているもので、去年は「午前0時まで残り100秒」でしたが、今年はそれが「90秒」に縮まってしまいました。これまでで最も人類の滅亡に近付いてしまったのです。

「終末時計」が10秒短くなってしまった原因はいくつかあるのですが皆さんは予想がつきますか。

(少し考える時間を取る)

主な原因は、ロシアによるウクライナ侵攻です。ロシアが核兵器の使用をほのめかしているからです。これに加えて新型コロナウイルス感染症やCO2による地球規模の環境破壊などが10秒短くなってしまった原因です。

しかし、この「終末時計」は時計の針を巻き戻すこともできるのです。人類滅亡となる原因と反対のことをすればいいのです。つまり、戦争や核兵器を止めて、コロナなどの感染症をなくし、CO2による地球規模の環境破壊をなくせば良いのです。しかし、この3つのことは一人の力で簡単にできることでしょうか。もし、そうだったら今頃もう解決していることでしょう。世界のピンチを救って「終末時計」を巻き戻せるのは、一人のヒーローの力ではなくて、皆さん一人一人の力なのです。

なぜこの話をしたかというと、今日から始まるこの2月の生活の中でも、皆さん一人一人の力が必要になる場面がたくさん出てくると思うからです。賢い新川小の皆さんなら、どんな場面か思いつきますよね。少し考えてみてください。

(少し時間を空ける)

皆さんの考えたそれぞれの場面で、一人一人の力を合わせて頑張ってくださいね。期待しています。

避難訓練校長の話

皆さん、今日の避難訓練はいつもとは違う避難訓練でしたね。

そうです、いつもと違って「予告なし」でしたよね。また、今日はいつものようにクラスでまとまって逃げたり、決められた避難経路で校庭に出たりしませんでした。1人1人が自分の頭で判断して避難しました。

今回の「予告なし」の避難訓練で校長先生が皆さんに学んでほしいことは「シミュレーション」の大切さです。

本当の地震は「これから大きな地震が起きますよ。」と予告などしてくれません。もちろん、学校にいる時だけではなく、家にいる時やお買い物の際中、映画館などの娯楽施設にいる時など、どこでどんな時に起きるかわかりません。

いつ起きても大丈夫なように「ここで地震が起きたらこうしよう」「ここだったらこう逃げよう」のように心の準備をして逃げ方をイメージしておくといいですね。そうやって想像して準備しておくことを「シミュレーション」と言います。

今日の避難訓練は、今年度最後の避難訓練です。なので、担当の井上先生に頼んでいつもと違う「応用問題」の避難訓練にしてもらいました。

皆さん、応用問題は上手に解けましたか。校長先生が採点したところ今日の皆さんの避難訓練は100点満点でした。皆さんはこの後、1人1人が教室でふりかえりをしてみてください。

これで校長先生のお話を終わります。

3学期始業式校長挨拶

あけましておめでとうございます。

皆さん、冬休みの間、元気で過ごせましたか。今日から3学期ですね。

今年は令和5年。いよいよ令和の時代も5年目を迎えることとなりました。

さて、この令和5年という年は新川小学校の皆さんにとってかなり特別な年になります。どうして特別な年になるかわかりますか。

(少しだけ時間をとる)

ヒント1 お誕生日です。

ヒント2 150歳です。

ヒント3 人間ではありません。

もうわかった人がたくさんいそうですね。

そうです!

令和5年は新川小学校が150周年を迎えることになる年なのです!

(拍手!)

でも、学校のことですから3月まではまだ令和4年度です。4月になってから令和5年度の新川小学校150周年のお祝いをします。

そこで、皆さんに考えてもらいたいことがあります。それは、児童の皆さんが150周年のお祝いでどんなことをしたいかということです。校長先生は児童の皆さんの意見を中心にやることを考えていきたいと思っています。実は、〇〇先生も新川小学校の卒業生の一人ですから、〇〇先生に150周年実行委員会の先生になってもらうことにして〇〇先生の了解ももらいました。皆さんもやりたいことがあったらぜひ実行委員になって意見を聞かせてください。今お話を聞いている6年生の中には「僕たち私たちは3月で卒業してしまうけど実行委員になれるのかな」と心配している人もいるかもしれませんが大丈夫です。なれます!150周年記念のお祝いの詳しいお話はこの後担任の先生に聞いてください。

さて、次は3学期の話です。校長先生は3学期の新川小学校のテーマは「感謝」だと思っています。皆さんがこうして毎日元気に学校に来て勉強したり、生活したりできること。それは当たり前のことだけど当たり前のことではありません。校長先生は皆さんに、当たり前の幸せに気づき、「感謝」できるようになってほしいです。当たり前すぎて口に出せなかったり、恥ずかしかったり、するかもしれませんが、「感謝」を表現してほしいです。6年生はもうすぐ卒業式があったり、他の学年の皆さんも学年が一つ上がったりする時が来て、3学期は「感謝」を表現するにはとても良い時期ですから。

「ありがとうございます」「お世話になりました」「うれしかったです」。どんな言葉でもいいのです。話すのが苦手な人は手紙でもいいです。

先生だけではなくお友達、学校だけではなくお家の方、少し考え方を変えて人だけではなく皆さんがお世話になった物、「150周年の新川小学校に感謝」でもいいですね。

それでは、3学期。「感謝」の気持ちを持って頑張りましょう。

これで校長先生のお話を終わりにします。

2学期終業式校長挨拶

おはようございます。

さて、2学期も今日で最後の日となりますね。

今から、校長先生がみなさんの過ごした2学期を振り返って成績を付けてみたいと思います。

まず、学年ごとに行き先は違いましたが、校外学習です。どの学年も実行委員を中心に皆さんは頑張っていました。中でも6年生の修学旅行は、充実した「濃い2日間」となり、校長先生もとても思い出に残っています。他にも、新小オリンピック、市内音楽発表会、ミニバス大会、ふれあい遊び、持久走記録会と、どれも頑張っていました。

ここまでで、もう既に100点満点なのですが、最後に「はなまる」を付けたいことがありました。

それは、4年生の職員玄関や廊下掃除から始まった「ボランティアの輪」です。今では、落ち葉履き掃除やあいさつ運動に、3年生、5年生、6年生と加わり、「ボランティアの輪」が新川小に広がりました。

「自分たちでできること」を「自分たちの頭で考えて」行動できた皆さんは、本当に素晴らしいです!!そして、よくがんばりました。200点!

明日から冬休みですが、校長先生から1つの宿題と3つの注意をします。

よく聞いてください。宿題は、来年の自分の目標を立てることです。

来年1年、どんなことを頑張ってみたいか自分で目標を決めることで、さらに自分自身が大きく成長できると思うからです。

注意する3つは、交通事故、不審者、新型コロナ予防です。

3つとも気をつけてほしいのですが、特に新型コロナ予防については、おとといまで校長先生自身が家族全員陽性になって苦しんだので気をつけてほしいです。去年のことを思い出すと、冬休み明けに一気に流行って緊急事態宣言が発せられたのを覚えています。年末年始で人が集まることが多くなる時期です。健康管理は特に頑張ってください。

では、令和5年1月10日に、いつも通り、校長先生は正門でみなさんと元気に会えるのを楽しみに待っています。

これで校長先生のお話を終わりにします。

良いお年をお迎えください。

11月 全校集会校長の話

新川小学校の皆さんこんにちは。

今月は、132年前に本当にあったお話をします。日本とトルコ共和国の友情の物語「エルトゥールル号」のお話です。よく聞いてください。

 

ドガーン!グワーン!

ギーギリギリギリ!

船底がきしむ音が聞こえました。船が座礁した音です。傾き始めた甲板で、みんなが必死で何かにしがみついています。

「助けてくれーっ!」「もう、だめだ」

大きな波が船を襲い、今にもバラバラになりそうです。

「おい、陸地が見えるぞ!」「どこでもいい。板につかまって岸まで泳げ!」

ザバン!ザバーン!

荒波にもまれ、岩に当たり、服は破れ、けがもしました。

それでも、5人、10人と少しずつ浜に泳ぎ着きました。

時は明治時代。1890年9月16日。船の名前はエルトゥールル号。日本との友好行事を終えたトルコ共和国の使節団は横浜を出発し、家族の待つトルコへと向かいました。しかし、和歌山県の串本町の沖合で激しい風と波のためにエルトゥールル号は座礁してしまったのです。助かった人はわずかに69名、亡くなった人は580名と言われる大惨事でした。

崖の上から浜辺を見下ろしていた串本町の人々がいました。

「ずぶぬれだし、けがもしとる」
「天狗かの?鼻が高けえの…」

「天狗は山じゃ。海におったなんぞ聞いたことない。ありゃあ、鬼じゃ。赤鬼じゃ。」

「違うよ。多分、南蛮人じゃ。お寺の和尚さんに聞いたことがある。」

「だけんがよう、こりゃあ、はよう皆に知らせたほうがいいの」

沖合の船と浜辺のけが人を一目見るや、一刻を争う事態であることを皆が理解しました。しかし、串本町の人々にとっては初めて見る南蛮人です。少し怖かったけれど、助けることができるのは自分ちだけだと思ったら、ひとりでに体が動いていました。串本町の人々はトルコの人に衣類や芋、卵などを提供して介護し、手厚くもてなしました。その後、助けられたトルコの人々は神戸の病院に移って体力を回復した後、当時の日本の軍艦「比叡」と「金剛」によって無事祖国であるトルコ共和国に帰れたのです。

その後、時は流れて1985年3月17日。エルトゥールル号の遭難事故から95年後のことです。世界では、イラン・イラク戦争という戦争が起きていました。イラクのフセイン大統領は「戦争中に自分の国の上空を飛ぶ飛行機は今から48時間後に無差別に攻撃する」と宣言しました。当時、イランに住んでいた日本人もたくさんいました。しかし、危険で脱出できません。各国の飛行機は自分の国の人を救うので手一杯。日本からの飛行機はパイロットたち乗務員の命を優先するためにやってこれない。

そんな時、救いの手を差し伸べてくれたのがトルコ共和国だったのです。タイムリミットが迫る3月19日。トルコ共和国から救援の飛行機が来ると知った日本人は助かったと安心しました。「でも、どうしてトルコが?」という気持ちを持ちながら空港へ向かい、無事イランから脱出できたのです。トルコの人々は飛行機ではなく、日本人のために電車や車などを使って自分の国へと避難をしてくれたのです。でも、なぜ日本人のためにそこまでしてくれたのでしょう。よくわからずにいたところ、トルコ共和国からコメントが発表されました。「私たちはエルトゥールル号の借りを返しただけです。」と。

また、その時、いつ撃墜されるかわからない中を飛行機に乗って助けに来てくれたトルコ人のキャビンアテンダントさんはこう言っています。「95年前、トルコ人は日本人に助けてもらいました。ですから、私たちは日本人を助けるためにこの仕事に携われたことを大変誇りに思っています。」と。

 

日本とトルコ共和国の友情の物語のお話はこれでおしまいです。このお話を聞いて新川小学校の皆さんはどう思いましたか。

今度、学校の中で校長先生に会った時に、ぜひ皆さんの感想を聞かせてくださいね。

音楽部を励ます会 校長の話

音楽部の皆さん、素晴らしい演奏を聴くことができて校長先生は感動しました。きっと本番でこの演奏をやり終えた時には、どの児童も精いっぱい演奏できたという爽やかな表情が顔に満ちあふれていることと思います。

全校児童の皆さんは、音楽部の発表を聞いてどのような感想を持ちましたか。高学年の児童の皆さんは、同じクラスの音楽部の人に直接感想を言ってあげられるといいと思います。低学年の児童の皆さんは、高学年になったら音楽部に入りたいなと思った人もいるのではないでしょうか。

最後になりましたが、練習が大変なときにもあきらめずに部活を頑張っている音楽部の皆さんの素晴らしい発表にもう一度感謝したいと思います。ありがとうございました。

10月 全校朝会校長挨拶

皆さんこんにちは。

今月は、校長先生が小学校2年生だった時の話をします。3才年下の弟が交通事故に遭ってしまった話です。

校長先生と弟といとこの子たち何人かで荒川河川敷に「がまの穂」を取りに行こうとした時のことです。最初に校長先生が道を渡った後、その後についてきていた弟は車にひかれてしまいました。1mぐらい飛ばされてしまったそうです。その時の記憶はもう残っていないのですが、何日か経ってから見た弟の姿は、病院の透明なビニールみたいなもので囲まれたベッドの中でした。お父さんとお母さんはずっと家にいなくて親戚のおばさんに「あなたが一番年上なんだから自分だけ先に道路を渡るんじゃなくて後ろのみんなのことも見なきゃダメなんだよ。」と言われました。

なぜこの話をしたかというと新川小の皆さんに交通事故に遭ってほしくないからですが、それだけではありません。親戚のおばさんの言葉が、校長先生にとってはつらい言葉だったけど、交通事故だけではなくて、どんなことにも通じる言葉だと思ったからです。

「自分のことだけではなくてみんなのことも考えなくてはいけないんだよ。」

賢い新川小の皆さんなら、みんなのことも考えなくてはいけない場面がたくさん思いつくと思います。

(間を空けて終わる)

 それでは、今月も図書の紹介をします。

避難訓練を終えて

避難訓練を終えて校長先生からお話があります。

今日の避難訓練は地震の後に火事が起きて校庭に避難するという内容でした。

火事というと火に焼かれて死んでしまうと思う人もいるかもしれませんが、火より怖いものは煙、ガスです。火事が起きると真っ黒い煙があっという間に広がってしまい、1m先でさえもよく見えなくなります。

そんな時に頼りになるのが避難経路を示す誘導灯です。煙の広がるスピードは人が歩くのとほぼ同じスピードです。ですから、走らずに落ち着いて誘導灯を見つけ、避難するようにしましょう。

誘導灯は、学校にもあるのでわかると思います。皆さんが旅行などで初めて泊まるホテルでは、もしもの時のために誘導灯がどこにあるのか必ず確認しておくようにしましょう。

これで校長先生のお話を終わりにします。

令和4年度2学期始業式の話

おはようございます。42日間の長い夏休み、新川小の皆さんは元気に過ごすことができましたか。皆さんは、1学期の終業式で校長先生から長い夏休みを充実して過ごすコツを2つ話したのを覚えていますか。

そうです。一つ目は、

① 「自分でやりたいことを計画する」   でした。

例として「自分で料理をしてみたらどうでしょう」なんて言いましたが、皆さんは何か自分で計画して取り組んでみましたか。やってみた人はこの後、担任の先生に「こんなことをしたよ」と伝えてみてください。校長先生は、皆さんが夏休みにどんなことを考えて過ごしてきたのかぜひ知りたいです。

二つ目は、

② 「命を大切に過ごす」    でした。

これは、こうして今日皆さんが登校してきてくれているので、守れたのだと思います。でも災害はいつやってくるかわかりません。また、交通事故に注意することも含めて今後もぜひ頑張ってほしいと思っています。

 

次は、2学期に向けて皆さんに取り組んでもらいたいことです。

2学期は1年間で一番長い学期です。新川小の皆さんが活躍できる授業や学校行事もたくさん予定しています。新型コロナウイルスの影響も考えながらやり方を工夫してできるだけ予定通り進めていきます。もし、皆さんが楽しい小学校生活を送りたいと願うなら、「自分たちでできること」を「自分たちで考えて」行動していくことが大切だと思います。

1学期の途中で、計画委員の皆さんが自分たちから正門で朝のあいさつ運動をしたいと言ってきてくれました。また、生活のきまりをクイズにして掲示物にし、低学年の人たちに伝えたいと自分たちからアイディアを出してくれました。どちらも「自分たちから」というところが素晴らしいと思います。

もちろん、皆さんの考えたことのすべてができるとは限りません。でも、いろいろなことを考えてチャレンジしていくことで小学校生活が充実して楽しくなると思います。ぜひ、みなさんの力で2学期を充実させていってほしいと校長先生は思っています。

終業式の話

新川小学校の皆さんこんにちは。

今日で1学期が終わりになりますね。校長先生は、毎日皆さんが元気に学校に来てお勉強を頑張っている姿を見ていてとてもうれしいです。

1学期のはじめに「ふわふわ こつこつ わくわく」のお話をしたのを覚えていますか。

ふわふわ…自分から進んであいさつができ、ふわふわ言葉で気持ちを伝えられる子

こつこつ…友達と協力して勉強や運動をこつこつできる子

わくわく…わくわく進んで学び人の話もよく聴ける子

このことについて、1学期どうだったか、校長先生からみた皆さんの成績をつけたいと思います。

まず、「ふわふわ」。

新川小の皆さんは朝のあいさつがとても上手ですね。また、帰りには「さようなら」と笑顔であいさつしてくれます。校長先生がお客さんと一緒に廊下を歩いていると「こんにちは」とあいさつしてくれます。本当にうれしくて校長先生もお客さんもみんな笑顔になりました。だから、これは「2重〇」です。

つぎに、「こつこつ」。

どの学年の児童もこつこつ学習に取り組むことができましたが、特に、6年生が頑張っていました。1年生のお世話や委員会、掃除など、学校のお手本としても頑張っていました。素晴らしいと思います。6年生は「2重○」だけど他の学年はまだ「1重〇」かな。

最後に「わくわく」。

授業では、先生からの問いかけに一生懸命考えて発表している人たちをよく見ることができました。しかし、自分から「どうして」「なんで」と疑問をもって取り組む場面はまだ少なかったように思います。だから、これは期待を込めて「1重○」かな。

1学期はこのような結果になりました。2学期は、さらに〇がつくように頑張ってほしいと思っています。

さて、明日から夏休みですね。

そこで、校長先生から、長い夏休みを充実して過ごすコツをお伝えします。

まず1つ目は、「自分でやりたいことを計画する」です。

どんな楽しそうなことでも、人から与えられたことはすぐ忘れてしまうし、達成感がありません。そこで、この夏はぜひ「自分でチャレンジ」することを考えてみてほしいと思います。

例えば「お料理」なんてどうでしょう。作ってみたことのない料理を自分で作れたら素晴らしいと思います。誰かと比べて行うのではありません。自分で興味のあることを自分で計画を立てて取り組むことで、忘れられない夏休みにすることができると思います。

2つ目は「命を大切に過ごす」です。

これについては、この後担当の先生からくわしく話していただくので、よく聞いてくださいね。

この2つを守って過ごせば、きっと素晴らしい夏休みなると思います。2学期に、元気に登校する皆さんとお会いするのを楽しみにしています。

6月 全校集会校長挨拶

2年生から6年生の皆さんは、今年の2月に不登校の子どもたちのために新川小学校の中に「フレンドステーションしんかわ」ができるという話を校長先生がしたのを覚えていますか。

あの時お話ししたように、5,6年生の皆さんは今年に入ってから音楽室に行くのにわざわざ2階に下りてから移動することに協力してくれています。そして、あの時皆さんの考えや意見があったら校長先生に聞かせてくださいと言いましたが、誰一人として不平不満を言ってきた人はいません。 

実は、4月13日から「フレンドステーションしんかわ」に通ってきている他の学校の子がいます。自分の学校には行けないけど「フレンドステーションしんかわ」には来ることができるのだそうです。新川小の皆さんによる、その子には見えていない協力のおかげで救われている不登校の子がいます。これは本当に素晴らしいことだと思いませんか。皆さんの優しい気持ちが一人の人を救っているのです。今日、校長先生はこのことをどうしても皆さんに伝えたかったのです。そして、改めてお礼を言います。ありがとうございます。

運動会校長挨拶

運動会 開会式 校長挨拶

おはようございます。

(返事のおはようございますを待つ)

素晴らしいですね。皆さんのこの運動会にかける思いが、ひしひしと伝わってきます。

今年の運動会のテーマは、「今こそ解放せよ!新小っ子パワー 赤白共に 全力で勝負し 優勝をつかみとれ!」です。

このテーマは、代表委員会で決められたテーマですが、このテーマの中には皆さんの願いや思いが2つ込められていると思います。

まず、1つ目は前半部分の「今こそ解放せよ!新小っ子パワー」です。「今こそ」というのはコロナ禍でずっと苦しめられてきたのでコロナの状況が少し良くなった「今こそ解放せよ」なのだろうと思います。2つ目は「赤白共に 全力で勝負し 優勝をつかみとれ!」というところです。勝負が決まってしまいそうになっても、可能性がゼロにならない限り、紅組も白組も最後まで全力で勝負して優勝をめざしてほしいです。

さて、本日、ご参観いただく予定の保護者の皆様に申し上げます。

本日は、令和4年度新川小学校春季大運動会にご来校いただき、まことにありがとうございます。今年は春の運動会といたしました。1年生はまだ今日で登校日数が32日目ですがご覧の通り大変立派な態度です。今年もコロナ禍にもめげずに新川小学校の運動会を子ども達と職員の工夫で作り上げました。ご支援・ご協力の程、よろしくお願いいたします。

さて、児童の皆さん!いよいよ運動会の始まりです。全力でがんばる皆さんの姿を校長先生は全力で応援しています。

がんばってください。

 

(運動会実施)

 

運動会 閉会式 校長挨拶

皆さん今日は本当にお疲れ様でした。どの学年の子も汗を流し、精いっぱいやりとげたという爽やかな表情が顔に満ちあふれています。

今日勝ったのは赤組でしたが、負けてしまった白組も最後まであきらめず正々堂々と頑張っていました。

そして、高学年の児童の皆さんがお兄さんお姉さんとして運動会の係の活動をとても頑張っていました。また、音楽部の演奏も校庭でやりづらかったでしょうが大変見事でした。PTAの皆さんにも運動会が成功するように陰ながらお手伝いいただきました。新川小学校に関係する人みんなの力で作り上げた運動会になりました。

最後になりましたが,本日温かく見守り応援してくださいましたご家族の皆様に心から感謝申し上げます。これからも新川小学校への温かい御支援・御協力をよろしくお願いいたします。

全校児童345名が頑張った令和4年度運動会の成功に感謝申し上げ,閉式の挨拶といたします。

避難訓練校長講話

避難訓練を終えて校長先生から新川小の皆さんにお話があります。

それは、今日の皆さんの避難訓練の様子についてです。今日の避難訓練のめあては何でしたか?

(思い出す時間)

そうです。避難経路の確認です。4月から皆さんは新しい教室で過ごしていますね。新しい教室からの基本の避難経路は確認できましたか。また、今日の皆さんの避難の様子は自分たちで採点したら何点でしたか。100点はとれましたか。

校長先生が皆さんの避難の様子を採点してみたのですが95点でした。

今日の皆さんの避難の様子は大変真面目で真剣でした。机の下にもぐるときも避難の途中もしゃべっている人は一人もいませんでした。とても感心しました。では、どうして100点ではなくて95点なのでしょう?

(少し待つ)

足らなかった5点がどうしてだったかわかる人はいますか。それは、担任の先生たちが教頭先生に人数を報告しているのを待っている時の様子です。少し気が抜けてしまっていませんでしたか。

実は、学校で地震や火災のような災害か起きた時は、避難するときも大切なのですが、校庭に出てから人数確認をする時の方がもっと大切なのです。ですから、あと5点足らなくて95点でした。

でも、大丈夫です。避難訓練は今日1回だけではありません。また次の避難訓練の時には別のめあてで行います。その時には、新しいめあても含めて100点満点が取れるように頑張ってください。

これで校長先生のお話を終わりにします。

陸上部を応援する会 校長講話

5月になって暖かくなり、体を動かすのにもよい季節になりましたね。今月は28日に運動会があります。その前に19日には流山市内の陸上大会があります。

陸上部の皆さん今日はそれぞれの種目で見事な演技ありがとうございました。まだ、大会本番までには少し時間がありますのでさらに磨きをかけてください。

さて、コロナ禍になってから声に出して大きな声で応援することを自粛するようになりましたね。でも、校長先生は「応援する気持ちは必ずその人に伝わる」と思っています。そして、応援の力というのは、持っている力以上に力を発揮することができるものだと思っています。

選手の皆さん、新川小の子ども達は、来週5月19日の大会の時も心の中で精一杯皆さんを応援しています。皆さんを応援しているのは、子ども達だけではありません。今まで体調管理をはじめとする様々な支援をして下さったご家族や地域の方々、指導をして下さった先生、声をかけて下さった先生方などたくさんの方が皆さんを応援しています。皆さんは1人ではありません。大会では思い切って頑張ってきて下さい。

実は、選手の人に負けないくらい頑張っている人たちがいます。それは選手になれなかったけど練習に頑張って参加し続けた人たちです。校長先生はこの人達も本当に偉いと思っています。どうしてかというと、練習の時にお互いに声を掛け合っているところを見ていたからです。「踏切が弱いよ」とか「助走のリズムが違うよ」など、本人ではわからないことを周りで見ている人が教えてあげる姿に感動しました。こうしてどの子も成長し自己記録を伸ばしているのだなあ、と感じます。仲間と支え合いながら成長していくことは、どんなときにもとても大切です。そのことを陸上部への参加を通して学んだのだと思います。

それでは、全校の皆さん、19日は心の中で一生懸命応援しましょう。きっとその思いは伝わるはずです。校長先生も応援しています。

1年生の入学を祝う会 校長あいさつ

55名の1年生の皆さん、今日は、全校のお兄さん、お姉さんがみんなのために入学を祝う会をしてくれましたね。うれしいですね。

皆さんが入学して7日が過ぎました。学校には慣れてきましたか。

校長先生は、毎日1年生の教室に行っていますが、皆さんが毎日毎日、どんどん学校に慣れていくのがわかります。このあと、来年皆さんが2年生になった時は来年の1年生に親切にしてあげて下さいね。

さて、6年生の皆さん、今日は「入学を祝う会」を計画し、実行してくれてありがとうございました。6年生のおかげで、心温まる会となりました。力を合わせてこの会を実施してくれた6年生の実行力、まとまり、すばらしいなあと思います。6年生のみなさん、これから1年間、全校をリードし、さらに発展させ、明るく楽しい新川小学校になるようにいっしょに努力していきましょう。

2年生から5年生の皆さん、今日は「心のこもったプレゼント」をありがとうございました。きっと1年生の心に届いたでしょう。これから1年生をよろしくお願いします。

全校児童345人のみなさんのおかげで、令和4年度の初めの一歩が大きく踏み出せて校長先生は大変うれしいです。これから新川小学校を笑顔あふれる楽しい学校にしていきましょう。

これで、校長先生のお話をおわりにします。

令和4年度1学期始業式の話

1学期のはじめなので、校長先生から、みなさんがさらによい子になってもらうために、いつもの3つの合言葉についてお話しします。

3つの合言葉といえば皆さんはもうおわかりですね。

それは…

「ふわふわ…、    こつこつ…、    わくわく」ですよね。

まず、「ふわふわ」です。

校長先生が正門であいさつしていると笑顔であいさつしてくれる人と何も言わずに黙ったままの人がいます。笑顔の人はふわふわ言葉を使うのが上手な人が多いです。周りの人も笑顔になれます。周りの人が笑顔になるとみんなが笑顔になります。このように笑顔が広がって学校全体が笑顔であふれるといいなあと思っています。

※自分から進んであいさつができ、ふわふわ言葉で気持ちを伝えられる子になってください。

次は、「こつこつ」です。

校長先生は小学生の頃なわとびが苦手で二重跳びができませんでした。でも、あきらめずにこつこつがんばっていたら、ある日できるようになりました。そして、こつこつがんばっていたら、だんだんおもしろくなっていろいろな跳び方ができるようになりました。こつこつがんばっていると、できなくても必ず誰かが助けてくれます。

※友達と協力して勉強や運動をこつこつできる子になってください。

最後は、「わくわく」です。

授業では、わくわくしながら「どうして、なぜ」そうなるのか、「本当にそれでいいのか」を友達や先生と一緒に考えていくことが大切だと思います。そして、授業では、先生のお話をよく聴くことも大切です。

※わくわく進んで学び人の話もよく聴ける子どもになってください。

 

これから新しい学年・学級がスタートします。ぜひ、この3つを心がけて、すばらしい1年にしてほしいと願っています。校長先生は、皆さんの頑張りをいつも応援しています。

 

これで校長先生のお話を終わりにします。

卒業を祝う会校長の話

全校児童の皆さん、こんにちは。

今、計画委員の皆さんが「新小の鍵」を引き継ぐのを全校児童の皆さんは見たことと思います。この鍵に誓って、新しい新川小のリーダーたちとともに来年度新川小の伝統を一人一人の児童の皆さんで作っていましょう。さて、6年生と一緒に生活できるのもあと2週間、日にちにすると10日間となりました。下級生の皆さんは、6年生の皆さんにどんなことでお世話になったことを覚えていますか。今日の「卒業を祝う会」は卒業式本番には出られない下級生の皆さんにとっては「これまでどうもありがとう」という感謝の気持ちを込めて6年生に発表できる最後のチャンスでした。一生懸命できましたか。皆さんの気持ちはきちんと伝えることはできましたか。逆に、6年生の皆さんには「卒業を前にして、今、下級生のみんなにどんなことを伝えて卒業したいですか。」と聞きたいです。

今日は3月3日です。卒業式は3月18日です。あと14日で6年生は卒業を迎えます。校長先生が子どもの頃、6年生として小学校を卒業する時、風邪をひいて「謝恩会」というのに出られなくなったことがあります。同じクラスの友達に、「先生がいつもの先生より優しくてとても楽しかったんだよ。」と教えてもらえましたが、当時の校長先生には残念な気持ちしか残りませんでした。よく、「1日1日を大切にして健康管理をしっかりと」と言いますが、この時ほど自分が元気で健康にいられるって大事なことなんだなと思ったことはありませんでした。

今オミクロン株によるコロナウイルス感染症が流行っています。もし、陽性になったり、濃厚接触者になってしまうと長い間学校を休まなくてはなりません。6年生はもちろんのこと、下級生の皆さんも健康管理には十分気をつけてください。そして、6年生は残り少ない新川小での1日1日を、他の学年の皆さんは友達と一緒にいられる1日1日を大切にしてください。

これで、校長先生のお話を終わりにします。

「フレンドステーションしんかわ」の話

新川小児童の皆さん、こんにちは。

今日は校長先生から皆さんに大切なお知らせがあるので聞いて下さい。

皆さんは「不登校」という言葉を聞いたことがありますか。いろいろな事情があって長い間学校に来ていない状態のことを「不登校」といいます。去年この「不登校」の子どもたちは全国の小中学校で196,127人いました。だいたい2クラスに1人いる計算になります。

流山市にもこういう「不登校」の子どもたちがいて、今度の4月から「不登校」の子どもたちを応援する教室「フレンドステーションしんかわ」というのが新川小学校にできます。その場所は、今の「児童会室」と「かがやきルーム」です。

皆さんの中には、特に高学年の人は、「音楽室に移動する時はどうするの?」とか「かがやきルームはなくなっちゃうの?」とか「計画委員会はどこでやるの?」「そもそも新川小の子じゃない子どもたちが入るのは…」と心配になる人もいると思います。

その心配な気持ちはわかりますが、それは少しせまい考え方ではないでしょうか。「不登校」の子どもたちのことも大切にしてくれませんか。これから長い人生を歩んでいく皆さんにとっては、いろいろな人とお互いの考えや気持ちを出し合って一緒に生きていく場面が数多く出てきます。校長先生は、「不登校」の子どもたちが「フレンドステーションしんかわ」なら学校に来られるという場所になるなら、少しでもお手伝いしたいなという気持ちになりました。このお話を聞いている皆さんは今どんな気持ちですか。

そうは言っても4月になってみないと「フレンドステーションしんかわ」に、どんな子が来ることになるか、何人来ることになるかまだわかりません。今通うはずの学校に行っていない子どもたちなのでしゃべるのが苦手な子もいるかもしれません。校長先生は、新川小の子どもたちにも「フレンドステーションしんかわ」の子どもたちにも、この新川小学校の場所が大切な居場所になってほしいなと思っています。

このことについて、皆さんの考えや意見があったら、ぜひ校長先生に聞かせてください。

これで、今日の校長先生のお話を終わりにします。

新入生入学説明会 校長挨拶

こんにちは。本校校長です。マスクをはずすとこんな顔です。

この4月から本校1年生として入学されるお子様の保護者の皆様におかれましては、卒園及び入学の準備で大変お忙しいことと思います。

本日来校された際に、新型コロナウイルス感染予防のために実施している体温の計測や手指消毒、ソーシャルディスタンスの確保等、御協力をいただき誠にありがとうございます。今年度は、感染予防対策のため、学校の教育活動も様々な点で見直しを図ってまいりました。来年度も引き続き感染予防を行いながら、子供達の健やかな成長に必要な教育活動を保護者の方や地域の方の御支援も得ながら、進めていきたいと考えております。

さて、小学校に入学するお子さんからすると、新たな環境に身を置くことは、どの子にとっても楽しみであると同時に大なり小なりストレスも感じることと思います。本日は、まず保護者の方に、本校の学校教育について各担当よりご説明申し上げ、入学までの準備を円滑に行っていただくためのよい機会としていただきたいです。また、今日の説明会後に、実際に準備される際に疑問が出ることもあると思います。その際は、遠慮なく学校におたずねください。

最後に、私から1点だけお願いがあります。本校では集団登校を行っていますが、お子様が安全に登下校できるように、今から横断歩道や信号の渡り方、信号のない交差点の渡り方などを教えていただけるとありがたいです。

なお、次年度の本校の学級数ですが、1年生2学級を含めて、通常級12学級に加え、知的特別支援学級である「あおぞら学級」2学級、情緒学級である「かがやき学級」1学級の合計15学級でスタートする予定です。

私からは以上です。4月からのお子様方のご入学を心よりお待ちしております。

2月 全校朝会 校長あいさつ

今日みなさんに話したいことは、1つだけです。

皆さんは、始業式の日に校長先生が話したことを覚えていますか。

(少し間を取る)

3学期の新川小学校のテーマは「感謝」だということでした。新川小学校の児童の皆さんのことですから、きっと「感謝」の気持ちを持って毎日を過ごしていることと思います。今日の校長先生のお話は、せっかくだからその感謝の気持ちを、ぜひ、もっと「伝えよう」ということです。

みなさんに聞きます。みなさんを見守ってくれている人は誰ですか。そして何人いますか。心の中で、校長先生に教えてください。

(少し間を取る)

おうちの人? その通りですね。いつもみなさんを心配して見守ってくださっています。

交通安全隊の方々?いろいろな方が地域で見守ってくださっていると思います。

学校の先生? お勉強を教えてくださっているだけではなく、いけないことはきちんと叱ってくれたり、頑張っていたときには褒めてくれたり、困っているときには相談に乗ってくれたりしていると思います。

まだまだたくさんいますよ。

たとえば、6年生。

委員会やクラブでがんばっている姿をみかけることがあると思います。

他にも、おいしい給食を作ってくださっている調理員の方々や、学校の中や外をきれいにしてくれている用務員さん、読み語りや学習サポーターの皆さんなど、いっぱいいますね。

そうそう、みなさんのクラスの中でも、自分を助けてくれたり、楽しませてくれたりしている人がいると思います。

1.24【校長メッセージ】

おはようございます。

 今朝は授業の前に校長先生から大切なお話が3つあるので聞いて下さい。

1つ目はコロナウイルスのことです。 コロナウイルスオミクロン株による陽性者が増えていることは皆さんもニュースで知っていると思います。実は、新川小でもこの土日で3つのクラスで出ました。でも、抗原検査キットで検査をしたら残りの児童は全員陰性だったので学級閉鎖にならずに済みました。それは良かったのですが一つ心配なことがあります。皆さんの中にはそんな人はいないと思いますが、誰が陽性だったとか、その子に近づかない方がいいとか、根も葉もない噂をしたり、行動をしたりする人がいないかということです。もし、そういう人がいたら校長先生に直接教えてほしいです。それから、皆さんの中にはコロナウイルスが怖くて学校に来たくないと思っている人もいるかもしれません。でも、学校は土日の間に消毒してあるので安心して登校して下さい。

2つ目は登下校のことです。 新川小学校では今、集団登校をしていますが、蔓延防止等重点措置がしかれている間の2/13までは一度やめようと思います。低学年のコース別下校も一度やめます。集まると密になってしまうからです。ただ、不審者の心配もありますので完全に1人で歩いてほしいというわけではありません。マスクをして少しだけ間隔をおいてしゃべらずに登下校できるといいですね。コロナの状況が良くなったら、2/14からはまた、集団登校に戻す予定でいます。

3つ目は、皆さんのふだんの生活のことです。今皆さんは、3密を避けたり、毎朝体温を測ったり、手洗いをしたり、マスクをしたり、黙食をしたり、ということをしていると思いますが、コロナ禍の生活が長くなってきて、少し気持ちが緩くなってきているなと感じます。もう一度1人1人の人が見直して心がけていってくれるとうれしいです。というのは、皆さんはコロナ禍を長く生きていくので「自分の身は自分で守る」が基本だからです。あらためて、みんなで見直してみましょう。

これで、校長先生のお話を終わりにします。

1月の避難訓練 校長講話

避難訓練を終えて校長先生からお話があります。

皆さん、今日の避難訓練はいつもとは違う避難訓練でしたね。

さて、どこがいつもと違う避難訓練だったのでしょうか。3つ答えられたらパーフェクトです!少し時間を取りますので全部答えられるように考えてみてください。

(少し考える時間をとる)

1つ目。「予告なし」

皆さんは今日の避難訓練の前に「今日は避難訓練がありますよ」と予告されていましたか。そうです。訓練ではない、本当の地震はいつ起こるかわかりませんよね。今日の避難訓練はそのための練習でした。

2つ目。「1人で」

今日皆さんはクラスの人と一緒に並んで避難しましたか。そうです。いつもと違ってクラスで並んで避難することはしませんでしたね。1人1人が避難して、校庭に出てから集合しましたね。

3つ目。「いつもと違うコース」

今日皆さんは教室から並んで避難しましたか。そうです。いつもとは違う場所にいてそこからいつもとは違う経路で避難しましたね。

さて、この3つの答えをまとめるとどんなことが言えるでしょう。答えは簡単です。「いつもと違う」ということです。今日の避難訓練は、今年度最後の避難訓練ですから、担当の先生に頼んでいつもと違う「応用問題」にしてもらいました。

皆さん、応用問題は上手に解けましたか。校長先生が採点したところ今日の皆さんの避難訓練は100点満点でした。皆さんはこの後、1人1人が教室でふりかえりをしてみてください。

これで校長先生のお話を終わります。

3学期始業式校長挨拶

あけましておめでとうございます。

皆さん、冬休みの間元気で過ごせましたか。今日から3学期ですね。

さて、この写真を見てください。

(写真を見せる)

何だかわかりますか。玄関や職員室の周りで見たことがありますよね。これは、市の事務員さんが季節ごとに考えて装飾してくれているオーナメントです。皆さんの生活する学校が少しでも潤いのあるように普段のお仕事にプラスワンで飾り付けしてくれているのです。

学校には担任の先生以外にも事務員さんのようにいろいろな先生がいますね。もう1人の事務の男の先生がいるのを知っていますか。保健の先生、栄養士の先生、調理師さん、英語や音楽や図書館の先生、用務員さん、読み語りの先生。すべての先生がそれぞれの立場で皆さんの勉強や生活を支えてくれているのです。

校長先生は3学期の新川小学校のテーマは「感謝」だと思っています。

皆さんがこうして毎日元気に学校に来て勉強したり、生活したりできること。それは当たり前のことだけど当たり前のことではありません。校長先生は皆さんに、当たり前の幸せに気づき、「感謝」できるようになってほしいです。いつもは当たり前すぎて口に出せないけれど、恥ずかしがったり、照れたりせずに、「感謝」を表現してほしいのです。6年生はもうすぐ卒業式があったり、他の学年の皆さんも学年が一つ上がったりする時が来て、3学期は「感謝」を表現するにはとても良い時期ですから。

「ありがとうございます」「お世話になりました」「うれしかったです」。どんな言葉でもいいです。話すのが苦手な人は手紙や文字、行動、いろいろ考えられると思うので、相手に伝わるのならどんな表現でもいいです。

最後になりますが「感謝」の気持ちは誰に表せばいいのでしょう。少し時間をとりますので考えてみてください。

(少し時間を取る)

先生だけではなくお友達、学校だけではなくお家の方、少し考え方を変えて人だけではなく皆さんがお世話になった物でもいいですね。

それでは、3学期。「感謝」の気持ちを持って頑張りましょう。

これで校長先生のお話を終わりにします。

2学期終業式校長挨拶

おはようございます。2学期も今日が最後となりますね。

2学期の始業式で校長先生がみなさんにおはなししたことを覚えていますか。

「校長先生の娘がコロナウイルス陽性になって大変だったお話」と「どうせコロナだからとあきらめず、自分たちでできることを自分たちで考えて、チャレンジしていき、充実した2学期を送ってほしいというお話」でした。覚えていましたか。

 

今から、校長先生がみなさんに充実した2学期だったか成績をつけてみようと思います。

まず、運動会です。運動会は延期になりましたが、去年よりもできる種目が増えて、全校児童が本当によく頑張っていました。高学年の皆さんは係活動でも活躍してくれました。

また、学年ごとに行き先は違いますが、校外学習でも実行委員を中心に皆さんは活躍していました。特に、6年生の修学旅行、5年生の林間学園は、宿泊できなかったものの、充実した「濃い一日」として校長先生も思い出に残っています。お迎えに来てくださった保護者の皆さんにも感謝しなくてはいけませんね。

もう一つぜひ校長先生が言いたいのは、持久走記録会です。自分の体力の限界までがんばって走りきっていたみなさんに拍手を送りたいです。

こうしたことから、校長先生は新川小のみなさんに対して、点数をつけると、100点中、120点です。本当に素晴らしい!!そして、よくがんばりました。

明日から冬休みですが、校長先生から1つの宿題と3つの注意をします。

宿題は、来年の自分の目標を立てることです。

来年1年、どんなことを頑張ってみたいか自分で目標を決めることで、さらに自分自身が大きく成長できると思うからです。

注意する3つは、交通事故、不審者、新型コロナ予防です。

3つとも気をつけてほしいのですが、特に新型コロナ予防については、今は下火になっていますが、去年のことを思い出すと冬休み明けに一気に増えて緊急事態宣言が発せられたのを覚えています。年末・年始で人が集まることが多くなる時期ですが、健康管理をきちんとして「静かな年末・年始」を心がけてほしいです。

それでは、令和4年1月7日に、校長先生は正門でみなさんと元気に会えるのを楽しみに待っていますね。

これで校長先生のお話を終わりにします。

それでは、良い年をお迎えください。

11月全校朝会校長挨拶

11月 全校朝会校長挨拶

今日は、校長先生が月曜日に出張して勉強してきたことを全校の皆さんにお伝えします。それはあいさつの話です。

あいさつの「あ」は「明るく」あいさつしようの「あ」なのだそうです。では、あいさつの「い」は何だと思いますか?(少し時間を取る)

「いつも」あいさつしようの「い」だそうです。

では、あいさつの「さ」は何でしょう?

(少し時間を取る)

「さきに」あいさつしようの「さ」だそうです。

最後は少し難しいかもしれません。「つ」は何でしょう?

(少し時間を取る)

「つ」は「つづけて」あいさつしようの「つ」だそうです。

よく考えられていますよね。新川小の皆さんはこれまでもあいさつが上手でしたが、これからも今の話を参考にして、「明るく」「いつも」「先に」「続けて」あいさつしていきましょうね。そして、今度、皆さんに会ったときには「あいさつの『あ』は何だっけ?」と聞きますので答えてくださいね。

それでは、今月も校長先生からおすすめの本を紹介してお話を終わります。

 

*低学年

 「くまのこうちょうせんせい」

大きな声の熊の校長先生。小さな声の羊くん。ある日校長先生は小さな声しか出せなくなってしまいました。さて、その後どうなったでしょう。

 「はらぺこあおむし」

作者のエリック・カールさんは残念ながら5月に91歳で惜しまれながら亡くなってしまいました。世界中の人に愛されたエリックさんの絵本をぜひ読んでください。

*中学年

「ノンちゃん雲に乗る」

校長先生が小学生の頃に読んだ本です。ある朝、ノンちゃんが起きるとお兄さんとお母さんがいないことに気づき大泣きしてしまいます。さて、その後は…。

「鈴の鳴る道」

作者の星野富弘さんは中学の体育の先生でしたがケガをして手足の自由を失い、車いす生活です。口で筆をくわえて描いた詩画集の一つがこれです。

*高学年

「きみの友だち」

10編の短編小説で成り立っています。どれも面白いです。作者の重松清さんは校長先生と同じ年の58歳。この本以外でも昭和の香りが残る文学を読めます。

「松坂大輔」

10月に惜しまれつつ引退をしたプロ野球選手の本です。「松坂世代」という言葉もできたほど野球以外の面でも素晴らしい選手でした。高学年だけではなく中学年の人でも読める本です。