2023年1月の記事一覧
令和5年1月30日(月)の給食
【献立】牛乳 豚肉つけ麺 焼売 厚揚げと野菜の炒め煮
「全国学校給食週間」最終日の今日は、つけ麺です。給食委員会が行った「出してほしい給食」でリクエストの多かった「らーめん」。給食では、麺をゆでてから食べるまでの時間が長く麺がのびてしまうため、美味しく提供するのが難しいのですが、麺と汁を別にしたつけ麺なら出せる!ということで実施しました。
麺は、2クラス分ずつゆで→水洗い・水さらし・水切り→ごま油をまぶして配缶、という流れで調理しました。調理員さんの連係プレーにより、10時から開始し11時半前には終了しました。
汁は、煮干しの粉やオイスターソースなどを加えて、うまみたっぷりのしょうゆ味です。つけ麺は低学年から高学年、職員まで大好評でした!
令和5年1月27日(金)の給食
【献立】黒米ごはん 紅白肉団子 野菜のおかか和え お煮しめ
「全国学校給食週間」4日目の今日は、おはなし給食です。『男子★弁当部 あけてびっくり!オレらのおせち大作戦!』という本にちなんだ料理です。
小学6年生男子が結成した弁当部で、おせち料理に挑戦するというお話です。黒豆ごはんや紅白肉団子など、日本料理の五色にこだわった料理が登場するので、そのイメージで献立を考えました。
紅白肉団子は、ひき肉に、玉ねぎ、干し椎茸、筍などを混ぜた肉団子に、もち米をまぶして作りました。もち米の半量は、食紅をといた水に漬けておきました。予備も含めて1180個作り、オーブンで蒸しました。ピンクと白のもち米をまとった、華やかな肉団子ができました。
野菜も多く、盛りだくさんの献立のため、調理員さんは給食開始時間ぎりぎりまで頑張って下さいました。肉団子も自宅で試作して、作業工程をしっかり考えてから当日に臨んで下さり感謝の気持ちでいっぱいです。
子供達からは「肉団子が美味しかった!」という声が多く聞かれました。サイズが大きめだったので満足感があったようです。黒米ごはんは、紫色の外見から敬遠する子もいたので「見た目は紫だけど、豆じゃなくて、普通のお米だよ」と説明しました。
令和5年1月26日(木)の給食
【献立】牛乳 コーンピラフ シェパーズパイ スコッチブロス
「全国学校給食週間」3日目の今日は、イギリス料理です。
シェパーズパイの「シェパード」は「羊飼い」という意味で、羊のひき肉で作ったミートソースの上に、マッシュポテトをのせて焼いた料理だそうです。給食では、羊の代わりに豚肉で作りました。
じゃがいもは、95kgも使用しました。大量なので、朝一番で皮むき器にかけ、調理員さん5人で芽取りをし、1時間かけて下処理をしました。じゃがいもは半分に切ってやわらかくゆでてつぶして、牛乳やバターと合わせてなめらかなマッシュポテトを作りました。食缶にミートソース、マッシュポテトの順で入れたら、フォークで模様をつけ、オーブンで焼いて出来上がりです。焼き目がついてきれいに仕上がりました。
スコッチブロスは、スコットランドの郷土料理で、本校ではたびたび登場させているスープです。鶏肉のうまみと、大麦のプチプチした食感が美味しいです。
今日もよく食べられていました。
令和5年1月25日(水)の給食
【献立】牛乳 いしりだしのいか飯 さばのごまみそだれ 治部煮
「全国学校給食週間」2日目は、流山市の姉妹都市、石川県能登町の料理です。
今年は、能登町の「するめいか」を購入できることになったため、毎年作っている「いか飯」がさらに美味しくなるはずと楽しみにしていました。米は、いかのうまみを味わえるよう、能登の調味料「いしり」を加えて炊飯しました。能登産のするめいかは、解凍すると生の透き通るような色で、新鮮であることが伝わってきます。このような新鮮ないかを給食で使うのは初めてです。小さく刻んで、しょうがやしょうゆなどと炒り煮にすると、いか焼きのような美味しそうな香りが漂いました。
治部煮は、鶏肉や季節の野菜、麸を煮た、石川県の代表的な郷土料理です。鶏肉に小麦粉や片栗粉をまぶしてから煮るのが特徴的で、煮汁にとろみがつき、冬にぴったりの煮物という感じがします。片栗粉をつけた鶏肉は、別釜で調味料と一緒に煮てから、野菜と合わせました。具材にしっかり味が付き、美味しく仕上がりました。
いか飯は、普段とひと味違うことが、子ども達にも伝わったようです。「昨日のいか飯、美味しかったよ」と翌日にも声をかけてくれる児童がいました。
令和5年1月24日(火)の給食
【献立】牛乳 自分で作るサケおにぎり(のり) ハリハリ漬け 芋煮汁 みかん
今日から「全国学校給食週間」です。明治22年、山形県鶴岡市のお寺内の小学校で、貧しい子ども達に出された昼食が学校給食の始まりと言われています。献立は「おにぎり、塩鮭、菜の漬け物」だったそうです。
これにちなんだ「給食の始まり献立」です。サケごはんはラップを使い、自分でにぎってもらいます。おにぎりは、5年生の新藤さんの給食リクエストにもあったのですが、1150人分を作るのは無理と考えていました。しかし、自分でにぎってもらうなら出来る!と考え直し、取り入れることにしました。
ハリハリ漬けは、切り干し大根をゆでて、水冷して、絞って、調味液に漬けて…と作業工程が多く大変ですが、調理員さんは、理想の歯ごたえと味を目指して、こだわって作って下さいました。
教室では、担任の先生がおにぎりの作り方を説明した後、子ども達のおにぎり作りがスタート!丸や三角、ハートなどいろいろな形、特大~極小サイズなど、楽しみながら、様々なおにぎりが完成しました。パリパリの千葉県産のりで巻いて出来上がりです。1年生も上手ににぎっていました。自分でにぎったおにぎりは、特別美味しかったのでしょう。今日はごはんがほとんど残りませんでした!