令和7年度 給食の献立紹介
5月2日(金)の給食
『ちらし寿司、かつおの竜田揚げ、お祝い汁、柏もち、牛乳』
5月5日は子どもの日です。端午の節句(たんごのせっく)ともいいます。
子どもの日は、「子どもの幸せを願い、母に感謝する」ための休日です。端午の節句は、中国の病気や災いを祓う(はらう)節句の行事が日本に伝わり、時代を経て(へて)男の子の成長を祝う行事になりました。こいのぼりや武者(むしゃ)人形(にんぎょう)を飾ったり、“柏もち”や“ちまき”を食べたりします。
かつおは、春と秋が旬の魚です。春のかつおは「初(はつ)がつお」といい、脂が控えめであっさりしています。秋のかつおは「戻り(もどり)がつお」といい、脂が濃厚な味わいです。今日はかつおを使った竜田揚げです。よく噛んで味わって食べましょう。
5月1日(木)の給食
『抹茶揚げパン、ポークビーンズ、ポテトスープ、牛乳』
今日から5月です。5月といえば、新緑(しんりょく)が美しい季節です。新緑とは、木々や草花の芽が出てきて、鮮やかな緑になる 様子や色のことです。また、5月はお茶の季節です。特に5月1日は八十八夜(はちじゅうはちや)といいます。八十八夜は、立春から数えて88日目の日で、主に新茶の茶摘みや稲の種まきなど、春から夏にかわる時期の農業の目安になる日です。この日は、夏を迎える準備をするのに縁起が良い日、八十八夜に摘んだお茶を飲むと長生きするとも言われています。今日は抹茶を使った揚げパンにしました。ほろ苦い抹茶の香りと、砂糖の甘み、さくっと揚がったパンがとてもおいしいです。たくさん食べましょう。
4月30日(水)の給食
『牛乳 ハヤシライス 新玉ねぎドレッシングサラダ ヨーグルト』
新玉ねぎは、春に収穫される玉ねぎです。玉ねぎは日持ちを良くするためにしばらく乾燥させてから出荷されますが、新玉ねぎは収穫してすぐに出荷されます。そのため、皮がうすく、水分が多くてみずみずしく、やわらかいという特徴があります。ふだん食べている玉ねぎに比べて辛みが少ないため、サラダのように生のまま食べるのもおすすめです。今日の給食では、新玉ねぎをすりおろしてドレッシングをつくりました。旬の味覚を味わって食べましょう。
4月28日(月)の給食
『牛乳 焼肉チャーハン 春巻 ワンタンスープ』
ワンタンスープに入っているワンタンを漢字にすると、「雲を呑む(雲呑)」と書きます。スープに入ったワンタンが、空に浮かぶ雲のように見えたことが由来であるといわれています。ワンタンは、小麦粉を薄くのばした皮でひき肉やねぎなどの具を包み、茹でてスープにしますが、給食のようにたくさんの量を作るとくずれてしまうため、具を包まずにワンタンの皮を使って作りました。
4月25日(金)の給食
『牛乳 たけのこご飯 さわらの竜田揚げ 豆乳みそ汁』
さわらは成長とともに呼び方が変わる出世魚です。大きいものでは体長が1mほどあります。漢字では魚へんに春と書き、春を告げる魚といわれます。これは、春になると産卵のために瀬戸内海に集まり、たくさんとれるためですが、実は関東地方では、冬に脂がのり、旬をむかえる魚です。
今日の給食は、さわらの竜田揚げとたけのこご飯を組み合わせて、春らしさを感じられる献立にしました。
4月24日(木)の給食
『牛乳 ご飯 おろしハンバーグ ごま和え かきたま汁』
ごま和えには、すりごま、いりごま、ねりごまの3種類のごまを使いました。加工の違いで香りや食感が変わるだけでなく、すりごまやねりごまのように細かくすることで、そのまま食べるよりも栄養素の吸収が良くなります。
「まごわやさしい」という言葉を聞いたことがありますか?これは、バランスの良い食事をするために積極的に食べたい食品の頭文字を並べたもので、「ご」は「ごま」のことです。ごまに含まれるミネラルや脂質は、生活習慣病の予防などに役立ちます。食事のバランスを考えてしっかり食べましょう。
4月23日(水)の給食
『牛乳 ご飯 ふりかけ 鶏肉と野菜の甘酢あん 水餃子スープ』
鶏肉と野菜の甘酢あんは、鶏肉に下味を付けて揚げてから、野菜を入れた甘酢あんと混ぜ合わせました。香ばしい鶏肉と野菜たっぷりのあんがよく絡んでおいしいです。肉も野菜も好ききらいせず、バランス良く食べましょう。
水餃子は餃子を茹でた料理ですが、今日はスープに入れました。日本では餃子というと、焼いて食べる「焼き餃子」にすることが多いですが、本場中国では茹でて食べる「水餃子」のほうが一般的だそうです。もちもちしているため、のどに詰まらないように良くかんで食べましょう。
4月22日(火)の給食
『牛乳 豚肉どんぶり じゃがいものみそ汁 フルーツのアセロラゼリー和え』
4月21日(月)の給食
『牛乳 メンチカツバーガー 千切りキャベツ ミネストローネ』
ミネストローネは野菜を使った具だくさんのスープで、イタリアの家庭料理です。トマト、タマネギ、セロリ、ニンジン、ジャガイモ、豆類、ベーコンなどを使うことが多く、日本ではミネストローネというとトマトを使ったスープがよく食べられています。ベーコンや野菜をオリーブオイルで炒めてから煮込むため、具材のうま味を引き出すことができます。しっかり食べましょう。
4月18日(金)の給食
『牛乳 ご飯 さばのごまみそだれ 切干大根の煮物 若竹汁』
「若竹汁」は、わかめとたけのこを使ったすまし汁です。わかめとたけのこは、どちらも春が旬の食材で相性が良いため、和食では昔から汁物や煮物に使われ、食べられてきました。
たけのこは名前のとおり、竹になる前の若い芽を食べる食品です。成長が早く、すぐに大きく固い竹になってしまうため、生のたけのこを食べられるのは限られた期間です。旬のたけのこを味わって食べましょう。