2021年10月の記事一覧
しらさぎ祭
飯沼中学校では毎年、春日部市民文化会館で合唱祭を行っています。昨年度と今年度は、新型コロナウィルスの影響で中止となりました。しかし、転んでもただでは起きないのが飯沼中学校です。現在の社会情勢を考え、学校を会場として、合唱と吹奏楽部、美術部の発表会をやれないか…と、先生方が知恵を出し合い、企画をしました。詳しくは後日、学年や学級の先生方や音楽科の先生、吹奏楽部と美術部の顧問の先生から聞くことになります。準備期間も含めた活動内容は、感染防止対策がきちんと考えられていますので、生徒諸君もよく理解し、協力してください。そして、このイベントのネーミングは、しらさぎ祭です。来年度以降も本校の合唱祭はしらさぎ祭としますので、飯沼中の生徒たちだけのアイデンティティーとなることを期待します。(10月18日 校長)
10月16日(土)
今日は土曜日でしたが、学校の駐車場は普段の倍くらいの車が止まっていました。野球部が蓮田市立黒浜中学校を招いての練習試合を行っていたことと、19日(火)に行われる埼玉県駅伝競走大会の市内予選前最後の土曜日ということで、多くの学校が試走に来ていたためです。本校の他の部活動もたくさん活動しており、学校がとても活発な雰囲気でした。本校の駅伝選抜選手たちの走る様子を少しだけ見たのですが、ホームグラウンドのためか肩の力を抜いてリラックスして最終調整を行っていました。本番も緊張することなく力を発揮できたらいいなと思います。(10月16日 校長)
小中合同避難訓練
日本は地震大国と言われるほど地震が多発しますね。先日も夜、宮代町で震度5を観測する地震があったことを鮮明に覚えているでしょう。昨今懸念されている大地震の1つに首都直下型地震があります。今後30年以内にマグニチュード7クラスの地震が起きる確率は70%と推定されているそうです。台風などと違い、地震はいつ起きるのか誰にも分かりません。今日来るかもしれないし、明日来るかもしれません。だから避難訓練を毎年するのです。今日は今年度2回目の避難訓練でした。今回は弟や妹が川辺小と中野小にいる生徒が小学校まで迎えに行き、引き取る訓練をしました。平成23年3月の東日本大震災は、平日の午後3時くらいに発生しました。多くの社会人は帰宅困難者といい、電車が止まってしまったため東京などから帰れなくなってしまいました。私は杉戸町の中学校に勤務していましたが、蓮田市の自宅に車で帰るのに、通常30分のところ渋滞で車が動かず3時間くらいかかったのを覚えています。そこで中学生なのです!今後大きな地震が起きた時には、小学生を迎えに行き、引き取って帰宅してください。また、中学生は体はもうほとんど大人ですので、地震などが収まった後は、積極的に地域の一員として片付けやお年寄り、体の不自由な方を助けたり手伝ったりすることを期待します。今日の避難訓練は、みんなとても真剣に取り組み、しっかりと動いていました。また私は中野小学校に歩いて行ったのですが、本校の生徒達が弟や妹を引き取る姿は微笑ましく、非常事態の時も安心して任せられる中学生だと思いました。お疲れ様でした。(10月15日 校長)
美術展優秀作品の紹介
本日は、令和3年度第56回郷土を描く児童生徒美術展と、令和3年度第63回身体障害者福祉のための児童生徒美術展にて特選に選ばれた生徒の作品を紹介します。
令和3年度第56回郷土を描く児童生徒美術展 特選 1年3組 堀山 千紗 さん
令和3年度第63回身体障害者福祉のための児童生徒美術展 特選 3年2組 川鍋 心花 さん
どちらの作品も力強くかつ細部に渡る繊細な色使いが素晴らしい作品ですね。おめでとうございます。
さて、今日から部活動が再開されます。各自、各部で目標を持ってがんばってください。また、中間テストが返却されます。点数に踊らされることなく、よくできた教科は自信を持ちましょう。そして、がんばった自分をほめてあげましょう。逆に、取り組みに甘さがあった者は、学習への向き合い方を考え直しましょう。そして、できなかったところをしっかりとやり直した状態で次の学習に臨むようにしましょう。(10月14日 校長)
無人購買を紹介します
今日は朝から冷たい雨が降っていました。飯中生は、今日も元気に登校し、2学期の中間テスト2日目をがんばりました。お疲れ様でした。今日は家で風邪をひかないようにしてゆっくりと過ごしてください。ただし忘れてはならないこととして、試験はやり直しが命です。明日以降テストが帰ってきたら、できていなかった所をしっかりとやり直すことが大切です。まだまだこの先、諸君の勉強は続くのですからね。明日から君たちの大好きな部活動が再開されます。各部の計画に沿って、みんながんばりましょう。
さて、今日は保護者・地域の皆様に飯沼中の自慢できる特色の1つを紹介します。それは、写真にもありますように、本校には2階の廊下の一角に無人購買と呼ばれる文房具の販売コーナーがあります。その名の通り無人です。学校で勉強をしていて、消しゴムが小さくなってしまったとか、ボールペンのインクがなくなってしまった、ティッシュやマスクを忘れた等々の時に、生徒たちは、この無人販売所にやって来て、必要な文房具等を買います。購入者名簿に記入し、お金は後払いでもOKです。これまで一度も品物やお金がなくなったことがないのが自慢です。この無人購買は、生徒会組織の購買委員会の生徒達が管理運営しています。市内はもちろん、県内でもこのようなことをやっている学校を見聞きしたことはありません。本校の良き伝統として続いてくれると嬉しいと思います。(10月13日 校長)
制服の衣替えについて
今日から2日間中間テストです。昨夜は遅くまで勉強したのでしょうか…。日頃の学習の成果が発揮できるといいですね、がんばれ飯中生!
さて、新型コロナウィルスの影響による、感染拡大の防止策の1つとして、ジャージ・体操での登下校を行ってまいりました。教室や部活動の活動場所で着替えることで密になることを防ぐためです。現在の社会情勢を鑑み、本日の中間テストを機に、制服での登下校に戻すこととしました。引き続き、気を引き締めて学校生活を送るよう指導いたしますので、ご家庭におかれましてもお子様にご指導いただきますようお願いします。また、例年6月1日と10月1日を基準日として制服の衣替えを実施してまいりましたが、近年の気候や個人の体調、社会通念などを鑑み、入試や儀式的行事の日以外は、生徒及びご家庭の判断で、適切な制服を選択して着用するようお願いします。(10月12日 校長)
大人になる No50
【 地域の方との触れ合いを通して 】
今朝、いつものように生徒諸君の登校の様子を見守ろうと学区を歩いていると、ある交差点で黄緑色の帽子とベストを身に着けた地域の方(春日部市の防犯パトロールをしてくださり、小中学生の登下校の安全を見守ってくださるスクールガードリーダーといいます)が交差点の縁石の脇に生えた雑草を刈ってくださっていました。私は、「おはようございます、ありがとうございます」と声をかけました。すると、その方は私の名札を見て、「おはようございます、校長先生、学校のフェンスに貼ってあったのを見たんですが、近々マラソン大会(駅伝)があるんですね。コースはどこを走るんですか」と訊かれました。私がコースの説明をすると、その方は「そうですか、それならコースに沿って草が結構生えている所があるから今度刈っておきますよ、なんとしても子供たちにいい走りをさせてあげたいからね。学校だよりもいつも楽しく読ませていただいていますよ」とおっしゃられました。私は、(本来学校のやるべき事なのに…)とは言えずに、「ありがとうございます。無理のない範囲でお願いします」と言ってしまったことを少し後悔しながらも、ありがたいことだなぁ、地域の方々が飯沼中や川辺小、中野小の子供たちのことを深い愛情を持って支え、見守ってくださっている…と改めて感じ、感謝の念を抱きました。私は校長として、これまで以上に一層の努力をしようと決意を新たにしました。生徒諸君はどう思いますか。保護者や地域の方々の思いを少しでも感じるのなら、今、君たちはどのように生きるべきなのか…。(10月11日 校長)
学校の危機管理
学校は日々、ご家庭から大切なお子様の命を預かり、授業をはじめとする教育活動を行います。命を預かっているという認識は、今般の新型コロナウィルスのまん延で、学校は以前より、かなり高い意識を持つようになったと思います。加えて昨日は、学校の危機管理について考えさせられる出来事が2つありました。1つ目はニュースなどでご存知の方も多いとは思いますが、春日部市米島地区で、昨日、不審者が職務質問をした警察官を振り切り逃走し、まだ捕まっていないという連絡が午後入りました。帰りの会で各学級に担任から周知させ、できるだけ1人で帰らないこと、もしもの時は大きな声を出して助けを呼んだり、民家に逃げ込むことなどを指導しました。2つ目は、昨夜の大きな地震です。地震が収まった直後、教頭先生から連絡があり、学校の安全を確認に行きますとのこと。幸い破損個所等はなく、今日は通常通り学校をスタートさせることができました。学校では年に2回避難訓練を実施しており、地震や火災などの発生に際して、適切な行動が取れるよう知識と実践力を指導しています。また、災害に備えることについては、家庭科の授業や総合的な学習の時間等に学習しています。今後とも、命より大切なものはないという理念の基に教育活動を進めてまいります。(10月8日 校長)
中間テストまで一週間を切りました
2学期の中間テストが来週12、13日の二日間で行われます。校舎内を回っていると、教室や廊下には中間テストに向けての掲示物や家庭学習で自主的に取り組むためのプリントが用意されています。のんびりしている人、一夜漬けでなんとかしようと思っている人はいませんか。嫌なことを我慢してやれとは言いませんが、勉強を辛くて嫌なものにしてしまったら、この先、飯沼中から世界へ、飯沼中から未来へと羽ばたくことは難しいことは確かです。将来どのような道に進んだとしても、人が社会人として生き甲斐を持ち、充実した人生を送るためには、一生学び続けることが必要だからです。私も日頃から先生方に、「教師として、教える者として学び続けなさい、学びをやめた者には教える資格はないのです」と言い続けています。知らなかったことを知れる勉強、できなかったことができるようになる勉強は楽しいものだと思いませんか…。学校の定期テストは、授業で習ったことが出題されます。範囲も決められています。さあ、ラストスパートをかけてやるのみです。がんばれ飯中生!(10月7日 校長)
ベネッセのアプリ活用
クロームブックに新しく導入されたベネッセのアプリであるオクリンクやドリルパークについて、全学年で使い方の学習を実施しました。授業での活用が、これからはどんどん進んでいきます。オクリンクは、自分の考えを書いたり、伝えたり、まとめたり、比較したり、深めたりするためのツールです。また、ドリルパークは、個々のペースに合わせて学べるドリルです。まずは、各教科の授業で簡単に使える機能に慣れ、少しずつ使いこなしてもらえればと思います。先生方も使いこなせるように少しずつ研修しています。