飯中 Now
3年生進路学習会
本日午後、3年生の進路学習会が体育館で行われ、多くの保護者の方々にもご参加いただきました。お忙しいところご参加いただきましたことに改めましてお礼申し上げます。ありがとうございました。11月10日から全校三者面談が予定されており、3年生は進路の具体的な話になります。どうぞよろしくお願いします。なお、担任を窓口といたしますので、面談時でなくても、進路についてご不明な点がございましたら、遠慮なさらずにお問い合わせくださいますようお願いします。(10月29日 校長)
秋空の下、笑顔いっぱいのウォークラリー ~飯中生はアウトドアでも多くのことを学ぶ~
雲一つない秋空の下、一年生112名が元気いっぱいにウォークラリーに出発しました。さすが飯中生、朝の出発式では、この半年間での成長を感じる、一年生としては満点以上の集団行動ができ、さらに実行委員の各生徒達が、素晴らしい進行とそれぞれの分担のスピーチをしました。
12時20分頃最後の班が学校に到着しました。正門前で「おかえりなさい」という校長に対し、どの生徒達も「ただいま帰りました」と笑顔でこたえてくれました。帰校式では、教頭先生から、こんな話がありました。班ごとに公園に到着した生徒達は、道中、班のみんなで楽しく会話することができました。と声を揃えて言っていました。また、公園を出発するときに、学年主任の一條先生に、ジュースを用意してくださりありがとうございましたと言えた生徒がいたと。また、武田先生からの話では、チャイムの鳴らない屋外で、生徒のみなさんが伸び伸びと過ごしている姿に癒されました。行事っていいなと改めて思いましたと。帰校式が温かい雰囲気に包まれました。秋の日にとても良い行事ができたことに、校長から、生徒、教職員、保護者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。(10月29日 校長)
自立と自律
いま、1年生の廊下には、「自律」という掲示物が貼られています。「じりつ」という言葉を耳にしたときに、みなさんは、「自律」という漢字を思い浮かべますか。私はどちらかというと、「自立」です。飯沼中学校の教育の最終目標は、みなさんを自立させることです。自分で立つ、つまり自分の力で生きていくということです。飯沼中学校の学校教育目標は、「自主実行」ですが、それと同じくらい大切なものとして、校長が毎年示す、先生方の教育活動における合言葉みたいなものがあります。それは、「生徒一人一人が輝き、夢を育て、自信を持って未来の社会に生徒を送り出す学校」です。この中の、後半部分にある、「未来の社会に生徒を送り出す」というのが、自立することのできる人間を育成するということなのです。それでは、どうすれば「自立」することができるのでしょうか。それは、「自律」することのできる人になるということだと考えます。自律とは、字のごとく、自分を律することです。自分をコントロールすることができるということです。遊んでばかりの人、部活動しかやらない人、勉強だけの人、これらは全て自律できていない人です。発達段階の途中にある生徒諸君は、好き・嫌いや得意・不得意はあって当然ですが、好きなことしかやらない、得意なことしかやらない人は、7月の学校だよりにも書きましたが、高い砂山を作ることができないのです。嫌いなことでも大切なこと、不得意なことでも大切なことを我慢してやること、それこそが自分を律するということなのです。また、思ったことを何でも口に出してしまう人はいませんか。SNSで深く考えもせずに人の悪口を言ってしまう人も、自分をコントロールできない人です。飯沼中学校の生徒諸君、自立するために、自律しなさい(10月28日 校長)
春日部法人会様から素敵なプレゼントをいただきました
3年生の夏休みの宿題であった、「税の作文」の応募に対して、春日部法人会様よりお礼の品をいただきました。全校生徒にポケットウェットティッシュ、クリアファイル、消しゴムをいただきました。春日部法人会様ありがとうございました。生徒のみなさんには、近日中にお配りしますのでお楽しみに。(10月27日 校長)
家庭学習を考える ② ~お風呂の原理~
今日から読書週間ですね。読書の秋ということで、みなさんもたくさん本を読んで、頭を鍛え、心を耕しましょう。読書については、先日、連載したのでそちらを参照してください。今日は、「家庭学習について考える」の第2回です。生徒諸君の中には、「家庭学習をやっても成績が上がらないんだよなぁ…」と思っている者がいるかもしれませんね。このことについて今日は話をしたいと思います。私は勝手に、「お風呂の原理」と名付けている話があります。家での仕事分担で、お風呂を洗い、お湯をはることが自分の役割である生徒もいることでしょう。お風呂に水を入れるときのことを思い出してください。お風呂に栓をして、水を出すと溜まっていきますよね。その様子を「まだかなぁ…」と思って見ていると、なかなか水は溜まりませんよね。でも、その場を離れ、テレビを見ていたり、他のことをしていると、あっという間に水が溜まりますよね。今は自動で水が止まるお風呂が多いと思いますが、ひと昔前なら、水があふれてしまい、大変なことになってしまうこともありました。勉強もこれと同じなのです。昨日は1時間勉強した、今日は1時間半。成績が上がったかなぁ…と思っているうちはなかなか成績は上がりません。そうではなく、学校で習ったことを家で復習したら、ワークができた、家庭学習で教科書を読み、意味を調べて次の日の授業に臨んだら、授業がよく解った。この、「解った、できた」という喜びや、やりがいを、さらに、「もっとやってみよう」というやる気に変えるのです。テストの点数や成績のことなど忘れ、解るって楽しいという気持ちを味わい、日々家庭学習を続けてみよう。しばらくすると、必ず君の成績は上がっていますよ。(10月27日 校長)