飯中 Now
10月も最後の週、そこで、家庭学習を考える ①
10月もいよいよ最後の週となりました。秋が深まり、本当に過ごしやすくなりました。飯沼中学校の生徒達は、大変よく授業に取り組んでいます。授業を支える家庭学習はどうでしょうか。学習は、家庭での予習、学校での授業、家庭での復習というサイクルが成立して、定着の度合いが高まります。この、予習・授業・復習の何に力を入れるかは、個人により、多少の軽重の違いはあれ、どれ1つとっても、決しておろそかにしてはならないものです。家庭学習では、まず、その日に習ったところを、教科書とノートをざっと読んで、見直します。10分もあれば終わるでしょう。次に、学校で使っているワークを開き、その日習ったところを探してやってみましょう。本当に理解できているかが分かります。一回の授業内容なら15分~20分もあれば終わります。これが復習です。さらに自分で購入した参考書や問題集、塾のテキストなどをやるのもよいでしょう。最後に、翌日の授業の予習をします。まだ習っていないところをやるわけですから、当然、解らないところもあるでしょう。あっていいのです。「ここは自分で教科書を読んでも分からなかったので、明日の授業ではここをよく聴こう」という準備をすることが予習なのです。10分もあれば教科書を読めるでしょう。特に家庭学習で予習・復習をやってもらいたいのは、英語と数学です。他の教科は、しっかりと授業を受け、宿題をやる程度で大丈夫だと思われます。10月も最終週です。過ごしやすい季節である今、しっかりと家庭学習の習慣をつけてもらいたいと思います。(10月26日 校長)
機器を使った授業
昨今、コンピュータや、その関係機器を使っての授業が急速に進み、本校における授業や特別活動においても、パソコンや大型テレビモニターを使っての授業が大幅に増え、生徒も当たり前のように授業を受けています。上手に使えばこんなに便利で有効な機器はありません。今後、かなり近い未来に、生徒一人につき、一台のタブレット型パソコンが導入される予定です。私たち教職員も、時代の流れに取り残されないよう、日々、研鑽に努めなければなりません。保護者の皆様も、お子さまに負けないようにしましょう。(10月23日 校長)
生徒会役員選挙
本日は午後、飯沼中学校生徒会本部役員の改選選挙に係る、立会演説会と投票が行われました。本来であれば、体育館に全校生徒が集まり、演説会が行われるのが毎年の恒例ですが、今年は、新型コロナウイルスの関係で、放送とリモートによる演説会となりました。このたび立候補した生徒達はみな、各学年、各学級のリーダー達で、誰が当選しても安心して任せることのできる生徒達でした。しかし、過日の新人戦や駅伝大会もそうですが、物事には、人数の枠というものがありますので、生徒会役員の場合は、全校生徒による投票により役員が決められます。本校では、この選挙を役員を決めるためだけの活動にとどめず、民主主義とは何か、自治とは何か、というところまで掘り下げて、発達段階に応じて、様々な教育活動の場面を通じて指導します。また、社会に目を向け、自分の意見を持つことにも触れますし、3年生にとっては、わずか3年後には有権者となることをしっかりと意識させる意味で、春日部市の協力を得て、実際に使用されている投票箱や記載台を使用しての投票を行いました。学校は小さな社会です。今後も生徒達にとって、学ぶことの多い場でありたいと考えます。(10月22日 校長)
秋晴れの日に深まる、本校教育活動
昨日に引き続き、本日も気持ちのよい秋晴れとなりました。本日は、2年1組で道徳の研究授業を行いました。多くの教員が参観に来て、自らの研修としていました。また、2年1組の生徒達に感心しました。今日は、新人戦もひと段落した2年生に、先輩になるということと題した内容を考えてもらいました。部活内にありがちな不文律の決まりや裏校則についての内容でしたが、個人として考え、その後、生活班で意見交流、最後に学級全体での意見の発表と、どの場面の活動も2年生として立派でした。意見内容が立派であるとともに、仲間との意見交流や発表も立派な中学生でした。(10月21日 校長)
力走!飯沼中 大躍進、伝統という襷を来年度につなぎました
秋晴れの良き日に、飯沼中学校及び周辺地域を周回コースとして、市内駅伝競走大会が行われました。今年度は、新型コロナウイルスの影響で、各校1チームのみのエントリーで、無観客で行われました。この大会を通じ、校長の私がとても嬉しかったことが2つあります。1つ目は、本校の体育科の先生と関係生徒達が大会運営の面で、労を惜しまず尽力してくれたことです。大会の会長様からも、気持ちの良いあいさつと、大会運営における会場準備や後片付けを朝早くから、そして、他校の生徒が帰った後にやってくれた飯沼中の先生方や生徒のみなさんに感謝いたしますと、開会式、閉会式ともに、話をされていました。大会の会場になっていることは、その裏で大変な面も多々ありますが、いやな顔1つせずに力を貸してくれることのありがたさには、頭の下がる思いがしました。大変ありがとうございました。嬉しかったことの2つ目は、チームががんばったことです。まず、男女とも順位とは別に、一枚岩となったチームであったこと。走る直前まで体を冷やさないように着ていたものをサポート役の生徒がそばにいて受け取ってあげたり、飲み物やタオルを持ってあげたりなど、自分がすべきことをしっかりと自覚して行動していたことが素晴らしかった。そして、選手一人一人の力走も素晴らしかった。特に男子は、なんと大躍進の6位入賞を果たしました。この素晴らしい取り組みと結果をお疲れさまでしたで終わりにしてはいけません。飯沼中学校の新たな良き伝統として、受け継ぎ、発展させなければなりませんね。その襷は確実に3年生から1,2年生に引き継がれたのです。明日からまた頑張っていきましょう。(10月20日 校長)