飯中 Now
大人になる No5
【 人生を楽しむ 】
学校が始まり半月が経ちます。生徒諸君の心や体は疲れていませんか‥。大丈夫、疲れてなんかいないと言う人ほど、自分では気付いてはいないけど、実は疲れていたりするものです。土日はゆっくり休んでほしい。そして、春の気持ちの良い休日を満喫してほしい。いつもは当たり前のように感じている何気ない事を、1つ1つ確かめてみよう。きっと、忘れていた喜び、気付かずにいた不思議を見つけられると思います。公園に散歩に出かけたり、自転車に乗って本屋さんに好きな本を買いに行ったり‥。普段は忙しくてゆっくり見る余裕のなかった道端や公園に咲く花に気付くかもしれない。自分の感覚を信じて、自分が本当に美しいと思うものを見つける。自分の感覚を大事にして、自分が本当に嬉しいと感じることをする。それがあなたを新しい自分へと導くのです。自分を楽しませる方法を探して、自分の力で自分を幸せにすることができることを知るのです。自分が幸せになると、他人をも幸せにすることができる。人は嬉しそうに笑っている人を見ていると、なぜかそれだけで自分も嬉しい気持ちになれるから。さあ、心を開き、新鮮な気持ちで自分のまわりの世界を見てごらん。そう、人生を楽しもう。つづく(4月23日 校長)
大人になる No4
【 人生を楽しむ 】
人生なんてつまらないものと決め込んで、暗い顔をして過ごすか、心が嬉しいと感じることをどんどんやってみるか。それは自分自身が決めることです。いまは、勉強と部活と塾の生活で、つまらないと感じている人もいるかもしれない。しかし、人生は学生時代だけではありません。いや、学生時代でない時間の方がずっとずっと長いのです。その時になって、仕事の時間以外全部自由!となったとき、君は人生を楽しむことができるのだろうか。過去や未来にしばられて、今をおろそかにしてはいけない。今の自分を大切にして、幸せになることが、過去の経験を生かすということだし、それがあなたの未来を豊かにすることにつながっていくのです。つづく
【よさこいリーダーは今】
体育祭の練習が保健体育の授業で始まっていますが、昼休みに学校のリーダーとして、よさこいソーランのリーダーさん達が体育館でダンスを覚えたり、オリジナルの動きを考えたりしてくれています。2、3年生の生徒のリーダーとして授業でも活躍します。1年生の生徒諸君も、来年は、あんなカッコいい先輩になりたいなぁ思うことでしょう。体育祭が本当に楽しみになってきました。(4月22日 校長)
新入生の体験入部、体育祭練習が始まりました
【1年生の体験入部】
中学生にとって部活動は、小学校にはなかったとても楽しみな活動です。毎日の授業が終わった放課後に自分で決めたそれぞれの部の活動を行います。部によって計画的に朝練習をしたり、土日の活動を行う部もあります。自分で決めたやりたい事であるため、どの生徒達も生き生きと目を輝かせ、楽しそうに活動しています。本校の部活動の目的は、社会性を身に付けることがまずあげられます。日々の授業とは違い、異学年での活動となります。先輩として部をまとめたり、後輩の面倒を見たり、また後輩として礼儀正しい行動を学んだり、自分達でできる事を考えたりすることで多くのことを学びます。また、2つめの目的として、生涯にわたりスポーツや文化活動に親しみ、潤いのある人生、心豊かな人生を送ることのできる資質を養うことがあげられます。さぁ、1年生諸君!どの部に入りますか?たくさんの部をよく見て、体験し、大いに悩み、一番がんばれそうな部を選びましょう!最後に本校では、部活動と同等の目的が見込まれる活動をご家庭の責任で行っている生徒、具体的には地域で球技や文化活動の団体に所属し活動をしている生徒につきましては、入部を強制しておりません。つきましては、後日配布する届入部の欄にその旨を記入し、担任にご提出ください。
【体育祭の練習が始まりました】
本校では、5月22日(土)に体育祭を予定しています。詳しくは、後日配布する通知文をご覧ください。今年度は、感染防止対策を十分に講じ、内容を一新し、午前中で全種目を行い、終了します。また、保護者の参観は、今年度につきましては、ご家庭で1名とさせていただきます。このことにつきましては、名簿管理を行いますので、例外はありません。また、社会情勢によっては、保護者の参観はすべて中止とさせていただくこともありますし、体育祭そのものが中止または延期となることもあり得ることもご理解ください。体育祭は生徒及び保護者、地域の皆様が大変楽しみにしている意義深い学校行事の1つであります。しかし、飯沼中学校は、体育祭の意義よりも生徒及び生徒と共に生きるご家族の命を最優先で大切にします。さて、本校の体育祭の目的の1つに、活動を通して、先輩・後輩のより良い関係を築き、学校全体の団結を高めるとあります。この目的は実施計画上の形だけの目的ではなく、練習の段階から先輩と後輩が共に活動することを取り入れています。本日から、保健体育の授業は、時間割を調整して、1年生と3年生が共に同じ授業を受けています。3年生は整列の仕方やラベンダー体操などで後輩たちの見本となり、指導をします(写真をご覧ください)。体育祭が無事に実施できることを切に願っています。
【春日部市教育委員会学校訪問】
本日午後、春日部市教育委員会の先生方にご来校いただき、年度当初の学校の様子をご覧いただき、たくさんのご指導を賜りました。ご指導いただきましたことを今後の教育活動で活かして参ります。ありがとうございました。(4月21日 校長)
大人になる No3
【 人生を楽しむ 】
最近、心からうれしいなぁって思ったことはありますか?きれいなものを見て、うわあ、きれい!って思ったことありますか?遊んでいる時間があったら勉強しなさい、わがままばかり言っていないで人の気持ちを考えなさい、人生はおまえが考えているほど甘いもんじゃない…。保護者や先生方は、諸君の成功を願い、励ますつもりで、そういうことを言ったんだよね。みんなは、それが分かっているからこそ、できれば期待にこたえたいと思い、それなりに努力してきたよね。ここで思い出してみよう!子供のころ、夢中になって絵を描いたこと、朝早く起きて友達とカブトムシを捕りに行ったこと。 うちでは飼えないよと言われた子猫に、こっそりミルクをあげたこと。葉っぱや花をちぎって、おままごとのごちそうをきれいに盛りつけたこと。どれも楽しかったでしょう。でもいつだって、楽しい気分は、勉強しなくていいの?の一言で消え失せてしまったよね。勉強や仕事も大事だけど、楽しい時間を持つことも、とても大事なことなんだ、なんてこれまで誰も言ってくれなかったでしょ。だから校長の私が言おう!いまこそ自分に言ってあげよう、さあ、楽しもう!って。ここで言っておきたいのは、楽しむ方法はいくらでもあるということ。お金がたくさんないと楽しい人生は送れないなんて考えていませんか?最新のゲームがなければ楽しくないとか、SNSの相手がいなければ楽しくないなんて考えていないですか?人生を楽しむっていうのは、そういうこととはちょっと違います。人生を楽しむのは、そんなに難しいことじゃない。それはとても簡単でシンプルなもの。例えば、美しい朝日や夕陽を見る、花や星を見る、好きなものを作る、たまにはとびきり美味しいものを食べる。天気の良い日に散歩する、小さな子供と遊ぶ、犬や猫と遊ぶ、自転車に乗る、運動をするなど、楽しむ方法はいくらでもあるのです。つづく(4月20日 校長)
大人になる No2
【感情は自分のもの Part.2】
感情は自分のものということは、それは自分が起こしている感情であるということも同時に意味します。私達はよく、自分の感情をまわりのせいにしてしまいがちです。電車が遅れたせいでイライラさせられている、あいつが約束を守らないので今自分はこんなに腹立たしい思いをしているなど、自分の感情を出来事や相手のせいにしがちです。しかし、その考え方では、より良い大人にはなれません。うれしくなったり、悲しくなったり、怒ったりするのは、それ相応の出来事やきっかけがあることが多いのは確かですが、その出来事やきっかけで、すべての人がまったく同じように悲しくなったり、怒ったりするわけではありませんよね。つまり、出来事やきっかけが自動的に感情を引き起こすのではなく、その間にその人のものの見方・考え方がはさまっていて、そのフィルターを通ってその人の感情が生じるのです。(専門用語でこれを認知(にんち)といいます)例えば、まわりの人から見れば、たいしたことではないと思われるようなちょっとした失敗でも、ひどく気にする人もいます。「気にし過ぎだよ」と言われても、気にしてしまう自分がいるわけです。ここで、気にし過ぎでいつも落ち込んでいる自分、そういう自分を変えたいと思っている人もいることでしょう。気にしてしまう自分も自分ですが、それを変えたいと思っている自分もまた自分なのです。まさにそこが、これからの自分づくりの出発点になります。
自分のものの見方・考え方は、今までの自分や自分の感情を支えてきたもので、大切にしてよいものだけれども、それが自分や他人を苦しめたり、きゅうくつにしていると思ったならば、その考えをもち続ける必要はなく、自分で変えていってもよいのです。そうやって皆さんが過去の自分と対話しながら、確かな未来の自分をつくっていくことを私は期待しています。いま私がはじまるとは、そういうことなのです。今日は、ちょっと難しかったかな。いつかまた、今日のブログを読み返してみてください。何かに気づき、わかることもあるかもしれません。つづく(4月19日 校長)