牛島の食育は今

今日の給食は「春日部育ちのかぼちゃのミートソース焼き」です。

今日のかぼちゃのミートソース焼きに使った「かぼちゃ」は、春日部の内牧の大塚農園さんの育てたおいしいかぼちゃです。品種は坊ちゃんかぼちゃと言います。

名前は、その大きさと見た目に由来しています。坊ちゃんかぼちゃは手のひらサイズの大きさで、これが坊ちゃん刈りの髪型の小さな子供の頭に似ているため名付けられました。坊ちゃん刈りは、昭和の時代の小さい男の子の代表的な髪型で、耳にかからない程度の長さに切りそろえられたスタイルです。

大きさは通常のかぼちゃの半分ほどしかなく、重さは300gから500gほどで、皮は黒みがかりストライプの柄が入っている品種です。

味の特徴は甘さにあり、糖質が多い品種のため、特に甘みが強くなります。

かぼちゃは、戦国時代に日本に入ってきた、歴史の深い野菜です。甘くておいしいのはもちろんのこと育てやすいこともあって、全国的に栽培されています。

スーパーや八百屋さんには1年中並んでいるかぼちゃですが、旬の時期は秋から冬です。

しかし、かぼちゃが収穫できる、真夏から初秋にかけての時期です。

普通野菜は採れたてが美味しいものです。

でもかぼちゃは収穫してすぐよりも、数カ月保管して追熟してからの方が美味しくなり、栄養価も増えます。

旬というのは自然のなかで育った食べ物がもっとも美味しく、栄養価が高い時期を指します。そのため、かぼちゃの旬は収穫してすぐの夏ではなく秋から冬とされています。

今日は、蒸したかぼちゃの上に、ミートソースをかけて、上にチーズをのせて焼きました。

給食調理員さんが、心を込めて作ってくださいました。おいしく召し上がってください。

【こちらもご覧ください ↓】