2024年11月の記事一覧
子ども大学かすかべ3日目「大学の学園祭で商品のPRをしてみよう!」
11月3日(日)は、共栄大学の学園祭「樹麗祭(じゅれいさい)」の開催日です
子ども大学3日目となるプログラムは同日、大学生や地域の皆さんによる模擬店やステージ発表などが行れる賑やかなキャンパス内で行われました。
今回は商品のPRについて学び、実践していきます。
前半の講義では、まず共栄大学国際経営学部 中野浩一先生より、PRの目的や効果、よいキャッチコピーを作るために必要なことなどを学習しました。
今日の学園祭では、かすかべフードセレクション認定品である「栃惣の『片面しょうゆ』」、「米粉パンFUKU~福の『春日部ミルキーバナナカップケーキ』」、「折原果樹園の『春日部梨ジュース・幸水』」が販売されています。こどもたちが学園祭の来場者の皆さんにPRするのはこの3つの商品です。
次に登壇した春日部市教育委員会の山下先生からは、「かすかべフードセレクション」とは何か、事前にお店の方々に取材した商品のこだわりなどの説明がありました。
お店の方からのメッセージ動画や試食タイムもあり、実際に味わいながら商品の魅力を考えていきます。
ここからはPRに使うパネルの作成作業に入ります。
グループ毎に意見を出し合いながら、それぞれの商品のキャッチコピーを考え、PRパネルを完成させていきます。
絵を書いたり、色づかいを工夫するチームもありました。
後半は、完成したPRパネルを持ち、大学生ボランティアと一緒にみんなで外にくりだします。
お店の前や人が多い場所に移動しながら、来場者への声掛けや、お店のお手伝いなどをがんばりました。
中にはPRの効果で、早々に売り切れになってしまう商品も
下の6枚は、各グループが一生懸命考えたキャッチコピーです。
それぞれ学習と試食の成果が十分にみられたと思いますが、いかがでしょう
前日までの雨が嘘のような秋晴れの中でのプログラムとなり、屋外でのPR活動も無事終了
PR活動の合間には学内ツアーも実施され、学んで、食べて、考えて、ふれ合って、盛りだくさんな一日となりました。
実施にあたり、ご協力いただきました「かすかべフードセレクション」認定事業者の皆様、学生ボランティアの方々、誠にありがとうございました。
さて、子ども大学かすかべも次回がいよいよ最終回。おいしいプログラムが用意されているようです
「令和6年度 市民アカデミー」を開催しました!
令和6年10月25日(金)に粕壁市民センター(中央公民館)で「令和6年度 市民アカデミー」を開催しまし
た。(主催:春日部市人権教育推進協議会 春日部市教育委員会)
第1部は「人権作文優秀作品」と「人権ポスター優秀作品」の紹介。
作文は市内小・中・義務教育学校の児童・生徒の中から選ばれた4人の作品を
ご本人に発表していただきました。
発表後は、教育長から感謝状の贈呈を行いました。
ポスターは、79点の作品があり、その全てを会場外の廊下に現物を展示したことに加え、スクリーンに映し出しての紹介を行いました。
第2部は教育講演会。
パリ2024パラリンピック競技大会 車いすバスケットボール女子日本代表キャプテンの北田千尋選手をお招きし、「ともに生きる」と題してご講演いただきました。
車いすバスケットボールの紹介からはじまり、参加者にも身近な例も交えつつ、とてもわかりやすいお話でした。
(当日のお話をちょっと紹介!)
車いす用駐車スペースにある斜線の部分、(講演会ではシャッシャッシャの部分と紹介)なぜ必要かご存じでしょうか?
車いすを使用している方が車の乗り降りをする際には、ドアを全開にする必要があるため、このスペースが必要です。だから、この駐車枠が空いていなかったり、そこに物を置かれてしまうと大変困ってしまうとのことでした。
たとえば、カラーコーン1つ置かれただけでも駐車するのを諦めざるをえなくなってしまうそうです。
講演会終了後、「シャッシャッシャの部分に気をつけなきゃ」といった声も聞かれ、講演会でのお話を早速生かしていただけているようでとても嬉しかったです!
参加者アンケートでは、「心温まる小・中学生の作文発表を聞いてうれしくなりました。」や「北田さんの講演会素晴らしかったです。」といったお声を多数いただきました。