かすかべの人物史

かすかべの人物史

人名 原 又右衛門
事績 古利根川と元荒川に囲まれた新方領と呼ばれる低湿田の土地改良事業に尽力。
明治42年(1909)、新方領耕地整理組合を組織して組合長に就任、事業を推進した。
ゆかりの資料等
人名 加藤 楸邨
事績 人間探求派と称される俳句で知られる俳句雑誌『寒雷』を創刊・主宰した。昭和4年(1929)から昭和12年(1937)旧制粕壁中学校の教員時代、俳句を作り始め、俳人の水原秋桜子に師事、楸邨俳句の出発点を過した。
ゆかりの資料等
人名 三上 於菟吉
事績 明治24年3月中葛飾郡桜井村(現春日部市)に生まれる。粕壁中学卒業後、早大英文科に入って中退、文筆生活に入る。大正14年に時代小説『敵討明双紙』をあらわし、小説家としての地位を確立。作風は正義観を中心にえん色をまぜた傾向のもので『淀君』・『清河八郎』などが有名だが、中でも『雪之丞変化』は代表的作品。晩年、幸松村(現春日部市)へ疎開し、昭和19年2月病没した。54歳。夫人の長谷川時雨女史も女流文学者として有名である。
ゆかりの資料等