校長室から

校長室から

校長室から 5.21 小さな探検隊現る

 今日、校長室に小さな探検隊が現れました。
 これは、毎年行われている、1,2年生の生活科おける学校探検です。2年生が1年生のお世話をして、学校の中を案内するものです。案内をしている2年生は、1年生に校長室についてしっかりと説明したり校長室への入り方、並び方や歩き方をアドバイスしたりと、この1年間でお兄さんお姉さんになった姿がよく分かりました。1年生もとても楽しそうでした。

 

校長室から 5.21 昨日、避難訓練を行いました

 昨日20日(木)、竜巻に備えての避難訓練を行いました。1年生の児童の皆さんは、初めての避難場所を教えてもらいながら、真剣に行っていました。でも、竜巻による被害はほとんど予想ができないのではないでしょうか。
 今から9年前の2012年5月、ゴールデンウィーク中のことです。真岡から益子を通って茂木方面に竜巻は通過したことがあります。大きな被害をもたらしたこの竜巻についてはご存じの方も多いと思います。当時私は芳賀中学校に勤務していて、ちょうどその日、ひばりヶ丘公園で野球の練習試合をしていました。昼食の時間だったのですが、急に雲行きが怪しくなり、突然の風と強い雨に雹も混じり、屋根の下にいてもぬれてしまいました。これはたいへんだと感じましたが、ここでの大きな被害はありませんでした。竜巻の通り道にあたった真岡の山前小学校付近では、体育小屋が吹き飛ばされだりビニールハウスが吹き飛ばされたり、ガラスが割れたり車が破損したりという大きな被害が出ました。私の知り合いの益子町のある家では、屋根が浮き上がったと聞いています。
 実際に竜巻がここ芳賀北小を通過したら?正直なところどのくらいの被害が出るか想像がつきませんが、もっともっと安全に避難するにはと考えます。竜巻が来る方向によっても避難の仕方や場所を変えていかなければなりません。命を守るために、より安全に、です。そのためには訓練をしてみないと分からないことがたくさんあります。この訓練を下に、児童の安全をさらに高めていきたいと思います。

校長室から 5.14 1年前は・・・。

 1年前のちょうど今日5月14日、分散登校が始まったことを思い出します。
 栃木県では、昨年の3月から学校の臨時休業が続き、令和2年4月16日から5月13日までの4週間が第1回目の緊急事態宣言でした。宣言が解除された令和2年5月14日の栃木県における新規感染者は1人。今は、1日あたり30人前後といったところでしょうか。現在、新しい生活習慣として対策を続けていたり、ワクチン接種が始まっていたりと、新型コロナウイルス感染症を予防していくにはどうすべきかある程度は分かってきてはいるものの、その恐怖は、増していると言わざるを得ません。正直なところ、もう少し早く収束するのではないかと安易に考えていたところがあります。しかし、1年以上経った今でもまだ先が見えていません。新薬の開発や新たなワクチンの承認など、対策が止まっているわけではありません。でも、なかなか思うような成果が現れていないようで残念です。とにかく命を守ることが最も優先されるべきことです。みんなが安心できる生活に戻ることを信じて、今できる対策をやっていきたいと思います。
 全国で、小学校での感染が確認されています。残念なことに、県内日光地区の小学校でもクラスターが発生しました。胸を張って大丈夫ですとは言いがたいのですが、今ある学校生活を続けていくために、今一度気を引き締めてできる対策を徹底し、学校生活を送りたいと思います。ご協力をお願いいたします。

校長室から 5.6 5月になりました

 ゴールデンウィークが終わり、5月になって初めての登校となりました。児童と久しぶりに交わす元気なあいさつがとても新鮮でした。昨日5月5日こどもの日は、二十四節気の立夏にあたります。いつの間にか季節は夏に仲間入りです。朝は寒いかなと思っていた私は、上着の分だけ余計だったようです。やはり、児童の服装には半袖短パンが増えていました。
 新学期が始まって1か月、新しい生活に慣れてきたところで大型連休となり、児童たちは生活リズムに少し戸惑いがあるようです。明日学校に来ると、また土日で休みとなります。休日の方が多いわけですから、そちらの生活が普通となってしまいます。私たち大人も、なんとなくいつもと違う感覚がしていると思います。子どもたちはなおさらです。5月病などという言葉も聞かれる時期ですので、まず、生活のリズムを整えていきましょう。ご協力よろしくお願いいたします。

青空の下、元気に体育の授業を行っていました。

校長室から 4.30 ゴールデンウィーク

 昨日は、町スポ少のバレーボール大会があり、応援に行かせてもらいました。保護者の皆さんの応援の下、児童の皆さんは一生懸命にプレーし、優勝という素晴らしい成績を収めました。何よりも、ピンチの場面でもお互いに声を掛け合い、とても楽しそうにプレーしている姿が印象的で、そういう姿が見られたことをとてもうれしく思いました。また、4月上旬には、野球部の皆さんが町の春季大会で優勝する姿を見させてもらいました。野球部の皆さんも、ベンチメンバーも含めてみんなで声を掛け合い、満面の笑みを浮かべながらプレーしていました。一生懸命やるって本当に素晴らしいですね。こういった経験は、今後困難にぶつかったときに越えられるハードルの高さを高くしてくれると思うのです。
 ゴールデンウィークが始まり、練習や大会、練習試合といった活動があると思われます。保護者の皆さんにはたいへんお世話になります。また、お疲れ様です。コロナウイルス感染症が心配される中、気をつけなければならないことが増えてしまい本当にたいへんだと思います。しかし、子どもたちの素晴らしい姿が見られることは何事にも代え難いものです。それを楽しみに応援したいものです。しかし、コロナ渦においては、最優先すべきことは命を守ることですので、感染予防に十分に気をつけての活動をお願いします。
 明日から5月5日まで、5連休となります。その後2日登校して、また土日休み。休日は楽しみだと思いますが、コロナウイルス感染については、残念ながら拡大の傾向が続いています。前述しましたように、その中でも活動しなければならないことはあるかと思います。そうでなければ、命に関わることですので、不要不急の外出は避けるなど、できる限りの対策をとってほしいと思います。よろしくお願いします。
 この連休中、私は、家族で過ごすおうち時間をできるだけとり、子どもたちと、普段なかなかできない会話をしてみようかなと考えています。大きくなった私の子どもたちには避けられてしまいそうですが・・・。

昼休み、元気に遊ぶ児童たち。この生活をなんとか守りたいと思います。

校長室から 4.28 1学期が3週間が経ちました

 令和3年度の1学期が始まり、約3週間が経ちました。新しい学年、新しい学級になったこともあり、まだ慣れないていないように見えます。私たち大人も、新しい職場となると慣れるまでは時間がかかります。子どもは順応が早いといっても、もう少し時間はかかりそうです。これも1つの大切な経験と捉え、指導助言を続けていこうと思います。子どもたちはいつも以上に疲れを感じているかもしれませんので、ご家庭ではいろいろな話を聞いてもらえるとありがたいです。たいへんでもよろしくお願いいたします。
 私は、保護者の皆さんと地域、教職員が一体となってというような言葉をよく使います。それは、学校で子どもたちに起きていることの原因が学校のことだけとは限らないからです。家庭で起きていることについても同じで、学校や地域で何かが起きている場合があります。それぞれが単体で起きているとは限らないことが多いといえます。それだけに、情報を共有し、連携を図り、お互いの立場でやれることを、より効果的に実施していくことが必要となります。一体となるということはそういうことだと思います。簡単に言えば、人任せにしないことだと思います。繰り返しになりますが、お互いにしっかりと連携を図り、それぞれの立場でやれることをやっていきましょう。ご協力よろしくお願いいたします。
 明日は29日(木)、昭和の日です。いよいよゴールデンウィークが始まります。今年のゴールデンウィークは、本県には緊急事態宣言は出ていないものの、感染症対策のため外出自粛と言われています。最も優先されるべきものは命を守ることです。こんなときだからこそ、家族の時間を大切にし、おうち時間をたっぷりととってみてはどうでしょうか。よろしくお願いいたします。

今、家庭訪問中のため、いつもより早く下校しています。みんなうれしそうかな?

校長室から 4.22 昨日の保護者会はお世話になりました

 昨日21日(水)、授業参観、保護者会を開催したところ、ご多用中にもかかわらず大勢の保護者の皆様に来校していただき、本当にありがとうございました。感染症対策のため、十分な参観時間を確保することができずたいへん申し訳なく思っていますが、このような状況ですのでご理解いただければと思います。また、PTA総会につきましても、昨年に引き続き、書面決議を実施していただきありがとうございます。ご協力に感謝いたします。
 ところで、保護者の皆様にはお子様の様子を見ていただき、どのような印象をおもちになりましたでしょうか。新学期が始まってからまだ2週間。新しい学年、新しい学級、新しい担任と、なかなか慣れないことが多かったかもしれません。しかし、こんな短期間でも児童は成長します。なかなか思い通りに行かないことがあっても、そこから様々な困難に出会ったときに乗り越えていく術を学んでいるように思います。とはいっても、元気に楽しく学校に来てもらいたいのがみんなの気持ちです。保護者の皆様にはお子様への励ましをお願いいたします。

 校庭の桜の木は葉桜となりましたが、その葉の色もどんどん変わっています。始めは芽吹きの黄緑色でしたが、いまは鮮やかな緑色となっています。同じように、遠くに見える山々の緑の変化は、見ていてとても楽しいです。なかなかそういった余裕がもてませんが、様々な変化に気づく心をもちながら過ごしたいものです。

授業参観の様子

校長室から 4.14 離任式中止

 今日は、離任式を行う予定でしたが、芳賀郡市内の新型コロナウイルスの感染状況をふまえ、昨年と同様に中止となってしまいました。児童にとっても先生方にとっても残念なことで、多くの児童や先生方から「会いたかったなあ」という声が聞こえてきました。私は、昨年度芳賀北小に異動してきました。昨年も離任式ができなかったので、寂しいと同時に何かもやっとしたものがあり、心がすっきりとしなかったことを覚えています。今年も同じかと思うととてもつらい思いがします。離任式はできませんが、異動された先生方には、どのような形であれ、感謝の気持ちを届けたいと思っています。また、異動された先生方からメッセージをいただくことも考えています。どんな形になるかわかりませんが、感謝の気持ちの表し方を考えたいと思います。

校長室から 4.9 入学式

 新学期が始まって2日目、今日は入学式がありました。新1年生は、少し緊張気味な表情で登校してきましたが、入学式での態度は大変立派でした。はっきりとした返事、静かにじっと座って待つ姿勢、式辞を聞く真剣なまなざし、新1年生として満点の式でした。これからの小学校での活躍がより一層楽しみになりました。
 保護者の皆様には、入学式に伴い、いろいろとご理解、ご協力いただき、ありがとうございました。教職員一丸となり、お子様の成長を手助けしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

・入学式、入場                ・新入生を迎えることば(代表)

・登校班編制                 ・担任からの連絡

・1組集合写真                ・2組集合写真

校長室から 4.8 始業式

 本日始業式を迎えました。久しぶりに聞く、児童のさわやかな朝のあいさつが、とても心地よく感じました。
 新しい学年、新しい教室、新しい学級、新しい先生、それぞれの出会いに期待とともに不安があるとは思いますが、久しぶりに友達に会った喜びの方が勝っていたように思います。我々教職員も、この出会いを大切にして、令和3年度をよりよいものにしていこうと考えています。

 明日は入学式を迎えます。新入生を含めて児童全員で306名となります。芳賀北小学校職員全員が一丸となって、306名の児童皆さん全員の成長をお手伝いをしたいと思います。ご協力よろしくお願いいたします。

新任式では、10人の新しい先生方の挨拶がありました。みんな静かによく聞いていました。

午後は、5,6年生が入学式の準備をしてくれました。きれいでかわいいよい会場ができました。

校長室から 4.2 新年度が始まりました

 桜の花は3月中に満開を迎え、今を見頃と咲き誇っています。今日は、もうすでに花びらが舞っていて、いつまで花が残っていてくれるか心配しているところです。しかし、他の植物の花も鮮やかに咲き、まさに春爛漫といった光景が広がっています。
 さて、昨日4月1日(木)から、新年度、令和3年度が始まりました。芳賀北小としては、昨年度末の定期異動で8人の先生方が転退職され、悲しい別れがありました。しかし、出会いがあるのもこの季節で、新年度を迎え、9人の先生方が着任されました。先生方の紹介や離任式は、1学期が始まってから行います。それぞれを楽しみにしていただければと思います。
 4月8日(木)に1学期が始まります。児童の皆さんと会えることを、全職員が楽しみに待っています。今年度も教職員一丸となり、全力で児童の皆さんが成長していくお手伝いをしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

4/1(木) 校庭の桜の花が校舎を鮮やかに飾っているようです。

高学年昇降口の外には色鮮やかに花が咲いています。

校長室から 3.24 1年間お世話になりました

 本日、修業式を迎え、3学期が実質終わりました。4月からは学年が1つ上がり、新たな令和3年度が始まります。時の流れの速さを改めて感じます。
 今日学校では、表彰と終業式、お別れの会を行いました。お別れの会は、現在本校を離れることがわかっている3人の先生方を紹介し、ご挨拶をいただきました。児童からは心温まるお手紙と花束を贈られ、この1年お世話になったことへの感謝を表していました。3人の先生方には、健康に留意され、新天地でのご活躍をお祈りしたいと思います。
 春は別れと出会いの季節。別れは寂しいですが、知り合うことができたことはうれしいことです。新たな出会いもうれしいものです。新しい令和3年度が、今まで以上によい1年となることを願って、令和2年度を締めくくりたいと思います。
 1年間お世話になりました。

・1年生の立派な意見発表でした         ・3年生も堂々と発表していました。 

・さすがは5年生。しっかりと発表できました。  ・春休みの諸注意です。

・お別れの式①                 ・お別れの式②

・お別れの式③                 ・一斉下校前、校庭に集まりました。

校長室から 3.22 勝手に開花宣言

 3/19(金)の感動的な卒業式から週が明けた今日22日。朝はつぼみだった桜がお昼に開花していました。ラビットスペースでは、緑色の芝が少しずつ目立ってきました。季節の移り変わりを感じます。私がこの芳賀北小に赴任して、もう1年が経つのだなあとしみじみ感じているところです。時の経つのは早いものです。桜の木には、ゆっくりと咲いてもらって、4/9(金)の入学式まで持ちこたえてもらいたいのですが・・・。

 

校長室から 3.19 卒業式

 本日卒業式を迎え、37名の卒業生が本校を巣立っていきました。式中の態度やあいさつがとても立派で素晴らしく、改めて大きな成長を感じました。学習支援員として8月から関わってくれた根本先生と田野倉先生が見送りに駆けつけてくださり、さらに大きな喜びになったようです。私は6年生に毎日会えることが楽しみでした。ですから、ちょっとさみしい思いがしますが、中学校での活躍が楽しみでもあります。今後、それぞれに成長した姿を見せてくれることを楽しみにしていたいと思います。また、在校生が6年生のような活躍をしてくれると思います。それも楽しみにしたいと思います。
 本日の卒業式、6年生の保護者の皆様、大変おめでとうございます。また、大変お世話になりました。今までのご協力に厚く御礼申し上げます。大変ありがとうございました。今後とも、本校にご協力いただければ幸いです。

特別活動室にかいた、6年生の寄せ書き

田野倉先生が書いた黒板アートの前でポーズ

 

校長室から 3.18 明日卒業式

 いよいよ明日が卒業式となりました。前日の今日は、6年生が参加しての最後の縦割り班清掃や卒業式の準備が行われました。また、6年生への『自主学習頑張りカード』授与を行い、卒業証書をもらうような立派な態度で受け取ってくれました。また、6年生が帰る際には、職員室の南側にきて、それぞれが「6年間お世話になりました。」というあいさつをしてから帰るなど、そういった心遣いができることに感動と喜びを感じました。
 本校の桜の花は、つぼみが膨らみ、ピンク色になっています。卒業を祝うかのように何輪か花をつけるのではないかという勢いです。なかなか思うようには行かないかとは思いますが、心の花満開で送ってあげたいと思います。

最後の縦割り班清掃でした。清掃終わりのあいさつです。

自主学習のがんばり賞授与です。みんなしっかりとした態度です。

卒業式最終準備を、5年生ががんばってくれました。

桜のつぼみが膨らんでいます。いつ開花するでしょうか。

校長室から 3.11 6年生からお便りをいただきました

 昨日3/10(水)、6年生が校長室を訪れ、お便りを届けてくれました。
 「お世話になりました。」と渡してくれた手紙を、一人一人の顔を思い浮かべながら、じっくりと読ませていただきました。とても心温まる言葉が並んでいて、本当にうれしく思いました。改めて、この6年間しっかりと学び、心が大きく成長できたことがわかりました。
 うれしさと同時に一抹のさみしさを感じましたが、これから期待の方が大きいです。6年生の皆さん、ありがとう。

校長室から 3.11 東日本大震災から10年

 10年前、2011年3月11日午後2時46分。その日その時、中学校に勤めていた私は、県立高校の合格発表に伴う学校での手続きを終え、校舎の3階で同僚とともにいました。突然襲ってきた大きく、そしてなかなか終わらない長い揺れにひどく驚きました。そのうち壁や天井が少し崩れてくるのを目の当たりにし、ただ事ではないことを強烈に感じていました。少し揺れが収まり、二階に降りるとまだ生徒が残っていたので、大急ぎで避難を促しました。校庭に出るとそこには無数の小さな亀裂が走っており、集まって泣いている生徒もいました。今後どうすべきか、少し落ち着いて考えられるようになると、急に家族のこと、友達のことが心配になりました。震源地はどこなんだろう、どんな被害が出るのだろう、今までに感じたことのない恐怖が襲ってきたことを覚えています。
 私には、福島県に友人がいます。その友人のご家族は、福島第一原発の近くに住んでいたので、避難を余儀なくされました。一時帰宅が許されたときに見た自宅は、悲惨としか言い様がなかったそうです。今も苦しい年月が続いているそうです。
 被害に遭われた全ての方々にお見舞い申し上げます。10年たった今でもまだまだ復興したと言えないと思いますし、心の傷が癒えることはないと思います。そんな中で私たちにできることは何なのだろうと考えます。その1つとして、記憶を風化させないことが挙げられます。語り継ぎ、少しでもできることやれることを考え実行していくしかないのだと思います。自分自身、何ができるかわかりませんが、教育に携わるものとして、伝えることはできると思います。自分だからこそできることを探していかなければと思っています。

校長室から 3.4 昨日3日は6年生を送る会でした

 本年度の最後の月、3月となりました。寒暖差が大きい日が続きますが、体調など崩していないでしょうか。学校では、児童の元気な声が響き、外で遊んでいる児童は、「暖かくなった。」と話しています。春がだんだんと進んでいるようです。
 昨日、3日(水)に6年生を送る会が行われました。やはりコロナ渦ということで例年通りにとはいきませんでしたが、リモートを使って5校生の感謝の言葉や6年生のお礼の言葉、在校生からのプレゼントの様子などを各教室に配信するという、卒業生・在校生それぞれの心がこもった温かい会でした。
 6年生は、19日(金)卒業式を控え、少しずつ練習を始めています。本当にいよいよという感じです。しかし、今年もコロナウイルスの関係で、縮小して実施しなくてはなりません。全員の出席で盛大に送ってあげたいところですが残念でなりません。できる限りのことをして、送り出せればと考えています。

校長室から 2.25 授業参観ありがとうございました

 本日はお忙しいところ、本校の授業参観に際し、多数御参加いただきましてありがとうございます。授業を見ていただくのは、7月以来だったので、思った以上にお子様の成長の様子が感じられたのではないかと思います。
 今年度は、新型コロナウイルス感染症対策ということで、多くの集まりが中止となったり縮小となったり、また、実施方法を変えたリなどしてできる限り行いました。学校としてもHPや広報誌を含め、できる限りお子様の様子をお知らせしようとしてきたわけですが、十分とはいえず、たいへん申し訳なく思っています。ただ、中止や縮小などで対応できたものですから、次年度もこれでいいような気がしてしまいます。しかし、さきほど申しましたとおり、お子様の様子や学校の様子のお知らせが十分できなかっただけでなく、保護者の皆さんと学校、保護者の皆さん同士での情報交換も十分に取れなかったことは事実です。命に関わることなのでただやればいいわけではないので、例年どおりというのは見直さなければなりません。感染症対策を徹底し、必要なことや大切なことは極力実施できるよう方策を考えていこうと思っています。
 来年度も、おそらく、この現状は劇的に好転することは難しく、御不便をおかけすると思います。御理解の上御協力お願いいたします。

児童の頑張る姿をお見せすることができ大変うれしく思います。熱心に御参観いただきありがとうございました。

校長室から 2.15 地震がありましたが大丈夫ですか?

 2月13日(土)午後11時過ぎに大きな地震がありましたが、皆様のほうは大丈夫でしたでしょうか。たいへん長い時間強く揺れているように感じ、10年前の大地震を思い出さずにはいられませんでした。昨日朝、北小の見回りを何人かで行ったのですが、目立った被害はありませんでした。あれだけの地震だったので、もう少し検証する必要があるようです。
 ニュースを見ると、今回の地震は10年前の地震の余震であるとか。10年経っても余震があるという事実に、正直なところ少し恐怖を感じました。今回の地震もかなり大きかったので、さらに余震が続くかと思います。この10年間で、大地震が起きたときの備えは進んだのでしょうか。我が家の飲料水の備蓄を確認すると、賞味期限が過ぎていました。なんともお粗末でした。また、スーパーに行くと、防災グッズのコーナーができていました。こういうことが起きないと真剣に考えないものなのでしょうね。少し恥ずかしくなりましたが、それでも考えないよりはいいかと思い直しました。
 コロナのこともあり、行動にはいろいろ制限され不自由なことがあると思います。もし避難が必要な事態になったら、・・・。そんなことも考えながら、しばらくの間お互いに気をつけていきましょう。

校長室から 2.12  「三寒四温」

 「三寒四温」ということばを聞く季節となりました。「三寒四温」とは、冬期に3日間くらい寒い日が続き、次の4日間くらい暖かい日となることが繰り返されることをいい、中国北部や朝鮮半島などに顕著な現象なのだそうです。明確に3日と4日に寒暖が区別されることはあまりないのですが、1週間程度で天気の周期が変わることが多いのがこの時期ということで、この言葉が使われているようです。朝はまだまだ寒いですが、寒暖を繰り返し、少しずつ春に近づいていくようです。ただ、寒暖差が大きくなる時期でもありますので、健康に十分気をつけてほしいと思います。
 さて、このまま温暖化が続くと、数百年後には日本では桜が咲かなくなるという衝撃のニュースを耳にしたことはありますでしょうか。桜は、寒く厳しい冬があるからこそ休眠打破ということが起こり花が咲くのだそうです。寒い冬というのは、つらいイメージがありますが、植物にとってはたいへん重要なものだということです。
 話は変わりますが、2/8(月)9(火)は、栃木県立高校の特色選抜が行われました。15(月)に合格内定が出ます。また、3/8(月)には一般選抜、いわゆる学力検査が行われ、特色選抜と合わせて3/12(金)に合格者発表が行われます。また、大学入学試験は、今、盛んに行われています。コロナ渦でありながら、受験生を抱える御家庭はたいへんかと思います。実力を出し切ってほしいと願っています。植物と同じというわけではありませんが、厳しい冬を乗り越え、希望の春に花を咲かせてもらいたいと思います。

本校の桜は、今年はいつ頃咲きますかね?

校長室から 2.3 立春

 今日2月3日(水)は立春です。前回載せたように、2月3日が立春となるのは124年ぶりで、ほとんどは2月4日だそうです。ちなみに36年前は2月5日だったそうです。
 現代の日本では、国立天文台の観測によって、「太陽黄経(たいようこうけい)が315度になった瞬間が属する日」を立春とすると定められています。太陽黄経とは、太陽が天球上を通る経路(黄道)を等角に分割した座標。特に春分点を座標ゼロとして360度に当分したものを言うのだそうです。(そう言われてもなんだか分からないですね。ぜひ、お子様と一緒に調べてみてはどうでしょうか。)その太陽黄経が315度となる瞬間が、今年は2月3日23時59分だったということです。ということはあと1分で2月4日だったということですね。
 何にしても今日が春の始まりです。とてもすがすがしい青空で始まりました。栃木県に出ていた緊急事態宣言は、2月7日をもって解除の見通しとなっています。少しうれしい気持ちがありますが浮かれている余裕はありません。それ以降も危機感をもって感染症対策を実施し、児童達が元気に学び、遊べる日を続けていきたいと思います。

素晴らしい青空の下、児童の歓声が響いています。

校長室から 1.29 1月が終わります

 栃木県に緊急事態宣言が発出されてから今日で2週間あまりが経ちました。新規感染者数は明らかに減少し、多くの方の努力が実を結んでいるように思われます。しかし、依然として医療状況は逼迫しており、医療従事者の皆さんにはたいへんな御負担をかけています。できるだけ感染者数を出さないことが、医療従事者の方に対する最大限の感謝の表し方だと思います。学校でもできる限りの対策を続けています。
 さて、1月が終わることに伴って、悲しいお知らせが1つとうれしいお知らせが1つあります。悲しいお知らせは、ALTのエミリン先生が今日をもって芳賀北小が最後になることです。2か月という短い期間でしたが、児童の皆さんと明るく楽しく授業を行ってくれました。またどこかでお会いできるといいですね。エミリン先生、本当にありがとうございました。お世話になりました。うれしい話は、ALTのアドリアーナ先生が戻ってくることです。長期の休暇を取っていたわけですが、2月からまた芳賀北小にお見えになります。また楽しい授業を行ってくれると思います。
 令和3年が明けたと思ったら、来週月曜日になればもう2月。あっという間に感じます。そして、2月3日にはなんと立春を迎えます。2月3日の立春は124年ぶりだとか。ちなみに、1984(昭和54)年は、2月5日が立春でした。まだまだ寒いですが、立春は春の始まりの日。少しずつ温かくなってくれることを期待しましょう。

エミリン先生との楽しい授業。みんなよく手を上げています。

 

校長室から 1.20 今日は大寒です

 今週に入り寒い日が続いています。ラビットスペースにある百葉箱を見てみると、今朝の気温は-6℃を指していました。二十四節気では、今日1月20日(水)は大寒です。寒さのピークを迎える頃というわけです。寒いわけですね。その中でも児童は元気に登校しています。新型コロナウイルス感染症が心配される毎日ですが、元気な児童の声に励まされています。
 そんな中、今、芳賀北小では、6年生から5年生へのはがきた当番の引継が行われています。6年生は、様々な場面でリーダーシップを発揮してくれています。その6年生もあと2か月足らずで卒業です。寂しさを覚えますが、さらなる成長も楽しみです。子どもたちの成長が見られることは、私たち教職員にとって、この上ない喜びでもあります。
 「冬来たりなば、春遠からじ」といいます。今、いろいろな困難があり、学校生活も家庭生活もたいへんだと思います。この厳しい冬を乗り越え、素晴らしい春が来ることを期待して、この3学期を頑張っていきましょう。

1/12(火)の朝、登校するみんなの安全を考え、6年生が雪かきをしてくれました。

今朝、6年生から5年生にはがきた当番の引継がありました。国旗等の揚げ方について教えてくれました。

 

校長室から 1.15 緊急事態宣言を受けて

 1月13日(水)に緊急事態宣言が栃木県に発出されました。ここ1,2週間の感染状況を見ると、本当に緊急事態だなと思います。今、学校では、児童が元気に生活を送っています。しかし、感染拡大が続けば、制限されることが多くなってきます。4月~5月の休校になったことが思い出されます。あの頃は、未知のウイルスだったこともあり、すべてをストップしたわけですが、今は、感染を防ぐ方法が少しずつ分かり、それを実施しての学校生活継続となっています。なんとかこれからも学校生活を継続していけるよう御協力よろしくお願いします。
 本日、給食時に、私の方から、児童にお願いをしました。それは、明日からの土・日曜日の外出をできるだけ控えてほしいということです。感染しないためには、いろいろな人と会わないことが一番の対策です。ですから、自分はもちろん、大切な家族を守るためにも、不要不急の外出を控えてほしいのです。また、そのことをおうちの方にもお願いしてほしいとも伝えました。思うようにいかない毎日ですので、子どもたちにもストレスがたまっているかと思います。みんなで声を掛け合い、この難局を乗り切っていければと思います。御協力よろしくお願いいたします。

校長室から 1.8 始業式

 本日、3学期の始業式を迎えました。朝、寒い中、児童は「おはようございます。」と元気にあいさつをしてくれました。中には、「明けましておめでとうございます。」と新年のあいさつをしてくれる児童もいて、とてもうれしく思いました。始業式では、2人の児童が代表として、3学期の目標などを堂々と発表してくれました。たいへん立派な態度でした。
 私からは、主に、新型コロナウイルス感染症対策についてお願いしました。今、栃木県はたいへん多くの感染者を出しています。昨日1都3県に緊急事態宣言が出されたわけですが、栃木県は、直近の1週間の感染者数で見ると、人口10万人当たりでは東京都と神奈川県に続き3番目の多さとなってしまいます。緊急事態宣言が出された埼玉県や千葉県よりも多いのです。とてもたいへんなことです。この中で、文科省からは、学校生活は止めないという発表がなされました。ですから、私たち教職員は、いままでにも増して感染症対策をしっかりと行い、学校生活を維持していかなければなりません。いままでも「新しい生活習慣」に従ってきましたが、さらに徹底する必要があります。慣れて飽きてしまったり、ストレスがたまったりしていると思いますが、これが日常にならなくてはいけないのです。もう一度意識を高めたいと思います。いろいろな活動についてどうすればできるようになるかという考え方はいままでと同じです。しかし、学校での学びを止める訳にはいかないので、やれるように考えるだけというわけにもいきません。また、いつ、誰が感染してもおかしくない状況になっていますから、自分のこととして考えていく必要があります。なんとか減少していく方向に向いていくことを願い、しっかりと生活していきたいと思います。
 始業式の話では、加えて、私たちのために命をかけて働いてくれている医療従事者の方々に感謝の気持ちをもとうという話をしました。
 今まで以上にご負担をおかけし、御協力をいただくことになるかもしれませんが、まずこの3学期を乗り切ることができるよう、よろしくお願いいたします。

児童達の元気な歓声が戻ってきました。

この学校での学びを続けていけるよう、新しい生活様式をできる限りしっかりとやっていきたいと思います。

校長室から 1.5 新学期に向けて

 新年明けましておめでとうございます。
 今年も、教職員一丸となって、児童の皆さんの成長の手助けをしていきたいと思います。
 よろしくお願いいたします。

 新しい年、令和3年。毎年新年を迎えているわけですが、いつも新鮮な感じがして、「今年は○○やるぞ!」という活力が出てきます。皆さんはどうでしょうか。ただ、今年は、昨年末から引き続きコロナウイルスが猛威を振るっており、どうなってしまうんだろうという不安が大きくなっていることは事実です。学校としては、できることを一生懸命にやっていくしかありません。今まで行ってきた感染症対策をさらに徹底し、学校生活を止めずに送れるようにしたいのです。なかなか先は見えてきませんが、我々教職員や児童を含め、みんなで意識を高めることで必ず収束に向かうと思っています。保護者の皆様や地域の皆様も御心配のことと思いますが、今年も、何卒御協力のほどよろしくお願いいたします。

校長室から 12.25 2学期終業式

 本日、2学期の終業式を迎えました。8月17日からでしたので、4か月あまりの長い学期でしたが、児童は元気に学校生活を送っていました。スポーツフェスティバルを始め、たくさんの行事がありました。コロナウイルスの関係で中止となったり変更となったりと、思うように教育活動ができなかった面もありましたが、保護者の皆様を始め多くの方々の御協力のお陰で、できたことがたくさんあります。心より感謝いたします。
 実質6月から再開された学校生活は半年が経ちました。夏休みが短く、人が集まるような行事は中止か縮小、マスクを着けた日常と、児童は様々なストレスをたくさん抱えていたように思います。ある日の業間、暑かったので熱中症対策のためマスクを外していいということを放送で伝えると、学校全体で歓声が上がったことをよく覚えています。令和2年、特に3月からの約10か月間、いろいろな制限の中で生活してきました。私たち大人もいろいろなストレスがあったのではないでしょうか。では、そのストレスをどう発散してきましたでしょうか。大人は意図的に発散することができると思いますが、子どもたちはなかなかうまく発散できないことが多いと思います。今後は、心のケアも含めて、児童の様子を今まで以上に見極め、コロナ対策に取り組んでいくつもりです。御家庭でも御協力をお願いします。
 さて、話は変わりますが、本日の終業式はリモートで行いました。もう何度も行ってきたことなので、児童の皆さんは慣れてきたように思います。私は終業式で、「新年を迎え、新たな目標を立てましょう」という話をしました。新しい年を迎えるという、日本人にとって大きな節目となります。御家族で話題にしていただければありがたいです。よろしくお願いいたします。
 12月21日(月)に冬至を過ぎ、これからの季節はどんどん寒くなっていくと思います。健康に留意していただき、お互いにこの冬を乗り切っていきましょう。来年1月8日(金)に、元気な児童と再会できればと考えています。長い2学期、たいへんお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
 よいお年をお迎えください。

 なお、令和2年12月29日(火)~令和3年1月3日(日)までは、学校閉庁日となります。御理解、御協力をお願いいたします。

終業式、リモートで意見発表する1年生の児童と4年生の児童。堂々とよくできました。

校長室から 12.17 新型コロナ感染拡大を受けて

 栃木県では、今月に入り、新型コロナウイルス感染が拡大している傾向があります。それを受けて、本校では、12月14日(月)と16日(水)に、体調や行動歴の作成と感染症対策のお願いの通知を配付しました。芳賀町では企業内でクラスターが発生するなど、本当に身近に迫ってきており、いつ誰が感染してもおかしくない状況となっています。そのため、芳賀北小では、今まで以上の感染症対策をしようと考え、実施しています。新しい生活様式をもう一度よく見直し、意識することはもちろん、教室の換気の徹底、授業ではグループ学習の自粛、遊びでは鬼ごっこの禁止など、密や接触を減らすための方策を実施します。すべての活動を中止し子ども同士の接触を止めることは学校として成り立たなくなってしまうので不可能ですが、少しでもリスクを低くできるよう、今まで以上に対策に取り組んでいくつもりです。
 通知でお知らせした通り、行動歴の作成やハンカチ、マスクの準備など、さらに御負担をおかけしますが御協力よろしくお願いいたします。

校長室から 12.16 大掃除

 芳賀北小では、今週の18日(金)と来週の22日(木)にお掃除がんばりデーとして、お掃除の時間を長く設定して掃除をする予定です。いわゆる大掃除といったところでしょうか。この大掃除は、江戸時代、12月13日に江戸城の煤払い(すすはらい)をしたことに由来しているといわれます。お正月に神様を迎えるために、住まいをきれいにして迎える、そんな目的だったようで、12月13日が「正月事始め」として、お正月の準備をする日として定着したようです。煤払い自体は平安時代から続いている習わしだそうです。1月1日にはお掃除をすると神様を外に追い出してしまうということで、お掃除をしてはいけないと言われています。その他にも12月29日は9が苦につながることや、31日に準備すると「一夜飾り」といわれることで、大掃除をしてはいけない日となっています。ですから、大掃除は12月28日までに終わらせる事が良いとされているようです。でも、仕事納めが12月28日頃では、なかなか大掃除はできませんね。いろいろないわれがあるようですが、現在の状況に応じて、無理なくやっていけるといいですね。学校では、大きな節目の1つとして、しっかりと掃除をしていきたいと思います。

いつものお掃除の時間です。縦割り班で一生懸命に行っています。

校長室から 12.10 「コロナ慣れ」などと聞きますが・・・

 12月が2週目となり、あと半月あまりで2学期が終わる頃となりました。7日(月)には、二十四節気の大雪(たいせつ)を迎え、那須や日光の山々の頂には、白い雪が見えるようになってきました。校庭の木々は一枚も残さず葉を落とし、いよいよ本格的な冬がやってきそうです。
 そんな中でも、授業を見て回ると、児童の元気な声が響いてきます。各教室では、コロナウイルス感染対策の1つとして出入り口や窓を少し開けて換気を心がけています。また、町で買っていただいたサーキュレーターを使い、空気の流れをつくり、換気に役立てています。でも、正直なところ、コロナウイルス対策には、「慣れ」が感じられます。これだけ長く対策を続けているのは今までに経験のないことですから無理もありません。しかし、ここ数日の栃木県は、毎日15人から20人の新規感染者の報告があります。日本全国では、昨日9日までに約17万人の感染が確認されています。死亡者は約2500人に迫り、単純に計算して、致死率1.5%になります。季節性インフルエンザの致死率は、いろいろな統計の仕方があるようですが、約0.1%といわれています。この数字からは、コロナウイルスの致死率はインフルエンザの15倍となってしまいます。致死率が低いと言われている日本でもこの数値なのです。コロナウイルスがいかに怖いかが分かります。子どもはほとんど重症化していないというデータがありますが、家に帰れば大人はいるものです。ですから、新しい日常に「慣れ」ても、対策がおろそかになるような「慣れ」は絶対に防がなければなりません。むやみやたらに怖がるのではなく、事実に基づきしっかりと怖がりたいと思います。
 年末になると、いろいろと忙しい季節になります。人の往来も増えてきます。いつまでがんばったらいいのという見えない恐怖がありますが、今は、できることをやっていくしかありません。お子さんの心のケアを含め、御家庭でも御協力をお願いします。学校でもできることをやっていきます。

 

校庭の木々の葉は、すべて落葉しました。

サーキュレーターと加湿器をしっかりと使います。

校長室から 12.2 持久走大会

 今週から12月に入りました。令和2年もあと1か月足らず、4か月以上もあった2学期が終わりを迎えようとしています。12月は「師走(しわす)」と呼ばれ、1年の中でも忙しい月です。文字通り先生方も忙しい毎日ですが、児童の元気な姿に励まされ、頑張っています。
 さて、本日、校内持久走大会が行われました。私は、児童が一生懸命に取り組む姿を見ることが大好きです。ここ数週間、児童の皆さんは、持久走大会のために体育の授業や業間など多くの時間を練習に費やしてきました。その努力を発表する場で、みんな一生懸命に走っていました。長い距離を走ることはとてもたいへんなことです。中には走ることが苦手な子もいます。それでも頑張って挑戦することは、速い遅いにかかわらず、たいへん素晴らしいことです。この頑張りが、困難にあたっても我慢でき、踏ん張れる強い心を育ててくれるのだと思います。
 私は、今はあまり動けないのですが、長距離走が好きでした。ですから、苦しい気持ちも楽しい気持ちもよく分かっています。一生懸命に走る児童の皆さんは、それぞれみんな自分なりに頑張っていました。今日頑張れたことを自信とし、さらに活躍してほしいと思います。また、多くの保護者の皆様に応援していただいたことを心より感謝いたします。ありがとうございました。

 1年生スタート! 緊張しながらもがんばっています。

 2年生スタート! みんな一生懸命です。がんばれ!

 3年生スタート! 保護者の皆さんの声援が熱いです。

 4年生スタート! 力強さが出てきました。

 5,6年生女子スタート! 距離が長いのですが意欲的に飛び出しました。

 5,6年生男子スタート! 迫力満点のスタートダッシュでした。 

校長室から 11.26 避難訓練

 昨日25日(水)に避難訓練が行われました。あいにくの天気で、外への避難はできなかったのですが、地震時の頭などの隠し方、煙体験、起震車による地震体験など、充実した体験活動になったと思います。災害が起こったとき、それが火事だったり、地震だったり、竜巻だったりといろいろ考えられますが、この機会に、ぜひ御家庭でも災害があったときの避難について、お子様とお話いただければと思います。
 芳賀郡市内で過去に避難をしなければならなかった事案といえば、何といっても東日本大震災が思い浮かびます。東日本大震災は、私は、ついこの間のような気がするのですが、2011年3月という、3,4年生の児童が生まれた頃です。児童は、ほとんど記憶がないといえます。ただ、この地震によって、市貝中は大きく破損し建て替えになったり、多くの学校で修理が必要になったことなどは伝えることができます。また、2012年には、真岡市から益子町を通って茂木町まで竜巻が通過したことがありました。このときは、西田井小の体育小屋が吹き飛ばされました。身近な小学校の出来事で、怖さが分かるのではないでしょうか。1990年代と相当昔ですが、実際に、芳賀郡市内の学校で火事もありました。
 起きないと思いたいものですが起きるもの。本当に災害が起きたとき、安全に避難できるか、私も心配でなりません。少しでも安全性を高めることができるよう、私も意識を高めていきたいと思います。御家族でも話し合いを持っていただければありがたいです。

校長室から 11.17 金盞花(きんせんか)

 金盞花(きんせんか)は、カレンデュラやポットマリーゴールドとも呼ばれるキク科の植物で、12月から5月頃まで長期に渡って楽しめる黄色やオレンジ色の花です。
 校庭のイチョウの葉が、鮮やかな黄金色に染まりました。けやきの木は落葉が進み、晩秋といった感じです。私は、つい先日、七十二候というものについて教えていただきました。御存知の方がいると思いますが、七十二候というのは6世紀頃古代中国から伝わったもので、二十四節気をさらに3つに分けたものです。日本の気候風土に合わせて改良を重ねながら明治5年頃まで使われてきたものだそうです。七十二候では、11月17日から21日の間を、「金盞香(きんせんかさく)」といい、水仙が芳しい香りを放つ頃という意味になります。つまりこの金盞(きんせん)は、水仙を指しているとのことです。金盞は、金の盃という意味で、水仙の異名だそうです。水仙というと、1月から3月頃の春先に咲くというイメージがありますが、11月のこの頃からからも花を付ける品種があるようです。それを敏感に感じ取れる感性というのは素晴らしいと思います。そう感じる一方で、私の心の中のあまのじゃくが顔を出し、「わざわざ水仙でなくても、カレンデュラとも呼ばれる方の金盞花だって、同じ頃から咲く花があるんじゃない?」などとも思ってしまうのですが・・・。
 11月22日、二十四節気では「小雪(しょうせつ)」。雨が雪にかわりはじめる頃、木枯らしが枝の葉を落とし初雪が舞う季節といいます。また、七十二候では、22日から26日を「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」。虹を見かけなくなる頃というそうです。 なんとも趣深いものですね。
 二十四節気の「気」と七十二候の「候」から「気候」という言葉が生まれたそうです。日本には、先人が作り上げた多くの趣深いものがいっぱいあるようですね。気候と共に、言葉を楽しんでみたいと思います。

校庭のイチョウは黄金色に染まりました。

その下をランランタイムで走っています。

校長室から 11.12 手袋をしてみました

 今朝の、芳賀町の最低気温予想は1℃、明日の予報は0℃、日曜日には氷点下になる予報もあります。だいぶ寒くなってきました。毎朝、私は児童のあいさつで元気をもらっているわけですが、児童は、この寒さに負けずに、さわやかで元気な声のあいさつが多いです。寒さが苦手な私は、手袋をしてみました。児童の中にも、手袋姿が増えてきたように思います。ポケットに手を入れておくととても危険です。両手を使えるようにしておくために手袋は必要ですね。こんな寒さはなんてことないよと言わんばかりの、半袖短パンの元気者もいます。抵抗力を高めることは大切です。でも、無理はしないようにしてほしいと思っています。何にしても健康第一です。
 今日も寒さに負けない元気なあいさつをもらったので、1日を元気に過ごしたいと思います。

昨日、1年生のさつまいもリースづくりに、多くの保護者の皆さんが来てくださいました。みんな楽しそうです。

今日は5年生の調理実習に、マスターズボランティアの上野先生が来てくださいました。みんなおいしそうに食べていました。

校長室から 11.5 霜が降りました

 今朝、いつもより寒いなあと思いながら起きました。通勤の時は道路脇の田畑に霜が降りているのを見ました。今日の芳賀町の最低気温予想は2℃。道理で霜も降りますね。季節は、もう、晩秋へと移っているのですね。そういえば、今週の土曜日7日には、「立冬(りっとう)」を迎え、暦の上では冬となります。私は、いつも、児童の元気に励まされているわけですが、その元気な児童も寒そうな姿が増えてきました。そろそろ手袋も必要かと思います。気温に合わせた服装など、御家庭でもお話いただければと思います。
 ふと校庭に目をやると、校庭の木々が色づいていました。赤くなったけやき、黄緑色になったイチョウ、落葉し始めたトチノキなど様々な色を楽しませてくれます。ひばりこども園のイチョウはとても鮮やかな黄色になっています。同じイチョウでも違うものですね。折角なので、日光や那須の山々の紅葉を見てみたいですね。
 自然を愛でる、そんな心の余裕をもって生活していきたいものです。

校庭の木々はいろいろな色を楽しませてくれます。

ひばりこども園のイチョウは、鮮やかな黄色です。

校長室から 10.28 修学旅行(10/22~23)に行ってきました

 先週の22日(木)と23日(金)の2日間、6年生の児童のみなさんと修学旅行に行ってきました。修学旅行の目標をよく意識し、楽しくいってこれたと思っています。保護者の皆様は、いろいろなお土産話を聞いていますでしょうか。
 私もいろいろと思い出として残っているのですが、とても印象的だったことがあります。それは買い物です。家の人からもらってきたお小遣いと福島県に宿泊した人がもらえる地域振興券で、たくさんのお土産を買っていました。うれしそうに買ったものを見せてくれる児童がたくさんいました。そして口々に言っていたのが、「これはおばあちゃんの分、これはおじいちゃんの分、・・・」ということでした。お母さんやお父さん、弟さんや妹さんへのお土産も多く、自分のものより多かったように思えました。みんなが喜んでくれることを喜ぶ、とても心優しい子たちですね。そういう子たちと一緒に学校生活を送ることができる、私もうれしくなりました。

校長室から 10.21 明日から修学旅行

 6年生は、明日22日(木)からいよいよ修学旅行となります。コロナウイルスの関係で福島方面に行き先は変わりましたが、なんとか実施にこぎ着けました。いろいろな行事が中止になる中、実施できることを大変うれしく思っています。正直なところ、1学期は、中止もやむなしと思っていました。しかし、できることなら実施してあげたいと全職員始め、関係機関の方々も考えていました。方面を変え、バスや宿泊ホテルの密を避ける、消毒の方法など様々な対策を取ることにより実施にこぎ着けることができたわけです。

 修学旅行には次のような目標があります。

 ・歴史・文化や自然に直接触れることによって、広く豊かな経験を得ることができるようにする。

 ・集団行動や公共物の利用など、体験を通して、規律ある行動がとれるようにする。

 ・よい仲間づくりができるようにする。

この3つです。1年生から5年生は遠足に出かけるわけですが、それぞれ同じような目標を作っています。修学旅行や遠足は、ただ楽しむだけでありません。やはり学習の一環であるといえます。簡単に言えば、子どもたちが学校で学習したことを発表する場であるということです。子どもたちは、学校生活を通じて、いろいろな学習の知識とともに、一般社会で生活していくための様々なことを学んでいます。そこで、学んだことをぜひ発揮してほしいのです。それができれば必ず楽しい行事になるはずです。児童のみなさんの行動に期待したいと思います。

校長室から 10.15 秋がだんだんと深まっています

 先週の木、金曜日は、最高気温が15度前後という11月頃の気温となりました。秋本番というより晩秋といった感じもしましたが、今週は気温が25度近くに上がって汗ばむ天気となったり、また涼しくなったり。朝夕もめっきりと涼しくなってきています。私は、朝、児童のみなさんを迎えあいさつを交わすのですが、そのときに、どのような服装をすべきか迷ってしまいました。先週は上着を着ていても寒く感じたほどです。児童のみなさんの服装を見ると、防寒対策をしている子から半袖ハーフパンツまで様々でした。人それぞれの感じ方なので、どのような服装になってもいいと思うのですが、中には、(寒そうにしているんだけど大丈夫かなあ)と思える児童もいました。これからの季節は、徐々に気温が低くなることが考えられます。気温に合わせて服装を工夫することはとても大切であると思います。また、学校はこれからも新型コロナ感染症対策を取っていかなければなりません。そのため、寒くなり暖房を使用するようになっても、窓を開け、換気をしなければなりません。そのときに寒くない服装が必要になってきます。健康で過ごすことが一番大切なので、服装についても注意して呼びかけたいと思います。

1年生の体育です。ちょっと寒いですが、元気に運動しています。

校長室から 10.13 清掃・消毒ボランティア

 7月の学校だよりでもお知らせしましたように、7月13日から、PTA役員の皆さんを中心に保護者の皆さんに清掃・消毒ボランティアを行っていただいています。放課後のトイレの消毒や、教室の消毒などを手伝っていただくことにより、教職員が本当に助かっています。この活動も、3か月を過ぎ4か月目を迎えました。本当にありがとうございます。
 そして10月に入り、先週の6日から毎週火曜日、更生保護女性会の方々がトイレ清掃を手伝ってくださることになりました。本当にありがたいです。
 皆さんのいろいろな支援のお陰で学校が成り立っていることを強く感じます。子どもたちの健やかな成長を願うという大きな目標を共有していただけていることに、心から感謝しています。

更生保護女性会の方が、毎週火曜日に、4名ずつ4グループに分かれて来てくださいます。

本当にありがたいです。

 

校長室から 10.7 初めてのオンライン講話

 今日、北小タイムで、初めてオンラインを使った講話を行いました。見えているか、聞こえているか確認すると、静かにはっきりと手を挙げてくれたり、「こんにちは」のあいさつに、校長室に届くほどの声で「こんにちは」と応えてくれたりしました。講話の内容は、「思いやりの心をもとう」ということです。児童の中には、配付したプリントを指で追いながら話を聞く姿が見られました。その姿が、パソコンの画面からはっきりと確認できました。とてもしっかりと話を聞いてくれた児童が多く、うれしく思いました。
 画面に映る児童の姿を見ながら話すことは、放送だけで姿を見ずに話していたときと比べ、とても楽しく感じました。セッティングをしているとき、思わず手を振ると、楽しそうに手を振り返してくれました。目の前に、対象となる相手がいることは、とてもうれしいことです。でも、スポーツフェスティバルで行ったように、外であっても、直接目の前に児童がいた方がもっと楽しいです。これからも、できることが増やせるよう、いろいろ考えていきたいと思います。

 

 講話のときに用いた相田みつをさんの詩を紹介します。

  セトモノとセトモノとぶつかりっこすると
   すぐこわれちゃう
   どっちかがやわらかければだいじょうぶ
   やわらかいこころを持ちましょう

 子どもたちは、きっと何かを感じてくれると思います。

校長室から 10.5 褒める・叱るということ

 前回、認めて褒めてあげることが大切ということを載せました。褒められることによって、子どもたちは、自己肯定感や自己有用感が育つとされています。子どもたちの心豊かな成長を願い、その成長の手助けをすることが大人の役目であると考えています。また、叱るということも大切とされています。褒めると叱る、どちらがよいかということではなく、「子どものよりよい成長を促すため」には、どちらも必要だといわれます。褒めることで、「叱る」という指導が生き、叱るべき事は叱ることで「褒める」という指導が生きてくるものです。最近叱ってばかりだというときには、少し見方を変えると、必ず褒めることが見つかるはずです。よい行いや頑張れている姿を褒めることで、叱らなくても行動が改善されることがあります。褒めること、叱ること、バランスよく行うことが大切なのです。
 それでは、褒めるときに心がけるべきといわれている3つのポイントを紹介します。
  ①何がよかったか具体的に褒める
  ②結果だけでなく、その過程や努力を褒める。
  ③それによって、大人自身が受けた感動や気持ちを伝える。
では、叱るときに注意すべきポイントはというと、つぎの3つです。
  ①人間性を否定しないように具体的に叱る。
  ②指導に一貫性をもって叱る。
  ③叱った後はフォローを忘れずに
褒め方・叱り方についてはいろいろな書籍があり、それぞれ独自のアドバイスが書いてあるので、上記のことはあくまでも参考です。なるほどと思うところがあったので載せてみました。私は、ちょっとした約束事があると、それができたときに具体的に褒めやすいと感じています。そういった場面を仕掛けることも、成長を促すよい方法ではないでしょうか。
 子どものよりよい成長を促すために、大人としてできることをやっていきたいと考えています。

授業も業間も一生懸命な姿が見られます。投げ方や走り方の他にも取り組む態度など、具体的に褒めることができます。

校長室から 10.1 10月になりました

 本日から10月になりました。学校にとって10月というのは、4月からちょうど6か月となるので、折り返し地点となります。臨時休校から始まったので、まだ半分という感じがしない方もいるとは思いますが、今年度は、あと半年ということになりました。1~5年生は、6か月後には1つ上の学年に進級するわけです。そして、6年生は中学生となり、この芳賀北小を巣立っていくことになります。あと6か月は、長いでしょうか、それとも短いでしょうか。とにかく、1日1日を大切に過ごしたいですね。
 この6か月を振り返ると、各学年ともに、子どもたちの大きな成長が見て取れます。毎日見ていると、どうしても、できることよりもできないことに目が行きがちです。さらなる成長を願うには、それも必要なことではあるのですが、できたことを認めて褒めてあげることのほうが大切であるといわれます。現在、学校生活では、いろいろな場面で、落ち着きのある場面が増えてきました。先日行われたスポーツフェスティバルでは、一人一人が一生懸命に自分の役割を果たしていました。たいへんなことでも我慢ができるようになってきていると感じています。こういったことも、認め、褒めてあげることができる事柄です。今後も、認め、褒めることができる場面を見つけていこうと思います。

 

集中して教科書を読んでいます。        電子黒板での授業が楽しそうです。

校長室から 9.24 日常

 スポーツフェスティバルが終わり、学校生活が日常に戻ってきたように思います。多くの子どもたちがスポーツフェスティバルで一生懸命に取り組めたことを自信とし、落ち着いて授業に取り組んだりと、成長の跡が見られます。行事をやった甲斐があるなあとうれしく感じています。いろいろ御協力ありがとうございました。
 いつもの学校生活に戻ったことで、ふと、日常って何だろうと考えてしまいました。日常とはふだんのこと、果たして、今のこの毎日が日常なのかと。昨年までになかったもの、それは「新型コロナウイルス」。今は、コロナウイルスがあることが日常です。今でこそ、1クラス全員が1つの教室にいますが、5,6月には大きい教室に入ったり、教室を分けたりしていました。それはやらなくなりましたが、手洗いや手指消毒はうるさく言っています。お互いの距離を気にしながらのグループ学習を行っていますが、給食は全員同じ方向を向いて静かに食べています。トイレ掃除は先生方とボランティアの方で行い、子どもたちはやりません。ふれあったりじゃれあったりは原則なし。でも子どもたちですから全部ゼロにはできません。その後のこまめな手洗いや消毒をすることで対応しています。どこまでやっていれば安心かはわかりませんが、どうすれば実施できるかを考えながらいろいろな活動をしています。来月には、修学旅行や遠足があります。バスの台数を増やし、密を回避します。大きな声で歌ったり会話したりはできません。正直、「う~ん、これが日常かあ。」と思ってしまいます。でも、実施するためには必要なことなのです。様々なことを実施することで子どもたちは成長します。なんとかその成長を手助けしたいと思います。
 命に関すること、それは最優先です。しかし、学校生活とは人とのふれあいの中にあるのではないかと思うのです。コロナとの共存。すべてをゼロにすることを考えるのではなく、できることを増やしていくために、いろいろな方策を考えていきたいと思います。現在、消毒ボランティアを始め、様々なボランティアの方々にお世話になっています。今後も、保護者のみなさんや地域のみなさん、たくさんの方々にお世話になると思いますが、よろしくお願いいたします。
 9月22日の秋分を過ぎ、季節がぐっと進んだように感じます。気温が急に低くなったりしているので、コロナ対策だけでなく、健康に気をつけ、保持増進していくことを意識して生活していきたいものですね。

日常が戻ってきました。マスクをしながら遊んでいる児童もいます。

校長室から 9.17 スポーツフェスティバルを終えて

 昨日、予定通りにスポーツフェスティバルを行うことができました。その模様を直にお見せすることができなく、我々教職員も残念に思っています。いろいろなことが縮小され、不自由な面があったのですが、児童のみなさんは、いつもと変わらぬ元気で競技に取り組み、手洗いや消毒もしっかりと行っていました。終わったときには、「疲れた」と言いながらも、うれしそうで満足気な表情が見られ、一生懸命に取り組んだことで得られる充実感を味わっているようでした。私は、児童のみなさんが、楽しく真剣に取り組むその姿から、大きな感動をいただきました。先生方と一緒に、このスポーツフェスティバルを作り上げてきたすべてのみなさんに感謝したいと思います。

 その中で、特に活躍してくれたのは5,6年生です。5,6年生は自分の競技だけでなく係活動をしていたので、ほとんど出ずっぱりの状態でした。自分たちの競技も交代で準備や審判をしていました。自分たちが中心となって行事を進めていくという、リーダーとしての自覚が現れていました。本当にありがたかったです。下級生は、この姿をしっかりと見ていたので、必ず受け継いでいってくれると思います。この日は、感動がある、大変うれしい日となりました。

 最後に、スポーツフェスティバルに際し、御協力いただいたPTAの役員さん、体育委員さんを始め保護者の皆様、地域の皆様、練習の日から当日まで放送など大きな音で御迷惑をおかけした学校の近隣にお住まいの皆様など、すべての関係の皆様に心から感謝いたします。ありがとうございました。

5,6年生は、放送を含めすべての競技で活躍してくれました。本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

校長室から 9.15 いよいよスポーツフェスティバル

 スポーツフェスティバルがいよいよ明日になりました。児童たちは、各学年ブロックや全体での練習に、一生懸命取り組んできました。練習期間が短かったため、思うようにいかないことがあるかもしれませんが、それは仕方がありません。それよりも、自粛でいろいろな楽しいことができなかった分、楽しく、思い出に残る行事になってくれればと願っています。
 子どもが成長していくためには、様々な要素が必要ですが、学校生活の中で、友だちと楽しんだり、うれしがったり、頑張ったり、我慢したり、悲しんだり、悔しがったり、・・・・、いろいろなことが必要です。できれば悲しい思いはさせたくないものですが、そういった思いがわからなければ、他の人に対して悲しい思いをさせてしまってもわからないことがあるかもしれません。多くの経験が必要となります。
 明日、子どもたちは、多くの経験をし、間違いなくいろいろな思いをもつと思います。ぜひ、楽しかったこと、悔しかったことなど、いろいろな思いを聞いてあげてください。そしてその思いに共感してあげてください。それによって、心が成長していくものだと思います。
 私は、明日のスポーツフェスティバルがとても楽しみです。おうちの方々もそうだと思います。しかし、この模様については、申し訳ありませんが、学校に来ていただいてお見せすることはできません。はがチャンネルで御覧いただければと思います。コロナ渦ですので、御理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

昨日の全体練習の様子

校長室から 9.11 来週の天気は?

 9月に入っても厳しい残暑が続いています。そんな中でも児童たちは元気に活動しています。特に、スポーツフェスティバルの練習は、少ない練習時間の中、それぞれの学年ブロックや全体でしっかりと取り組んでいます。なかなかうまくいかないこともあるとは思いますが、児童の活躍を楽しみにしたいと思います。
 今、芳賀北小では、熱中症計を活用し、外での授業や業間、昼休みの活動を制限しています。そのため、さらに外での活動が少なくなっています。それは残念なことですが、命や健康には代えられません。ただ、来週の木曜日16日は、なんとか良い条件でスポーツフェスティバルを行えるようにしたいと思っています。いろいろ心配しながら天気予報を見ると、来週は曇り空が多く続くとの予報が出ています。気温は多少下がり、熱中症の警戒度も下がると思われます。ただ、秋の長雨の走りになるかもという予報もあるので少し心配ですが、今のところまあまあの条件で実施できそうな予報です。
 以前お知らせしたとおり、スポーツフェスティバル当日は、コロナウイルス感染防止のため、無観客で実施させていただきます。子どもたちの活躍する姿を見ていただきたい気持ちは大きいのですが、御理解いただきたいと思います。また、学校周辺からの見学についても、交通の妨げになりたいへん危険ですので、御遠慮いただきたいと思います。今後、コロナウイルス感染症が落ち着いた際には、保護者の皆様始め地域の皆様にも喜んで来ていただける学校を目指しますので、今は御理解の上、御協力お願いいたします。

 

綱引きはできるだけ距離をとり、マスクを付けています。

フラフープを利用して、並んでみました。

 

 全く違う話ですが、・・・。

 今日は9.11です。19年前の2001年9月11日、アメリカで起こった旅客機がビルに激突する映像が今でもはっきりと浮かんできます。そういったことが2度と繰り返されることがないよう祈ります。

校長室から 9.8 HPリニューアル

 本日より、ホームページのデザインがリニューアルされました。今までのさわやかなイメージを残しつつ、それぞれの記事が見やすくなっていると思います。今後もいろいろな話題を発信していきたいと思いますので、楽しみに御覧いただければ幸いです。
 さて、大型台風が関東にも影響を及ぼしましたが、ゲリラ豪雨等の被害は大丈夫でしたでしょうか。また、日本各地で大きな被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。台風が過ぎ去ることでもたらされた熱風が気温をどんどん押し上げ、本日も厳しい暑さになりました。熱中症警戒指数が厳重警戒となったため、昼休みなど、外で遊べない日となってしまいましたが、児童は元気に生活しています。コロナ対策もあり、思うような生活ができませんが、少しずつできることを増やして行ければと考えています。今後とも御協力よろしくお願いいたします。

この大きさの写真が並べられるようになりました。(昨日のスポーツフェスティバル練習風景)

校長室から 9.7 16日のスポーツフェスティバルに向けて

 今、北小学校では、9月16日(水)のスポーツフェスティバルに向けて、少しずつ練習を行っています。
 今年は、コロナウイルスの関係で、運動会を縮小し、無観客で実施することとしました。保護者の方や御家族の方、地域の方等には残念な思いをさせてしまい申し訳なく思っています。しかし、現在のコロナウイルス感染状況をみると、致し方ないという気持ちでいます。子どもたちには、感染症予防対策を十分に取らせるようにし、なんとか実施できるようにしていきたいと思います。
 スポーツフェスティバルは、運動会とは同じではありません。種目を減らしただけでなく、練習時間も減らし、体育の時間内に練習しています。全体での練習時間もわずかしか取っていません。ただ、来年以降、できるような状況になれば、例年通りの運動会を実施したいと思っているので、できるようにするために、係活動などを下学年に引き継いでいかなければなりません。ですから、できることは行います。こういった取組から、日々の生活の中で、学校のリーダーの役割について少しずつ引き継がれていることを感じます。
 当日の模様は、はがチャンネルで放映されるということになっているので、そちらで御覧いただければと思います。いろいろと御不便をおかけしますが、何卒御理解をお願いいたします。

まっすぐきちんと並べました。

ラジオ体操はむずかしいです。

校長室から 9.1今日から9月です

 今日から9月になりました。本来であれば、今日が2学期の始業式のはずでしたが、2学期が始まってもう2週間あまりが経っています。最高気温が体温を超えそうな8月からやっと9月になったわけですが、少しは涼しさを感じるようになってきましたでしょうか。先週、二十四節気では、8月23日に処暑(しょしょ)を迎えました。朝晩の涼しさに初秋の息づかいを感じる頃と言われます。そして来週の9月8日には、白露(はくろ)を迎えます。白露とは、秋が深まり、草花に朝露がつき始める頃という意味です。秋雲がたなびくようになり本格的な秋の到来を迎えるわけです。実際に、今の状況はどうでしょうか。昨日の雨で、少し涼しくなったように感じますが、まだまだ残暑は厳しいようです。先日、ある児童が、「コオロギがいたよ」と教えてくれました。コオロギは夏に成虫し、朝晩が少し涼しくなってくると鳴き出すそうです。鳴き出すのはいつでしょう?いろいろなところに秋が見つかるような気がします。きっと、もうすぐ秋らしくなるのではと、期待を込めています。


今年の桜は、落葉が早いように感じます。

校長室から 8.27収束と終息

 ちょっと気になったことがあったので書いてみました。
 日本語には同音異義語(同じ読みではあるが意味が違っていることば)というものがあるわけですが、今、新型コロナウイルス感染症のニュースが毎日報道され、その中で、度々、【しゅうそく】という言葉が使われています。さて、この【しゅうそく】という言葉は、次のうちどれでしょうか。
  ①収束  ②終息  ③集束
国語辞典によると、それぞれの言葉の意味は次のとおりです。
  収束・・・混乱していた事態や事件がおさまりを見せること
  終息・・・戦乱や疫病などが、絶えてなくなること
  集束・・・光線の束などが1点に集まること
とすると、どうやら③ではなさそうですね。①、②のどちらでしょうか?実は、テレビでも新聞でも、どちらも使われているのです。一般的に「収束」は、ある一定の状態に落ち着くことで、「終息」は完全に終わるという意味に使われています。ですから、その人が言いたい意味によって変わってくるということです。つまり、次のような場合には、表記としては「収束」、「終息」のどちらもあり得るということになります。
  ①「韓国では感染の広がりが【しゅうそく】に向かっている。」
  ②「(新型コロナの問題が)【しゅうそく】すれば中国を訪問する。」
  ③「(新型コロナの問題が)早く【しゅうそく】してほしい。」
その人が「収束」と「終息」のどちらの意味で発言したのか、注意が必要ですね。この新型コロナの場合は、時間順に考えると、まずは「収束」を目指し、最終的には「終息」してほしいというところでしょうか。
 同じ読みでも、似たような意味でも、その言葉を使った人の気持ちを考えないと、本当にその人が言いたい意味にはなかなかたどり着けないかもしれません。日本語は面白いと同時に怖いです。
 とにかく、新型コロナに関しては、収束でも終息でも早くしてほしいものです。そのためには、まず、手洗い、手指消毒をすることが大切です。しっかりとやっていきましょう。

校長室から 8.25はがきたの夏

 先週から2学期が始まり、『はがきたの夏』と呼ばれる詩の暗唱チャレンジがありました。夏休み中に練習しその成果を先生方の前で発表するという、本校ではずっと行っているものだと聞きましたが、本年度から本校に赴任した私にとって、とても新鮮なものでした。私のところでは、金子みすゞさんの『私と小鳥と鈴と』を暗唱してくれました。一言一言はっきりと発表する子、緊張しながらだんだんと速くなってしまう子、同じような言い回しのところで止まってしまい悩んでしまう子、表現力豊かに感情を込めて発表する子など、一人一人様々で、とても楽しい時間を過ごすことができました。合格すると、子どもたちはみんな、「ありがとうございました。」と言ってくれましたが、私の方こそ、「楽しい時間をありがとう」という思いでした。
 ただ単に暗記するだけでなく、子どもたちの表現力、発表力にもつながるよい伝統だと思います。また、詩の内容を、後々になってもずっと覚えているかもしれません。懐かしい思い出になるのではないでしょうか。子どもたちの可能性は無限ですね。

校長室から 8.20今週の目標

 8月17日(月)、はがきた当番の6年生が、今週の目標を書いて校長室に貼りに来てくれました。今週の目標は、『気持ちのよいあいさつをしよう!』です。そしてその横に具体的にこう書いてありました。
 ・大きな声
 ・立ち止まって
 ・目を見て
 ・おじぎをして
 あいさつは、相手を認め、尊重し、敬意を払うことだと思います。したがって、きちんとしたあいさつをするには、誰に対してどのようなあいさつをしているのかわかるようにやらなければならないと思います。折角あいさつをしているのに、相手に伝わらないのでは、やっていないこととあまり変わりません。しかし、大きな声で、立ち止まって、相手の目を見て、おじぎをしてというのは意外とむずかしいものです。すべてのことができるというわけではなくても、せめて、相手にわかるようにはしたいものです。
 芳賀北小では、毎朝、しっかりと立ち止まり、私の方を見て、おじぎをして、大きな声であいさつをしてくれる児童がたくさんいます。遠くの方からでも私の姿を見つけてあいさつをしてくれます。そういうあいさつからは、本当に1日の元気をもらえます。
 この目標は、8月27日(金)まで続きます。いろいろな状況があるので、すべての場合でできるわけではありません。立ち止まることができなくても、相手にわかる、気持ちのよいあいさつができればいいと思っています。私も、心を込めてあいさつを交わしたいと思います。みんなで意識していきたいと思っています。


みんな元気に登校しました。
このあとのあいさつから、1日の元気をもらっています。

校長室から 8.17始業式

 16日間という短い夏休みでしたので、あっという間に2学期が始まってしまったかと思います。しかし、今朝、児童のみなさんは、元気に登校してくれました。夏休み中のお子様の生活はいかがだったでしょうか。猛暑の中、さらにコロナの影響もあり、いつもと違う生活様式でたいへんだったかもしれません。しかし、登校してきた児童のみなさんからは、さわやかな朝のあいさつの声が聞こえ、しっかりと生活できていた印象を受けました。元気な姿が一番うれしいですね。
 さて、本日の始業式で、2学期にお願いしたいこととして、「人の役に立とう」という話をしました。いつもより長い2学期、コロナウイルス感染症対策のため変更があるかもしれませんが、たくさんの行事が予定されている学期です。その中で、全員がよい思い出を作ってほしい、そういった願いを込めての「人の役に立とう」という話です。ときには自分が少し我慢をしなければならないことがあると思いますが、自分がしたことで友だちがうれしい思いをするということは、想像している以上にうれしいことです。それが人の役に立つということだと思います。2学期が、そんな学期になってほしいと思っています。
 まだまだ暑さが続き、熱中症対策もしなくてはなりません。みんなが健康で、みんながよい思いができるよう、教職員を含め全員で頑張りたいと思います。引き続き2学期もよろしくお願いいたします。


暑さの中、授業に一生懸命に取り組む児童たち

校長室から 8/5夏休み

 8月1日から夏休みに入りましたが、ちょうどその日から梅雨明けしました。7月の雨模様から打って変わっての晴天続きで、気温がどんどん上がってきた気がします。あれだけずっと晴れてほしいと思っていたので毎日がすがすがしい、と思いきや、やはり暑すぎるのは困ります。改めて人間とはわがままなものだと感じます。北小の児童のみなさんは、毎日をどのように過ごしているでしょうか。児童のみなさんは、きっと、「早寝、早起き、朝ご飯」を実施し、勉強を頑張っていることと思います。短い夏休みですが、有意義な夏休みを送ることを期待しています。
 さて、夏休み中なので学校はひっそりとしていますが、花壇には色とりどりの花が咲いています。特に中庭には、用務員さんが丁寧に植えた草花が咲き誇っています。学校中にある花壇や芝生広場、校庭などがきれいな状態をずっと保っていられるのは用務員さんのお陰です。感謝の気持ちをもって今後の学校生活が送れるといいですね。
 折角のきれいな草花なので、みんなに見てもらえるよう写真を載せておきたいと思います。2学期が始まる頃まで咲いているといいなあ。






校長室から 7/31 1学期終業式

 本日、1学期終業式を迎えました。今年度は、始業式、入学式はなんとか実施したもののすぐに臨時休校となり、全員登校となってから2か月での終業式となりました。例年であればあと2か月ほどあったのかなと思う反面、本当は10日ほど早く夏休みになっていたはずなのにと、ちょっと複雑な気分です。
 私は、本年度北小に異動してきたので、何が通常なのかわからぬまま4か月が経ってしまったように思います。しかし、この4か月は、いろいろたいへんだったにもかかわらず、とても楽しい毎日でした。それは、子どもたちの元気な笑顔のおかげだと思います。朝の元気なあいさつから始まり、廊下や教室でのあいさつやお話をしてくれる。うれしそうにお兄ちゃんやお姉ちゃんの話をしてくれる児童もいました。中学校関係の続きでまたお世話になりますと言ってくださる保護者の方がいたり、他の学校で教えたことがある生徒が本校の保護者となっていたりと、時の流れと出会いのありがたさを感じた1学期でした。卒業生にも何人か会いました。ちょっと上から目線となってしまいますが、教え子たちの成長した姿を見られることは、我々教師の一番の喜びであり、特権であると感じています。とてもうれしい時間でした。また、何と言っても新型コロナウイルス感染者が1人も出なかったことや大きな事件事故がなかったことは、とてもありがたいことでした。児童のみなさんや保護者のみなさんの御協力に深く感謝いたします。
 新型コロナウイルス感染症は、まだまだ猛威を振るっており、栃木県でも拡大傾向にあります。本校にも波が来ないとは言い切れません。学校は、人と人とがふれあう場所です。感染リスクを0にはできませんが、できる限りの予防策をとり、感染リスクを下げ、通常の学校生活を取り戻していきたいと考えています。今後とも御協力よろしくお願いいたします。
 16日間という短い夏休みですが、一人一人の児童にとって有意義な夏休みになることを期待しています。8月17日に、それぞれに成長した子どもたちに会い、元気なあいさつができることを楽しみにしています。1学期間お世話になりました。



みんな元気に下校しました。
カラッと晴れて、梅雨明け間近かなと感じる天気でした。

校長室から 7/28 1学期あとわずか

 7月28日となり、梅雨末期と言われていますがまだまだ明ける気配はありません。高校や中学校の夏季大会代替試合がそれぞれに行われ、多少、季節の区切りがつきそうに感じています。本来であれば、今日は、夏休みに入って1週間というところ。あまり暑くないので、学校に来ていてもいいかなという感覚にはなりますが、31日までと言われると長く感じたりするのではないでしょうか。
 さて、先日、高校野球の交流試合を応援(子どもの送迎)に行ってきました。北小出身の先輩も活躍していて、勝敗にかかわらず、一生懸命プレーする姿に感動を覚えました。たまたまそこに、知り合いの高校の先生が役員としていらしていたので、次のような話をしました。この高校生の交流試合を応援に来られない人のためにテレビで放映しています。それを見た視聴者から、「ベンチ内が密になっている」、「大声を出していいのか」などという苦情が多々寄せられているということでした。検温や距離をとっての入場、ベンチ内の消毒、前のチームが完全に退出してからの入れ替えなど、できるだけのことはやっているのにと、その方は、たいへん残念がっていました。感染リスクは低い方がいいに決まっています。本当に危険度が高いときには、少しのことでも許してはいけないことはわかります。そういうときには、学校生活も続けるわけにはいかないと思います。感染リスクが0になることは考えられません。しかし、新しい生活様式や一般的に言われている感染症対策を徹底することによって、可能な限りリスクを低く抑えながら実施することは、できないことではないと思うのです。児童は、鬼ごっこをしますしドッジボールもします。必要なことは、鬼ごっこやドッジボールをやめさせることではなく、鬼ごっこなどの後に、手洗いや手指消毒を徹底することだと思うのです。折角もどってきた学校生活。この学校生活をなんとか続けていきたいと考えています。ただ学校に来るだけというのは学校生活ではありません。その中で、いかに活動させることができるかが、今、問われているのだと思うのです。何ができるか、どうすればできるか、みんなが感染リスクと戦う中、先生方も日々悩みながら、努力を続けています。
 栃木県内では、感染がやや拡大している傾向があります。これ以上の拡大を防止していくためにも努力を続けます。引き続き、御理解と御協力をいただけますようお願いいたします。


昼休み元気に遊ぶ児童

校長室から 7/21花を愛でる

 今日は7月21日、例年であれば夏休みが始まる日ですが、今年はあと10日間1学期があります。梅雨のジメジメにも負けず、子どもたちは元気に登校しています。今、北小では朝顔やひまわり、ベゴニアといったいろいろな花が咲き、色とりどりに学校を飾ってくれています。それぞれの花を丁寧に育ててくれたみなさんに感謝しています。
 そのことばを聞いたのは6月末だったでしょうか。校舎東側の花壇に6年生を始め数人の児童が集まっていたので、どうしたのか尋ねてみると、「紫陽花がきれいだったので見に来ました。」ということでした。何気ない一言でしたが、とてもうれしく感じたことを覚えています。この3か月ほど不自由な学校生活でしたが、花を愛でる子、虫や蛙を逃がしてあげる子、落とし物を拾って届ける子など、心の成長が見てとれます。また、特に上級生が下級生に対して、「1列にきちんと並ぶんだよ。」とか「しっかりあいさつするんだよ。」とか「時間いっぱい掃除をしてください。」などの働きかけをするなど、とても素晴らしいと感じています。特に6年生は授業態度やあいさつがきちんとしていて、北小のリーダーとしてたいへん立派です。学校という場所は、子どもたちが、生活を通じて、どんどん成長していくところです。中でも、下級生は上級生の姿を見て行動の基本を学ぶことが多いといえます。素晴らしい上級生に感謝です。
 子どもたちのちょっとした変化に気づき、認めてあげることは、大人の役目であるように思います。それによって子どもたちの自己肯定感が高まっていくといえます。子どもたちの成長を、日々、楽しみに見ていきたいと思います。

校長室から 7/17梅雨明けはいつ?

 6月11日に関東地方が梅雨入りしてからもう1か月以上が過ぎました。各地の豪雨に加え、毎日のように雨が降っているので、今年の梅雨は長いように感じます。でも、梅雨明けの平年日は、来週の7月21日のようです。実は、梅雨入りが平年より3日遅かったので、これでもまだ長いわけではないんですね。来週には梅雨明けの兆しがあるような予報が出ています。実際はどうなるかわかりませんが期待したいものです。この後、並外れて暑くなるのは困りますが、早く梅雨明けしてほしいですね。
 北小の休み時間は、外で元気に遊ぶ児童の姿が見られます。ブランコや一輪車、サッカーなどうれしそうに走り回っています。外で運動するときには、マスクを外してよいことになっています。熱中症が心配されるときには、放送でマスクを外すよう案内をしています。室内ではマスクをきちんとつけるよう指導しています。暑くなってきたせいか、時折、鼻を出している児童が見受けられます。もうしばらくマスクと共に過ごすことが日常となるよう学校でも呼びかけますので、御家庭でもアドバイスいただければと思います。
 雨の多い毎日ですが、なぜか休み時間になると、児童の願いが通じるようで、外で遊べるように雨がやんでちょっと晴れてくることが多いように思います。熱中症にはくれぐれも気をつけさせ、学校での楽しい時間を過ごさせたいと思います。


校長室から 7/16シロツメクサ

 朝、ラビットスペースの芝生の上で児童のみなさんの登校を待っているとき、よく見ると、シロツメクサの花が咲いていました。。ところどころに、固まって葉を出しており、そのいくつかに数輪の花をつけていました。
 シロツメクサはクローバーといった方がなじみが深いかと思います。私が小中学生のときですからだいぶ昔になりますが、そこかしこにシロツメクサの群生がありました。よくやったことは花冠作りと何と言っても四つ葉のクローバー探しです。今の子どもたちもやっているのでしょうか。シロツメクサにも花言葉があります。『幸福』や『私を思って』など、良いイメージのものが多いですが、中には『復讐』という恐ろしいイメージのものもあるそうです。また、葉の数によっても違っており、四つ葉のクローバーにはイメージ通りの『幸福』という花言葉があります。四つ葉のクローバーが見つかる可能性は、0.01%~0.001%だとか。なんと、1万枚から10万枚に1枚ということになります。本当に見つかると幸せになれそうですね。ラビットスペースにもありますよ。実は見つけちゃいました。多くのみなさんの幸せにつながるといいと思っています。


校長室から 7/14広がる支援の輪

 本日3、4時間目、5年生の家庭科の授業にMV(町マスターズボランティアプロジェクト)の2人の先生が授業支援に入ってくださいました。ボタンをつける授業でしたが、1人1人に細かなアドバイスをしていただきました。ありがとうございました。
 また、先日お願いしました消毒・清掃ボランティアですが、こちらも多くの保護者の方に御協力をいただいています。昨日13日は6人、本日14日は8人の方に御協力いただきました。また、3人の方に雑巾の寄付をいただきました。急なお願いにもかかわらず、快くお手伝いいただき、たいへん助かっています。本当にありがとうございます。
 芳賀北小学校が、地域のみなさんに支えられて学校生活が送れていることを、改めて強く感じました。今後もいろいろお世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。

校長室から 7/13消毒・清掃ボランティア

  新型コロナウイルス感染症予防のため、放課後先生方が残って、毎日、教室の机・イス等の消毒やトイレ清掃を行っていました。コロナ対策のために増えた業務で、それが終わらなければ、明日の授業の準備やテストの丸付けもできません。正直なところ、たいへんな作業です。それを知ったPTA本部役員の方が声をかけてくださり、お子さんを迎えに来た時間等を利用して、教室の机・イス等の消毒やトイレ掃除を手伝ってくださいました。本当に助かっています。
 この消毒・清掃ボランティアについては、PTA会長さんからの通知が10日に配られました。趣旨を御理解いただき、みなさんに助けていただきたいという学校の思いを代弁していただいたものです。ボランティアは、できる人が、できることを、できる時間に、そして無理をせずに、ということが大切です。負担に感じてしまうと長続きしません。もちろん、やらなくていい仕事をやるわけですがら、負担がないわけはありません。それでも手伝っていただけることに、本当に感謝しています。もしそういった時間がとれるという場合に、ちょっと様子を見に行ってみようかなくらいの軽い気持ちで手伝っていただけませんでしょうか。毎日の業務なので、人数が増えると助かります。児童が、学校が、保護者が、みんながWIN,WINになる関係が築けるとありがたいです。
 なお、新型コロナウイルス感染防止の観点から、保護者の皆様だけに限定してお願いしています。勝手なお願いで申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。





校長室から 7/10インコの鳴き声

 朝、児童のみなさんの登校のとき、校舎西側の小鳥小屋からは「チッチッチッ」というにぎやかなインコの鳴き声が聞こえてきます。青、緑、黄色といった鮮やかな色が見え、かわいいなと思わず近づいて姿を見ようとすると、驚いたのか「ピッ」と鳴いて、上端のほうに飛んで隠れてしまいます。一体どう感じて、なんと鳴いているのでしょう。慣れない私の思いはなかなか通じないようです。
 実は、4月当初から、何羽いるのかなと数えています。ときには10羽、ときには8羽、ときには7羽、一体何羽が正解なのでしょう? ある日の朝、数えてみたら13羽! 今までで最高記録!! ちょっとした喜びでした。先生方や児童のみなさんに聞いてみると、「15羽くらいかな?」とか「20羽くらいに増えたようなことを聞いたことあるなあ」とか「屋根の隅にかくれていてよくわからないなあ」などさまざまでした。
 来校した際、もし気になったら数えてみてください。餌場や水飲み場に降りてきそうな時間帯や枝で休んでいる時間帯などがわかると、楽しいし、数えやすいですよね。ただそのときにはくれぐれも脅かさないように近づいてください。慣れない人に対しては、かなり臆病のようなので。


校長室から 7/7今日も雨

 7月7日(火)、今日は七夕ですが、梅雨の真っ只中ではなかなか晴れてくれませんね。そんな中、先週の7月3日から九州地方を中心に降り続いた豪雨はたいへんな被害をもたらしました。この豪雨によって犠牲になった多くの方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被害に遭った多くの方々に心からお見舞い申し上げます。
 さて、栃木県でも、大きな被害こそ出てはいませんが、雨が続いています。今から遡ること5年、2015年9月に、栃木県でも大きな被害が出たことがありました。台風とそれから変わった温帯低気圧の影響だったと思いますが、線状降水帯ができ、鬼怒川水系と小貝川水系で河川の氾濫など大きな被害になったと記憶しています。栃木市や、茨城県常総市の浸水被害は大きなニュースにもなりました。浸水した家の中には、私の知人宅もありました。
 芳賀北小がある芳賀町は、比較的災害の少ないところではありますが、集中豪雨が増えた現在は大丈夫とは言い切れません。もしそういった被害が出る可能性が出てきたとき、私たちはどこにどう避難すればいいでしょうか。身近にはいろいろな危険が潜んでいます。9年前の東日本大震災は記憶に新しいと思います。また、今から34年前の1986年には、茂木町の逆川が氾濫し、市街地では軒先まで水が来たという話を聞いています。いつどこで被害が起こるかわかりません。被害が起こっていない今だからこそ、そのときどうするかを考えておくべきだといえます。災害は起こらない方がいいに決まっています。しかし、起こらないことを願って対策を考えないわけにはいきません。起こってからどうするか考えているのでは遅いからです。ちょっと重い話になってしまいましたが、この期を捉え、家族で話してみてはどうでしょうか。
 今日、七夕の夜。夜空にきれいな星空は見られるでしょうか。織り姫、彦星の壮大なロマンを感じつつ、久しぶりに雲のないきれいな星空を見てみたいものですが・・・。 

校長室から 7/3梅雨明けが待ち遠しいですね

 7月に入りました。栃木県内では、中学校や高校の部活動で、県内の活動に限りますが、対外試合が解禁になったようです。小学校でも同じように解禁になったと聞きました。やっとここまで回復したという喜びと、感染者がまた少しずつ増えてきている現状を考えて心配になる気持ちと、両方の気持ちがありますが、できるだけ対策をしっかりと行い活動していきたいと思っています。
 そんな中で今日、3日(金)に、5年生の「生き物調査」が行われました。梅雨の晴れ間で少し暑かったですが、児童は大人の方のアドバイスを受けながら、大喜びで生き物を探していました。中には、カエルなどが苦手だと話していた児童もいましたが、それなりに楽しんでいたように見えました。芳賀北小学校の周りは、生き物の宝庫ですね。活動に御協力いただいた芳志戸環境向上推進会議のみなさん、平成理研のみなさん、本当にありがとうございました。
 前述したように、いろいろな活動が再開されていますが、4日(土)は雨の予報で、残念ですが外の活動はできないかと思います。来週も天気はぐずつく予報となっています。梅雨が終わればもっと暑くなるとは思いますが、カラッとさわやかに晴れる日が待ち遠しいですね。


校長室から 7/1 7月になりました

 気がつくともう7月、2020年も折り返しとなりました。梅雨がまだ明けず、ジメジメして気温が高かったり低かったりと健康維持に苦労する毎日ですね。個人的には暑い夏が好き(といってもあまり暑いのは困りますが)なので、早く梅雨が明けてほしいと思っています。また、今日からスクールバスの早便遅便が逆になりましたが、スムーズに登校できたようで安心しました。
 昨日の6月30日は、管理訪問といって、教育委員会や教育事務所の方が6人ほど北小を訪問し、授業を見たり、先生方と面談したりしました。この訪問は、新しく管理者や教職員になった先生方の様子を見に来る訪問ですので、私や教頭先生も面談しました。最も大変だったのは初任者の先生でした。本校には、永井先生と金田先生という2人の初任の先生がいます。2人とも緊張した面持ちでこの日を迎えたのですが、しっかりと面談していたようです。また、永井先生は、研究授業として3年2組での授業を参観していただきました。その授業を私も参観したのですが、しっかりと課題に向き合い、手を上げ、はっきりと発表する児童の姿が見られ、たいへん頼もしく思いました。本校で行っている「学び合い」の授業が、少しずつ実を結んでいることを実感しました。緊張する先生を助けようとしているようにも見えました。とても素晴らしかったです。今後も『みんなでわかる、みんながわかる』を目指して、「学び合い」の授業を充実していけるといいですね。



校長室から 6/29先生方もがんばっています

 学校の全面再開から1か月が経ちました。児童のみなさんは、いつもと違う学校の始まりに戸惑ったのではないでしょうか。少しずつ通常のリズムになっているとは思うのですが、まだ1か月、4月末と考えるとこれからでしょうね。毎朝のあいさつは、6月始めと比べると、大変元気になってきたように感じています。
 その中で、先生方も朝早くから夜遅くまで、本当に一生懸命に仕事をしています。まず朝の登校指導や教室での児童のみなさんの出迎えから1日が始まります。授業をやり、給食のときには配膳と片付けの手伝い。また授業。清掃して、放課後。児童のみなさんを送り出すと、いつもは次の授業の準備やテストの丸付けを行います。でも今は、教室の机やイスの消毒、トイレの掃除などをやってからとなります。新型コロナウイルス感染防止のため、清潔を保ち明日を迎えるためです。その他の校務もあります。御存知の方もいると思いますが、先生方の勤務時間は、朝8:00から夕方4:30までです。でも、その時間に出退勤できる先生方は1人もいません。先生方は、児童のみなさんが毎日笑顔で学校に来られるようがんばっています。
 正直なところ、こういった先生方の状況はあまり望ましくありません。今日、新聞にも出たように、ほとんどすべての学校で多忙な状況になっています。業務改善を考えていかなければなりません。これから、どうすればいいか、知恵を絞っていきます。多くのみなさんに助けをお願いするかもしれません。そのときには、ぜひ、力を貸してください。よろしくお願いします。

校長室から 6/24朝顔

 1年生が教室、南側で育てている朝顔が、つぎつぎと咲いてきています。私が、朝、そばを通るときには、「おはようございます」のあいさつとともに、いつも熱心に水をあげている児童のみなさんの姿があります。その努力が確実に実を結んでいるようです。その他にも、2年生の教室の前には、きゅうりが大きな実をつけていたり、トマトやピーマンが小さな実をつけていたり、なすの花が咲いていてここにも小さな実が見えます。こういった植物を見ると、児童のみなさんと先生方の努力の成果が実物となって表れているように感じます。御来校の際には、夏を感じながら、児童の努力をぜひ見てあげてください。







 みんなしっかりと育っています。
 まるで児童のみなさんのようですね。

校長室から 6/22紫陽花(あじさい)

 梅雨と聞いて思い浮かぶものは、・・・・?
 雨、水たまり、どろんこ、湿気、肌寒さ、ジメジメ、ムシムシ、カタツムリ、傘、長靴、・・・、そして紫陽花。
 梅雨というとあまりいいイメージでないものの印象が多いのかもしれませんが、その中で紫陽花はいいイメージと思えるもののひとつではないでしょうか。本校の校舎東側の花壇では、今まさに紫陽花が咲き誇っています。青い色の花が中心ですが、よく見ると微妙に色が違っています。なぜ紫陽花の花は色が違うのでしょうね。
 学校に来る機会がありましたらぜひご覧ください。
 さらにもう一つ、童謡「あめふり」の歌詞はすぐ浮かんできますでしょうか。 

    『 あめあめ ふれふれ かあさんが
      じゃのめで おむかい うれしいな
                   ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン 』

じゃのめ=蛇の目傘、おむかい=お迎え、のことなので、雨の日に、お母さんが傘を差して迎えに来てくれることをうれしく待っているお子さんの気持ちを歌っている、というところでしょうか。この歌は5番まであるので、このほかにもいろいろな意味があるのかもしれません。でも、「雨」といった、どちらかというと憂鬱な感じにもなる天気でさえ、お家の方がむかえてくれるということがうれしくてたまらないものなのだと思うのです。改めて、親子の絆の深さを感じます。私の子はもう大きく、私の迎えを待っていてはくれませんが、そう思っていた時期があったんだよなと、懐かしく思っています。
 見方を変えてみると、この梅雨の時季も案外素敵なものになりそうですね。


咲き誇る紫陽花(芳賀北小東側花壇)

校長室から 6/17北小タイム(講話)

 今日の北小タイムでは、6月15日の栃木県民の日について次のような話をしました。
 『今週の月曜日、6月15日は栃木県民の日でした。今から147年前の明治6年6月15日に、当時の栃木県と宇都宮県が合併し、おおむね現在と同じ栃木県ができた日を記念して制定した日です。私は、栃木県の「豊かな自然」と「発展する工業」、「歴史を感じる文化と芸術」が大好きです。そして、そういったことが歌われている栃木県民の歌がさわやかで大好きです。ちなみに、栃木県民の歌は、私が生まれたときに制定されたので、私と同い年になります。また、栃木県にはいろいろな日本一があります。いちごや餃子は有名ですね。他にもぜひ調べてみてください。いろいろなことを調べていくと、栃木県のすごさや素晴らしさがわかってきます。みなさんは、この栃木県を守り発展させていく大切な1人です。栃木県のことをよく知り、栃木県を好きになってほしいと思っています。』
 放送での講話となりましたが、しっかりと聞いてくれていたようです。話の後に、各クラスでちょっとしたクイズに挑戦してもらいました。題して「栃木県民の日記念クイズ」です。ここにも載せておきますので、御家庭でも話題にしていただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。

6.17栃木県民の日記念クイズ(問題).pdf
6.17栃木県民の日記念クイズ(解答).pdf

校長室から 6/15栃木県民の日

 6月が3週目に入り、今日は15日、栃木県民の日です。給食に、県民の日特別メニューが用意されるなど、みんなで記念日をお祝いしようという感じがします。ここ1週間は、朝の会の時間に栃木県民の歌が流れ、児童のみなさんの大きな歌声も聞こえました。県民の歌としては、栃木県は全国で2番目に有名(県民によく知られている)ということを聞いたことがあります。栃木県出身のデュオ、ダ・カーポが歌ったさわやかな歌声が有名ですね。では1番はどこなんだろう?などという疑問をもちながら、栃木県のことについていろいろ調べてもらいたいなと思っています。
 さて、先週の11日には梅雨入りし、ジメジメムシムシといった天気となってきました。学校では6月から、新型コロナウイルス感染症防止のため、「新しい生活様式」に基づいて、2便に分けての登校や消毒など様々な対策を講じてきました。今のところ栃木県は状況が落ち着いており、感染観察都道府県で「レベル1」となっています。それを受け、新たに県教委から教室内の人数等の緩和が出されました。本校では、2週間特別教室で授業を行っていた3年生を元の教室に戻すことにしました。2週間不自由な思いをさせてしまいましたが、元に戻すことができてよかったと思います。しかし、何度も言っていることですが、新型コロナウイルス感染症の脅威がなくなったわけではありません。気を緩めると一気に拡大する恐れのあるウイルスです。今後も「新しい生活様式」に十分に気をつけて生活していきたいと思います。御協力よろしくお願いします。



 久しぶりに元の教室に入りました。

校長室から 6/12マスクをいただきました

 本日午前中、八ツ木にお住まいの國井さんが北小にいらっしゃって、みなさんで使ってくださいと、多くのマスクをくださいました。校長室で数十分お話を伺ったのですが、学校から地域の名前がなくなってしまいさみしいというような話をされていました。また、昔の学校の話など大変楽しいお話でした。今回の新型コロナウイルスについては、大変心配されており、少しでもみなさんのためになればと今回のマスクの寄贈ということになったそうです。多くの方に見守られていることを改めて感じました。マスクはありがたくいただきたいと思います。
 國井さん、本当にありがとうございました。

校長室から 6/11小さな探検隊現る

 今日、校長室に、小さな探検隊が現れました。これは、1、2年生の生活科における学校探検の授業で、2年生がそれぞれの案内場所に行って1年生に説明をしてくれるというものです。2年生は、前もって校長室等で説明することを調べていて、1年生にきちんと説明し案内してくれました。1年生は、「どうしてこんなに賞状があるんですか」など、いろいろな質問をしていました。今までの北小の卒業生や上級生が活躍し、いただいてきた多くの賞状やトロフィーに驚きの声を上げ、「私もバレーボールをやるんだ。」ということばも聞くことができました。また、案内役の2年生のお兄さん、お姉さんぶりがとてもすばらしく、1年間での大きな成長を感じました。2年生のみなさん、ありがとう。とても楽しかったです。



校長室から 6/10暑くなってきました

 6月に入り、30℃を超すような日が出てくるようになり、学校ではエアコンをつける日が出てきました。窓を開けたままでのエアコン使用ですが、児童たちは元気に過ごしています。
 先日、下野新聞に、真岡法人会からの消毒液の寄贈という記事があり、本校にもいただきました(下記の写真)。今週から、スプレー用の容器に移し替え使い始めています。今、新型コロナウイルス感染症予防のため、いろいろな方策をとっているので大変助かります。実はそのほかにも、手作りのマスクやフェイスシールドなど、地域の方を始め多くのみなさんからいただいています。そういった善意によって学校生活が支えられているのです。ただそれは、今に限ったことではありません。登下校時にはスクールガードリーダーのみなさんや交通指導員のみなさん、学校でのお米作りや畑作りには地域のボランティアのみなさんに力を貸していただいています。その他にもたくさんあります。普段当たり前のように感じていることかもしれませんが、当たり前ではないものです。そういった多くの方々への感謝の気持ちを新たにし、今後の学校生活を送っていければと考えています。(まだまだ紹介できていないところやことばが足りないところがあると思いますが、御容赦ください。)
 各関係のみなさんに改めて感謝申し上げます。「いつも本当にありがとうございます。」

校長室から 6/1全員登校再開

 本日、6/1(月)から、学校が再開され、児童全員が登校してきました。新型コロナウイルス感染症予防のため、いろいろ不自由な面はありますが、みんなで感染リスクを減らし、学校生活が続けていけるようにしていきたいと思います。
 さて、本日から学校再開となったわけですが、お子様の様子はどうでしたか。お家ではどのようなことを話していますか。活動の様子を見ていると、一様にうれしい表情をしていることが見て取れました。先週までおこなっていた分散登校が、いい準備運動となり、今週を迎えているように見えます。しかし、先生方の中からは、「体力が落ちているなあ。」という話も出ています。3か月にも及ぶ自粛生活を強いられていたのですから、それは仕方がありません。まずは、学校に慣れ、生活のリズムを作ること。そして生活に必要な体力を回復すること。そうしていくことが、自分自身の抵抗力を高めることにもなり、様々な病気から体を守ることになります。普通に学校生活を送るということは、体にとっても心にとっても、とても大切なことなのです。再開したといえども、まだまだ細心の注意が必要です。先生方も、今できることをがんばります。今後も全員での生活が続き、子どもたちの元気な生活が、常に送れることを願っています。
 子どもたちの笑顔あふれる学校はとてもすばらしいですね。



広い特別教室も使います。
給食でも密を防ぎます。
やれることをみんなでがんばります。

校長室から 5/29登校再開を控えて

 5月が最終週となり、来週から6月。いよいよ全児童での学校生活が始まります。ただ、新型コロナウイルス感染の不安がなくなったわけではないので、登校時の密集解消のためにスクールバスを2便に分けたり、人数が多いクラスの教室を分けたり特別教室にしたりといろいろな対策を実施することになりました。それぞれ、児童のみなさんにも保護者のみなさんにも御苦労をおかけすることになるとは思いますが、御理解の上、ご協力お願いします。
 学校では、児童のみなさんが帰った後、ひっそりとした教室で机やイスを消毒したり、給食の時間の過ごし方、休み時間の過ごし方、各教科の学習の仕方など、児童のみなさんの生活に合わせてどう対応するべきかを話し合いました。また、今日は、教室の引っ越しや大掃除をしました。先生方もできる限りの予防策を考えて児童のみなさんを待っています。ですから、少し安心して、でもいっぱい気をつけて登校してほしいと思っています。距離をとったりと不自由なことはありますが、学校も家庭も地域も、それぞれがお互いにできることをやっていければ感染は抑えられると思っています。
 ところで、この休業中に、児童のみなさんは何を一生懸命にやっていましたでしょうか。今、この休業中という時間があったからこそできたことがある思います。何か分かったこと、気づいたことなどがあったら、みんなに話してほしいと思います。それが学びだと思います。これから、学校が再開できたからこそ学べることが出てきます。いろいろな学びを楽しんでいければいいと思っています。そういった毎日が続けられるよう、しっかりと準備を整え、学校の再開を迎えたいと思います。
 6月1日(月)、新たなスタートの日として、新鮮な気持ちで児童のみなさんをお待ちしたいと思います。

校長室から 5/20分散登校

 分散登校が始まり、学校のこどもたちの元気な声が戻ってきました。2つに分けての登校で、まだまだ今まで通りとは言えませんが、子どもたちの明るい笑顔と元気な声は、私たち教職員にも元気を与えてくれます。学校で児童を迎えた、先生方もうれしい表情をしていました。そんなある日の朝、私が校長室でパソコンに向かっているとき、校庭側から「おはようございます。」という元気なあいさつをしてくれました。校長室にいる私の姿を見つけてあいさつをしてくれたのです。その日1日の元気をもらったように感じました。元気なあいさつができる子どもたちを育てていただいた保護者の皆様に敬意を表します。元気なあいさつができる子がいっぱいいる芳賀北小はすばらしい学校です。
 これから学校生活を続けるために、感染症予防は面倒なことかもしれませんが、この子たちならば、そういったこともしっかりと行ってくれると思います。学校での学びを続けていけるよう、みんなでがんばっていきたいと思います。よろしくお願いします。


下校前に雨が降り出してしまいました。
色とりどりで鮮やかな傘の花ですがちょっと大変だったかな。
傘のおかげでソーシャルディスタンスが保てると、よい方に考えましょう。
また元気に学校に来てほしいです。

校長室から 校内たんけんクイズ⑤

 風薫る5月。昨日は気温が上がり、夏のような天気となりました。今日も暑くなりそうですね。保護者のみなさんも児童のみなさんも元気でお過ごしのことと思います。また、昨日11日(月)と本日12日(火)の2日間は、家庭訪問でお世話になります。先生方は、児童のみなさんに会えることを本当に楽しみにしていました。さらに、先生方は、児童のみなさんの学力の定着を図るために、毎日遅くまで準備しています。児童のみなさんは、今週の14日(木)と15日(金)のどちらか1日、分散登校という形で学校に来ることになります。教室の消毒などをして、万全の体制で迎えようとがんばっていますので、ぜひ、元気な姿を見せてほしいと思います。ただ、新型コロナウイルスの脅威がなくなったわけではありませんので、気のゆるみは禁物です。今までにも増して感染症予防に努めていきたいと思います。

(桜の木は、いま、緑がいっぱいです。)

 校内たんけんクイズ⑤をつけておきます。いよいよ登校となりますので、学校に来たときには、ぜひ、校内をたんけんしてみてください。

こうないたんけんクイズ⑤.pdf
こうないたんけんクイズ⑤答え.pdf

校長室から 校内たんけんクイズ④

 先ほど、休業中のみなさんにやってもらうプリントを先生方が作ってくれたので、よく見させてもらいました。児童のみなさんに学力を着けてもらうため、一生懸命に工夫した跡が見えるプリントで、とてもすばらしいと思いました。5/11(月)と12(火)の家庭訪問時にお配りします。楽しみに待っていてほしいと思います。それまで、児童のみなさんには、今までに出された課題をしっかりとやっておいてほしいです。今までに経験したことのない状況だからこそ、みんなで協力して乗り越えられればと考えています。保護者のみなさんにも、いろいろとご負担をおかけするとは思いますが、ご理解、ご協力いただきたいと思います。

 さて、昨日、校内たんけんクイズ③をのせました。その続きをクイズ④としてのせますので、時間のあるときにでもやってみてください。

こうないたんけんクイズ④.pdf
こうないたんけんクイズ④答え.pdf

校長室から 校内たんけんクイズ③

 先日お知らせしたとおり、臨時休業が5月いっぱいまで伸びてしまいました。児童のみなさんとの再会を楽しみにしていただけに、とても残念です。しかし、芳賀北小の児童のみなさんは、きっと、早寝、早起き、朝ご飯をしっかりと守り、規則正しい生活を送れているのではないかなと思います。なかなか学校に来ることはできないので、学校に来たつもりでクイズに答えてみてください。低学年のみなさんは、ぜひお家の方といっしょに考えてみてください。

こうないたんけんクイズ③.pdf
こうないたんけんクイズ③答え.pdf

校長室から 校内たんけんクイズ②

校内たんけんクイズの2回目です。校内を回ってみて気づいたことをクイズにしてみました。ちょっとしたリラックスタイムに使ってください。早く学校に行ってたしかめてみたいという気持ちになってもらえるとうれしいです。

こうないたんけんクイズ②.pdf
こうないたんけんクイズ②答え.pdf

3回目はいつになるか未定ですが、また作ってみようかなと思っています。そのときは、また見てください。

校長室から 校内たんけんクイズ①

 今、北小の先生方は、かていほうもんやみなさんの学習のためのプリントづくりをがんばっています。来週のかていほうもんで児童のみなさんとあえることを楽しみにしています。つごうがつくときには、ぜひ、休み中のようすをほうこくしてください。

 校長先生は、今年度初めて北小に来たので、北小のことをおぼえるために校内をたんけんしています。クイズをつくってみたので、やってみてください。ていがくねんのみなさんは、おうちのかたといっしょにやってみるといいと思います。
こうないたんけんクイズ①.pdf
こうないたんけんクイズ①答え.pdf

児童のみなさんへ



 芳賀北小学校の児童のみなさん、校長先生です。
 みなさんのいない校庭や教室は、とてもさびしいです。早く学校でお友だちとあそびたいですね。そのためには、新型コロナウィルスにかんせんしないようにすることが一番大切です。おうちのかたの言うことをよくきき、はやね・はやおき・朝ごはんをしっかりと守り、学校のしゅくだいをしっかりとやっておきましょう。一日も早くみなさんとあえることを楽しみにしています。

新年度の初めに(保護者の皆様へ)

 芳賀北小学校の保護者の皆さんこんにちは。本年度から本校にお世話になることになりました校長の小堀隆と申します。よろしくお願いいたします。今年度、『校長室から』という題名で、芳賀北小学校の一場面や私の感じていることなどを、皆さんに紹介できればと思っています。つたない紹介になってしまうかもしれませんが、こちらもよろしくお願いいたします。
 さて、現在、新型コロナウィルス感染予防対策として、臨時休校となっています。今までになかったことなので、いつから学校は再開できるのか、お子様の安全は大丈夫なのか、学習は大丈夫なのかなどなど、いろいろな不安があるのではないかと思います。しかし、これだけ医療が発達している時代ですから、この事態は必ず終息に向かうと思います。信じて待ちましょう。今やらなければならないことは、できるだけ感染の可能性を低くすることと、できるだけ感染しないことです。我々教職員は、在宅勤務を含め今できる感染予防対策と、お子様の学習を保証するための教材教具づくりを行っています。学校が再開できる日を楽しみに待っていてほしいと思います。それまで、大変でも、ご協力をお願いいたします。