校長室より

校長室より

2学期の開始にあたって

   昨日より2学期がスタートし、子どもたちの元気な声が学校に戻ってきました。充実した夏休みが過ごせましたでしょうか。久しぶりに行動制限のない夏休みということでしたが、感染状況については油断できない日々が続き、思いっきり楽しむというのはちょっと難しかったかもしれません。
 夏休み中もコロナウイルスについては様々な報道がされていました。学校が始まるにあたって、ご心配をされている保護者の方も多いことと思います。我孫子市教育委員会から出された「2学期開始にあたって」の内容に従って、基本的には今までの感染予防対策を継続させつつ、教育活動の充実を図っていきたいと考えています。
 2学期も歌声発表会や西っ子フェス、学習参観・懇談会等、全校的な行事があります。また、平和リレー講座や昔遊びの会等、外部の方を招いての学習も計画しています。それらにつきましては、子どもたちへの教育的価値を考え、方法等を工夫しつつできるだけ開催する方向で進めています。保護者の皆様にご協力いただくことも多くなるかと思いますが、よろしくお願いいたします。
また、6年生の修学旅行をはじめとして、各学年で大型バスを使っての校外学習を計画しています。基本的には、当該学年で学年・学級閉鎖を行っていない限り実施する方向で考えています。校外学習等の途中で急に発熱等、体調を崩してしまった際は、ほかのお子さんと一緒に行動することができないため、保護者の方にお迎えをお願いすることになります。事前の健康管理については、特に念入りにお願いします。2日前までに発熱があった場合は、残念ですが参加はお控えください。
 新学期になり子どもたち一人一人の表情から、新しいスタートでがんばっていこうという気持ちが伝わってきます。この思いを大切にして、職員一同がんばっていきます。
今後とも本校の教育活動にご支援、ご協力をお願いいたします。

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5年生でパドリングの講習会をしました。

5年生は林間学校でカヌー体験をします。それに備えて、子どもたちにカヌーを漕ぐ(パドリング)ための講習会を行いました。私自身、手賀沼周辺で活動しているカヌークラブに所属して、10年ほど前からカヌーを続けています。今回クラブからパドルを児童の人数分借りてきて、一人1本のパドルを持って練習しました。


自分の身長より長いパドルの扱いに、はじめはみんな四苦八苦していましたが、少しずつ慣れてきて形になってきました。


ついでに二人乗りのカヌーも借りてきて、艇の上で漕ぐ練習もしました。少し高い位置に艇を置いたので、水の中にパドルが入る感覚もちょっとつかむことができました。林間学校で実際に水の上に浮かぶのが楽しみです。

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マスクの着用について

「体育等の活動時におけるマスクの着用について」という我孫子市教育委員会からのお手紙を5月31日に配布いたしました。それをうけて、本校では以下のように対応していきます。


・教室で学習をする時は、原則的にマスクを着用します。
・校庭・体育館で授業をする時は、会話を控えてマスクを外すよう勧めます。
 (マスクを外すことを強制するものではありません)
・休み時間に外で活動する時は、気温や湿度などを考慮しマスクを外すよう勧めます。
(周囲との距離や会話についての指導は続けていきます)
・給食時は、これまで通り同じ方向を向いて黙食とします。
・登下校時は、気温や湿度などを考慮しマスクを外すよう勧めます。


元気な西っ子たちにとっては、もどかしく感じることも多いと思いますが、感染予防も考えこのように対応します。ご家庭での健康観察や発熱時に登校を控える等については引き続きご協力お願いします。


今日の朝、登校してくる子どもたちから「マスクを外していいの?」と聞かれました。昨日今日はちょっと涼しいですが、これから夏に向かって気温が高くなってきます。熱中症にも気をつけて、マスクの着脱について子どもたちに指導していきます。

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今年度もよろしくお願いいたします。

令和4年度がスタートしました。新聞発表でご覧になった方もいらっしゃると思いますが、私は3月31日をもちまして定年退職いたしました。しかし、今年度から千葉県でスタートした再任用校長制度により引き続き本校で勤務することとなりました。今年もよろしくお願いいたします。
3年前、本校に着任した時に「チームウエスト、すべては西っ子の将来のために」を合言葉として学校・家庭・地域みんなが手を取り合って頑張っていきたい、とお話しました。その思いは今も変わりません。我孫子市では今年度から『学校運営協議会制度』が始まります。委員の皆様に支援をいただき、さらに「地域とともにある学校づくり」を進めていきたいと考えています。

今日は本校に異動してきた職員の着任式を行いました。12人の新しい職員がはいります。フレッシュなメンバーを加えて令和4年度のスタートです。今年もよろしくお願いします。

 

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招待状をいただきました。

2年1組から「桜まつりをします!」と言って招待状が届きました。


そして、今日がその本番です。教室を訪ねてみると、子どもたちは大盛り上がりですっかりお祭り気分です。ヨーヨー釣りやお面、花火などそれぞれ工夫した屋台が並んでいました。
2年生は2学期に「秋まつり」をしています。今年度のおわりに何か楽しいことをしたいと考えて、2組はまたお祭りをすることになったそうです。


担任の先生の話では、この日に向けてみんな自主的にいろいろ取り組んできたそうです。看板や衣装まで作って、みんな楽しそうに活動していました。2年生はクラス替えがあるので、3年生になるとクラスが別になってしまうお友だちもいます。今日の桜まつりがいい思い出になりそうです。

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新しいリーダーです。

令和4年度の児童会役員が決まり、校長室に挨拶に来ました。一人一人からどんな学校にしていきたいか聞いていったところ、それぞれ自分の思い描いている学校をしっかりと説明しました。今年度から継続して役員になっている子もいて、みんな自信を持った表情で力強く話してくれました。私からは、今年度も続けてきた挨拶に力を入れてほしいということを伝えました。西っ子みんなが、笑顔で挨拶を交わせるようにしてくれるといいなあと思っています。


卒業を祝う会の準備はすでに始まっており、今日来てくれた8人が中心となって進めています。今までの伝統を引き継ぎつつ、新しいカラーを打ち出してくれそうで、頼もしく感じました。

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1学期が終わりました

本日終業式を行い、1学期の教育活動が終わりました。子どもたちは夏休みに入ります。昨年度は20日ほどの期間でしたが、今年は通常通りの期間(42日)となります。


終業式に子どもたちに話しましたが、小学生の夏休みはちょっとワクワクします。大人になって振り返ってみても、夏休みの思い出というとまず小学生の頃です。虫とりをしたこと、釣りをしたこと、スイカを食べたこと、花火をしたこと等。今年の夏、西っ子たちには思い出に残る夏休みをすごしてほしいと思っています。
今学期も、常に感染予防対策を心がけながら教育活動を行ってきました。行事予定の変更等もありましたが、西っ子たちが元気に学校生活を送ることができたのも、保護者の方々や地域の方々にご協力いただいたおかげと感謝しております。本当にありがとうございます。2学期もこのような状況は続くのではないかと思いますが、できるかぎり体験の機会を確保していきたいと考えています。引き続き、ご理解の上ご協力をお願いいたします。

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気分は科学者

休み時間、校長室に遊びに来た2年生が、「次の時間理科室で勉強するんだよ」と言っています。2年生はまだ理科はやってないはずだけど・・・。
「なんの勉強するの?」
「算数だよ」「校長先生も来て!」と言われてさっそく理科室に向かいました。


2年生は「かさ」の勉強をしています。今日は、1Lと1dLの容器を使って実際に水のかさを量ってみるという授業でした。
2年生にとって理科室は慣れない空間なので、ちょっと緊張します。科学者になった気分で、いつもより真剣に勉強できました。


1dLの容器で1Lの容器に水を入れていくと、ちょうど10杯でいっぱいになり、1L=1dLが体感できました。この経験は、これからもきっと記憶に残っていることと思います。

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校長室探検!

1年生の生活科には「学校探検」という学習があります。学校にどんな教室や施設があって、それが自分たちとどのように関わっているかを学ぶ学習です。毎年恒例でこの学習は2年生が1年生を案内するという形をとっています。特別教室の一つとして、今日は校長室にも探検に来ました。


1年生は部屋に中を珍しそうに観察しています。棚に飾ってある化石や鳥の剥製など見て「これなあに?」「生きてるの?」と質問する子や、机にパソコンがあるのを見て「ゲームしてるの?」と聞いてくる子もいます。案内している2年生の中には、よく校長室に遊びに来ている子もいて、しっかりと解説してくれました。

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重さはどうなるかな??

今日は3年生の2学級で理科の授業をさせていただきました。単元は「ものの形と重さ」です。
子どもたちはここまで「物の重さは形を変えても変わらない」「体積が同じでもものによって重さがちがう」ということを学習しています。それを踏まえて発展的な学習をしました。
上皿秤に水を入れた容器と木片を乗せ、重さをはかります。そのまま木片を水に浮かべると全体の重さは変化するだろうかという問題です。


水と木片を一緒に上皿秤に乗せてから、秤の目盛りを隠します。そして木片をそっと水に浮かべました。目盛りはどうなるでしょうか?
「浮かべたってはかりの上だから重さは変わらない」
「浮かんでいて水の上に出ている部分は重さがないから軽くなる」
「木は水を吸って重くなるから、重くなる」
「木が水を吸っても、その水ははじめからあるものだから重さは変わらない」
「水に入ったときなどに体が軽く感じたことがあるから軽くなる」
「お風呂に入るとお湯が上がってくる。その分重くなって結局変わらない」
様々な意見が出てきました。お友だちの考えを聞いているうちに
「わからなくなった!」
「まよってきた!」
という声もあがりました。この間、頭の中はものすごくアクティブに活動していたことでしょう。子どもたちの表情をみていて、よくわかりました。
いよいよ答え合わせです。
3,2,1!。目盛りを隠していた紙をはがすと・・・・


目盛りは全然動いていませんでした。重さは変化しなかったのです。
「やっぱり変わらなかった!!」子どもたちは、ここで重さが変化しないことを改めて学びました。
質量保存の考え方は科学を学習していくうえでとても重要なものです。3年生の学習からスタートするので、ここでしっかり身につけること大切と考えています。学年が上がっていくにしたがって、水に溶かした時に重さが保存されることや、化学変化の前後の重さの違いの学習などにつながっていきます。今日の学習がこれからの理科学習や生活にいかされていくといいなあと思いました。
3年生の皆さん、ありがとうございました。

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