校長室から(令和3年度)
校内風景(4月30日)
大型連休の谷間の1日ですが、朝から爽やかな快晴で、児童たちは元気に過ごしています。本日は昼前から出張で校外に出る予定のため、登校時や始業前の教室、そして1時間目の様子を駆け足で撮ってきました。
昇降口での登校の様子です。
始業前の教室の様子です。3年生の教室には、羽化を待つモンシロチョウの蛹がたくさん置いてありした。
1時間目の様子です。なかよし学級では、合同で学級開きのレクレーション会を行っていました。5・6年生の児童たちの活躍がとても頼もしく、1~4年生の面倒をよく見ていました。
音楽室では、6年生がリコーダーの練習をしていました。感染防止のため、半分ずつ交代で演奏しています。
5年生は、6月の林間学校に向けて、このGW中に家庭でカレーを作ってみることが宿題として課せられているそうです。現在、学校での調理実習を控えているため、今日の授業では道具の準備や片づけの練習だけの実習なのだそうですが、それでも児童たちはみんな真剣に取り組んでいてとても感心しました。
2年生と1年生の教室の様子です。
校内風景(4月28日)
今日の1時間目に、1年生が「校内探検」を行いました。2年生の児童たちが、ペアを組む1年生を連れて校内のさまざまな場所を案内して回りました。1年生の楽しそうな笑顔と共に目についたのは、2年生の頼もしいエスコートぶりです。校長室にやって来た児童たちの姿を見ていると、首に掛けた大きなボードに挟んである行動計画を確認しながら、まるでツアー添乗員のように丁寧に説明をして、時間を気にしながら1年生の手を引いて次の場所へと移動していきました。昨年の校内探検で校長室のソファーに嬉しそうに座っていた彼らが、今では立派に1年生を案内している姿を見ていたら、この1年間の成長が改めて感じられてとても嬉しい気持ちになりました。
2時間目の3年生の授業です。英語の授業中で、ALTの先生と一緒に国旗を使って国名の発音練習をしていました。
同じ2時間目の4年生の様子です。国語と社会科の授業中でした。4年生は、教室が3階から4階へと移って、毎日5・6年生と同じフロアーで過ごしているせいか、この一月でだいぶ大人になったような印象があります。授業を受ける姿を見ていても、落ち着きと集中力がより一層増してきたように感じられ、2年生と同じように日々逞しく成長していることをとても嬉しく思います。
1年生を迎える会
今日の3時間目に、児童会が主催した「1年生を迎える会」を開きました。この会は、2~6年生の児童たちが、さまざまな企画を通じて新入生を歓迎する楽しい集いです。
まず初めに、朝の会の時間に5年生の児童たちが1年生の教室を訪れて、一人ひとりにメッセージが記された手作りのメダルを贈りました。
そして、3時間目に体育館で開かれた「迎える会」では、新入生一人ひとりが、6年生と手を繋ぎながら、3年生が作る花のアーチを潜って入場します。そして、台の上で自分の名前を大きな声で言ってから席に向かいました。
最初に「一緒に歌おう」という曲を全員で歌いました。全校児童が一緒になって歌うのはこれが初めての機会です。続いて、2年生の児童たちが昨年の運動会で踊ったダンスをプレゼントしました。久しぶりに踊りましたが、完璧な振り付けでキレキレのダンスを披露して大きな拍手をもらいました。
続いて、児童会の役員たちが、東小クイズや片足立ちゲームなどの楽しい企画で会を盛り上げてくれました。
最後に、1年生の児童たちが、お礼の気持ちを込めて覚えたばかりの校歌を元気いっぱいに歌ってくれました。
校内風景(4月26日)
今日の2時間目の様子です。1年生の教室では算数の授業を行っていました。数え方について学習しているようです。
3年生の教室では、国語と社会の授業を行っていました。国語の課題は「発見ノートを作ろう」、社会は我孫子の公共施設を調べる学習をしていました。昨年度からそうでしたが、3年生の児童たちは授業中の集中力がとても高いです。
コンピューター室の前を通りがかると、室内で5年生の児童たちが、PCを駆使して6月に実施を予定している林間学校で訪れる施設や活動について調べていました。現在、コロナウイルスの感染が再度拡がっていますが、それが落ち着いて無事に実施できることを願うばかりです。
校内風景(4月23日)
本日は、出張で日中校外に出ていましたので、朝の1年生の登校風景を紹介します。
朝の登校の様子を見ていると、一人ひとり登校時の様子はさまざまです。1年生ではありませんが、毎日誰よりも元気な声で挨拶をしていた児童が、ある朝黙って下を向いたまま教室に向かっていったことがありました。そのようなときは、「具合でも悪いの?」「朝ごはん食べてきた?」などと一声かけるようにしていますが、それ以上は敢えて深く聞かないようにしてます。後で担任からその日の様子を聞いて、必要だと判断したときは面接をしてもらうこともありますが、その児童が自分から話すのを待つこともあります。年齢に応じて「自分で考える力」を付けさせることも学校の大切な役割だと考えるからです。
1年生の児童たちも、すでに登校時の姿は十人十色です。すっかり学校生活のペースに慣れて足早に教室に向かう児童。兄や姉に手を引かれながら毎朝仲良く登校する児童。一方で、不安な気持ちから昇降口で足が止まってしまう児童や、登校時は元気だったのに教室に入ってから急に泣き出してしまう児童もいます。
当たりまえのことですが、一人ひとり表情や体の大きさが違うように、学校に慣れるまでの時間や道のりも個人で異なります。したがって、登校を渋ったり、不安な気持ちを抑えられなかったり、急に泣き出してしまったりすることも、特別なことだとは捉えず、成長する過程で誰もが通る道だと思って対応しています。もちろん、自分の力だけで乗り越えられないときは周囲のサポートが必要ですが、その過程で、周囲の温かい励ましに触れることや、時にはすぐに手を貸さず、自分でどうすればよいのかを考えることなども経験させていきたいと思っています。
先日も、他の学年で、友達のことを叩いてしまったり、物を壊してしまったりしたトラブルがありました。そのようなときも、理由や原因を十分に聞いた後で、「なぜ」してしまったのか、「どうすれば」よかったのか、この後「どうするべき」なのか、じっくり考えさせることも大切だと考えます。困難やトラブルに直面した時こそ自分が成長できるチャンス、児童たちにもそのような思いを持たせるような指導を全職員で心掛けていきたいと思います。