校長室から(令和3年度)

校内風景(6月2日)

 昨日の5・6時間目、体育館で6年生が2クラス合同のバスケットボール大会を開催しました。各学級から4チームずつ出場し、予選リーグ戦の後、順位決定戦を行いました。男女混合チームでしたが、どのチームも試合中はよく声が出ていて、全力でフェアな戦いをくりひろげていました。ある程度の技能がないと得点を上げるのが難しい競技ですが、6年生の児童たちは決して諦めたり手を抜いたりすることなく、最後まで仲間と共に力を尽くす姿勢を失わないので、見ていてとても気分が良いです。後で静止画を写真にして載せようと動画で撮ってきたのですが、動画の方がより雰囲気が伝わると思いましたので、4分程度の長さに編集したものを掲載します。なお、すべての試合を撮影することができませんでしたので、映っている児童に偏りがあると思いますがご勘弁ください。

 本日の3時間目に3年生の教室で行われていた理科の授業の様子です。「昆虫はどのように成長していくのだろう」という学習課題です。モンシロチョウとトノサマバッタについて、それぞれが卵から成虫なるまでの過程を比較して、特徴を捉える学習です。3年生は、つい先日まで、モンシロチョウが幼虫から成虫になるまでの様子を、教室で実物を飼育しながら観察してきましたので、細かい部分にまで考察が及んでいました。

 本日の4時間目、昨日に続いて2年生のもう一つの学級でも鉄棒の技を披露する授業を行っていましたので、その様子を紹介します。今日は高度な技に挑戦する児童が多く、空中前回りや空中逆上がりを成功させていた児童もいました。

校内風景(6月1日)

 今日から6月です。朝の始業前に体育館で全校朝礼を行いました。5年生の児童が、雨の日の過ごし方に関する生活目標を発表しました。また、6年生の生活委員からは、本校挨拶運動のマスコットキャラクターの紹介がありました。黄色い方が「メガフォン君」、青い方が「スピーカー君」です。

 2時間目のなかよし学級の教室です。高学年の男子児童たちが、算数の学習に熱心に取り組んでいました。

 同じ2時間目、1年生の教室から楽しそうな声が聞こえてきました。見に行くと、図工の授業中でした。黒板には「ひかりのくにのなかまたち」と書かれてあります。カラフルなセロファンの紙を切ったり貼ったりして、自由に好きなものを作っているようです。終わった児童の中には、紙粘土で新たな作品の制作に取り組む姿も見られました。

 4時間目、校庭の鉄棒で、2年生が技の発表会を行っていました。最初にどんな技を披露するのかを言葉で伝え、実演後にフィニッシュのポーズを決めて終わる、というのがルールです。最後は担任もきれいに技を決め、児童たちから温かい拍手をもらっていました。

校内風景(5月31日)

 早いもので、今日で5月も終わりです。まずは今朝の登校時の光景からです。

 今朝、5名のボランティアの方が、正門前の花壇に苗を植えてくださいました。うち2名は、この春に卒業した昨年度の6年生の保護者の方です。ご多用の中、そして暑い中をありがとうございました。

 今週末に予定していた学習参観を中止としましたので、その代わりに、今週は授業の様子をできるだけ多く紹介していきたいと思います。

 最初は、なかよし学級での算数の授業の様子です。少人数の授業ながら、返事や発表などがしっかりとできていて、学ぶ姿勢が感じられる授業でした。

 2時間目の4年生の教室です。タブレットPCを使った授業を行っていました。先週に校内の回線工事がすべて終了し、現在では児童一人ひとりのPCがすぐにネットに繋がるようになり、より快適な環境で学習できるようになりました。

 棚から自席にPCを運び、どの児童も慣れた手つきでたちあげます。するとPCが自動的にネット回線に接続します。さっそく、先週金曜日にこのページ記事に掲載したこの学級のハードルの授業の写真を見ている児童がいました。

 授業の課題は、ワード(ワープロソフト)とパワーポイント(プレゼンテーションソフト)の使い方です。4年生にしてはとてもレベルが高い課題だと思いましたが、さすが現代っ子だけあって理解するのがとても早いです。

 同じ2時間目、2つ隣の5年生の学級でもタブレットPCを使った授業を行っていました。こちらは、今夏に東京で開催されるパラリンピックについて調べる課題で、自分のPCからネットにアクセスし、瞬時に様々な情報を集めることができるため、レポートにまとめる作業もたいへんはかどっていました。

校内風景(5月28日)

 今朝の登校時、昇降口で木の実のようなものを食べている児童を見かけたので何なのか聞いてみたところ、藤棚のところに自生している「グミの実」でした。児童たちはそう呼んでいますが、調べてみたところグミの実ではなく、どうやら「ヤマグワ」と呼ばれる実のようです。他にも、拾ってきたヤマグワの実を大事そうに手に持って登校してきた児童もいましたので、とりあえず食べないように注意を与え、可哀そうでしたが外に置いてくるように伝えました。

 詳しい実態を掴むため、近くにいた2年生の児童たちに聞いてみたところ、「食べている人たくさんいるよ」「少し酸っぱいけど美味しいって言ってたよ」「食べなよって言われたけどボクは食べなかったよ」などなど、直ぐに多くの情報が集まりました。どうやらかなり多くの児童たちが日ごろからこの実を食しているようです。この令和の時代に何とも逞しい児童たちですが、しかしながら(もし洗わずに食べていたとすれば)、雨水にさらされ、しかも地面に落ちた実を口に入れることは、衛生上良くないことは言うまでもありません。早急に注意喚起が必要だと思い、さっそく朝の会で放送を通じて全校児童に食べないように伝えました。念のためご家庭でも注意を促してください。

 ※ネットで見つけた記事から抜粋しました。

   

ヤマグワ

クワ科クワ属、日本全国に分布する落葉高木。
初夏に黒紫色の実を付けます。食べると口の中が真っ赤に染まって、これを食べたことが直ぐ分かってしまい、親に怒られたものです。横文字で言うとマルベリーでアントシアンがたくさん含まれているそうです。

 

 校庭にヤマグワの木の写真を撮りに行ったついでに、他の植物も撮ってきました。

 1年生のアサガオです。だいぶ芽が生長してきました。

 2年生のミニトマトです。早くも緑色の小さな実がついている鉢もあります。

 3年生のホウセンカです。こちらも葉が大きく育ってきました。

 外から調理室を覗いてみると、中で調理員の皆さんが給食を作ってくださっています。その様子をこっそり撮らせてもらいました。

 校庭の片隅では、4年生がハードル走の学習をしていました。今日は朝から日差しが強く、気温も上がる予報が出ています。1時間目はまだ爽やかな陽気ですが、昼頃にかけてかなり暑くなりそうです。

 昨日、大阪の小学校5年生の児童が体育の授業中に亡くなった事故が報道されていました。たいへん悲しい事故であり、亡くなった児童のご冥福をお祈りいたします。その報道の中で、マスク着用の因果関係が取り上げられていましたので、保護者の皆様もご心配されているのではないかと思います。

 本校でも、先週あたりから、部活動や体育の授業、休み時間の後などに、軽い体調不良を訴える児童が目立ってきたと養護教諭から報告がありました。そこで、先日、生徒指導に関する会議を持ち、マスクの着用について、ウイルスの感染防止よりも熱中症対策の方に重きを置いたルールを再度指導することを確認しました。具体的には、文科省のガイドラインに沿って昨年度の夏に指導したルールを再度適用し、「苦しければ外しても良い」ではなく、部活動や体育の授業のとき、休み時間に校庭で遊ぶとき、登下校時に他者と距離があるときは、「マスクを外す」こととし、話をするとき、気になるときには「着用しても良い」という指示に変えていきます。もちろん、マスクを外したときは相手と距離が近い状態で大声を出さない、といったマナーは引き続き守らせたいと思います。手洗いの励行と共にご家庭でも引き続きご指導くださいますようお願いいたします。

校内風景(5月27日)

 今日は、1時間目から6年生が「全国学力学習状況調査」を実施しています。

 中央階段踊り場で見つけた掲示物です。なかなかの難問です。

 1時間目、1年生の教室は音楽の授業中です。手拍子や体の動きを使ってリズムを取りながら「カタツムリ」の曲を元気よく歌っていました。

 同じ1時間目の2年生の教室です。どちらの学級も算数の授業中です。物差しの目盛りの読み方や、実際に使ってみていろいろなものの長さを測る学習をしていました。