校長室から(令和3年度)
3・5年生が歯磨き指導を受けました
今日は朝から日差しが眩しくてきれいな青空が広がっていますが、やや強めの冷たい風が吹いています。朝のニュースでは、今日の北風が木枯らし1号になるかもしれないと言っていました。この数日間で季節が一気に進んだような気がします。カゼや体調不良で欠席する児童も急に増えてきました。運動会も近いですので、毎日の体調管理に加え、十分な食事や睡眠も大切にしたいと思います。
今朝、校庭で応援団がエール交換の練習をしていました。今年度の運動会は、赤白どちらの組も女子児童が団長を務めます。運動会で女性が団長の応援団を見るのは私は初めてですが、今朝の練習を見ていると、動きや声にも迫力があって、とてもカッコイイなという印象を受けました。様々な分野で女性の進出や活躍が目立ってきていますので、学校の運動会でも今後はこのような光景が数多く見られるようになると思います。
今年度の運動会のスローガンは、「ぬかれても 勝ち負けなしに 前をむけ!」です。児童たちが考えて決めたものですが、とても素敵なスローガンだと思っています。結果を出すこと以上に「全力で勝負すること」が大切だと思える東小の児童たちをとても誇りに思います。
中央階段踊り場の5年生の掲示板に、来週の運動会に向けた一人ひとりの意気込みが貼られています。思わず足を止めて1枚ずつじっくりと目を通しましたが、運動会にかける思いが伝わって来ました。「全力で」という言葉を用いて自分のやる気や本気を表現している児童が目立ちました。勝ち負け以上に、自分が納得できるように精一杯取り組みたいという気持ちがあるからだと思います。普段は自分の思いを言葉や姿で積極的に表現する機会がそれほど多くない5年生の児童たちですが、このような熱い気持ちで心の準備ができていることを知ってとてもうれしいです。
本日、3年生と5年生の各教室で「歯磨き指導」がありました。市の教育委員会の職員で、歯科衛生士でもある講師の方が来校し、各教室で1時間ずつ授業を行いました。3年生の授業では、よく噛むことが体にも良いことを、5年生の授業では、歯肉炎等を予防するための歯の磨き方を中心に学習をしました。例年なら、実際にブラシを使って磨き方を練習したり、特別な薬品を使って磨き残しやプラークを視覚化したりする活動もあるのですが、感染防止のため残念ながら今年度は講義のみとなりました。
(3年生)
(5年生)
5時間目の校庭で、5・6年生がフラッグダンスの練習をしている様子を3階廊下から撮りました。今日は風が強いので、手にしたフラッグがみんな同じ方向に棚引いてとてもきれいです。西の方角(サッカーゴールの延長線上)に、雲で大部分が隠れてしまっていますが、富士山の裾野が見えます。
移動図書館がやって来ました
昨夜、職員室から最も近い教室から沖縄民謡のようなメロディーが聞こえてきました。何事だろうと思って中を覗いてみると、3・4年生の職員が、運動会のエイサーの練習中です。テレビ画面に映し出されたお手本を確認しながら教室内をぐるぐると歩き回り、何度も動き方や振り付けを練習していました。邪魔をしてはいけないと思い、声を掛けずに写真だけを撮って教室を後にしましたが、おそらく、これからは実際に手に太鼓を持って踊る練習が始まるようなので、事前に予習をしていたのだと思います。
3・4年生のみんな。先生たちも君たちの知らないところでこうやってがんばっているんだよ。
そして今日の5時間目、校庭での練習の様子です。
2時間目に体育館で行われていた1・2年生のダンス練習の様子です。1・2年生共に、見る度に手足の振りや動きが上手になっています。そして、みんな明るい表情でとても楽しそうに踊っているので、見ているこちらも楽しくなってくるようなダンスでした。
体育館を出た後に、なかよし学級の各教室を回ってきました。今日はかなり気温が下がっていて、感染防止で換気をするために少しだけ開けた窓ガラスから冷たい風が入って来ます。暖房をかけていますが、校舎内でもかなり寒さを感じます。その寒さにも負けず、みんな一生懸命に学習に取り組んでいます。
本日、昼食の時間を挟んで、我孫子市の移動図書館「そよかぜ号」が昇降口前に来てくれました。好きな本を借りることができるのも嬉しいのですが、めったに目にする機会がないこのような「働く車」を直に見ることができるのも楽しいと思います。早速4時間目に2年生の児童たちが本を借りにやってきました。
今日の昼休み、夏休み科学作品展の出展作品の中から市の「手賀沼賞」に選ばれた本校5年生の児童に対して、我孫子市環境レンジャーの方がわざわざ来校して校長室で表彰をしてくださいました。表彰を受けた作品は「手賀沼の生き物たち」で、彼女のレポートの一部がポスターとなって飾られました。今日は、そのポスターも頂くことができましたので、早速校内に掲示したいと思います。
表彰が終わり、お客様を見送った後校長室に戻ると、昨日の昼休みに大いに羽目を外して帰った3年生の男子児童たちが再び校長室にやって来ました。そして、なぜか手に箒と塵取りを持っていて、すぐに室内を掃き始めました。もしかして昨日の件を反省しているのかと思い、「お詫びの気持ちで掃除をしに来たの?」と聞いたら、「いや、ただ掃除がしたくて来ました」との答え。このHPに写真を載せてしまったので、もしかしたら家で叱られでもしたのかなと少し心配になりましたが、それ以上は敢えて聞きませんでした。
しかし、しばらくすると、(今日は写真を載せませんが)冷蔵庫を開けたり、歴代校長の写真を指して「この人たちまだ生きているの?」などと聞いてきたり、いつもの元気な姿に戻っていきましたので、心配する必要はなかったようです。それでも、最後まで手はしっかりと動かしていましたので、おかげで床がとてもきれいになりました。
羽目を外すにも程がある?
今日からまた新しい週が始まります。運動会まであと2週間です。市内他の小学校ではすでに運動会が終わっていますので、今年は本校が殿(しんがり)となります。本番に向けて、今朝の体育館では、赤白両軍の応援団が元気に声を出して応援の練習をする姿を見かけました。6年生が、4・5年生の団員に応援の掛け声や振り付けを丁寧に指導してくれていました。いよいよ運動会までのカウントダウンが始まります。
今日は出張のため日中不在でしたので、児童たちの学習の様子を見に行くことができませんでした。代わりに先週金曜日の昼休みの出来事を紹介します。
この日も2名の1年生の女子児童が校長室にやって来ました。すると、たまたま職員室前にいた3年生の集団が、1年生が校長室に入っていく姿を見て、口々に「入ってもいいのかよ?」と囁きながら扉の所から中を覗き込んでいます。「先生がいるときなら入ってもいいぞ」と伝えると、その一団も恐る恐る室内に入ってきました。彼らにとってみれば、校長室なんて入学直後の「学校探検」のときぐらいしか来たことがなく、その後も何か特別に良いことか悪いことでもしない限り入る機会のない場所だと思います。最初はやや緊張気味にソファーや椅子に座ってみたり、中をきょろきょろ見回したりしていました。
しかし、さすがにやんちゃ盛りの3年生です。その緊張感もあっという間にどこかに消え去ってしまい、まるで自分の部屋にいるかのようなリラックスモードに変身してしまいした。「遠慮」とか「緊張」という感情から解き放された後は、ご覧の通りの様子です。挙句の果てには、「かってにさわっちゃいけないんだよ!」と1年生の女の子から注意まで受けてしまいました。
実を言いますと、この写真を載せることに最初は少し抵抗がありました。なぜなら、「羽目を外すにも程があるのではないか?」と不快に思われる方も少なからずいらっしゃると思ったからです。なので、少し説明を加えておきますと、この3年生の児童たちとは日頃からコミュニケーションをとる機会が多く、どの程度まで自由にさせて大丈夫なのかある程度予測ができましたので、あまり心配することなく放っておくことができました。そして、もし羽目を外しすぎたとしても、「それ以上はダメだよ」と一言注意すれば、みんな素直に理解できる児童たちです。いずれにしても、校長室という少し不気味な部屋に入って、目の前に大きなソファーや大袈裟な机が置いてあれば、座ったり飛び込んだりしてみたくなる気持ちは十分わかりますし、小学生としてそれが素直で当たり前の反応だと思います。また、彼らは将来この日本を背負っていく子どもたちですから、これぐらいの逞しさも時には必要だと思っています。ただし、東小の児童たちすべてが、このように羽目を外すことが得意だというわけではありませんので、そこは最後に付け加えておきます。
授業風景いろいろ
今日は、1時間目に3~6年生の教室を回ってきましたので、その様子を紹介していきます。ただし、教室に入っても授業の流れや雰囲気を壊さないように撮影を控える場合もあります。そのため、今日も訪れたすべての学級を紹介することができませんでしたのでご理解ください。
6年生の教室です。算数と国語の授業です。6年生は、いつ見にきても教室内の児童全員が授業に集中できています。
5年生の教室です。算数の授業です。どの児童も丁寧にノートを書いていました。
4年生の教室です。どちらの学級も国語の授業です。
3年生の教室です。社会科の授業だと思うのですが、スーパーマーケットに関する壁新聞づくりをしていました。この学級を出たところで1時間目が終わってしまいました。
2時間目の校庭では、5・6年生が表現種目の中で披露するフラッグの練習をしていましたので、校舎の4階から撮影してみました。今日が初めての練習だと聞きましたが、動きが揃っていてとてもきれいです。その美しさが写真ではなかなか伝わらないと思いますので、本番の演技にどうぞご期待ください。
鬼ごっこ
2時間目終了後の業間の時間に、突然校長室の扉がガラッと開いて1年生の女子児童が飛び込んできました。一瞬何ごとかと驚きましたが、「校長先生、かくれさせてください!」という言葉とその様子から、どうやら彼女は「鬼ごっこ」の最中で、鬼から逃げている「逃げ子」のようです。真夏のゲリラ豪雨のように突然降ってきたこの状況からひとまず退避するために、とりあえず部屋の隅に移動して写真を撮りながらやり過ごすことにしました。この時の状況を(一部勝手に)セリフを添えて説明すると…
「こーちょーせんせー、かくれさせて~」
そこに、鬼が登場。「このへやににげたのはわかってるんだ」 「つくえのしたがあやしいな~」
「やっぱりいたぞ」 「み~つけた!」
「もうにげられないぞ!」「つかまりたくな~い!」
「どこににげたのかな…」 「みつけたぞ!」「こないで~!」
「まて~!」「にげろ~!」
このような感じでした。最後の2枚の写真は、廊下を走ってはいけない、と普段から指導されているので、鬼も逃げ子もまるで競歩の選手のように早歩きで追いかけっこをしていた姿が何とも微笑ましかったです。
それにしても、このような出来事に対して今後どのように対応するべきなのか、児童たちが授業で行っているように「ふりかえり」をしておきたいと思います。「校長室は遊ぶところじゃないぞ!」ときつく叱るべきなのか、或いは、校長室の敷居の低さをむしろ喜ぶべきなのか、正直悩むところではあります。しかし、本校の学校教育目標は「精一杯遊び~」という言葉から始まります。日ごろから児童たちの元気で明るい声が絶えない学校を目指していますので、しばらくの間は後者の立場で見守ることにします。もちろん、最低限の礼儀やマナー、ケガの防止等に反する行為が見られるようであれば、ゲリラ豪雨以上の雷雨となって激しいカミナリを落とす必要が生じるかもしれません。しかし、今日の「鬼」と「逃げ子」の1年生も、授業中は毎日真面目に学習に取り組んでおり、それ以外の活動でも意欲的に努力する姿をよく見かける児童たちです。時と場に応じて必要な形でけじめをつけられれば、それでよいのではないかと考えます。
1時間目に、久しぶりに5年生の教室を見てきました。最初の学級は国語の授業中で、熟語の学習をしていました。「人造」という熟語の意味を理解させるために、担任が「『人造人間』って聞いたことある?『仮面ライダー』とか…」と説明していましたが、児童たちの反応はやや薄かったようです。絶大な人気を誇った昭和の人気キャラクターも、すでに過去のものとなってしまったのでしょうか。少し寂しい気がします。
隣の学級では英語の授業が行われていました。in~、on~、by~など、いろいろな「前置詞」の使い方を練習していました。前置詞は日常会話でも使われる頻度が高い言葉なので、使い方をマスターすれば英語に対する理解がより進むと思います。
3時間目、校庭とは逆の、ふだんは人気(ひとけ)が少ない森側の方から児童たちの声が聞こえてきました。ベランダから覗いてみると、3年生の児童たちが外に出て何かを探していました。数日前に校舎内の消防設備を探していた学級です。今日は校舎外の消防設備をみんなで探しているのだそうです。