校長室より
保健体育、英語の授業の様子(1年)
今日は3年生は中学校最後の到達度テスト1日目です。今週は茨城県と千葉県公立高校の出願もあり大変ですが、一つ一つ乗り越えられるよう、支援していきたいと思います。
今は知識を身に付けることで終わらず、自分たちでそれをどう生かすかが求められています。保健体育の1-3,4女子の授業(上3つの写真)では、女子はバレーボールを体育館でやっていました。授業で準備体操をする場面を見たところ、「自分たちで考えた準備体操を行いましょう。どんどん表現していこう。」と小林先生が声をかけスタートしました。グループ毎に考えた準備運動をしていて、お互いに声をかけたりもしていました。創作活動を取り入れた準備体操はやっていて、楽しそうでした。
1-3,4男子の授業(下左)では、「異性の尊重と性情報への対処」について、「自分の感情とどう向き合っていけばよいか」という課題で、心と体が変わる思春期の向き合い方を生徒とともに考えていました。生徒達も真剣に反応していました。1-5英語の授業(下中)では英作文を行っていて、クリスティーナ先生が自分の好きなことをどう表現したらよいかを会話を通して生徒と考えていました。"Do you play inside or outside?"などと聞くと、"Inside." "What's the point?"と先生が訪ねると 「家は涼しい。」などと日本語で答え、先生が"How do you say 涼しい in English?" "Cool."などとスムーズなやりとりがありました。鈴木啓先生も英語の書く力をつけていきたいと考えています。最後の下右の写真は、日本ユネスコ協会副会長の野口昇先生に「職業人講話」で来ていただいた際に、学校に寄贈していただいた本で、図書室に置かせてもらっています。生徒にぜひ読んでもらいたいと思います。
授業の様子(1年、2年、2-7道徳)
2月5日(金)は嬉しい場面がたくさんありました。その様子をお伝えしたいと思います。
朝学校が始まる前に、中島先生が掃除をしてくれていました。気持ちの良い昇降口で子どもたちを迎えようという優しい思いから、いつもやってくれています。加わって一緒にほうきで掃いていたところ、1年生の生徒が「私たちも手伝っていいですか。」と声をかけてくれ、一緒に掃除をしてくれました。白山中学校には「ありがとうございます。」と言ってくれたり、手伝ってくれたりしてくれる素敵な生徒がいて、いつも感謝しています。
授業が始まって見に行くと、1-1数学の授業(左上)では担任の太田先生が「統計資料の読み方」について具体的なデータを元に生徒に考える授業を行っていました。また1-2理科の授業(上中)では日暮先生が地震や津波などのしくみをファイルを使ってわかりやすく説明して、どちらの授業も生徒達は今まで当たり前に思ってきたことを違う見方で考える方法を学び真剣に聞いて、考えていました。
1-4道徳(右上)の授業では、「国際理解するとはどういうことか」について考え、「今まで他の人のことだと考えてきたけれども、自分でできることはないかと考えるようになった。」という意見が出されたりして、考えが変わる機会になったようです。左下の写真は、生徒会で今、白山中キャラクターの「シロヤマさん」作者の後継者を探す取り組みをしていて、各階のところにちらしをおいているところです。生徒会も積極的にどんどん行動していってくれています!
下中央、右下の写真は3-4理科の授業で「放射線とは何か」について、「放射線読本」や資料などを使って、みんなでどんどん調べてまとめていっていました。3年生の前向きさは素晴らしいです!
また、2-3数学(左上)では、松川先生の授業で等積変形について考える課題が出され、皆で解決していっていました。2-5英語(上中)では「観光地を紹介しよう」という題で自分の気に入った場所を今まで習った表現を使い、鈴木啓先生やクリスティーナ先生に質問をしたり、お互いに聞きあったりして積極的に英文を作っていました。読んでいて、面白い内容ばかりでした!
また、2-7道徳授業では、大澤先生が「命のバトン」という題で、生きていることの奇跡、命を繋ぐことの意味を考える授業を行いました。市教委の村越指導主事も参観にいらっしゃいました。最初、赤ちゃん人形を生徒達はなんとなく抱いているところからスタートしました。そして、授業の中で「コウノトリ」というドラマの最終話、お母さんの命と赤ちゃんの命の両方を救えるかという場面を視聴し、子どもを産むことの大変さや産まれることの喜びを感じました。その後、抱っこすると赤ちゃん人形への抱き方は変わってきました。生きている人のような大切さを感じながら・・・。最後に本物の赤ちゃんを抱いて先生が現れ、皆もっと感動を感じました。生きていることのうれしさ、喜びを分かち合う場面でもありました。命の大切さを肌で感じる授業で、子どもたちもきっと産んでくれた親に感謝したのではないでしょうか。授業後は、子どもたちは赤ちゃんの周りに集まり、「かわいい!」と抱っこしていました。とても感動を感じた授業でした。
職員「若手研修会」を行いました。
2月3日(水)に、若手研リーダーの菊池先生の下、5年目以下の先生方を中心とする研修会を行いました。昨年は若手の先生たちが集まって、学級作りや授業などについて学習会を行っていましたが、今年は実施が難しく今回が2回目です。
お題は「新年度に向けた学級活動の在り方」で、学級レクや保護者会の持ち方などについて、一人ずつ話し、最後にお互いに意見を交換しました。今は時間が限られていますが、生徒同士が楽しめる企画や保護者会をどのように進めるとよいかなどについて、保護者の立場の先生からやお互いの経験談を聞いて学びました。
最後に担当の菊池先生から、「学級作りが、楽しい学校生活を実現するのにとても大切です。」という学び合いの継続の声かけがありました。また、「この電気も税金から払われています。学校の先生が普段意識しないことがある。時間や健康も同様でとても大切だ。健康あっての私たちの仕事なので意識していきましょう。」という声かけがありました。様々な学びがあった会となりました。本校では「学び続ける教師」ということを目標の一つにしています。授業でも、生徒同士の学び合いを大切にしていますが、私たちも大切にしていきたいと思います。
「十年後の私」のスピーチ・PART2(3-5にて)
今日は3年5組で「十年後の私」のスピーチ発表を行っていました。一人一人の発表がすばらしく、ずっと教室で聞かせてもらいました。
普段の授業で、3年5組は教え合いなどでよく声をかけあっています。今日はスピーチ発表。皆緊張しながらも自分の考えをしっかり伝えていました。仲間の主張を受け止めていたところも印象的でした。
発表は、十年後の自分がどんなことをしているか。建築、介護、学校の先生、青年協力隊、イラストレーター、アミューズメントパークやアニメ関係の仕事等々、多岐にわたって、皆自分が何をやりたいかを持っていました。各自夢を持った経緯があって、「停電やエレベーターが止まるなどが当たり前の生活を海外で経験した。日本の安全な建物や設備を他国で実現したい。」「介護の仕事を体験して、人が足りないということから、自分が役に立とうと思う。」「好きなものに、関わっていく仕事がしたい。」「授業で教え合いをしていて、人に教えるのが楽しかった。先生になりたいと思った。」「ゲームは誰もが楽しめる。ゲームで人を幸せに出来たら嬉しい。」「家族の夢を自分が実現したい。」という話をしていました。
国語科担当の石垣先生は、「自分の夢を自由に他の人に伝えよう。2年間一緒に過ごしてきた仲間だからこそ、お互いの夢を自由に語り合う場にしよう。」と最初に声かけをしたそうです。だからこそ、勇気を持って自分の夢を語ることができ、他の人の頑張って発表している姿を馬鹿にしている人は誰もいませんでした。素敵な時間を過ごしているひとときをご紹介しました。
授業の様子や廊下の掲示物について
今日は節分で明日から立春。春が近くまで来ていると感じられる昼間の陽気でした。
昨日は寒かったのですが、校庭で行っていた1年生体育の授業では生徒たちが元気に走ったり、縄跳びを跳んだりしていました。縄跳びでは二重跳びやハヤブサをビュンビュンと跳んでいて、できた種目の結果をカードに書き込んでいました。寒くないか聞いても、「走っているので温かいです。」と答えてくれ、こちらまで元気になりました。
先日紹介した2年生の廊下掲示物ですが、今日見ると国語の「百人一首新聞」と理科のテストの結果表に変わっていました。国語科の中島先生によると、30年前の生徒が作った「和歌新聞」を子どもたちに紹介し、取り組んだそうです。出来映えの方はその頃の生徒と遜色ないそうです。昔は土曜日も学校があり、今は昔ほど時間が取れないですが、生徒たちは先輩たちのいい手本を見て、頑張りました。絵を描いたり色を付けて美しく味わいのある新聞になりました。
また、理科は他クラスの作ったテストを解き、その結果が出されています。下の写真の6組は7組のテスト(30点満点)をやった結果で、生徒は「難しいな」と言っていたそうです。こうやってお互いに競い合うのも面白いことですね。
2年2組と2年7組の教室では帰りの会を進めていて、中では学習委員が忘れ物調べをしていました。どちらも和気あいあいとしたムードで、3年生を送る会の練習後でしたが爽やかに進めていました。3年生を送る会の練習はダンス、背景、小道具や大道具、そして演技を進めていますが、生き生きと生徒が動いている姿が見られます。
「十年後の私」のスピーチ(3-3にて)
今日は3年3組で、「十年後の私」のスピーチ発表を行っていました。3年生の最後のまとめ。みんな言葉がはっきりしていて聞き取りやすく、自信をもって発表しているのが印象的でした。3年間培ってきた文章力、表現力が発揮され、多くの生徒は原稿を見ずに自分の言葉で発表していました。
内容に説得力があり、聞き入ってしまいました。10年後、25歳になったら、「世界大会に出たい。」とか、「スポーツトレーナーになりたい。」等の夢を語る人や「インターネットにつながる冷蔵庫など、役に立つものを作りたい。」など具体的な構想を話している人もいました。また、自分の夢を叶えるためにこれからこういう努力をしていきたいという現実的な話も出てきて、夢はすぐそこにあるという感じがしました。
「見えないところで人の支えになれる人を目指したい。」「健康を大切にして、余暇を楽しめるようになりたい。」「部活動やこの3年間を通じて、『感謝すること』『努力すること』の大切さを学んだので、それをこれから生かしたい。」と自分の思いを自然な言葉で伝えている様子を見て、学級の仲間に本当の気持ちを伝えられる関係を、うらやましくも感じました。集中して聴く中でも、ユーモアたっぷりに伝えている人もいてみんなで笑いを共有する場面もありました。2年間の生活を通して、お互いを認め合っているのを感じました。
国語科担当の鴨下先生は、「今までやってきたことを振り返って、これからこういう自分になるんだという決意を込めて、お互いによさを認め合い、学び合おう。」と最初に話したそうです。言葉の力のパワーを感じる授業でした。3年3組だけでなく、ほかの3年生のクラスも最後のスピーチに取り組んでいます。きっと、どのクラスでもお互い感動を分かち合っていることでしょう。
速報☆吹奏楽部が県コンクール入賞!県大会出場も決定。
吹奏楽部が、千葉県吹奏楽個人コンクールで素晴らしい成果を上げました。今年はDVD審査で4組応募したところ、以下のような賞をいただきました。
〇トランペット部門 優秀賞【県大会出場】櫻井さん(2年)、伴奏・信田さん(2年)
〇フルート部門 優秀賞 北峰さん(1年)、伴奏・渡邊さん(2年)
〇ファゴット部門 優良賞 野口さん(2年)、伴奏・東さん(2年)
〇パーカッション部門 優良賞 杉田さん(1年)
トランペット部門の櫻井さんと信田さんは3月21日(日)に千葉県教育会館で行われる県大会に出場します。これからも練習を積んで、さらに納得のいく発表になるようにしていってほしいと思います。吹奏楽部は音作り、仲間作りに力を入れています。やる気が音に出てきています。これからも努力を続け、コロナが収束して皆さんにお聞かせできる時が来たら、感動を呼び起こせるよう、表現力をつけていってほしいです。
【報告の続き】 県大会に出場する櫻井さんと信田さんが報告に来てくれ、これまでの練習や今の気持ちなどを聞きました。櫻井さんは「去年は演奏の機会が減ってしまいました。今回は上を目指すというより、より楽しんで演奏をしていこうと思っています。よろしくお願いします。」と、演奏できることの喜びを純粋に伝えてくれました。また、伴奏者の信田さんは「トランペットの演奏を支えられるよう、これからも練習を続けていきます。本番では、今までの練習を生かして、楽しんで来たいと思います。」と話してくれました。
個人コンクールの練習は全体練習の合間に抜けてやっているそうです。よりよい音を出すためにきっと努力を積んでいくことでしょう。どうぞ、吹奏楽部の頑張りにも応援をお願いいたします。
寒い中ですが、頑張っています!(部活動)
寒い日が続いていますが、昨日の雨(雪)が晴れ、今日は爽やかな空の下、各部活動が精一杯練習をしていました。
陸上部(左上)では各競技に分かれて、トレーニングを目的意識を持って行っていました。気持ちのよいあいさつをしてくれ、部活動のまとまりを感じます。野球部(上中央)は緑川先生の指導の下、一つになって投げて、走ってを続けていました。お互いに声を掛け合っているいい姿が見られました。野球部は本当に気持ちのよいあいさつをしてくれます。テニス部(右上下)はコートの状態がよくないのとせっかくよくしてもらったコートを大切にするために、今日は体力作りです。気持ちのよい声を掛け合って、やる気を出していました。コートを大切にしているところがいいですね!
サッカー部は西日が当たる中でしたが、とにかく集中してボールを追っていました。チームがしっかりできているのを感じました。その中、駅伝部の選手が自分のペースで走っていきます。目的意識を持って走っているのを感じます!
部活動のことをお伝えするのは久しぶりでしたが、生徒は各部活動で頑張る姿を見せていました。来年に向けて力を付けていってほしいと思います。
広島派遣報告のリレー講座を布佐南小にて実施しました!
1月29日(金)に、生徒会長の寺島さんと副会長信田さんが、布佐南小でのリレー講座にアシスタントとして参加しました。今年広島派遣で感じたことを参加者が伝えて、小学生に平和の大切さを考えてもらおうという企画で、市で毎年行っています。
我孫子中、布佐中の生徒や過去広島派遣に参加したOBとともに、パワーポイントを使って説明。その後、「核兵器のない平和な世界になったら、どうなるか」を皆でワークショップ形式で考えました。なかなか話し合いが進まない班にも、信田さんが声をかけて考えるきっかけを与えていました。寺島さんも見守りながら、布佐南小の校長先生と一緒に声をかけていました。
最後にまとめの中で、「お互いの違いを認める強さを持とう。それが平和な世界に繋がる。」というメッセージが講師の先生から伝えられ、子どもたちもしっかり受け止めていました。代表の児童が「当たり前のことを当たり前だと思わないと言う言葉が心に残った。戦争だったら手に入らなかった食べ物や様々なものを大切にしていきたい。」と言っていました。
このような機会を通じて、平和の架け橋をしている生徒の様子を見ていて、温かい気持ちになりました。
授業の様子(3年生・1年生・国語科)
3年生はコロナ禍の中でも進路決定という目標に向け、助け合いながら学習を進めています。進路が決まった生徒も出ていますが、これからという生徒がほとんどで、皆精一杯取り組んでいます。そんな中、先日、仲間を思いやる嬉しい姿を見かけました。進路先が決定している生徒が公立入試の問題を解いていました。「やっぱり、やっておいた方がよいと思って。」と話していました。自分が受かったからと浮かれず、仲間と同じ気持ちでやっていて感心しました。
さて、下の写真は、3年生の授業風景です。3年生は今、主に総復習を行っていて、説明を聞いたり、聞きあう活動を通して、課題解決を図っています。なのはな学級英語(左上)、英語(左下)の授業では真剣に取り組んでいます。理科(上中)、数学(右下)では、教え合いを行っています。理科の授業(下中)では「太陽の特徴」を学んでいます。右上写真は「卒業までの日数」を皆で書いて掲示しています。(3-7)
1年生では、「一笑全進」を合言葉に、仲間と楽しい学校生活を目指し、頑張っています。
理科(上中 1-3)では地震のメカニズムについて学習で、興味をもって参加していました。英語(1-1)ではWhy do you ~ ? Because ....の練習をしていました。「校長先生に聞いてみよう」と言われ、私も参加しました。生徒に "Do you like manga?"と聞くと、"Yes, I do."と。Why do you like it?- Because it's interesting.と答えが返ってきました。コミュニケーションが英語でとれました!
下の左の写真は1-7音楽の授業で、お琴を順番に弾いていました。下中央は1-1・1-2男子体育の剣道の授業で、お面の下の手ぬぐいの付け方などを学習していました。右下は1-5家庭科でエコバッグを作っていました。
次は国語の授業についてです。3年生で素敵な詩の朗読の授業がありました。3-5国語の授業で、島崎藤村の「初恋」を皆で声を合わせて読んでいました。生徒は「皆で音読するのは楽しい。ちょっと恥ずかしいと思っても、皆で読むと声を出して読める。」と言っていました。(左上)3-3では、暗唱に挑戦していて、ある生徒は「初恋のストーリーをイメージしながら、何度も読んでいると暗唱できました。」と爽やかに、努力についてさりげなく教えてくれました。(上中央)
2年生は、太宰治の「走れメロス」を記事仕立てで紹介。皆脇目も振らず集中していました。(右上)しかし、毎時間、漢字テストは行い基礎力を付けています。(右下)「走れメロス」の中で出てきた疑問をノートに書き出し、付箋に聞きたい質問を書いていました。その後は他クラスの生徒がその質問に答えてくれるそうです。まるでメロスや他の登場人物が生きているかの様です。
今、写真編集を工夫して、ホームページを良くしようと試みています。今後改善して学校の様子をできるだけ早く、わかりやすく伝えていこうと思っていますので、引き続きホームページを見ていただけると幸いです。白山中学校の応援をよろしくお願いいたします!