校長ブログ
校長ブログNo94 七夕を前にして
♪ 笹の葉 さらさら 軒端(のきば)に揺れる お星さま きらきら 金銀 砂子
用務員さんが自宅の裏山にあった笹を持ってきてくれ、七夕飾りをつけてくれました。不思議なものです。笹を飾ったとたん、歌のメロディが聞こえてくる感じがします。
1年生教室の廊下には図画工作科の授業で作った七夕飾りがあります。折り紙の切り紙風に工夫して作りました。いろいろな形できれいな飾りに仕上がりました。
そして2年生の廊下にもステンドグラス風の工作が。夜空に浮かぶ星のようです。
ひまわり学級の廊下にもすてきな七夕飾りが掲示されています。
七夕(たなばた)
短冊や飾り物を笹竹につるして願い事をする行事。七夕(しちせき)の節句とも呼ばれる。1年に1度だけ会うことを許された織姫(織女星)と彦星(牽牛星)の伝説が有名。日本には今から約1300年前の奈良時代に中国から伝わったそうです。7月の異名月「文月(ふづき)」の名は、短冊に詩歌をしたため書の上達を祈る七夕に由来すると言われる。
また、職員作成の校門前の掲示板も7月に模様替えしました。
校長ブログNo93 歯磨き教室(全学年)
「歯を見せて 笑える今を 未来にも」過去ブログでもお伝えしたことのある、今年度の歯と口の衛生週間(6月4日~6月10日)の標語です。児童にも職員にも意識してもらいたい大切なことなので、期間が過ぎても校内にはポスターを常時掲示しています。
講師用ご案内掲示板には、横芝光町のゆるキャラ「よこぴー」のイラストを入れて。コップと歯ブラシを持ち、ピカピカな歯をめざす「よこぴー」です。
7月1日(月)全学年が横芝光町健康こども課の保健士さんによるブラッシング指導を受けました。
専用の染め出し液(歯垢染色剤)を使い、みがき残しがないか鏡を見ながらチェックしています。
赤く残った部分を赤鉛筆で塗ってみるとこのようになりました。
正しい歯磨きの仕方を実際に歯ブラシを使って確認していきます。前歯は歯ブラシをたてに使って1本1本丁寧に磨くようにすることや、となりの歯との境や奥歯、歯のみぞなども丁寧に磨いていきます。
正しく磨くことができましたね。保健士さんが一人一人確認をしてほめてくれました。
私たちの体は食べたものの栄養でできています。健康に大きく成長するために栄養バランスを考え、よくかんで食べることが大切です。よくかむことで食べ物を消化しやすくなり、栄養も体内に吸収されやすいからです。歯周病や歯肉炎の予防にも気をつけていきましょう。奥歯から順番に1本ずつ丁寧に磨くことで汚れ(歯垢)が落ち、丈夫な歯を育てることにつながります。
歯磨き教室で改めて自分の歯を大切にすることと、正しい歯磨きの仕方について確認することができました。これからも丁寧に1本ずつ磨き、みがき残しがないように気を付けていきたいと思います。ありがとうございました。
校長ブログNo92 津田梅子 お札になった千葉県ゆかりの人物
津田梅子 新しい5千円札の肖像となった千葉県ゆかりの人物です。
関連リンクはこちらから
【佐倉市HP】https://www.city.sakura.lg.jp/soshiki/sakuranomiryoku/300/14282.html
校長ブログNo91 合言葉は「UITEMATE(ういてまて)」
7月になりニュースでも山開き、川開き、そして海開きと夏休みの訪れと共にレジャーを楽しむ人たちの映像が流れるようになりました。先日、今年の夏、千葉県内で開設されない海水浴場が報じられました。残念ながら、本校学区にある木戸浜海水浴場や近隣の堀川浜や飯岡海水浴場など5か所が該当していました。10年以上前から九十九里浜の砂浜が侵食されている危機的状況ということが理由の1つだということです。
すでに先週末の6月29日(土)・30日(日)には今週6日(土)のオープンを前に近隣の大型レジャープールがプレオープンし、多くの人でにぎわったようです。また、隣の学区にある屋形海水浴場も来週13日(土)に海開きとなり、本格的なシーズンを迎えます。暑くなる時期、プールをはじめ、川・池・沼・用水路・海など水辺に行く機会が多くなります。もうすぐ夏休み。レジャー施設をはじめ、海や川などへ出かけることを楽しみにしている児童も多いようです。
さて、4年生教室では座学による水泳学習が行われていました。画像のスライド資料は教師の自作教材です。「もし用水路に落ちてしまったらどうする?」担任が児童に問いかけます。小学生の頃ザリガニをつかまえたくて用水路に入り目の前にいるザリガニに手を伸ばしたとたん、突然深みにはまってしまった体験談を聞き、児童も緊迫した様子で話を聞きます。
水泳学習も残すところあと1回となりました。水泳学習の中で、いざというときのための水難事故対応として、自分の身を自分で守る意識を高めるための学習を行います。
水泳学習において常時確認するのがバディシステムです。
バディシステム(文科省『水泳指導と安全』より)
バディシステム バディシステムは、2人1組をつくり、互いに相手の安全を確かめさせる方法で、事故防止のみならず、 学習効果を高めるための手段としても効果的です。 例えば、教師の笛の合図と「バディ」という号令があったとき、互いに片手をつなぎ合わせて挙げさせ点 呼をとる方法があります。
水泳学習は命に関わる危険性があるため、特に安全指導には気を付けて児童が自覚できるよう指導をしています。(プールサイドを走らない、プールに飛び込まない、必ず準備運動を行う、適切な休憩時間と水分補給を心がけるなど)
万が一、海や川、用水路で事故が起きてしまったら。毎年水難事故で取り上げられる「離岸流(りがんりゅう)」についても触れました。海に近い本校は地元以外の人もたくさん訪れます。過去ブログでもお伝えしたように、夏になりサーフィンを楽しんでいる人も増えてきました。
合言葉は「ういてまて」
服を着たまま水に落ちたとき、いかに呼吸できる姿勢を確保し、救助に結びつけるかと考えられたのが「浮いて待て」という方法。 災害の多い日本で起きやすい津波や洪水などの体験から獲得した対処法で、「UITEMATE(ういてまて)」という言葉はそのまま世界でも広がっています。
参考:一般社団法人水難学会HP「UITEMATE(浮いて待て)」のサイトはこちらから
校長ブログNo90 めあて達成!充実した宿泊学習
5年生は1泊2日の行程で千葉県立東金青少年自然の家で宿泊学習を行いました。
到着後入所式を終え、ウォークラリーに出かけました。みんなで力を合わせてコマ図を解読して挑みます。途中苦戦したところもありましたが、無事ゴールできました。
ゴール後、子供たちの手によりピザ生地にトッピングし、専用のピザ窯で所員の方が焼いてくださいました。ご覧のような特大ピザの焼き上がり!格別の味でした!!ペロッと平らげ、午後も楽しく活動が続きました。
一人一人がめあてを達成できたことで順調に活動が進み、予定にはなかった室内でのモルックも楽しむことができました。
2日目の朝、出勤前に子供たちの様子を見に立ち寄ったときは、「昨日はとても楽しかった。今日の活動も楽しみ!!」と元気な様子で安心しました。ごらんのとおり、朝食前に自分たちが使った寝具や使用した場所の清掃や道具の整理整頓、片付けを静かに行っていました。キャンプ用テントのたたみかたもきれいで上手です。
残念ながら2日目は朝から雨だったため、カヌー体験は中止となりました。施設の体育館にてチャレンジランキング。めいっぱい体を動かして競っていました。
1人の力ではできないことも、みんなと協力することで達成できたこと、学校ではできない体験にチャレンジして充実した宿泊学習になりました。東金青少年自然の家の所員の皆さま2日間大変お世話になりありがとうございました。また、保護者の皆様には宿泊学習に際し、準備やお子さまの健康管理等お世話になりありがとうございました。
最後に残念なお知らせです。長いこと千葉県民の皆さんや学校関係に親しまれてきたこの「千葉県立東金青少年自然の家」(1972年4月設置)開所してからすでに52年の歳月が経過しました。そのため、来年度いっぱい(2026年(令和8年)3月)をもって廃所される予定です。私も過去の勤務校も含め子供たちと楽しい思い出がつまった大変お世話になった施設なので残念です。今の4年生の宿泊学習については先日予約を済ませ、東金青少年自然の家で実施の予定ですので、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
校長ブログNo89 学校給食メニューの深イイ話(6月27日・28日)
7月に入りました。先月下旬、天皇皇后両陛下が訪英され、イギリス国王が晩さん会において日本文化についてユーモアたっぷりにスピーチされた場面が紹介されました。現地では日本人俳優が「千と千尋の神隠し」を公演しており連日大盛況とのこと。また、舞台版「となりのトトロ」についても鑑賞されたことが話題になっていました。昔描いた「となりのトトロ」のワンシーンから。
トトロといえば子供にも大人にも人気の歌「さんぽ」が4月の今月の歌でした。トトロの森のモデルになったのは埼玉県に広がる狭山丘陵だそうですが、過去ブログでも触れたように、ここ白浜小でも2か月の間に、歌に登場するキツネ以外の動物や昆虫に全て出会ったんだよなあと、本当にお話の世界に入って生活していたような感じがします。それだけ恵まれた自然に囲まれているということです。イラストのようなシーンを思い出させるような激しい雨が金曜日から土曜日の朝にかけて降りました。
通勤で白浜小を出ると、九十九里平野に広がる青々とした水田の中を進むのですが、内陸に進むにつれ、前方に立ち込める暗雲にざわざわしていました。方角的に避けることができません。どんどん近づき暗雲が立ち込めるエリアへ入るとバケツをひっくり返したような台風並みの激しい雨でした。ワイパーもきかず、畑からあふれ出た土で路面は茶色に染まった川と化しています。自然とハンドルに力が入ります。数分でくぐりぬけると雨は急に小やみに。明るい景色になりホッとしました。
さて、気持ちを切り替えて今日の本題「学校給食メニューの深イイ話」です。
▼ 6月27日(木)の献立
ご飯 ブロッコリーおかか和え メンチカツ なめこじる 牛乳
▼ 6月28日(金)の献立
麦ごはん にんじんシリシリ あじのチーズパン粉焼き ひよこまめのスープ ドーナツ 牛乳
にんじんシリシリ
「にんじんシリシリ」とは沖縄の郷土料理です。「シリシリー」とは、「すりおろす動作」、すりおろす時の音の「すりすり」を表す沖縄県の方言。 県内では、専用の“シリシリ器”という大きなおろし金のような道具を使い、ニンジンをおろして使うがシリシリー器がない場合は千切りにする。 シリシリ器は、ほとんどの家庭の台所にあると言われている。(農林水産省HPより引用)
詳しくはこちらから(外部リンク 農林水産省「うちの郷土料理」のサイトへ)
https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/k_ryouri/search_menu/menu/47_13_okinawa.html
タコライスを紹介した過去ブログでもお伝えしたとおり、6月23日は沖縄慰霊の日でした。第二次世界大戦末期、日本で唯一の地上戦となった沖縄において旧日本軍の組織的な戦争が終わった日とされています。巻き添えとなった一般住民約94,000人が亡くなったとされています。6月の給食献立は、パイナップルやタコライス、にんじんシリシリなど沖縄県とゆかりのあるメニューでもありました。献立表にはあえて紹介されていませんでしたが、おそらく栄養士さんは考えていらっしゃることと思います。
もう1つ沖縄の話題を。沖縄といえば国指定重要文化財や世界遺産として登録されている首里城が有名ですが、残念ながら2019年(令和元年)火災により焼失してしまいました。焼失した首里城そのものは1992年(平成4年)に再建されたものです。琉球王国(1429年~1879年)が1500年代半ばに建立した首里城をはじめとする建物は、この沖縄戦において焼失してしまったのです。首里城近くにあった守礼門は1958年(昭和33年)に再建されていますが、この守礼門と今年の大河ドラマの主人公である紫式部が書いた「源氏物語」が2000年(平成12年)に沖縄サミットが開催されたことを記念に発行された二千円札のデザインとなっています。平和への誓いと日本が誇る文学作品が意匠となっている美しいデザインです。現在はなかなか目にすることがありませんが流通しているとのことです。さて、いよいよ明後日7月3日には一万円札、五千円札、千円札と新しいデザインのお札が発行されます。五千円札の肖像は千葉県とゆかりのある「津田梅子」がデザインされています。
校長ブログNo88 水無月
紫陽花に 雫集めて 朝日かな (あじさいに しずくあつめて あさひかな)
加賀千代女(かがのちよじょ)(1703~1775 江戸時代の俳人)
アジサイの花に水滴がたくさん集まっている。花や葉の雫に差し込んだ朝日が差し込み光り輝いている。
梅雨入り後、職員玄関にあるウェルカムボードの掲示を更新しました。これまで白浜小で出会ったトカゲ、カタツムリ、カニも登場しています。
6月30日(日)今日で6月も終わりです。1年の半分が過ぎたことになります。「過ぎた」のか、「過ぎてしまった」のかは人により感じ方は異なりますが、皆さんはいかがでしょうか。例年より遅い梅雨入りとなりやっと6月らしくなってきたと思ったらもう明日から7月となんとも早いものです。
はじめに、先日このブログでもお伝えした坂田城址の梅「白加賀」が「天空の梅」として横芝駅前情報交流館「ヨリドコロ」にて好評販売中です。
駅前にはこんな立派な梅の木もあります。
読んでいるだけでも口の中が甘酸っぱくなってきたところで...6月の異名月の呼び名としてよく知られているのが「水無月(みなづき)」です。梅雨の時期なのに「水が無い月?」と不思議に感じます。実は、「無」は古い日本語の文法で助詞で「の」にあたる意味があったそうです。つまり「水の月」ということになるわけです。
6月といえばやっぱり雨。なつかしの絵かき歌を描いてみました。
子供たちは絵かき歌を知っているのかな?
さて、これまで半年分のけがれを祓い清め、残りの半年の無病息災を願う「夏越の祓(なごしのはらえ)」が行われる日でもあります。この日は神社などで、大きな茅の輪をくぐりお祓いをする「茅の輪くぐり」を設置し、「夏越しの祓(なごしのはらえ)」や「水無月祓(みなづきばらえ)」と呼ばれる神事が行われます。
もう一つ、私は最近知ったのですが「水無月(みなづき)」というなんとも雅な和菓子があります。京都を中心に関西では、本格的な夏の暑さが到来する前の暑気払いとして、昔から親しまれてきた和菓子だそうで、今では関東でも出回り食べられる機会が増えたそうです。暑気払いの氷をイメージした三角形の形をしており、外郎(ういろう)生地に悪魔払いをすると言われる小豆をのせた見た目も音の響きも涼しげな和菓子です。ぜひ機会があれば賞味してみたいものです。
校長ブログNo87 おいしい学校給食
▼ 6月21日(金)の献立
麦ご飯 ひじきのサラダ とうふナゲット カレー 牛乳
▼ 6月24日(月)の献立
ご飯 ピリットサラダ さばのごまだれがけ おろしじる アセロラゼリー 牛乳
▼ 6月25日(火)の献立
ご飯 きゅうりの中華漬け シューマイ 酢豚 牛乳
▼ 6月26日(水)の献立
シュガートースト 野菜のマリネ たれつき肉団子 米粉のシチュー メロン 牛乳
【給食レシピ】野菜のマリネ(7月献立表裏面に掲載されています。)
材料4人分
ロースハム30g 人参40g キャベツ135g キュウリ75g オリーブオイル4g 酢7g 食塩1.5g こしょう0.1g
砂糖7g
<作り方>
1 ロースハムは色紙切りにする。
2 人参は千切りにする。
3 キュウリは輪切りにする。
4 キャベツはスライスにする。
5 切った野菜はゆでて冷やしておく。
6 オリーブオイル、酢、食塩、こしょう、砂糖を混ぜておく。
7 野菜と6を混ぜて完成!!
【6月の千産千消】メロン(6月献立表裏面より)
千葉県は高級温室メロンの生産県です。今の時季はタカミメロンやナイルメロンが多く出回ります。山武市や横芝光町で多く生産されています。
そういえば先日、千葉駅の駅の改札をすぐ出たところにある青果販売店に横芝光町の「ナイルメロン」(幻のメロンといわれる)が並んでおり、おもわず足をとめてしまいました。九十九里平野でも栽培がさかんなメロンは、一部の市町においては、ふるさと納税の返礼品の1つにもなっているそうです。
校長ブログNo86 はじまりはひとつのことば
1年生の国語科の学習では、ひらがなやカタカナ、漢字などの「文字を覚える」活動があります。また、もう一つの学習に「文を作って書く」活動があります。1年生の国語科の教科書の最初のページはしばらくの間、絵だけが掲載されています。大人にとって文を書くことは当たり前でも、1年生の児童にとっては広い世界の入口に立っているような気持ちです。
1年生は絵を見たり、自分で絵を描いたりすることが大好きです。休み時間や自由時間など、自由帳にお絵かきをする子供たちには子供たちならではの世界があり、のびのびといろいろな絵を描いています。絵を言葉に置き換えたとき、子供たちには子供たちならではの世界があり、のびのびと自分が思ったことを書くことにつながります。
学習のねらいは「〇〇が(または「は」)△△する。」という型にあてはめ、書きたいことの内容が正しく書くことができることですが、言葉という広い世界の入口に立っている児童が、学習や経験を通して「文を書く」ことに抵抗を感じることなく、のびのびと書くことができることに期待したいです。はじまりはひとつのことばを使って最初は、短い1文(「。」(句点)で終わる)を書くことができるようになります。慣れてくると2文、3文と文章が増え、文字を書く量が増えてくれば、子供たちの言葉の世界が広がっていきます。
校長ブログNo85 ルールを守って 二度と悲惨な事故が起こらないように
明日6月28日(金)は、2021年(令和3年)飲酒運転のトラックに八街市内の小学校児童5名がはねられ、児童2名が亡くなり、3名が重傷を負った交通死傷事故が起きた日です。あの日から3年が経ちます。尊い命は二度と戻って来ません。
事故の直接的な原因は運転手による飲酒運転でした。また、通学路の安全対策が十分とられていないことも指摘され、この事故をきっかけに県内では通学路の整備が急ピッチで進められてきました。本校学区内でも、歩道が設置できない場所は、グリーンベルトを設置し、自動車等の通行車両に通学路であることを視覚的に注意を促したり、ゾーン30を設置したりするなどして対策が進められてきました。しかし、過去ブログの写真にもあるように、グリーンベルトは人が1人やっと通れるくらいの幅しかありません。子供が歩いている脇を身長よりもはるかに大きなダンプカーやトラック、バスなどの大型車が通るときは怖いです。事故後の調査によると、対策必要か所は全国で76,404か所あり,このうち,教育委員会・学校による対策必要箇所については37,862か所ありました。
児童も登校班の班長を中心に下学年の様子を見ながら登下校しています。また、交通安全協会やスクールガードの方たちの見守りにより安全な登下校ができるようご協力をいただいています。しかし、依然として改善されないのが運転する側のマナーです。制限速度を上回るスピードで走ったり、信号機のない横断歩道で横断しようとする意志があるのに一時停止しなかったりと歩行者が危険を感じることが多々あります。交通安全指導の街頭指導で往復していると、歩道に明らかに車の車両の一部と思われる破損した部品があったり、ガードレールが衝突の影響で破損していたりと危険を感じる光景を見てきました。子供たちをはじめ地域の歩行者は危険と隣り合わせのため、非常に神経を使いながら歩行していることと思います。また、飲酒運転で検挙される人が依然としているということは、子供たちの手本となるはずの大人がルールを守れないことはとても恥ずかしいことであり残念なことです。千葉県でも条例を定めたり、千葉県警察を中心に取り締まりを強化しています。
関連リンク「飲酒運転根絶の取組」はこちら
https://www.pref.chiba.lg.jp/seikouan/koutsuuanzen/jikoboushi/inshu/torikumi.html