過去ブログ(平成25年度~平成26年度)

2015年1月の記事一覧

その2 校長室コラム「3クラスが学級休業」

 
 

<校長室コラム「3クラスが学級休業に」> 今日と明日の2日間、1年2組、3組、4組がインフルエンザのために学級休業になっています。

写真のとおり、3つの教室はしーんと静まりかえっていました。

3クラス担任の柿沼先生と鈴木先生、末廣先生は、職員室で静かに給食をとっていました。学担のこのような光景は、なかなかありません。 登校していない生徒たちのことが、心配のようでした。

晴れ その1食育コーナー「今日の献立」 



<食育コーナー「今日の献立」> ご飯、牛乳、納豆、豚肉と大根の煮物、キュウリとキャベツの即席漬け、にら玉汁でした。 和風のおかず3品+お汁でした。「煮物」は大根に豚肉のエキスが加わり味がしみていて美味しくできていました。

*「納豆」まめ知識* 納豆は、昭和の時代では関西や北九州、沖縄ではあまり一般的ではありませんでした。 平成に入ってからは、これらの地域にも普及がはじまり現在では日本全土で多くの日本人に食べられています。

茨城県や福島県などの関東地方や東北地方では、郷土料理としても親しまれています。

納豆作りの「製法」や「菌」の改良などで匂いを少なくしたり、中に含まれる「ナットウキナーゼ」の健康増進効果が注目されたりしたため、西日本でも消費量が増加しています。

ALTのサイモン先生は納豆が大好きで、ご飯にかけずにそのままおかずとして食べていました。同じアメリカ人のクリスタル先生は、「NO! だめです。」と言って食べられないようです。

***参考資料「給食ガイド」h27,1,14 伊藤敦子栄養教諭の資料から

その4カウンセラーの眼「愛着スタイルが形成」


<カウンセラーの眼「愛着スタイルが形成されます」> 乳幼児から幼少期ぐらいまで、特定の人(母親等)からの「愛着行動」や「愛着の絆」が、お子さんの青年期以降の人生(人格形成)へ影響をし続けることになります。

例えば、対人への関わり方や親密さの求め方、恋愛の仕方、子育ての仕方、ストレス耐性などにお子さんに影響を与えていきます。

「愛着スタイル」4つの型については、掲載します。さて、お子さんはどのスタイルでしょうか?

1 安定型のスタイル・・・対人関係の絆が安定している。  前向きな姿勢がある。

2 回避型のスタイル・・・親密さよりも距離を求める。  何についても覚めている。  自己表現が苦手。  表情と感情が乖離(かいり)する。

3 不安型のスタイル・・・相手の感情に敏感で気をつかう。  拒絶や見捨てられることを恐れる。  べったりとした依存をする。  ネガティブな感情や言葉をつかう。  パートナーに手厳しい、等。

4 恐れ、回避型のスタイル・・・愛着回避タイプと愛着不安タイプの混合型のタイプ。

***参考資料 山岡祥子(臨床心理士) 「愛着の視点で問題が見えてくる」H27,1,9講演資料から

その2 食育コーナー「今日の献立」

 

<食育コーナー「今日の献立」> セルフツナサンド(食パン2枚、ツナサラダ)、牛乳、ミートボールのトマトシチュー、フルーツ杏仁でした。 「ミートボール」が入ったシチューは、なかなかご家庭では作らないと思います(我が家を考えると)。ミートボールの食感がよく、楽しくいただけるシチューでした。

*「杏仁(あんにん)」まめ知識* 杏仁豆腐は中国発祥のデザートです。「きょうにん」という呼び名が、やがて「あんにん」にかわり、現在では「あんにんどうふ」の呼び方が一般的になっています。

本来は、薬膳料理の一種でアンズ類の種の中の「仁(じん)」を粉末にした「杏仁霜(きょうにんそう)」を苦みを消すために甘くして服用しやすくした料理です。

「杏仁(きょうにん)」は薬用で苦みの強い「強杏仁(くきょうにん)」と、食品用で苦みの弱い「甜杏仁(てんきょうにん)」があります。デザートに使われるのは「甜杏仁」です。

***参考資料 「給食ガイド」伊藤敦子栄養教諭 平成27年1月13日より

その3 カウンセラーの眼「愛着とは何?」


<カウンセラーの眼「愛着って何?」>  「愛着」について、昨日の続きです。さて、「愛着」って何でしょうか、お知らせします。

1 子どもが産まれてから数ヶ月間に、特定の人(母親や父親など)との間に結ぶ情愛的な絆(愛着の絆)を言います。

2 愛着の選択制・・・誰かれではなく、特定の人を選択します。

3 愛着行動・・・愛着の絆で結ばれた存在を求めて、その人の側にいようとする行動をします。その例としては、ほほえむや見つめる、泣く、声をかける、くっつく等の行動を繰り返します。

4 「愛着の絆」は半永久的・・・なお、愛着行動から放出される「愛着ホルモン(オキシトシン)」は50歳、60、90歳になっても放出されます。

5 愛着の対象が死亡等で「母親」がいない場合は、父親や祖父母、担任が「愛着関係」を継続していくことが重要です。

***明日以降も「愛着」について掲載していきます。

(参考資料 山岡祥子(臨床心理士) 講演「愛着の視点で問題が見えてくる」H27,1,9より)