過去ブログ(平成25年度~平成26年度)

2015年1月の記事一覧

その4 校長室コラム「三者・二者面談、お世話になります」

 

<校長室コラム「三者・二者面談、お世話になります」> 午後から、天気予報のとおり冷たい「雨」が降ってきました。面談で、お家の方が来校される頃には、校庭に水たまりができていました。ご不便をおかけしました。

今日から、3年は三者面談、1年、2年は二者面談を予定にしたがってはじめました。公私ともにご多用の折とは存じますが、都合をつけて来校いただけると幸いです。

その3 カウンセラーの眼「愛着障害の子が増加傾向に」


<カウンセラーの眼「愛着障害の子が増加傾向に」> これまで「愛着」の有効性と問題点を紹介してきましたが、今日は「愛着障害」がどうして起こるのかを書きます。

「愛着障害」の要因は、子ども側(2~3割)と親・養育側の要因(7~8割)の相互作用で発症することが分かってきました。

〇子ども側の要因としては、受容体遺伝子の変異などが考えられます。

〇親・療育側の要因としては、母親との関係(出生前の喫煙、飲酒、薬物依存や出生後の病気など)や父親との関係、乳幼児期の養育、虐待などが要因。

これらが、絡み合い、相互作用で「愛着障害」が引き起こるようです。

なお、子どもに出現する「愛着障害」は、「発達障害」と類似する行動を起こすために専門家でも見分けが難しいようです。

***参考資料 山岡祥子(臨床心理士)「講演資料」H27,1,9より

その2 租税教室(3,4校時)

 
 


<租税教室(3,4校時)> 本日、3年生を対象の「租税教室」を3校時に1,2,3組。4校時に4,5,6組の生徒たちが参加しました。 講師には、栃木県税事務所の職員2名が来校しました。

最初に、「税金がない仮想世界」を想定したアニメ(DVD)を視聴しまいた。 アニメの主人公が「税金がない仮想世界」で、次から次へと事件や問題に遭遇するものでした。

後半は、講師の先生から、「税金」の大切さや必要性についてお話をしていただきました。

生徒たちには、「税金」「納税」というキーワードが、脳裏に残ったものと思います。

 その1 食育コーナー「今日の献立」

 

<食育コーナー「今日の献立」> アップルパン、牛乳、スコッチエッグ、ナッツサラダ、すいとん汁でした。 久しぶりにいただいた「すいとん汁」でした。今日のすいとんは佐野の「耳うどん」のような形をしていて、うどん感覚でいただきました。

*「スコッチエッグ」まめ知識* スコッチエッグは、ゆで卵を塩やこしょう、ナツメグなどで調理したひき肉で包み、小麦粉や溶き卵、パン粉を付けてから油で揚げたものです。

イギリス、ロンドンのデパートで1738年に発明、紹介された料理と言われています。イギリスでは、その後伝統的なピクニック料理の一つとなり、冷めた状態で食べるの基本だそうです。

ニワトリの卵のほかに、ウズラの卵で作ったスコッチエッグもあります。

今日は牛と豚肉のひき肉に、玉ねぎや人参、キャベツ、ごぼうなどの野菜が入ったスコッチエッグです。

***参考資料 「給食ガイド」H27,1,15 伊藤敦子栄養教諭 より

その3 カウンセラーの眼「愛着が結べない子は・・・」


<カウンセラーの眼「愛着が結べない子はどうなるのか?」> その子の人生を左右する重要かつ不可欠な「愛着形成」に、次のような親からの問題が起きると「愛着障害」を起こすことがあります。

問題となる親(母親)からの「愛着」の対応は・・・

1 親が子どもに無関心のとき

2 親自身が不安が強く極度の神経質のとき

3 子どもに一貫性のないしつけをするとき・・・厳格すぎ、過干渉、甘やかし、思いどおりにならないと突き放す、よい子像を求めすぎる など

4 親からの虐待があるとき

生育歴のなかで、上記のような「愛着の問題」があると、子どもは愛着の絆が断たれ、愛着欠如の状態になります。

その結果、子どもの心の面や人格形成に「不満を抑える力の低下」や「対人関係を築く力の低下」などの障害が生じることになります。

***参考資料 山岡祥子(臨床心理士)講演(H27,1,19)資料から