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その2 カウンセラーの眼「昨日の論理パズルの解答」
<カウンセラーの眼「昨日の論理パズルの解答」> 昨日、6日の「カウンセラーの眼」の記事を再掲します。
***次の問題に答えてください。 「か」「き」「く」「け」「こ」の5つの箱の中に、3つ、「宝物」が隠されています。次のことが分かっているとき、「く」の箱には、「宝物」がありますか? 回答は「ある」、「ない」、「きめられない」から一つ選んで、その理由も言いなさい。
〇分かっていること。
(1)「か」「き」「く」の箱のうち、2つの箱に「宝物」が入っている。
(2)「く」「け」「こ」の箱のうち、2つの箱に「宝物」が入っている。
(3)5この箱の中のうち、3つの箱に「宝物」が入っている。
***さて、「く」の箱の中には、「宝物」があるでしょうか? 昨日、よく考えてくださいましたか?
******解答は、「く」の箱に「宝物」がある、が答です。 理由は、わかっていること(1)で、「か」と「き」に「宝物」があるとして、(2)のわかっているところで、「け」と「こ」に「宝物」があるとすると、「宝物」が4つになってしまい矛盾(むじゅん)がでることから、必ず「く」には「宝物」が入っていることになります。***このような考え方を「矛盾使用論述」といいます。
その3 カウンセラーの眼「論理パズル」
<カウンセラーの眼「論理パズル」> 次の問題に答えてください。 「か」「き」「く」「け」「こ」の5つの箱の中に、3つ「宝物」が隠されています。次のことが分かっているとき、「く」の箱には、「宝物」がありますか? 回答は「ある」、「ない」、「きめられない」から一つ選んで、その理由も言いなさい。
〇分かっていること。 1「か」「き」「く」の箱のうち、2つの箱に「宝物」が入っている。
2「く」「け」「こ」の箱のうち、2つの箱に「宝物」が入っている。
35この箱の中のうち、3つの箱に「宝物」が入っている。
***さて、「く」の箱の中には、「宝物」があるでしょうか? 明日のブログで回答します。 この問題は、中国の小学生で65%、日本の小学5年生で57%しか、正答しなかったそうです。
******参考文献 「PRESIDENNT」2015,5,18号 プレジデント社 P104
5月4日(月)その2 カウンセラーの眼
「天才は遺伝しないって・・・」
<カウンセラーの眼「天才は遺伝しないって、本当でしょうか?」> 「天才」を広辞苑でひくと、「天から与えられたような、人のレベルでは至らないレベル、その人を指す」と書いてあります。
「知能指数」は、親からの遺伝的影響は50%と言われています。また、身長や身体については遺伝的影響が60%から80%というデータがあります。残りは、その後の環境や育ち方によって決まっていきます。
「天才」は遺伝するか? の回答について、脳科学者の茂木 健一郎先生によると、「遺伝しない」というのが正答のようです。 例えば、相対性理論のアインシュタインの息子ハンスは、工学者になりましたが父親のような偉業はなかったそうです。モーツアルトやバッハ、ワグナーの息子たちも、作曲をしましたが平凡と言われました。
「天才」は偶然に生まれるというのが定説です。逆に言えば、「天才」はどこに、どこから生まれるのか分からないといういうことです。誰もが、「天才」という当たりくじを引く可能性があるのです。すべての人が、潜在的に「天才」の遺伝を持っているのかもしれません。
***参考文献 「PRESIDENNT」(2015,5,18) プレジデント社 103ページから
その2 カウンセラーの眼「笑顔が幸せを創る・・・」
<カウンセラーの眼「笑顔が幸せを創る・・・」> 矢中のMISSION「Happiness2」遂行のための6本の総括的な考え方の一つ「日々の姿勢」に、「笑顔」と「あいさつ」と「高いモチベーション」を持つ、とあります。
矢中のMISSION遂行の一つのカギとなる「笑顔」ですが、次のどちらが正しいと考えますか?
(1) 「笑顔」が、幸せになったり、幸せをつくったりしていく。
(2) 幸せだから、「笑顔」になり、「笑顔」が多くなる。
さて、正答は、「(1)笑顔が幸せになったり、幸せをつくったりしていく」です。 この(1)が正答となる根拠と仮説があります。「顔面フィードバック仮説」というものです。
機会あるごとに、「笑顔」をつくることで、その信号が大脳皮質に送られ、「幸せという感情」が湧くことになります。
また、「笑顔」は伝染して、「笑顔」を送られた人(人々)も、なんとなく「笑顔」をつくってしまいます。「笑顔」が、人の「幸福感」を生み出す基盤になります。
***「つらいこと」や「厳しいこと」、「いやなこと」など、マイナス感情は誰もが持っていますが、このような時こそ、「笑顔」を浮かべプラス思考で、取り組み、ぶつかっていってはどうでしょうか・・・。
***参考文献「東研情報 小・中学校 学校経営」(2015年4月号) 東京教育研究所 2015年4月