過去ブログ(平成27年度)

カテゴリ:お知らせ

6月7日(日)その3 カウンセラーの眼「ストレスの対処法」

<カウンセラーの眼「ストレスへの対処法」> 県春季大会での生徒たちの様子を見ていると、「ストレス」に強い子と弱い子がいます。弱い子は、自分の力を発揮できずに負けてしまいます。逆に「ストレス」に強い子は、100%から120%の力を発揮して勝ち上がることができました。

日本人は、「ストレス」を感じる度合いが、他国から比べると高い、という結果があります。

「ストレス」を感じると、体(頭)の中で対抗するホルモン「セロトニン」を分泌します。「ストレス」に対抗できるたくさんの「セロトニン」が分泌されれば、「ストレス」を感じないでプレーすることができます。

日頃から、「セロトニン」をたくさん出せるような体を作っておくための対処策をお教えします。

1 1日に30分ぐらい、「ジョギング」や「軽いランニング」などの運動をする。・・・運動をすると、「セロトニン」が分泌します。

2 仕事や勉強の途中で、背伸びやストレッチなど、体をほぐす。

3 日頃から、試合の前などに「バナナ」を食べる。

4 親や家族、兄弟、ペットでもいいので、話しかけたりふれ合いをしたりする。

***今週の木曜日と金曜日に「中間テスト」があります。「ストレス」に弱く、思うようにテストの点数が上がらない生徒は、上の4点を実践してみでください。「得点アップが、期待できるかもしれません。」

6月4日(木)その4 進路コーナー

「2016年度県立高校入学者選抜の方法など」

 

下野新聞 県立高入試関連記事(H27,6,3).pdf

(PDF 上の「県立高入試関連記事」をクリックすると、新聞記事がご覧いただけます)

<進路コーナー「2016年度県立高校入学者選抜の方法など 新聞記事から」> 昨日、6月3日の下野新聞の中で、「今年度の県立高校入試選抜」についての県教委からの記事がありました。

3年生やその保護者の皆さんには、注目する記事になると思います。

全体の傾向として、県立高校一般選抜の「学力」と「調査書」の点数の比重を見ると、「学力重視」の傾向がより強まっているようです。普通科では、「9:1」や「8:2」がほとんどです。ある県立高校の先生の話ですが、「学力だけを重視します。学力が高い生徒は本校を受検してください。」と言っていました。

将来の夢や就きたい職業、10年後の自分、20年後の自分などを真剣に考え、見据え、自分の「進路先(高校)」を決めていってほしいです。

6月2日(火)その3 カウンセラーの眼「整理整頓 5つのスキル」

<カウンセラーの眼「整理整頓 5つのスキル」>  「断捨離」という言葉が登場しましたが、あなたは整理整頓が得意でしょうか?

テレビでお馴染みの近藤 麻理恵さんが、「ときめくかどうか」で、残すかを決める基準と言っていました。

東京大学の松原 隆一郎教授が唱えている「整理整頓スキル5つの鉄則」を紹介します。

鉄則1・・・自分の持ち物の適正量をきちんと知れば、モノは増えない。

鉄則2・・・動作、動線とモノを置く高さを意識すれば、散らかりにくくなる。

鉄則3・・・使用頻度別収納で圧倒的に使いやすくなる。

鉄則4・・・グルーピング(複数の道具をひとまとまりに)して、無駄な行動をなくす。

鉄則5・・・定位置管理で、「捜し物」の必要なし。

***捨てる規準を定め、整理に踏み切りましょう。私も、「断捨離」に挑戦していきます。

******参考文献 「讀賣新聞」(2015,6,2) 18面から参照

6月1日(月)その3 カウンセラーの眼「家族という病・・・」



<カウンセラーの眼「『家族という病』という新書を読んでいます」> 先週、気になる本を見つけ、購入し、読みはじめています。

題目は、「家族という病~家族ほど、しんどいものはない。~」著者は、元NHKアナウンサー、現在作家の下重 暁子(しもじゅう あきこ)さんです。 目次も、衝撃的な小見出しになっています。第1章を抜き書きすると、

第1章 家族は、むずかしい

家族を盲信する日本人

なぜ事件は家族の間で起きるのか

結婚できない男女が増えたワケ

子離れが出来ない親は見苦しい

仲の悪い家族の中でも子はまっとうに育つ  など、など。

下重さんが、自分の経験談と逆説的に書いた内容ですが、「なるほど。」と納得できる内容もあります。「25万部」売れているベストセラーの新書です。

***読み終えたら、またこの本の内容や感想を掲載します。

***参考文献 「家族という病」下重 暁子 幻冬舎新書 2015年

5月29日(金)その3 カウンセラーの眼

「道徳が(特別の)教科になっていきます」

<カウンセラーの眼「道徳が(特別な)教科になっていきます」> 「道徳」は、昭和33年にはじまり、何回かの変遷を繰り返しながら、この3月に学習指導要領の一部改訂が告示され、「特別な教科 道徳」が明記されました。

施行は、小学校が平成30年4月1日から、中学校は平成31年4月1日からとなっています。平成31年度以降は、道徳は教科となり、「教科書」を用いて、「評定(54321の数値ではなく文字で)」も付きます。

「特別な教科 道徳」になる意図は、3つあります。

1 子どもの人格の形成を目指した教育が強調された。

2 道徳的判断力や道徳的心情、道徳的実践意欲を養う。

3 問題行動や社会的課題解決に対する対応のために、一人ひとりが主体的に人間として自己の生き方を切り開けるようにする。

***今後、「特別な教科 道徳」が、国からどのように周知、説明されていくのかは不明ですが、生徒、一人ひとり、かけがえのない自分がどう生きるのか、と問いかけ、自らがよいものを追い求める人間になっていくという、これまでの「道徳の考え方」は変わらないものと考えています。

******参考文献「中学校 740号」(5月号) 全日本中学校長会  (株)山越