過去ブログ(平成27年度)

カテゴリ:お知らせ

7月26日(日)その2 カウンセラーの眼「土用の丑の日は鰻?」


<カウンセラーの眼「土用の丑の日は鰻?」> この2日間、県総体の新体操と体操大会の開会式に参列させていただきました。大会会長(専門部長)あいさつの最初に、「土用の丑の日で鰻を食べましたか?」という質問を参加生徒に問いました。

すると、10%ぐらいしか「はい、食べました」と手を挙げませんでした。

私たちの年代は、小・中学校時代に「鰻」は食べなかった(食べられなかった)と思います。家にお金がなく、「牛肉」も食べられなかった時代でした。私が「鰻」をはじめて食べたのは、就職してからのように思います。

ただし、結婚をして子供が産まれてからは「土用の丑の日」には「鰻」は必需品(?)で、食べるというのが、ステータスであったように思います。今でも、「土用の丑の日」には「鰻」を食べようと考えます。

今回の生徒たちへの回答から、今の30,40代の親世代では、「土用の丑の日」の認識が昔と変わってきたように感じました。

1 「土用の丑の日」を今の親世代は、特別の日と認識していないのでは?

2 「土用の丑の日」は高価な「鰻」ではなく、他の「牛肉」や「焼き肉」、「寿司」など、他の食材を食べる日などに置き換わっているのか?

***世の中、今年の「鰻」の値段は高い、安いなどマスコミが情報を流しているが、現在の親世代では、「どうしても鰻を食べよう(食べたい)。」というような認識や意識が低くなっているように私は感じていますが、どうでしょうか・・・。

7月25日(土)晴れ その1 カウンセラーの眼「仕事が速い人」

<カウンセラーの眼「仕事が速い人の共通点」> 2010年から伊藤忠商事社長になった岡藤 正広さんの仕事術の中から、仕事が速い人の3つの共通点について記載します。

〇仕事が速い人の3つの共通点

1つ目・・・最も重要なものから手をつける・・・仕事の順番は最も重要で、量の多いものから手をつけると精神的な余裕ができる。周囲も仕事ができていると評価する。それ以外後からでも対処可能なことが多い。   〇普通の仕事  ◎重要な仕事  △すぐできる仕事

2つ目・・・その日の仕事はその日のうちに・・・前日の仕事を翌日の朝に残さないこと。急な仕事やクレーム、上司からの仕事を頼まれても柔軟に対応することができる。

3つ目・・・週末は翌週の仕事の「予習」を・・・オフだから、仕事をすべて忘れるのではなく、次の戦略や会議のことを思案することで、いつもとな違う発想が浮かぶ。やりたいアイディアが出てきて、休み明けはやる気満々で仕事ができる。

***翌週の「予習」はなかなかできない私です。上の「1つ目」「2つ目」のことは極力、考えて仕事をしています。 参考文献「プレジデント」(2015,8,3号)プレジデント社 p38、39から

7月24日(金)その2 カウンセラーの眼

「幼少期の体操練習は有効!」

<カウンセラーの眼「幼少期の体操練習は後々、有効に!」> コナミスポーツクラブの内村航平選手や日体大の白井健三選手は、3歳から体操をはじめています。

遠藤幸一常務理事(日本体操協会)は、「幼い頃から様々な動きを経験し、自分の体を思いどおりに操れるようにすることが大事」と、幼少期の運動(体操)の重要性を強調しています。

順天堂大学の冨田コーチは、「ジュニア時期の徹底した基本作りが高難度の技の土台となっている」と話しています。

***私も県中体の関係で体操競技の監督やコーチとの話をする機会があります。その中で、「子供を2,3歳のうちから体操をさせると、筋力プラス、柔軟性プラス、メカニカル(機械的)な同じ動き(基本的な動き)ができるようになっていきます。そして、本人の希望で小学校や中学校で体操以外の「サッカー」や「野球」、「テニス」などのスポーツに転向させても、他の子と比べて早い時期に技能が追いつき、逆に追い越す技能や力量が身につくことを、実のお子さんの子育てをとおして体験した。」という話を聞きました。

***参考文献 「讀賣新聞」(2015年6月28日) 22面から

7月23日(木)その2 カウンセラーの眼

「下野新聞日曜版が話題に・・・」

下野新聞 生徒会記事.pdf
(pdf 上の記事をクリックするとご覧いただけます)

<カウンセラーの眼「下野新聞日曜版がホットな話題に・・・」> 今週の26日(日)の下野新聞、日曜版の記事について、このブログでも紹介しましたが、矢中学区や市内、塩谷地区内、県内でも矢中がホットな話題になっているようです。保護者の方々も、会社等で「日曜版」のことが話題になっていることと存じます。

今日は、県中教研国語地区部会長臨時研修会がありました。その参加者の校長先生の中でも、「矢中の記事、読ませていただきました。」という話を数名からいただきました。

また、昨日、私の前々上司だった先生から、暑中見舞いが届きました。その中で「新聞記事拝見、ハピネスの発信!すばらしいです。」という文章もいただきました。

***矢中のMISSIONを「Happiness」に定めて2年目。下野新聞の生徒会記事のとおり、生徒たちの中に定着してきていることを嬉しく思います。ただし、ここで油断することなく、「仏作って魂入れず」にならぬよう、リ・スタートの気持ちで生徒会とともに新たな矢中作りを推進していこうと考えています。

7月22日(水)その2 カウンセラーの眼

「アンガー・マネジメント 続き」

<カウンセラーの眼「アンガー・マネジメント 対処法の続き」> 「怒り」「おこり」をコントロールすることはなかなかできるものではありません。ただし、「怒りやおこり」を押さえる対処法を知っているといないでは、大きな差があります。前回に続いて、今日は「タイムアウト」という対処法です。

〇自分自身で「怒り」の感情をコントロールできなくなったとき、その場をいったん立ち去るという方法です。

「怒り」の感情をお子さんや他人にぶつけそうになったとき、「ちょっとトイレに行ってくる」とか、「ちょっと外に出てくる」などと言って、その場を去ることが有効です。

離れた場所で、深呼吸をしたりどうして怒ったのかなど冷静になることで、「怒り」が押さえられます。

***「怒る、おこる」と「叱る」は、まったく別物です。お子さんが過ちをしたことややったことに対して、冷静に親として、ことばかけ(良い方向に向かうために)をすることが「叱る」になります。

7月21日(火)その2 カウンセラーの眼「明日できることを・・・」

<カウンセラーの眼「明日できることを・・・」> 今日から、三者面談がはじまりました。30度越え、蒸し暑い中、ご来校いただき感謝申し上げます。今週は、今日と同じようなお天気が続きそうですので、体調には十分、お気をつけください。

ある雑誌に、次のような記事がありましたので紹介します。

〇「明日できることは、今日はやらない」と書いてありました。「おやっ」と思いませんか?

私ならば、明日できることでも、可能な限り今日やってしまおう、と思います。ただし、このような人間は、先送りにできる仕事でも、目の前にたくさん見えてきてパニック状態になる傾向が強いそうです。

〇大切なことは、「明日できることは、今日はやらない」という意識を持つことだそうです。この意識を持つことで、仕事の緊急度を冷静に判断でき、自分の仕事を効率的にできるようになると言っています。

〇そもそも仕事には、それをやるのに適切なタイミングがあると言っていました。

***この記事の「仕事」を生徒たちは「勉強、学習」に置き換えてみると、「なるほど」と思えるかもしれません。これまでは、「先をよんで仕事をする」と考え、先々まで見通してやってきましたが、この記事を読み、「明日できる仕事は明日に残してみたい」を実践してみようと思います。

7月20日(月)その2カウンセラーの眼 

「情報通信の安心安全な利用のための標語」

<カウンセラーの眼「情報通信の安心安全な利用のための標語」紹介します>主催、情報通信における安心安全推進協議会、後援に総務省と文科省の標語表彰式が6月8日都内で行われました。

入賞者の標語作品について、紹介します。

〇総務大臣賞・・・「送る」より 「贈る」気持ちで 送信を  (西田 俊理さん)

〇協議会長賞・・・悪いのは ネットじゃなくて 自分だよ (大西 秀征さん)

・・・思いやり いつでもどこでも ネットでも(寺尾 柊真さん)

・・・おかあさん SNSより わたし見て(中川 斉史さん)

〇日本PTA賞・・・ネットでは 見えないからこそ 思いやり(野村 倭花さん)

・・・書きこまない 自分が傷つくその言葉(鈴木 彩楓さん)

〇全国高P連賞・・・指一本 世界とつながる 心の輪(関 涼花さん)

〇全附連賞・・・・・送信は ”心”を”送”るよ 大切に!!(又平 大輝さん)

***矢板中からは、このコンクールには生徒の作品を応募していません。今年度、募集要項等が確認できれば、応募したいなと思います。

7月16日(木)その4カウンセラーの眼

「アクティブ・ラーニングとは?」」

<カウンセラーの眼「アクティブ・ラーニングとは?」> ここにきて、教育界で大きく取り上げている用語に「アクティブ・ラーニング」があります。この用語について、説明します。

1 「アクティブ・ラーニング」とは、「能動的学修(習)」と略されます。その反対語は「パッシブ・ラーニング(受動的学修(習))」になります。

簡単に言えば、受け身の学習ではなく、先生の指示待ちでもなく、自ら主体的に学んでいく学習を言います。

2 「アクティブ」になるのは、体ではなく「頭の中」です。頭を活性化して自ら学んでいく。子どもたちが、頭をつかい真剣に学習をやっている活動が「アクティブ・ラーニング」です。

3 「アクティブ・ラーニング」は、今、やっている学習活動をより確かに、より質を高め、広げていくことになります。現在実施されている「問題解決的な学習」や「発見学習」、「体験学習」、「探求的な学習」、「総合的な学習の時間」、「言語活動」などの学習法も「アクティブ・ラーニング」的と考えてよいと思います。

***今年度、矢中が新たにスタートした「学び合い学習」で、教室の生徒机の体型を「基本型(黒板に正対する形)」から「コの字型」、「Uの字型」になことで、「アクティブ」な話し合いや学習活動が自然に出来るようになってきています。

参考文献「月刊プリンシパル」学事出版 2015年8月号 P4~P11

7月15日(水)その3 カウンセラーの眼

「地球上で定員50人の職種。」

<カウンセラーの眼「地球上で定員50人の職種。」> 注目をする記事があったので、紹介します。

『地球上に定員50人の職種。特殊技術を持ち、替えがきかない。若手にもよく言うんです。誇りを持てと。』この言葉は、床安(とこやす)さんこと、西村 安士さん(*)が弟子たちに言っている言葉です。

床安さんは、人目につかない「角界の黒子」、地味な存在である。相撲界、日本、世界で50人という職種に、誇りと踏ん張る力がわいてくるという。今年、名古屋場所で65歳、定年になるそうです。

*西村 安士・・・1950年長崎県五島列島産まれ。中学校卒業後、日本相撲協会の床山(とこやま)に採用。以来20名以上の関取を担当して「大銀杏」の髪結いをする。2012年床山、最上位の「特等」に昇進する。

***3年生の将来就きたい職業の中に、特殊技能を持つ「世界中に50人しかいない職業」があることも念頭に、親子で話し合ってみてください。

参考文献「月刊プリンシパル」学事出版  2015,8月号 P106

その3 カウンセラーの眼「掃除をすると業績は向上する」

<カウンセラーの眼「清掃をすると業績は向上する」> 鍵山 秀三郎さんって、ご存じでしょうか?

鍵山さんは、「イエローハット」の創業者であり、23年前に「日本を美しくする会」を創立した方でもあります。

昭和30年代、会社をおこしたときからトイレの清掃を一人で始めます。社長が清掃したからといって、会社の生産性が上がることもなく、「経営者なら、清掃するより経営に専念しろ」と言われ、嘲笑されたそうです。

最初のうちは、社員の誰一人といて清掃を手伝わなかったそうですが、10年が経過し、社員1人、2人と手伝うようになります。

20年目で、全社員が清掃に参加するようになり、業績もどんどん向上したそうです。

掃除を続けていると、清掃している人の心が澄んでくる。

心が澄めば、色々なものがよく見えてくる。他者への気配りも当たり前にできるようになる。そういう社員が増えれば、会社は自然とよくなる。

***この鍵山社長の考え方を矢板中でも応用できないものかと、考えています。

参考文献「プレジデント」(2015,7,13号) プレジデント社 P26,P27より