平成28年度ブログ

H28年度(ブログ)

「離任式」

3月31日(金)、今年度までお世話になった10人の先生方に参加していただき、“離任式”を行いました。

式の冒頭には、3月27日に発生した雪崩事故で、ご逝去された大田原高山岳部の男子生徒及び先生の死を悼み、参加者全員で哀悼の意を込めて黙祷を捧げました。謹んで男子生徒と先生のご冥福をお祈り申し上げます。

離任式では、学校長より離任された先生方の紹介の後、それぞれの先生方から心温まる矢板中の思い出話などをしていただきました。中には、ご自身の十八番「いとしのエリー」の曲に思いを込めて歌うなど、一人一人のお言葉の中には、矢板中を愛する気持ちや生徒たちへの励ましが込められており、退職・転勤なされても遠くから本校生徒の活躍を見守ってくださると実感しました。続いて、先生方へ代表生徒から心のこもったお別れの言葉と花束の贈呈がありました。生徒の中には、今までお世話になった先生への思いがあふれ、涙に声を詰まらせながらお別れの言葉を述べる姿に、目頭が熱くなりました。最後に、吹奏楽部の伴奏でお別れする先生方への感謝の気持ちを込めて校歌を歌いました。

更に、先生方への感謝の気持ちと別れを惜しみつつ、合唱部が「前へ」と吹奏楽部と合唱部の合同演奏「糸」の曲が贈られました。そして、生徒たちが拍手で見送る中、10人の先生方は吹奏楽部の演奏で「365日の紙飛行機♪♬」のBGMと生徒達の拍手に送られ会場を後にしました。今までありがとうございました。離任された先生方のご健康とご活躍を祈っています。

先日卒業した3年生も、約90名が参加してくれ、離任式後には、卒業式にいただいた祝電・祝詞を改めて掲示し、卒業生に見ていただきました。

















「年度末の学校」

春分を迎え、3月25日~29日頃は「桜始開(さくらはじめてひらく)」の時期ということです。今年の桜前線は、3月21日に全国トップで東京(千代田区)「靖国神社」からスタートしました。矢板武記念館のシダレザクラや内川沿いのソメイヨシノの花の蕾もずいぶんと膨らみ、全国各地から桜の開花が聞こえてくる頃となりました。花壇やプランターのビオラも色とりどりに咲き誇っています。

午前中、吹奏楽部や合唱部はパートリーダーを中心に基本練習や離任式に向けての曲の練習などを行っていました。また、グランドでも春の陽射しを浴びて部活動の練習に取り組む姿が見られました。

教室には、修了式の名残を感じさせる黒板のメッセージが残されていましたが、荷物の移動や掃除など行い、新年度の準備を進めています。また、教科書や補助教材の図書の受付や種分けを行い、新学期の準備が進められています。













「教職員の異動」

春は出会いと別れの季節。3月は別れの月と申します。先日、家庭科の授業でお世話になった高斎先生の勤務が終了しました。生徒の調理実習等での指導では、大変お世話になりました。職員への挨拶を済ませ退任いたしました。

昨日の県立学校の異動の発表に続き、3月26日付の新聞では、小中学校の教職員の異動の発表がありましたが、本校関係については今年度、市非常勤職員を含めて10名の職員が転退職します。勤務年数に差はありますが、本校の教育活動に力を発揮してくれた教職員の方々です。きっと新天地でもご活躍をなさることと思います。

 1小川 敏広 教頭(矢板市立片岡中学校へ)

 2南部 陽子 事務長(退職

 3青木 友宏 主幹教諭(高根沢町立阿久津中学校へ)

 4岡本 伸裕 教諭(矢板市立片岡中学校へ)

 5小野 泰紀 教諭(矢板市教育委員会へ)

 6柿沼 昌史 教諭(さくら市立氏家中学校へ)

 7斎藤 広行 教諭(高根沢町立阿久津中学校へ

 8岡田 健男 講師(那須烏山市立烏山中学校へ)

 9猪狩 幸夫 非常勤講師(さくら市立氏家中学校へ)

10 西村 明美 図書事務員(矢板市立片岡小・乙畑小学校へ)

なお、「離任式」は、3月31日(金)を予定しております。離任式では、転退職される先生方から生徒達に最後のお別れのあいさつがあります。

「矢板市中学生海外派遣事業研修報告会」

3月25日(土)14時00分から、矢板市文化会館小ホールで「海外派遣事業研修報告会」がありました。

中学生海外派遣事業の主催者であり派遣団長の村上教育長さんのあいさつ、齋藤市長あいさつの後、研修報告となりました。最初に事務局からの事前研修から帰国までの振り返りがあり、続いて引率者(泉中の五月女先生)の報告で、社会科を担当していることから「気候・交通・人種」に視点を当てての概要報告を行いました。

その後、団員報告へと続きました。「ホームステイ」「学校体験」のグループによる報告が行われ、続いて参加団員個人による「研修テーマに基づいた報告」を行いました。団員一人一人が、体験したことや肌で感じ取ったことなどを自分の言葉でしっかりと述べ、大変立派な発表でした。その中で、齋藤さんがアメリカの人々の意思表示について、このように述べていました。「日本人は、何か質問されたときに相手のことを気遣い、どちらでもいいと答えてしまうことがありますが、アメリカの人々はそのような場合『Yes』か『No』で、はっきりと答えてくれました。」と、コミュニケーションの違いを感じ取っていたようでした。

最後にはサプライズがあり、矢板市のALTが登場し英語で感想などを求められる場面もありました。

会場には、多くの来賓や関係者をはじめ、市内の生徒も訪れ、興味を持って聞いていました。