日誌

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5年生 社会科・総合見学

5年生が社会科・総合見学に行ってきました。

目的地は、JFE東日本製鉄所と、かわさきエコ暮らし未来館です。

今年度から総合見学と仕切り直していたのですが、お目当てだった場所の都合が合わず、社会科見学と総合見学を兼ねていきました。

バスで出発直後、車両のトラブルがあって1時間強ほど出発が遅れましたが、道中は順調で午前中のJFE東日本製鉄所に到着。

本来でしたらホールでの製鉄所の説明と構内見学でしたが、お願いしてバスの中での説明と構内見学にしていただきました。

JFE東日本製鉄所の高炉(溶鉱炉)は、前身の日本鋼管以来365日灯を絶やすことなく稼働し続けていましたが、事業再編により2023年の10月に灯が消えてしまいました。

現在は、圧延工場(鉄のブロックを延ばして薄板にする工程)として稼働しています。

構内で見ることができたのは、信じられないほどの大きな建屋で行われている圧延過程、船積みする港、スクラップヤードなどです。

特に圧延工程はヘルメットと軍手をつけて建屋内を歩いていくのですが、熱く真っ赤になった鉄板、その熱、冷やしたり延ばしたりている音に驚愕です。

「ここで働きたいなぁ」とつぶやいた(本当はつぶやいたのではなく騒音がすごいので大きな声で言っていましたが(^^))子供もいました。

正にそんなスケールの大きな「ザ・工業」と言える場所でした。

 

子どもたちに見てほしいところは十分に見てもらうことができました。

 

場所を移動してかわさきエコ暮らし未来館へ。

ここは、川崎市の清掃工場でもありますが、太陽光発電設備があったり、EVやハイブリッドカーのごみ収集車が走っていたり、エコに関する展示があったりと、エネルギーや環境について学べる施設になっています。

到着してまずはお弁当。

すずしい講義室を貸していただきました。

 

 

その後、見学です。

まずはエコに関する展示。

 

 

続いて清掃工場の見学。

 

 

最後に屋上に上がって太陽光発電設備を見ました。

発電量は7,000kwとのこと。連小の太陽光発電の設備は10kwですから、700倍です。

 

 

東側には首都高湾岸線の風の塔やうみほたるも見えました。もちろん房総半島も。

 

東側には羽田空港が目と鼻の先で、飛行機がひっきりなしに離着陸していました。

 

北側には製油所。

 

 

西側は、輸出する中古車のヤードで車がたくさん止まっていました。

 

発電の学習は、6年生で行いますので、この光景を覚えておいてくださいね。

帰路もすいていたので、10分ほど早く学校に到着し、解散しました。

朝早くからのお弁当のご準備等、ありがとうございました。