日誌

日々の様子

第51回 入学式

第51回入学式が行われました。

事前の予報では雨模様でしたが、6年間の始まりよろしく幸先の良い晴れとなり、桜もピークと文字通り花を添えてくれました。

受付を済ませて、教室で待機している新入生たち。

 

 

入学式自体は、35分程度でしたが、思いのほか体育館が暑くて上着を脱いだ子供たちもいました。

(上の窓はあけてあったのですが・・・)

自分で脱ぎ着して温度調節ができるのは素晴らしいです!

 

式後の記念写真。

 

この写真は、後日オンライン販売しますのでその際はお知らせします。

ご入学、おめでとうございます!

 

 

校長式辞

連光寺小学校の新一年生の皆さん、ご入学、おめでとうございます。

今日から、皆さんは連光寺小学校の一年生ですね。たくさんお友達をつくって、がんばってお勉強をして、楽しく遊びましょうね。

そこで、まずたくさんのお友達と仲良くなるためのヒントを二つお話しします。

一つ目は、笑顔で元気に挨拶することです。挨拶は、仲間を増やす魔法です。「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」いろいろな挨拶がありますね。まずはお家の人。先生、友達、近所の方、学校に来ているお客様、まわりの人たちに元気よく挨拶をしましょうね。

学校があるときは、校長先生は、朝、昇降口であいさつをしています。元気に「おはようございます」とあいさつをしてくださいね。

二つ目は、お礼の一言です。「ありがとう」という言葉を、毎日使っていますか。お礼の言葉は仲良くなる魔法です。みんなを笑顔にする魔法です。

たとえば、これからみんなの教室でいろいろなことを手伝ってくれる六年生のお兄さんお姉さん。みんなが困ったときは、必ず優しく助けてくれます。その時は、「ありがとう」とお礼を言いましょうね。

一年生の皆さん。みなさんは今日から連光寺小学校の一員です。一緒にがんばりましょう。

 

保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。

本校は、「考えてやり抜く子、明るく思いやりのある子、たくましくじょうぶな子」を教育目標として、地域の皆様の多大なご協力に支えられ教育活動を進めています。お子様のこれからの六年間の小学校生活では、様々な出来事があると思います。そこで、私から、保護者の皆様にお願いしたいことがあります。それは、お子さんたちに「がんばる力」を与えてくださいということです。友達がたくさんできた。テストで百点が取れた。徒競走で一番になれた。それは素晴らしいことです。しかし、それは結果です。その結果に至るまでには、過程があります。子供たちにとっては、日々あきらめずに取り組んだり、勇気をもって一歩を踏み出したり、時にけんかしてしまった仲間と仲直りしようとしたり、そのような過程こそが、実はお子さんが大きく成長する時なのです。そんな時に、どうかお子さんの背中をそっと押してあげてください。

私たち教職員は、そんな「過程」を大事にしたい。

「がんばる力」は、その過程に、その成長に、なくてはならないエネルギーです。「すごいね」「がんばったね」「よく考えたね」という言葉を満面の笑顔で語りかけてあげてください。

お子さんが小学校生活の中で果敢にチャレンジしていくその姿を尊いものとして、応援し、結果ではなく、「がんばろうとすること」ことをたくさん褒めていただければと思います。

教職員一同、お子様が充実した学校生活の中で成長することができるよう、力を合わせて取り組んでまいります。ご理解、ご協力をよろしくお願い致します。

 

また、同じ子を持つ親として、一言付け加えさせてください。

子供の小学生時代は、家族にとって、宝物のような時間です。かけがえのない時間です。子供が大きく成長した後に、それはずっと家族の宝物になります。どうぞ、この珠玉の時間を、存分に、そして、大切に過ごしてください。

 

最後になりましたが、多摩市教育委員会 教育委員様をはじめ、保育園、幼稚園、地域のご来賓の皆様。本日は新入生のためにご臨席賜り、誠にありがとうございます。今後も、連光寺小学校の子供たちを見守り、支えてくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

令和六年 四月八日 多摩市立連光寺小学校長