今日の東寺方小

今日の東寺方小

3月25日(水)

 
 
 
 
 
3月25日(水)令和元年度第44回卒業式が挙行されました。卒業生75名が無事に東寺方小学校を巣立っていきました。
前代未聞の臨時休校1か月という事態。もしかしたら卒業式もできないのではないかという不安が、この1か月ずっと頭の片隅にありました。今日の朝、澄み切った青空を見上げた時、ああ卒業式ができるんだという思いがこみ上げてきました。毎日のように悪化していく状況を見聞きして募っていた不安が、今日の朝を迎えてやっと払拭されました。
卒業式での子ども達は、とても立派でした。少なかった練習を感じさせないほど堂々とした態度で、卒業式に臨んでいました。伸びやかに歌い、思いを言葉に乗せ、真っ直ぐ前を向いた真剣な表情の中に、心の強さを感じました。この子たちならきっと大丈夫。この先、どんな困難があっても、仲間と手を取り合って強い心で乗り越えていけるでしょう。そんなことを考えながら、卒業式の子ども達を見ていました。
卒業生の皆さん、皆さんの前にはたくさんの扉が並んでいます。どの扉を選び、どの扉を開けますか?どの扉を選んでも、選んだのは自分自身。自分の人生は自分の力で切り拓いていくのです。皆さんの人生が豊かで愉しく、充実したものになりますように。今日1日を思い返しながら、そう願ってやみません。卒業おめでとう!

3月24日(火)

 
 
 
 
学校の大栗川沿いの桜が満開になりました。明日の卒業式に花を添えているかのようです。
6年生の子ども達が、卒業式練習を行いました。3週間のブランクがあったにもかかわらず、子ども達はこれまで練習してきたことをしっかり覚えていて、とても真剣に練習に臨んでいました。特に呼びかけの歌がすばらしく、きっと明日もすてきな歌声を聞かせてくれることでしょう。
いよいよ明日は卒業式。今日は自分の好きなものを食べて(馬場先生談)、しっかり睡眠をとって、晴れやかな笑顔で卒業式を迎えてほしいと思います。すてきな卒業式になりますように願っています。
卒業生の皆さん、もしこのHPを見たなら、明日の朝、ご両親にありがとうの気持ちを伝えてください。人生の節目はそんなに多くあるものではありません。12年間の人生の中で、一番初めの大きな節目が小学校卒業です。節目の度にその足跡を振り返り、お世話になった方々に、これまでの感謝の気持ちを伝えるのです。それを大事にできる人になってくださいね。明日の皆さんに会えるのを楽しみにしています。

3月23日(月)

 
3週間ぶりに6年生が登校しました。今日は、3月に学習できなかった未履修分の学習をしました。やっぱり学校は子ども達がいてなんぼです。久しぶりに会った6年生は、不思議とちょっと大人びて見えました。明日は、卒業式練習。そして、明後日25日が卒業式となります。体調を整えて、晴れやかな顔で卒業式を迎えてほしいと願っています。すてきな卒業式になりますように。

2月29日(土)

 
1年生から5年生にとって、令和元年度最終日となりました。
体育館に集まれないので、令和元年度修了式が放送で行われました。
突然の臨時休校決定だったため、いつもの「児童代表の言葉」や「修了証書授与」、「校歌斉唱」は行われませんでした。唯一あったのは、「校長先生のお話」でした。
校長先生は、今の状況と健康に気を付けて過ごしてほしいということ、1年間振り返り努力したことをお家の人に伝えること、新しい学年のめあてを考えること、そして最後に6年生のことを熱い思いで話されました。
6年生の昨日の卒業式練習、ウインズの最後の演奏の話は心を打ち、全校で6年生に拍手を送りました。
(NHKの取材が入りました。今日のニュースで放映される予定です。)




 
3時間目、6年生最後の卒業式練習でした。それは、最後の音楽の授業でもありました。門出の言葉で歌う曲の練習を1時間がっちり練習しました。6年生の歌声は本当にすばらしい。そして何よりも歌っているときの表情がすばらしい。この歌声を保護者の皆さまにも聞いてもらいたい!本当にそう思います。最後には、歌を聴いていた先生方から一言ずつお話をいただきました。話されている馬場先生と大谷先生の表情からも思いが伝わってきます。すてきな卒業式になりますように。心から願います。

来週の月曜日から、長い臨時休校期間に入ります。その間、子ども達と保護者の方々の健康と安全が保たれますよう心から願っております。そして一刻も早くこの事態が収束し、日常の学校生活が送れますように。
「今日の東寺方小」これにて幕となります。これまでお読みいただきありがとうございました。

2月28日(金)

臨時休校が決まり、明日が今年度最後になることが決まった今日、最後の日を迎える前にという温かく強い気持ちが伝わってくるできごとがありました。ご紹介します。

卒業式は3月25日に行われる予定ですが、通常のやり方ではなく大幅に縮小して行います。5年生の出席しないことが決まり、門出の言葉も縮小せざるを得なくなりました。臨時休校中は、もちろん練習できません。25日は、ぶっつけ本番で行うことになります。今日の5時間目、台本を片手に呼びかけの練習をする6年生。これ以上ない逆境の中でも、子ども達の呼びかけの声と歌声は、心に響く美しいものでした。涙が出ます。このつらい状況を乗り越えて、素敵な卒業式になることを祈っています。さらにサプライズ!練習を終えた6年生を廊下で待ち受けていた1年生。タッチをして6年生を迎えました。1年生の気持ちが嬉しい。そして、愛されている6年生!本当に素敵でした。
 
もう一つは、寺小ウインズ。団員たちは、1年間の集大成である「ひのきの森スプリングコンサート」に向けて、一生懸命練習を重ねてきました。ところが、ここにきて急な臨時休校決定。あまりの逆境に言葉もありません。コンサートはできなくても、最後に区切りとして発表の機会をという願いを校長先生が受け止め、先生方に向けた15分ほどの発表会が行われました。曲は、「フィールズ・オーバーチュア」「パプリカ」「宝島」の3曲です。笑顔で終わろうという団員たちの思いから、演奏はすばらしいものでした。本当に本当に素晴らしかったです。こんなに美しくまとまった演奏ができるようになるなんて!子ども達、そして細谷先生の努力の成果です。演奏後、涙を流す細谷先生、子ども達。感動的でした。ありがとう。