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2018年3月の記事一覧

3月10日(土)晴れ 校長室コラム「卒業式明けの土曜」

<校長室コラム「卒業式明けの土曜日」> 昨日の大雨とは打って変わって、朝から穏やかで暖かな春の一日(最高気温10度)になりました。

〇明日、3月11日は「東日本大震災」から7年・・・・・・「震災」から明日で、7年目になります。TVなどで、7年が経過しての被災地の復興状況などの報道がありますが、なかなか被災した人々の願いの通りには復興していないのが現実です。
●国の通達もあって、明日の3月11日は北中では朝から国旗を「半旗」にして掲揚します。

〇「卒業・リターンズ」・・・・・・今日から「卒業・リターンズ」というコーナーを作り、卒業生の活躍やようすなどを紹介していきます。今回は卒業前に6名の卒業生から「お礼の手紙」をいただきました。その文面を紹介します。
●男子から・・・集会の時の話と校長先生の教育方針、そして海外派遣について書きます。
先生の話は、僕たち生徒が興味を持てる内容が多く、また同じような話ばかりではなく、毎回新しい話題で、聞いていて楽しい話が多かったです。
さらに先生のHappiness & EVOLUTIONの方針は、北中に浸透し学校には皆が楽しい笑いがありました。
また海外派遣の時は、団長としてまとめぶりは「さすが」でした。僕も一度フィジーの「カバ」を飲んでみたいと思いました。
校長先生のおかげもあり、北中生活で楽しい思い出がたくさんできました。二年間、ありがとうございました。

●女子から・・・海外派遣では計画から実施まで、私たち団員のために懸命に活動してくださいました。おかげで、私はとても楽しい6日間を過ごすことができました。
また「少年の主張」の際には、私のために貴重な時間をさきアドバイスなど多くのサポートをしていただきました。
他にも、北中をディズニーランドに、この1年間を「箱根駅伝」煮見立て面白く楽しい校長先生の話は、いつも心ワクワクさせられました。
このような楽しい思い出を作れたこと、中学校での2年間を共に過ごせたことが、本当に嬉しいです。
2年間、たくさんの「Happiness」をありがとうございました。
        
    (9日、卒業式 入場前の学活のようす)
******このような生徒からの作文を今日も読ませていただくと、心臓がドキドキ鼓動が速くなる気がします。素晴らしい3年生(卒業生)たちに、感謝します!

3月9日(金)雨のち曇り 校長室コラム「卒業式」

<校長室コラム「卒業式」> 昨日からの雨と風が、午前中まで続く中での「卒業式」となりました。校庭が大雨で、来賓や保護者の皆様方は地面がゆるい中での駐車で、大変ご不便、ご迷惑ををおかけしました。

〇今日の欠席等の状況・・・・・・1年間で、一番欠席者が少ない日だったように思います。 
●学年ごとの欠席者数・・・1年 1名(病気等1) 出席停止1(インフルエンザ1)   2年 3名(病気等3)   3年 0名   職員 0名 でした。

〇卒業式 厳粛の中、感動の式になりました・・・・・・「進化する北中」「進化する卒業式」をキーワードに生徒会とタイアップして、企画、計画、運営、実施した卒業式でした。
●大きな流れや次第などは変更できませんが、進化できるところは新しい企画を取り入れながら「進化した卒業式」になったことと考えています。
                                
●特に感動と涙をそそわれたのが「答辞」を述べた鈴木 前生徒会長でした。
「北中でやりきった」「北中で得た経験や体験を後輩にたくさん伝えたい」「感謝の気持ちを親や先生方に伝えたい」など、約10分間の「答辞」の中には、鈴木君の北中3年間の強い心と思いが伝わり、私も目頭が熱くなってしまいました。
 
***卒業式で「答辞」が終わって「鈴木 〇〇」と言ったあと、保護者席、来賓席から「拍手」がわき上がりました。職員も合わせて「拍手」をしました。私の長い経験でも、卒業式の「答辞」で拍手が起きたのは初めてのことでした。

●式で話をさせていただいた(校長の)「式辞」をコピーして紹介させていただきます。
******今日の卒業式 「 式辞」のコピー
 暦の上では「啓蟄」が過ぎ、春を感じた生き物たちは冬眠からさめ、動きはじめる季節になってきました。
 本日は、加藤公博町長様をはじめ小林栄治議長様、岩松一雄教育長職務代理者様、そして多くの地域のご来賓の皆様方の御臨席を賜る中で、北高根沢中学校「卒業式」が挙行できますことを、この上ない喜びと感じております。
  
 さて「卒業式」を迎えられた68名の皆さん、誠におめでとうございます。義務教育9カ年の課程を修了したことの証として、ただいま「卒業証書」を授与いたしました。
 中学校の3年間。特にこの一年間は学校行事に、部活動に、生徒会活動にと大活躍の3年生でした。夏休み後は、人生初めての受検(験)勉強にも臨んできました。大きなプレッシャーに負けず、努力し続けてきた皆さんは素晴らしいと私は思います。

 卒業生へのはなむけの言葉として、2点、お話申し上げます。
 一つ目は、「新たな北中レジェンド」に向けてについてです。
 昨年度からの継続で、北中を進化しよう、北中に新たな伝説を作ろう、夢と冒険の北中にしていこうという、私の学校構想に生徒たちがベクトルを合わせ、3年生は精力的、意欲的に動いてくれた二年間でした。
 特に、「生徒会」は会長を中心に新たな企画や活動を計画してくれたり、「あいさつ運動」の強化、「清掃活動」、「町や地域のボランティア活動」にも進んで参加してくれたりしていました。
  今年度作り上げた「北中レジェンド」を、次年度も2年、1年が引き継ぎ、発展させていくと期待しています。
 
 2つ目の話をします。先日閉幕した「ピョンチャン五輪」で、日本初の銅メダルに輝いた「そーだねージャパン」「女子カーリング」の話をします。
 8年前のオリンピックの敗戦を機に、北海道北見市に6名のメンバーが集まり、「北見から世界へ」という合い言葉で練習開始! 会場探しや遠征費の資金集めに苦労しながら、日本の大会で勝てない時期を乗り越えながらピョンチャン五輪に参加しました。
 予選から「そーだね」「オッケー」「ナイス~」など、北見弁の大きな声で作戦会議をしながら、笑顔で戦う4名でした。他チームとは違う「色」を出しながら、準決の韓国戦ではあと一歩で敗戦。3位決定戦のイギリスとの対戦では 、相手チームの最後の一投で勝利し銅メダルに輝きました。
 このチームのモットーは、「全員で戦う」「納得いくまで話し合う」「ミスを責めない」「負けても仲間を責めない」だそうです。
 3年生のこれからの生き方にプラスになる言葉があったのではないかと、私は思いました。将来の自分の夢や大きな目標に向かって生きていく上で、この「LS北見」のような暖かな雰囲気や気持ちも持ち続けてほしいと思い、紹介しました。
 
 最後に、保護者の皆様にお祝いを申し上げます。
 これまでの15年間、数々の思い出や出来事が脳裏をよぎり、満足感と充実感で胸いっぱいのことと推察いたします。
 本校での3年間、保護者の皆様の温かい御理解とお力添えを賜り、北中の教育成果が向上していることに対して、心からお礼を申し上げます。
 卒業生一人ひとりの「夢の実現」を御祈念申し上げ、「高根沢町から世界へ」という言葉を添えて式辞といたします。
      平成30年3月9日
             高根沢町立北高根沢中学校長 五味渕俊夫               

3月8日(木)雨 校長室コラム「明日、卒業式」

<校長室コラム「明日、卒業式になります」> 今日は朝から一日、雨でした。気温も上がらず、冬に逆戻りのような陽気となりました。
●明日まで雨が降り続くようです。明日の駐車場になる校庭が、この雨でむかるみぐちゃぐちゃになっていると想像しています。
 
  (町商工会女性部から贈られたカーネーション) 
 (祝詞を掲示しました)      (掲示物 3年間の思い出)
  
(表彰 ライオンズクラブから)   (各種表彰を行いました)  
  
〇今日の欠席等の状況・・・・・・大きく休む学年もなく、雨の中でも元気いっぱい登校していました。
●学年ごとの欠席者数・・・1年 2名(病気等2) 遅刻1 出席停止1(インフルエンザ1)   2年 3名(病気等2通級1)   3年 1名(病気等1) 遅刻3 出席停止9(県立高面接9)   職員 0名 でした。

〇同窓会入会式・・・・・・①校時、体育館で「同窓会入会式」が行われました。
●同窓会長の齋藤満則様にご来校をいただき、「ごあいさつ」と「記念品」を代表生徒(山本君)に授与していただきました。 
●最後に「お礼のことば」を髙瀬さんが同窓会になる心構えなどについて、話してくれました。
   
         (同窓会入会式のようす)

〇卒業式全体予行練習・・・・・・3年は引き続きですが、③④校時に体育館で予行練習がありました。
●式次第にしたがい、入場から証書授与、歌の練習、退場まで行いました。
     
       (卒業式予行練習のようす)

3月7日(水)晴れ 校長室コラム「県立高一般受検」

<校長室コラム「県立高校 一般学力検査」>天気予報では今日と明日、寒くなると話していましたが、日中は太陽が出て少し暖かく感じられる一日になりました。
 
(今日の給食 野菜コロッケ 他)   (お昼の空模様)
 
  (校庭に駐車場のライン張り 教頭と久郷先生2人で)
   
      (卒業式予行の会場作り 2年生)

〇今日の欠席状況について・・・・・・県立(私立1名)を含めて3年生、34名が入試に参加しています。
●学年ごとの欠席者数・・・1年 2名(病気等2) 出席停止1(インフルエンザ1)   2年 3名(病気等2通級1)   3年 3名(病気等3) 出席停止34(高校入試34)   職員 1名(時間休1) でした。
******1年で1名、インフルエンザA型の罹患がありました。

〇34名、全員が県立と私立の入試に望んでいます・・・・・・今日は33名が、「学力検査」5教科のテストに望んでいます。北中には、親や高校から何の連絡もないので、受検者全員がテストに挑戦できたものと思います。
●今日、県立の受検をしない3年、31名(3名欠席)は朝から、教室や校舎内の清掃活動や「卒業式」のしおりや掲示物作りなどの仕事をしていました。
******黙々と仕事をする3年生たちでした。職員たちも「よく働くね」などと、たくさん褒めていました。 
    

〇実力テストに挑戦・・・・・・2年と1年は1年先、2年先の県立高一般入試に備えて、シュミレーションの意味もあり、校内「実力テスト」(5教科)に挑戦していました。
●県立高校、学力検査の教科や時間と合わせた設定で、テストが実施されました。
   
******どの生徒も真剣に、一つひとつの問題を解答していました。

〇子育て・親育ちの眼「親の価値感が」・・・・・・「置かれた場所で咲きなさい」(渡辺和子著)の書物の一部を紹介します。
●3歳ぐらいの子どもを連れた母親が、水道工事をしている人たちのそばを通りながら子どもに話かけています。
「おじさんたちがこうして働いてくださるおかげで、あなたは美味しい水が飲めるのよ。ありがとうと言って通りましょう」と。
●同じところを、また別の母と子が通りかかりました。「あなたも勉強しないと、こういうお仕事をしないといけなくなるのよ」と言って通り過ぎました。
●価値感はこのように、親から子どもに伝えられることがあります。
最初の母親は、人間お互い支え合って生きていること。労働への感謝などを子どもに植え付けています。
2番目の母親は、職業への偏見や学歴への差別などの価値感を子どもに強く植え付けています。
●私(著者)の母は、決して学歴のある人ではありませんが、人間として大切にしなければならないことを伝えてくれました、と書いてありました。  
******参考文献 渡辺和子著「置かれた場所で咲きなさい」2012年 幻冬舎 47,48,49ページから

3月6日(火)晴れ 校長室コラム「明日、県立受検です」

<校長室コラム「明日、県立高全日制 一般選抜における学力検査があります」> 今日も日中、春らしい暖かな日和でした。最高気温は「11度」でした。
 
(今日の給食 けんちん汁 他)  (お昼 強い風と青い空)
 
   (国旗掲揚 新生徒会役員が毎日、行ってくれています)
 
  (3年2組保体科 翔兵先生もバドミントに参戦)
 
     (2年社会科 野本先生のグルー学習授業のようす)

〇今日の欠席等の状況・・・・・・明日、受検する生徒はベスト・コンディションで望んでほしいです。
●学年ごとの欠席者数・・・1年 2名(病気等2) 遅刻1   2年 4名(病気等3通級1)   3年 3名(病気等2通級1) 遅刻1   職員 1名(時間休1) でした。

〇明日、県立高校全日制 一般選抜における学力検査が行われます・・・・・・明日、県立高校の「学力検査」が行われます。
●先週末、事前指導で話があったことをよく確認し、準備をしっかりして、余裕をもって集合時間に高校に到着できるようにしてください。

〇SNS発 若者言葉が続々と・・・・・・「りょり、り」「とりま」「いつあり」「いみふ」など、「LINE」のトーク場面に見慣れない日本語が並びます。
●次のようなLINEでの会話文を読んでみてください・・・A「明日学校じゃん! つらみー」 B「それな」 A「けど、ワンチャン明日の授業、映画鑑賞じゃん!」 B「あーね」 A「明日どっか行こうよ」 B「りょ!てか。 ディズニー行ってる人たちマジ卍じゃない?」 
***さて、この2人の女子のLINEの会話、理解できましたか?

●梅花女子大学教授の米川明彦先生(日本語学)は、「近年、SNSで使う言葉から新語が生まれている」と話しています。
「いってら」(いってらっしゃい)などのあいさつの新語ができたり、「りょ」(了解)などのような極端な省略語が最近の特徴だそうです。 
******参考文献「読売新聞」(H30,3,6)15面から