5年生が着衣泳をしました!
7月19日、5年生が水難事故防止のための着衣泳を行いました。
初めて服を着たまま、プールの中へ。水着の時は違う感覚を感じ取り、泳ぐことはもちろん、走ったり歩いたりすることですら、動きにくいということを体験しました。
昨年の水難事故件数は、全国で1000件以上。その中でも中学生以下の事故は、119件もありました。
海や川でいつ水難事故に遭うかわかりません。いざという時のために、どの児童も真剣に授業に取り組みました。
着衣泳のテーマは、「浮いて待つ」です。全身の力を抜き、背浮きの状態で救助を待ちます。練習を重ね、徐々に上手に浮いて待てる児童が多くなりました。また、服を着たまま、くつを履いたままでは動きづらいですが、自らの命を守るため、服やくつは脱ぎません。服やくつは、体温低下を防ぐ役割と浮き具としての役割を果たすからです。
最後にペットボトルを抱えての「浮いて待つ」です。ペットボトルを胸に前でしっかり抱え、1分間浮いて待つを体験!多くの児童が姿勢をキープして、浮いて待つことができました。
「浮いて待つ」水難事故から命を守るキーワード!いざという時のために、この経験を生かしてもらえたらと思います。しかしながら、悲しい水難事故が起きないことが一番。この夏、水難事故による悲しいニュースが少ないことを、いや、1件もないことを切に願います。
今回の5年生の着衣泳をもって、今年度の水泳学習がすべて終了いたしました。今年も無事に終えることができ、なによりです。保護者の皆様、ご協力ありがとうございました。