柳小diary

6年 着衣泳

6年生が、着衣泳体験を行いました。

 

まずは、水難事故概況と水難事故遭遇時のコンセプトを

丁寧に説明していきます。

千葉県は、海や川に囲まれているため、

水難事故は、全国ワースト2位です。

 

いよいよ入水。すこし水の中で動いてみます。

すぐに、

「やばっ!重!」

「重いー!動けない」

などの声が挙がります。この体験が大切。

 

実際に、着衣のまま泳ぐとどうなるか試しました。

「え?無理無理無理!」

「進まないし、ズボンが脱げちゃう」

そう、着衣で泳ぐことは現実的ではありません。

 

呼吸の確保をしながら浮くため、当然、背浮きです。

これがなかなかうまくいかない。

できても長くて10秒。

これでは、助けを待つことができないとの結論に。

 

靴を履いたままにすると、浮きやすくなることを体感。

そう、靴は脱がない方がよいのです。

 

ペットボトルを抱くと、呼吸の確保が楽にできます。

 

慣れると進むこともできるようになります。

湯本教諭は、手本を示しながら泳いでいて

プールサイドに頭をゴツン!

周りの確認は、いつでも必要ですね。

 

ズボンの素材によっては、浮き輪になることを

湯本教諭が実演して見せています。

 

最後に、水の中で着衣を脱ぐことを体験します。

「ぴたりと付いて脱げない」

「靴まで脱げちゃう」

「まじで溺れちゃうよ」

などなど。そうなのです。服はだからこそ脱ぎません。

 

順序立てて、様々な体験をしながら考えさせていく

6年生らしい、よい授業の進め方でした。

 

それにしても、プールサイドは暑い!