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カテゴリ:浪江町社協

素敵にリメイク!

こんにちは、突然ですが皆さん私服はどのくらい持ってますか?
夏物、冬物シーズンごと買い揃えると買い揃えるとかなりの量になり、人によって
は着る機会もなくタンスの奥にしまい、頃合いを見て捨てるなどするかと思います。

そんな眠って処分を待つだけの衣類を、新たな姿でよみがえらせる職人の皆さんをご紹介します。

こちらは旧平石小学校仮設住宅を中心に活動をされている「なみえ平石絆プロジェクト」のみなさんで、
作業中のお忙しいところでしたが快く撮影に応じてもらいました。

 
古着をこのように必要な形に裁断をして・・・、


縫い合わせて・・・、


このようにまったく違う姿に!Σ(・口・)

自分たちが普段身に着けている服がこのように生まれ変わるとは驚きですね。

因みにこちらのベストは製作に約2日間費やし、


こちらのバッグはネクタイを基になんと!約2週間費やして完成するとのことです!♪⌒ヽ(*゜O゜)ノ スゴイッ!!!


会長の天野さんに作品作りのきっかけについてお伺いしました。

3年ほど前に福岡県で衣類のリフォーム教室を開いている西村ミツヱさんがご支援で仮設にお見えになった際、
普段捨ててしまうものを新たな形で再生できる楽しさをお話いただいたところ、興味がわいた住民が西村さんに
教えを請う形でスタートしたのが始まりとのことで、西村さんは5日間泊りがけで熱心に教えていただいたそうです。

 

そして平成26年から現在の「なみえ平石絆プロジェクト」を結成し、NPO法人ルワンダの教育を考える会の
マリールイズさんとのご縁で翌年1月にバザーに出品するまでに至ったとのことでした。


天野会長「震災によって多くのものを失いましたが、同時に新しい出会いがあり、ご縁があって現在の活動を始める
     ことができ、そして今まで住んでいた地域が異なるひとたちが、こうやってわいわい言い合いながら作品
     作りができるきっかけをいただいたのは本当にうれしいことです。発足当時は10名程度いたメンバーも今
     では7名と減ってきています。仮説からの退去はこれからも進んでいくでしょうし、私もいずれこの仮説か
     ら退去することになるでしょうが、退去後もバザーなどを通じて同窓会のように集まって作品を作りたい
     ですね。」
      
さまざまな人とのご縁があってこのような素敵な作品が出来上がるのですね。

 
皆さんも素敵な作品との出会いに「なみえ平石絆プロジェクト」さんの工房へ足を運んではいかがでしょうか?