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2025年4月の記事一覧

【メニュー】ハヤシライス、ひじきと大根のサラダ、レモンヨーグルト、牛乳

 今日は「ハヤシライス」について紹介します。ハヤシライスの名前の由来はいくつかあります。ハヤシさんという人がつくった料理だから、またはハヤシさんという客が料理屋で毎日注文していた料理だから、などといわれています。そして、細切りにした牛肉の料理である「ハッシュドビーフ」をご飯と一緒に食べることから「ハッシュドビーフ・ウィズ・ライス」となり、それがなまって「ハヤシライス」と呼ばれるようになった、ともいわれています。 
 また、ハヤシライスとカレーライスは、どちらもご飯にルウをかける料理のため、同じ種類の料理と思っている人が多いかもしれません。しかし、ハヤシライスはどちらかというと、シチューの一種として発展していった料理と考えられています。今日のハヤシライスは、たっぷりの玉ねぎを炒めてから煮込んでいます。甘味を味わいながら食べましょう。

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【メニュー】コーンピラフ、鶏肉のマーマレード焼き、ミネストローネ、アセロラゼリー、牛乳

 今日は「鶏肉のマーマレード焼き」について紹介します。マーマレードは、ジャムの一種で、柑橘類の皮が使われているものをいいます。そもそも、ジャムは果物に砂糖を加えて、果物がゼリー化するまで煮詰めたものです。マーマレードは、果物の甘さに加えて、皮のほろ苦さを味わうことができます。元々、マーマレードは、「マルメロ」という果物を原料として作られたことが起源といわれています。酸味が強く、そのままでは食べることができなかったマルメロをペースト状にし、「マーマラーデ」と呼んでいたそうです。 

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【メニュー】たけのこごはん、厚焼き卵、ごまあえ、すまし汁、牛乳

 今日は「たけのこごはん」について紹介します。土の中に埋まっている竹の若い芽を掘り起こしたものが「たけのこ」です。漢字で「竹の子ども」と書きますが、本来は「竹の芽」です。たけのこは、1日に70cmも伸びるといわれるほど、早く成長します。たけのこには、たくさんの節があり、この節に成長点が密集しているため、盛んに細胞分裂を繰り返し、節と節の間を伸ばしています。 
また、たけのこは「竹かんむり」に「旬」という漢字(筍)もあります。旬とは、「食べ物の味が良い時」という意味で使われますが、元々時間を表す言葉として、「10日間」のことを示します。これは、たけのこが、芽生えて10日以上経つと、硬くなって食べられなくなるため、「旬の内の竹」という意味で、この字が当てられるようになったと言われます。 
今日は、今年獲れたばかりの新鮮なたけのこを使った春らしい混ぜごはんです。春の風味を味わいながら食べましょう。 

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【メニュー】コッペパン、いちごジャム、デミグラスハンバーグ、コーンポテト、牛乳

今日は「いちごジャム」について紹介します。春が旬のくだものの一つ、いちごが日本に入ってきたのは、江戸時代にオランダから観賞用に持ち込まれたのが最初といわれています。ビニールハウスを使わず、屋外で育てる露地栽培では、5月頃が旬ですが、ハウス栽培の技術が進歩してからは、冬から半年以上も収穫できるようになりました。栄養面では、ビタミンCを多く含んでいる他、おなかの調子を整える食物繊維も豊富に含んでいます。 
ジャムの起源は、今から1万年以上前の、旧石器時代後期まで遡るといわれています。みつばちの巣から蜜を取り、その蜜を使って果実を煮たことが、ジャムの始まりとされています。大昔から人類が作っている保存食品といえますね。日本では明治時代から製造されるようになり、戦後の学校給食でジャムの利用が増えてから、一段と需要が高まっていったようです。 
ちなみに、4月20日は「ジャムの日」に制定されています。いちごの甘酸っぱさを味わいながら食べましょう。 
明日は箸の日です。忘れないようにしましょう。ジャムの袋はプラごみです。 

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