投稿日時: 01/16
サイト管理者
皆さんも知ってると思いますが、元旦の能登半島の震災の翌日、2日の日には飛行機同士の衝突事故がありました。その事故では、海上保安庁の航空機で死者が出てしまいましたが、日本航空の旅客機の乗客は誰一人犠牲者が出ませんでした。
これは、「90秒ルール」のお陰なのだそうです。「90秒ルール」は普段から機長さんやCAさんたちが90秒で乗客全員を安全に脱出させるために訓練する時の合言葉です。
皆さんの避難訓練の際にも「90秒ルール」を守るための3つのポイントが生かせそうなので紹介します。
1つ目は「パニックコントロール」。
とにかく慌てている乗客一人一人を落ち着かせることだそうです。
2つ目は「状況判断」。
今回の場合は非常扉が8つのうち3つしか開かなくなってしまったそうですが、CAさんが自主的に判断して乗客を開く方の扉に誘導したそうです。
3つ目は「荷物は不要」。
どんなに大切な物があっても自分の命以上に大切な物はありません。1人1人の乗客が自分の荷物をあきらめることに協力してくれたから全員の命が救えたのだそうです。
「90秒ルール」を守るための3つのポイントはわかりましたか。災害はいつやってくるかわかりません。学校にいる時だけではなく、家にいる時やお買い物の時、映画館などの娯楽施設にいる時など、いつどこでどんな時に起きるかわかりません。
「落ち着く」「状況判断」「荷物をあきらめる」の3つのポイントを守って自分の命を守ってください。
これで校長先生のお話を終わります。