学校長から

令和6年度(3年度より継続)

1.24【校長メッセージ】

おはようございます。

 今朝は授業の前に校長先生から大切なお話が3つあるので聞いて下さい。

1つ目はコロナウイルスのことです。 コロナウイルスオミクロン株による陽性者が増えていることは皆さんもニュースで知っていると思います。実は、新川小でもこの土日で3つのクラスで出ました。でも、抗原検査キットで検査をしたら残りの児童は全員陰性だったので学級閉鎖にならずに済みました。それは良かったのですが一つ心配なことがあります。皆さんの中にはそんな人はいないと思いますが、誰が陽性だったとか、その子に近づかない方がいいとか、根も葉もない噂をしたり、行動をしたりする人がいないかということです。もし、そういう人がいたら校長先生に直接教えてほしいです。それから、皆さんの中にはコロナウイルスが怖くて学校に来たくないと思っている人もいるかもしれません。でも、学校は土日の間に消毒してあるので安心して登校して下さい。

2つ目は登下校のことです。 新川小学校では今、集団登校をしていますが、蔓延防止等重点措置がしかれている間の2/13までは一度やめようと思います。低学年のコース別下校も一度やめます。集まると密になってしまうからです。ただ、不審者の心配もありますので完全に1人で歩いてほしいというわけではありません。マスクをして少しだけ間隔をおいてしゃべらずに登下校できるといいですね。コロナの状況が良くなったら、2/14からはまた、集団登校に戻す予定でいます。

3つ目は、皆さんのふだんの生活のことです。今皆さんは、3密を避けたり、毎朝体温を測ったり、手洗いをしたり、マスクをしたり、黙食をしたり、ということをしていると思いますが、コロナ禍の生活が長くなってきて、少し気持ちが緩くなってきているなと感じます。もう一度1人1人の人が見直して心がけていってくれるとうれしいです。というのは、皆さんはコロナ禍を長く生きていくので「自分の身は自分で守る」が基本だからです。あらためて、みんなで見直してみましょう。

これで、校長先生のお話を終わりにします。

1月の避難訓練 校長講話

避難訓練を終えて校長先生からお話があります。

皆さん、今日の避難訓練はいつもとは違う避難訓練でしたね。

さて、どこがいつもと違う避難訓練だったのでしょうか。3つ答えられたらパーフェクトです!少し時間を取りますので全部答えられるように考えてみてください。

(少し考える時間をとる)

1つ目。「予告なし」

皆さんは今日の避難訓練の前に「今日は避難訓練がありますよ」と予告されていましたか。そうです。訓練ではない、本当の地震はいつ起こるかわかりませんよね。今日の避難訓練はそのための練習でした。

2つ目。「1人で」

今日皆さんはクラスの人と一緒に並んで避難しましたか。そうです。いつもと違ってクラスで並んで避難することはしませんでしたね。1人1人が避難して、校庭に出てから集合しましたね。

3つ目。「いつもと違うコース」

今日皆さんは教室から並んで避難しましたか。そうです。いつもとは違う場所にいてそこからいつもとは違う経路で避難しましたね。

さて、この3つの答えをまとめるとどんなことが言えるでしょう。答えは簡単です。「いつもと違う」ということです。今日の避難訓練は、今年度最後の避難訓練ですから、担当の先生に頼んでいつもと違う「応用問題」にしてもらいました。

皆さん、応用問題は上手に解けましたか。校長先生が採点したところ今日の皆さんの避難訓練は100点満点でした。皆さんはこの後、1人1人が教室でふりかえりをしてみてください。

これで校長先生のお話を終わります。

3学期始業式校長挨拶

あけましておめでとうございます。

皆さん、冬休みの間元気で過ごせましたか。今日から3学期ですね。

さて、この写真を見てください。

(写真を見せる)

何だかわかりますか。玄関や職員室の周りで見たことがありますよね。これは、市の事務員さんが季節ごとに考えて装飾してくれているオーナメントです。皆さんの生活する学校が少しでも潤いのあるように普段のお仕事にプラスワンで飾り付けしてくれているのです。

学校には担任の先生以外にも事務員さんのようにいろいろな先生がいますね。もう1人の事務の男の先生がいるのを知っていますか。保健の先生、栄養士の先生、調理師さん、英語や音楽や図書館の先生、用務員さん、読み語りの先生。すべての先生がそれぞれの立場で皆さんの勉強や生活を支えてくれているのです。

校長先生は3学期の新川小学校のテーマは「感謝」だと思っています。

皆さんがこうして毎日元気に学校に来て勉強したり、生活したりできること。それは当たり前のことだけど当たり前のことではありません。校長先生は皆さんに、当たり前の幸せに気づき、「感謝」できるようになってほしいです。いつもは当たり前すぎて口に出せないけれど、恥ずかしがったり、照れたりせずに、「感謝」を表現してほしいのです。6年生はもうすぐ卒業式があったり、他の学年の皆さんも学年が一つ上がったりする時が来て、3学期は「感謝」を表現するにはとても良い時期ですから。

「ありがとうございます」「お世話になりました」「うれしかったです」。どんな言葉でもいいです。話すのが苦手な人は手紙や文字、行動、いろいろ考えられると思うので、相手に伝わるのならどんな表現でもいいです。

最後になりますが「感謝」の気持ちは誰に表せばいいのでしょう。少し時間をとりますので考えてみてください。

(少し時間を取る)

先生だけではなくお友達、学校だけではなくお家の方、少し考え方を変えて人だけではなく皆さんがお世話になった物でもいいですね。

それでは、3学期。「感謝」の気持ちを持って頑張りましょう。

これで校長先生のお話を終わりにします。

2学期終業式校長挨拶

おはようございます。2学期も今日が最後となりますね。

2学期の始業式で校長先生がみなさんにおはなししたことを覚えていますか。

「校長先生の娘がコロナウイルス陽性になって大変だったお話」と「どうせコロナだからとあきらめず、自分たちでできることを自分たちで考えて、チャレンジしていき、充実した2学期を送ってほしいというお話」でした。覚えていましたか。

 

今から、校長先生がみなさんに充実した2学期だったか成績をつけてみようと思います。

まず、運動会です。運動会は延期になりましたが、去年よりもできる種目が増えて、全校児童が本当によく頑張っていました。高学年の皆さんは係活動でも活躍してくれました。

また、学年ごとに行き先は違いますが、校外学習でも実行委員を中心に皆さんは活躍していました。特に、6年生の修学旅行、5年生の林間学園は、宿泊できなかったものの、充実した「濃い一日」として校長先生も思い出に残っています。お迎えに来てくださった保護者の皆さんにも感謝しなくてはいけませんね。

もう一つぜひ校長先生が言いたいのは、持久走記録会です。自分の体力の限界までがんばって走りきっていたみなさんに拍手を送りたいです。

こうしたことから、校長先生は新川小のみなさんに対して、点数をつけると、100点中、120点です。本当に素晴らしい!!そして、よくがんばりました。

明日から冬休みですが、校長先生から1つの宿題と3つの注意をします。

宿題は、来年の自分の目標を立てることです。

来年1年、どんなことを頑張ってみたいか自分で目標を決めることで、さらに自分自身が大きく成長できると思うからです。

注意する3つは、交通事故、不審者、新型コロナ予防です。

3つとも気をつけてほしいのですが、特に新型コロナ予防については、今は下火になっていますが、去年のことを思い出すと冬休み明けに一気に増えて緊急事態宣言が発せられたのを覚えています。年末・年始で人が集まることが多くなる時期ですが、健康管理をきちんとして「静かな年末・年始」を心がけてほしいです。

それでは、令和4年1月7日に、校長先生は正門でみなさんと元気に会えるのを楽しみに待っていますね。

これで校長先生のお話を終わりにします。

それでは、良い年をお迎えください。

11月全校朝会校長挨拶

11月 全校朝会校長挨拶

今日は、校長先生が月曜日に出張して勉強してきたことを全校の皆さんにお伝えします。それはあいさつの話です。

あいさつの「あ」は「明るく」あいさつしようの「あ」なのだそうです。では、あいさつの「い」は何だと思いますか?(少し時間を取る)

「いつも」あいさつしようの「い」だそうです。

では、あいさつの「さ」は何でしょう?

(少し時間を取る)

「さきに」あいさつしようの「さ」だそうです。

最後は少し難しいかもしれません。「つ」は何でしょう?

(少し時間を取る)

「つ」は「つづけて」あいさつしようの「つ」だそうです。

よく考えられていますよね。新川小の皆さんはこれまでもあいさつが上手でしたが、これからも今の話を参考にして、「明るく」「いつも」「先に」「続けて」あいさつしていきましょうね。そして、今度、皆さんに会ったときには「あいさつの『あ』は何だっけ?」と聞きますので答えてくださいね。

それでは、今月も校長先生からおすすめの本を紹介してお話を終わります。

 

*低学年

 「くまのこうちょうせんせい」

大きな声の熊の校長先生。小さな声の羊くん。ある日校長先生は小さな声しか出せなくなってしまいました。さて、その後どうなったでしょう。

 「はらぺこあおむし」

作者のエリック・カールさんは残念ながら5月に91歳で惜しまれながら亡くなってしまいました。世界中の人に愛されたエリックさんの絵本をぜひ読んでください。

*中学年

「ノンちゃん雲に乗る」

校長先生が小学生の頃に読んだ本です。ある朝、ノンちゃんが起きるとお兄さんとお母さんがいないことに気づき大泣きしてしまいます。さて、その後は…。

「鈴の鳴る道」

作者の星野富弘さんは中学の体育の先生でしたがケガをして手足の自由を失い、車いす生活です。口で筆をくわえて描いた詩画集の一つがこれです。

*高学年

「きみの友だち」

10編の短編小説で成り立っています。どれも面白いです。作者の重松清さんは校長先生と同じ年の58歳。この本以外でも昭和の香りが残る文学を読めます。

「松坂大輔」

10月に惜しまれつつ引退をしたプロ野球選手の本です。「松坂世代」という言葉もできたほど野球以外の面でも素晴らしい選手でした。高学年だけではなく中学年の人でも読める本です。