R4年度 給食紹介

2023年2月の記事一覧

令和5年2月27日(月)の給食

【献立】牛乳 焼きそばパン タラの南蛮漬け 肉団子と大根のスープ

 焼きそばパンは、給食で出してほしい料理アンケートで、2年生の善田さんよりリクエストがありました。

 焼きそばは、いつも食べやすいようにざく切りにしているのですが、今日は普段よりも短く切りました。麺はオーブンで焼き目をつけてカリッとさせてから、具と混ぜました。

 パンには、焼きそばだけでなく、タラの南蛮漬けをはさんでもよさそうです。善田さんのクラスでは、「焼きそばパンが好き!」という子がたくさんいて、皆楽しそうに食べていました。子ども達の自由なアイディアで、給食献立の幅が広がります。

令和5年2月24日(金)の給食

【献立】牛乳 親子丼 野菜の梅のり和え スキー汁

 スキー汁は、新潟県の郷土料理。スキーの訓練時に出されたさつまいも入りのみそ汁です。具や切り方にも意味がこめられています。例えば、短冊切りの大根と人参は、スキー板。斜め切りのごぼうやねぎは、かんじき。つきこんにゃくは、シュプールなど…。

 和えもののブロッコリーは、茎も厚い皮を除いてから、さいの目に切って使っています。歯ごたえがあって美味しいです。

 親子丼は、「給食で出して欲しい料理アンケート」で多数のリクエストがあったため取り入れることにしました。ただ、給食では衛生面の問題から半熟の卵を出すことができないため、片栗粉でしっかりとろみをつけた煮汁に、卵を入れていって、ふんわり感を出しました。「底が焦げそう…なかなか固まらないね」と調理員さんもドキドキしながら作っていましたが、美味しくできました。

 教室では、親子丼のPRにつとめました。①鳥インフルエンザで鶏肉や卵が希少だけれど、みんなのリクエストに応えて出していること、②半熟ではない方法でトロトロ感を出していること等を伝えると、たくさんの児童がお代わりに並んでいました。「卵は好きじゃないけど、これは美味しい」「野菜も美味しかった」「10回もお代わりして、おなかいっぱいだよ」等、笑顔で感想を伝えてくれました。配缶直後は盛り残しも多かった1年1組が、きれいに完食していたのはうれしい驚きでした!

令和5年2月22日(水)の給食

【献立】牛乳 ジャンバラヤ スパイシーポテト 卵と野菜のスープ

 今日は、ケイジャン料理の献立です。ケイジャン料理はアメリカ南部のルイジアナ州で生まれた料理です。スペイン、フランス、アフリカの料理が混ざり合い、スパイスを使うのが特徴です。

 ジャンバラヤにはカレー粉とチリパウダー。スパイシーポテトにはクミン、ガーリック、パプリカを使いました。

 ジャンバラヤの具を作り始めると、ウィンナーと甘辛いスパイスの食欲をそそる香りが、給食室前に漂っていました。子ども達も匂いをかいでお腹が空いてきたことでしょう。

 子ども達にはフライドポテトが人気で、給食のリクエストにも挙がっていたので今回取り入れました。スパイシーポテトのじゃがいもは、全校分で約100kg。芽取り、皮むきなどの下処理や、カリッと揚げるのにも時間がかかるのに、揚げ終わると半分の量に減ってしまいます。もっと出してあげたいと思いますが、今の量で精いっぱいです…。

 今日はどの料理もとてもよく食べられていました。

令和5年2月21日(火)の給食

【献立】牛乳 白ごまタンタンうどん ひじきと厚揚げの煮物 わらびもち

 白ごまタンタンうどんは、和風のごまうどん。さば節と昆布で取っただしに、鶏ひき肉とちくわが入り、うまみたっぷりの汁が美味しいです。

 わらびもちは、冷凍のものを使用しました。調理員さんは、食品を袋から出すのにも気をつかっています。袋の端にはさみで1度切りこみを入れてから、表の部分にまた入れて、スーッと切ります。はさみをジョキジョキ動かすことは、ビニール片の混入につながってしまうため厳禁です。調理員さんは、2人の作業の流れを打ち合わせして、手袋を付け、はさみを消毒して、注意深く作業していました。

 黒みつは、黒砂糖に同量の水を加え煮立てて作り、教室でかけてもらいました。

 白ごまタンタンうどんの反響が大きく、「味付けは何?」と何人からも質問を受け、「白ごまタンタンうどんの作り方を教えて下さい」というお手紙ももらいました!

令和5年2月20日(月)の給食

【献立】牛乳 こうし飯 いかフライ 野菜のごま和え かき玉みそ汁

 こうし飯は、高知県の郷土料理です。6年生の徳原さんが家庭科献立で取り入れていて、発見した料理です!

 ごはんに、ちりめんじゃこ、たくあん、のりに、しょうゆと砂糖を混ぜる料理。ご飯に合う具材ばかりで、美味しいこと間違いありません。こうし飯は、年越しの時に食べるので「越し飯」が「こうし飯」になったそうです。

 調理員さんは、「このご飯、6年生が知ってたの?」と驚いていました。日本にはまだまだ知らない料理がたくさんありますね。

令和5年2月16日(木)の給食

【献立】牛乳 コッペパン ブルーベリージャム 肉と野菜のごまドレッシング ウポポポタージュスープ

 今日は、おはなし給食。絵本『ウポポ ウポポポ ポタージュスープ』に合わせてポタージュスープを作りました。

 もえこはお母さん特製のポタージュスープが大好き。今日の中身は何だろうとスープをのぞきこんだ途端、もえこはすいこまれるようにスープの中へ…。牛乳、にんじん、たまねぎなど、スープに入っている食材たちが楽しい歌を歌いながら次々と登場します。

 調理員さんも、このスープを作っていると、釜の中で沸騰している音が「ウポポポ…」と聞こえてくるような気がするそうです。ウポポポタージュスープの登場は、今回で3回目。少しずつ材料や作り方を変えて、回数を重ねるごとに美味しさが増してきました。

 給食時間に、図書委員さんが放送で読み聞かせをしてくれました。子ども達は、パンにジャムとスープを交互につけて楽しみながら食べていました。

令和5年2月15日(水)の給食

【献立】牛乳 麦ごはん 鶏肉のねぎだれ 卯の花炒り 白菜汁

 今日は和風の献立です。鶏むね肉は、下味・片栗粉をつけてから油で揚げ、ねぎを使った甘酸っぱいたれをかけました。

 卯の花炒りのおからは、オーブンで蒸気をかけながら焼いて、余計な水分を飛ばしました。鶏ひき肉、干し椎茸などを甘辛く煮た汁に、おからを加えて煮ると、味も決まり、しっとり美味しそうに仕上がりました。

 前回の卯の花炒りは、多く残ってしまったので心配でしたが、今日はとてもよく食べられていました。1年生でも「美味しい」と言っておかわりする子がいました。しっとりした食感が良かったようです。より美味しい仕上がりを求めて、調理員さんは調理方法を日々試行錯誤しています。

令和5年2月14日(火)の給食

【献立】牛乳 小松菜パスタ ミートボールトマトスープ 米粉ガトーショコラ

 今日は、バレンタインデーでにちなんで、ガトーショコラです。食物アレルギーに配慮して、牛乳、卵、小麦粉の代わりに米粉、豆乳などを使いました。卵や小麦粉を使わずに美味しいケーキを作るのはなかなか難しいため、お菓子作りの得意な、調理員の齋藤さんにレシピを考えてもらいました。何度も試作して迎えた今日は、時間にも余裕があり、満足の行く焼き上がりでした!荒熱を取った後、粉糖をふりかけて出来上がりです。しっとりした食感で、生チョコでも入っているかのように美味しく出来ました。今日のために、いろいろな調整をして下さった齋藤さんはじめ調理員さん、ありがとうございました。

 メインは、トマトたっぷりのミートボールスープと、にんにくを効かせた小松菜パスタで彩り良くできました。

 なかよし学級では、パスタにトマトスープをかけて食べたりして楽しんだそうです♪

 ガトーショコラについては、「美味しかった」「来年も出してほしいな」等好評の声をたくさん聞くことができ、調理員さんには「本命チョコいただきました!」と言う男子もいたそうです。なかなか気が利いていますね。来年もまた出します!!

令和5年2月13日(月)の給食

【献立】牛乳 麦ごはん 豚肉のジンギスカン風 芋団子汁 りんご

 今日は、北海道の郷土料理です。ジンギスカンは、羊肉の代わりに豚肉で作りました。にんにく、しょうが、玉ねぎ、りんご、ケチャップなどを合わせて煮詰めて、タレを作ります。豚肉も下味をつけておきます。水気が出る玉ねぎ、キャベツ、もやしはそれぞれ軽く炒めて、水分を切っておきます。これらを順に加えながら炒めて出来上がりです。最初は塩気の目立つタレが、加熱するうちにまとまり甘みが出てきて、調理員さんも驚いていました。ごはんがもりもり進む味付けです。

 欠席者が多かったのですが、ごはんとジンギスカンは特によく食べられていて、ほとんど残りませんでした。

令和5年2月10日(金)の給食

【献立】牛乳 大根菜飯 野菜のゆかり和え おでん 豆乳プリン

 今日は朝から雪が降り、とても寒い一日です。こんな日には、おでんが美味しく感じられます。調理室では、だしを取る釜から白い湯気が立ち上っていました。

 大量調理のおでんは、火を通すために混ぜることで具が崩れてしまうことがよくあります。調理員さんは見た目にもこだわり、具材を入れる順番を変えて、がんもも崩さずきれいに仕上げて下さいました。

 野菜のゆかり和えは、キャベツ、もやし、ブロッコリーをゆでてよく絞り、塩とゆかりで和えて作ります。ブロッコリーは芯も皮をむいて、小さく切って使います。今日も美味しくできました。