2020年度 給食の献立紹介

2021年1月の記事一覧

1月29日(金)の給食

『牛乳 ご飯 千葉県産のりの佃煮 鯖の照り焼き 舞茸とごぼうのピリ辛 流山産小松菜の味噌汁』です。

 

 

 今日は全国学校給食週間、第5日目。千葉県産や流山産の特産品を取り入れた献立です。千葉県は、海に囲まれた、とても海産物に恵まれた地域でもあります。江戸時代の文政5年、今から200年前に江戸前(東京湾)の海苔として生産がはじまったという記録が残っています。今も富津市・木更津市などを魚場として収穫されて、とてもおいしい海苔がつくられています。今日は、千葉県産ののりを甘辛く煮た佃煮になっています。ご飯のお供にぴったりです。干葉県ののりを味わって食べましょう。
 汁物は、「流山産の小松菜」を加えたお味噌汁です。だし汁で大根、豆腐、長ねぎ、小松菜を加え野菜がたっぷりの、栄養満点の汁物です。流山産の小松菜は、市内在住の中山さんが、丁寧につくってくださった小松菜です。ビタミンAやカルシウム、鉄分などのミネラルも多く含まれていて体に大変良いです。甘みもあるので、ぜひ、流山産の小松菜を味わって食べてみましょう。

1月28日(木)の給食

『牛乳 パン メープル&マーガリン グリルチキンのクリームソースかけ スタンポット ミートボールのトマトスープ』です。

 

 

 今日は全国学校給食週間、第4日目。流山市とオランダには歴史的なつながりがあることからオランダ料理を給食の献立に取り入れました。市内にある利根運河は明治23年オランダのムルデルさんによって設計され、長い月日をかけて利根運河が造られました。利根運河が開通したことにより、当時、船で輸送していたので、より江戸に運びやすくなったそうです。

 オランダの国は、酪農や漁業が盛んです。ウィンナーやチーズなどもたくさん作られています。「スタンポット」とは、オランダの代表的な家庭料理。じゃが芋と玉ねぎ、人参を使い牛乳やバターを加えたコクのある料理です。トマトスープは、いろいろな野菜を使い、小さなミートボール加えた栄養満点のスープです。体の芯からあたたまるので、もりもり食べて、午後も元気に過ごしましょう。

1月27日(水)の給食

『牛乳 鰯の蒲焼き丼 大根と鶏肉の照り煮 白菜汁』です。

 

 

 今日は全国学校給食週間、第3日目。千葉県で多く漁獲される「鰯」や地元、流山産のコシヒカリを使った「鰯の蒲焼き丼」です。千葉県は、海に囲まれており、水産物が豊富な県なので、鰯をはじめ、鰹や伊勢エビ、鯛、のりなどがたくさん獲れます。今日の給食は、特産物の「鰯」を使って人気の蒲焼きを作りました。大きな身の厚い「鰯」を開いて、片栗粉をまぶし、油でカラッと揚げて、特製の甘辛の蒲焼きのたれをたっぷりからめました。流山産の炊きたてのご飯に蒲焼きをのせ、よくかんで、味わって食べましょう。
 汁物は、具だくさんの「白菜汁」です。今が旬の白菜をはじめ、流山産の小松菜や豚肉しめじ、人参など8種類の食材を加えました。白菜は、ビタミンCが多く含まれており、風邪やウィルスに対する抵抗力を高めてくれます。栄養満点の「白菜汁」をしっかり食べて、風邪に負けないようにしましょう。

1月26日(火)の給食

『牛乳 野沢菜ご飯 鱒の塩焼き きのこ入りすいとん汁 ヨーグルト』です。

 


 全国学校給食週間、2日目。今日は、流山市と姉妹都市の長野県信濃町の特産品を使った料理です。信濃町は、長野県の北部に位置しており、高い山々に囲まれた高原の町。江戸時代の俳人「小林一茶」が誕生した町でもあります。小林一茶は、全国を俳句修行のために、流山に何度も訪れていたそうです。そのことをきっかけに流山市と信濃町は平成7年から姉妹都市として交流がつづいています。今日は、長野県の特産品の「野沢菜漬け」をつかった野沢菜ご飯です。野沢菜漬けは、ほどよい塩味と旨みが加わり、ご飯との相性バッチリです。給食では、野沢菜を油で炒めて、ちりめんじゃこや白いりごまも加え、栄養バツグンの「野沢菜ご飯」ができあがりました。
 「鱒」は、鮭と同じ仲間です。鱒は、川などに生息しているので、鮭とは、身の締まりや脂ののり方に違いがあります。今日は「鱒」に軽く塩をふり、オーブンで焼き上げました。ふっくらした身と塩味が、ご飯とよく合います。骨に気をつけながら、よくかんで、味わって食べましょう。

1月25日(月)の給食

『牛乳 元祖揚げパン ワンタンスープ 切り干し大根入りポテトサラダ』です。

 

 

 今日から「全国学校給食週間」がはじまりました。日本では、学校給食が明治時代に始まりましたが、戦争の影響で中断してしまいました。戦後、1947年1月から学校給食が再開され、その給食再開を祝して、1月24日~1月30日の期間を「全国学校給食週間」に定めました。現在では、戦後の食料難に比べると、食べ物がなんでもそろいますが、一方で、米や野菜を一生懸命育て、食材を運んでくださる方々や朝早くから調理をしてくださっている方々に、改めて、感謝の気持ちを持って食事をしていきましょう。

 今日は、戦後、給食が再開されたころにだされていた「元祖揚げパン」です。昔のパンは、時間がたつと固くなっていたので、油で揚げて、砂糖をまぶして食べたら、大好評だったとのことです。揚げパンは、昭和から令和の今でも大人気のメニューです。「元祖揚げパン」をよくかんで、味わって食べましょう。

 今週は、日本各地の郷土料理やオランダ料理が登場するので、楽しみにしていて下さい。