あなたなら、どうしますか・・・・?
本日、1年生全クラスでSTANDBYいじめ防止授業を行いました。
今回行った「私たちの選択肢」という教材は、いじめ等の防止に寄与することを目指して、千葉大学、敬愛大学、柏市教育委員会、スタンドバイ株式会社等が連携して開発している教材シリーズです。
クラスの一人がSNSや陰で悪口を言われていることを知った時、あなたはどうしますか・・・・?
最初は、みえないところでの陰口でしたが、その人への接し方や、周囲の雰囲気もだんだん悪くなり、本人も苦しんでいる・・・・しかし、そのきっかけになるのはその人の行いが人をいやな気持ちにさせていたから・・・
そんな状況の中、クラスのSNSグループで一人が「最近○○への態度ひどくないか?」という書き込みをしました。そのような状況になった時、あなたならどうしますか・・・・?
①悪口を止めるようにSNSに書き込む
②何も書き込まずに、そのまま過ごす
もし、自分だったらどちらを選ぶか。
クラスの中では、どちらの意見もありました。
①の考えを選んだ生徒は、
「自分の過ごす場所を気まずい雰囲気したくないから書き込んで止めたい。」「書き込んだ後、保護者や先生に伝える。」といった意見があがりました。
②の考えを選んだ生徒は、
「書き込んだら自分も悪口をいわれてしまうかもしれないから。」、「いじめの関係者になりたくない」といった意見があがりました。
その後、①、②それぞれどうなったかという動画を見ました。
①では、その人に対する批判や嫌がらせはなくなり、クラスの雰囲気も良くなった。
②では、その人に対する批判や嫌がらせは続き、孤立していった。
という動画でした。
大切なことは、「加害者」や「被害者」になることではなく、周囲の人々がどう動くかということです。
「傍観者」にならず、自分自身が行動する勇気をもつこと、先生や保護者など大人に頼ることが大切だという話を生徒たちは、真剣な表情で聞いていました。
今日の授業を通して、生徒たちは、「人との関わり方」や「いじめの怖さ」、「行動することの大切さ」など多くのことを感じたと思います。
この経験を通して、一人ひとりが自分にできることを考えて、行動できる。
そのように成長していってくれることを期待しています。
今回授業してくださった、渡邊様、小澤様ありがとうございました!!