星河一天 ~この瞬間、誰よりも輝け~「最後の体育祭、全力で駆け抜けた3年生の軌跡」
10月2日(木)、今年度の体育祭がたくさんの熱気と感動を残しつつも幕を閉じました中学校生活最後の体育祭に挑んだ3年生は、これまでの3年間で培った力と仲間との絆を存分に発揮し、まさに「最高学年」としての誇りを胸に全力で競技に臨みました
本日からは、練習から本番までの輝く瞬間を写真と共に振り返り、3年生が見せてくれた感動のストーリーをお届けします
【白熱した練習の日々】
最高学年として迎える体育祭、3年生は学年種目「斜方投射」に向け、毎日熱心に練習を重ねました。投げる角度や順番、力加減まで、自分たちで作戦を立て、何度も試行錯誤を重ねる姿は、まさに生徒主体の取り組みそのものでした。
徒競走やレク走の練習でも、下級生に手本を示す責任感を持って取り組みました。応援やダンスも、構成から内容まで生徒自身で考え、仲間と相談しながら完成度を高めていく姿は、最高学年としての自覚と自主性が輝いていました
疲れや不安に押されそうな時も、仲間と励まし合い、声を掛け合い、笑顔を絶やさず取り組む姿は、まさに「中学校生活の集大成」を感じさせるものでした。
【体育祭本番(開会式)】
体育祭本番は、開会式の応援団長による堂々とした選手宣誓から始まりました。緊張感の中で力強く宣誓する姿は、会場全体に熱気と期待をもたらし、これから始まる競技への緊張とワクワク感を一気に高めました3年生はその団長たちの背中を見て、最後の体育祭を全力で楽しみ、正々堂々と闘う決意を新たにしました。
【徒競走・レク走】
スタートの合図とともに一斉に駆け出す姿には、これまでの努力と緊張が凝縮されていました。抜かれるか、抜かすかのせめぎ合いの中で互いに声を掛け合い、最後まで全力で走り抜く姿は、見ている者の胸を熱くしました。走り終えた後も、仲間の健闘を称え合う声やハイタッチ、笑顔と涙が混じる光景は、まさに「世界陸上 in おおぐろの森中学校」を体現しているように見えました。
【学年種目「斜方投射」】
練習の段階では、どのクラスが勝ってもおかしくない白熱した展開が続いていました。後半になると、物理の法則を熟知する理科担当の担任率いる赤組が優勢かと思われましたが、当日にはまさかの体育祭予行練習で最下位だった青組の4組が下剋上を果たして優勝する
という、痺れるような展開となりました。投げたボールが思い通りの軌道を描くたびに歓声が沸き、うまくいかない場面では仲間が励まし合う…。こうした瞬間が何度も訪れ、見ている者を手に汗握らせる展開でした。
【ダンス】
ダンスも生徒自身が計画・演出したものです。練習の成果を披露する時、会場全体に笑顔と熱気が広がり、保護者や地域の方の視線を釘付けにしました。仲間と息を合わせる瞬間、声援に応える瞬間、全員で笑顔を共有する瞬間…どの場面も、感動的で思わず胸が熱くなる瞬間でした
【応援・歓声・声援の中での一体感】
競技の合間や結果発表の瞬間、声を枯らして仲間を応援する姿は印象的でした。歓声や拍手が会場を包み、笑顔や悔し涙が交錯する中で、互いを思いやる気持ちが自然に現れ、最高学年としての成熟した姿が輝いていました。練習から本番までのすべての時間、3年生は仲間と共に支え合い、励まし合いながら、自ら考え行動することの大切さを全身で表現していました。その姿は、下級生にとってもきっと大きな背中となり、体育祭全体を盛り上げる原動力となっていたはずです。
【色別リレー】
各色各学年から男女6名ずつ出場し、3学年も全力を尽くして走りました。精鋭ぞろいの3年生チームは、下級生に手本となる走りを見せ、バトンをつなぐたびに会場が歓声に包まれました。走り終えた後も仲間の健闘を称え合う姿は、最高学年として成長したチームワークを見せてくれました。
【閉会式・解散式】
総合優勝や各種賞の発表では、喜びに沸く姿や悔しさに涙する姿がありました。特に、各色の団長たちの言葉は感動的で、涙する団長の姿に多くの人の心が打たれました。勝ち負け以上に、各色・クラス・学年全員が一丸となり、自ら考え動いたことこそ、3年生らしい堂々とした姿でした。
【最後に】
勝利も悔しさも、すべてがかけがえのない経験となりました。今年の体育祭では、総合優勝やダンス賞、自律賞など賞を手にした色には、その色にしかわからない喜びがありました。一方で、賞を手にできなかった色にも、その色にしかわからない悔しさや悔いがありました。しかし、この体育祭で得たものは、賞だけで計れるものではありません。
仲間と共に作戦を練り、全力で競技に挑み、声を掛け合い励まし合った経験、勝敗以上にチームで心をひとつにした時間、悔し涙や歓喜の瞬間…こうしたすべての体験が、賞以上に価値のある財産となったのではないでしょうか。仲間と喜びを分かち合い、悔しさも共に味わったこの経験は、最高学年としての誇りとなり、中学校生活最後の体育祭をより特別なものにしました。
体育祭実行委員、応援団、ダンスリーダー、そして3年生のみんな、お疲れ様でした。一人ひとりが輝く星であり、この体育祭で得たものを胸に、これからも仲間と共に挑戦し続けてほしいと思います。
【おまけ(3年生黒板アート)】