学校の様子

生涯学習!学び続けることの大切さ 国語Ver

かなしみ

            谷川俊太郎

あの青い空の波の音が聞えるあたりに
何かとんでもないおとし物を
僕はしてきてしまったらしい

透明な過去の駅で
遺失物係の前に立ったら
僕は余計に悲しくなってしまった

 

 みなさんはこの詩からどのような情景を思い浮かべますか?

 今回、国語科では「詩をオリジナルストーリーに」という授業を行いました。生徒に与えられたのは6個の詩。それぞれが好きな作品を選び、その詩をもとに小説を創作するという、ワクワクする課題に、おおぐろの森中生の創作意欲が掻き立てられます。 

 書いては消して、書いては消して…悩みながらも、湧き出るアイディアに、執筆の手が止まりません。こだわりの作品を黙々とタブレットに打ち込んでいます。

 それでも迷ったときには、仲間がいます!

 同じ作品を選んだ仲間に「この詩の解釈ってこういうことだよね?」「そういうことか!」「タイトルは何にした?」たくさんのやり取りが聞こえ、さらに執筆の手が進みます。中には「小説じゃなくて、随筆になっちゃう!!」という鋭い声も聞こえてきました。

 さて、今回の上澤教諭のこだわりは「想像力」です。

 途中、何人かの生徒の作品が読み上げられました。「実体験ではなく、あくまで想像です。」という前置きとともに読まれた作品は、豊かな想像力と表現力が感じられる恋のお話でした。

 それぞれどんな作品を書いたのか、気になりますね!今回の授業でどんなことを学んだのか、どんな作品を書いたのか、ぜひお子様に聞いてみてください。