学校の様子

研究授業保健体育科編 ~バスケットボール~

校内研究授業 保健体育科編です。

3-5・6組女子で、バスケットボールの授業研究を行いました。

     

 

3年生の女子生徒は、昨年のバスケットボールで3x3の授業を行いました。3x3では、バスケットボールコートの半分のスペースで攻守を交代しながら行ったため、ディフェンスが準備された中で、どのようにシュートチャンスを作るかを考えて取り組みました。

 

昨年度の活動を繋げながら、今年度はバスケットボールのオールコートを使って、どのように動いたらスペースが作れるか、シュートチャンスが作れるかなどを考えて取り組みました。

 

今年のバスケットボールのテーマは、「空間(SPACE)」です!

 

そして、今回の研究授業のめあては、

【仲間と協力してゴールに攻めるために、必要な動きは何か、考えよう】でした。

 

この目標を達成するために、チーム毎にタブレットで作戦ボード機能を使ったり、前時に撮った試合動画を見たりしながら話し合いを行ってから練習を開始しました。

 

   

 

今回の授業では、下の図で示した①~⑤のエリアでボールをもらう練習をし、ゴール付近の斜線の部分に走り込んでボールを受けてシュートチャンスを作る練習をしました。

 

     

    
 
 今回の授業の振り返りでは、、、

・空間(SPACE)を意識して広がって動けたと思う。ボールを味方が持った時にみんなで前に走ることができ、パスを受け取ったりしてたくさん攻めることができた。周りを見て動く力はどんなスポーツも必要だと思うから、今回身に着けたこの力は今後に生かしていきたいと思う。

・ゴール付近に走っていき、ボールを受けとったらすぐにシュートを打つ準備をすることができた。

・パスを出すとき、遠くやスペースを狙ってパスを出せた!キャッチを積極的にできた。パスで繋ぐことができ、試合でのドリブルが少なかったので長い距離進みたいときにうまく使いたいと思った!

 

など、前向きな振り返りを行っていました。 

    

  

3年生は、3年間色々な球技や種目に取り組み、1年生の授業からタブレットを用いてチームでの話し合い活動を行い、試合動画を撮影したりする活動を行ってきました。3年目になると、タブレットを使った授業展開にも慣れ、自分たちで考えて作戦板を使用したり、試合動画を見ながらアドバイスをしあったりする姿が印象的でした。各々のチームが「こうしたほうがいい」「このプレー凄かったよね!」など、とても楽しそうにバスケットボールの話をしていたので、ICTの力が生徒の活動に良い影響が出てきていると実感できた授業となりました。

現代の社会では常に身近な存在であるICTを、毎日の授業の中で様々な教科や教材に使用していくことで、ツールを知り、自分の学びや発見に繋がることは、とても素晴らしいことだと思います。これからもICTを使った授業にチャレンジしていきたいと思います。

保健体育の分野では、取り組み方なども状況に応じてチェンジしていきながら、生徒の体力向上・技能向上に合わせて、楽しく運動に取り組みことができるようにしていきたいと思います!