松戸市の先生方が視察にいらっしいました。
本日、千葉県教育研究会松戸支部 生徒指導部会の先生方21名が視察にいらっしゃいました。
松戸市の生徒指導部会では、「校則のない学校 生徒支援について」をテーマに研修を計画したとのことです。
始めにおおぐろの森中学校のマネージメントポリシー(学校経営方針)、校則を設定していない経緯を説明した後、
生徒達の様子や校舎内を視察していただきました。
最後の質疑応答では、
「校則なしにチャレンジしたいが、先生方のマインドを変えるためにはどうしたらいいか。」
「既存校から校則なしに変革することは可能かどうか。」
「スマホの持ち込みができると思うが、トラブルや使用のルールはあるか。」
など、熱心に質問される先生が多くいらっしゃいました。
校長からは、
「ただ「校則なし」に取り組むだけではうまくいかない。校則をなくすことが目的ではない。
目指すもの、本校で言えば学校教育目標の「自律」のような、目標を持つことが必要である。」
と、本校の現状を踏まえながらお話しさせていただきました。
何のために校則がないのか。作らないのか。
まずは、学校として何を目指していくのか、共通理解をはかり、同じ方向を向くことが必要なのかもしれません。
終了後も、多くの先生方が本校職員に質問する様子が見られました。
それだけ、具体的にイメージをふくらませていた先生が多かったようです。
本校の取り組みが、少しでも松戸市の未来に役立てれば幸いです。
松戸市の先生方、本日は、ありがとうございました。