学校の様子

プロフェッショナルに学ぶ!洋画家の巨匠がおおぐろ中に!

文化庁主催事業「子供・夢・アート・アカデミー」に本校が選ばれ、

洋画家の佐藤哲先生が、講演をしてくださいました!

佐藤哲先生は、日展文部科学大臣賞や日本芸術院賞を受賞するような日本を代表する洋画の巨匠です。

今回、本校の「夢を育むおおぐろ中・夢を与えるおおぐろ中・プロフェッショナルに学ぶ」の実践の一つとして、画家としての職業やその仕事に至るまでの経緯、夢を持って生きることの大切さについてお話していただきました。

 

講演は、対談形式で、各学年の代表者が佐藤哲先生に次々に質問をしました。

絵を描くことについて・・・

(生徒)絵を描くときに一番気をつけていることは何ですか?

(先生)本物を見て描く。頭では、描けない。とにかく本物を見て描きます!

 

(生徒)絵を描くときにどこから描きますか?

(先生)初めから、全体を描く。部分からは描かないです。

 

(生徒)絵の上達のコツは?

(先生)自分のくせを知ること。紙の白を残す、白が一番きれいなんですよ。 などなど

 

また、絵以外について・・・

(生徒)将来の夢はどのように決めたらよいですか。

(先生)「むいていること」よりも「好きなこと」に進んでほしい。好きなことだからできることがたくさんあります。

 

(生徒)期限を守るコツは?

(先生)私は、作品を期限の1年か2年前に制作しおきます。期限ぎりぎりだと大失敗する。先にやっておくと、冷静になれます。

 

(生徒)つらい時には、どうしていますか。

(先生)とにかく何かやる。自然からパワーをもらう。ハーモニカを吹く。

 

 

などなど、生徒たちの様々な質問に答えていただきました。

また、ハーモニカの演奏も披露していただき、視覚にも聴覚にも、豊かな芸術に触れることができるひと時でした。

 

最後に、「自分は、何もできない、だから絵だけはという思いで描いてきました。皆さんも是非好きなことやいろいろなことにに挑戦してみてください。」

という素敵なメッセージを伝えてくださいました。

 

 

 

講演会の後には、総合文化部美術コースの部活指導もしていただきました。

子どもの頃を思い出して、思いっきり描こう!

余白も絵のうち、余白も大事!

生徒達が絵を描いているところに、直接アドバイスをいただき目から鱗で、

部活終了後には、生徒たちは、佐藤先生にイラスト入りのサインをもらって大満足でした。