人は何故、本を読むのか・・・ プロフェッショナルに学ぶ講演会
みなさんは自分の考えや価値観が変わったり、人生観に影響を与えたりするような本に出会ったことがありますか?
本日、内田剛様に来校していただき、本を読むことについての講演会とPOP作りについて教えていただきました。
内田剛様は、三省堂書店で約30年働き、そこで培った知識と経験を生かし、現在はブックジャーナリストとして活躍しております。また、本の良さを広めるため、毎日POPを作成し、Instagram「内田剛(@alpaka0503)」に投稿しております。今までに作ったPOPの総数はなんと6000個もあり、「POP王」と称されるほど、多くの読者に本の素晴らしさを伝えています。さらに、内田様は本屋大賞の創設者の一人でもあり、審査に携わるなど、書店業界の発展に多大な貢献をしています。書店員として豊かな経験と、業界における幅広い実績を持つ内田さんは、読書の魅力を伝えるために日々尽力しています。
みなさんは、本についてどう思いますか?「本が大好きで毎日読んでいる。」「本は字が多くてあまり好きじゃない。」など、人それぞれ本に対しての思いや考えがあると思います。正直なところ、本を読まなくても生きていけます。ですが、読む前とあとでは少しだけ景色が変わるかもしれません。本を読むことで新しい世界や考えを知ることができます。せひ、いろいろな本を読んでみましょう。
みなさんが悩んでいる時、困っている時に助けてくれる存在は家族でしょうか?それとも、友人でしょうか?もしかしたら答えは本の中にあるかもしれません。いつかみなさんの人生に影響を与える、すてきな本に出会えることを祈っております。
放課後には内田様からPOP制作の秘訣について教えていただきました。POP制作の秘訣は、「立ち止まらせる」ことです。色やカタチ、キャッチ、デザインなどを工夫し、「いかに立ち止まって見てもらうか。」を学びました。この教えを活かし、自分の好きな本の魅力を伝えるため、どうすれば立ち止まってもらえるかを考え、試行錯誤しながらPOPを作成していました。おおぐろの森中学校では今後も読書活動を推進していこうと思います。